最近、バスクチーズケーキが人気らしい。
今年の夏、サン・セバスティアンに行った者としては『へぇー』と思うが、サン・セバスティアンで食べたのは旧市街のバル《La Vina》でだけだった。ほかにどんな店があるのかは知らないが、とにかく《La Vina》はチーズケーキが評判のバルだ。
昼に数軒ハシゴをした後に訪れ、このバルでは何も飲み食いせずにチーズケーキを持ち帰りで注文、ホテルで食べた。
先日、読売新聞土曜夕刊にスペイン料理シェフによる《バスク風チーズケーキ》の作り方が紹介されていた。それを読むと、それほど難しそうでもない。そこでチャレンジすることにした。
我が家にあるケーキ型は大きすぎるので中サイズのものを買い、材料のクリームチーズ、生クリームを揃え、レシピの通りやってみる。
確かに作業工程は少ないが、400グラムのクリームチーズを滑らかになるまで混ぜるのは結構力がいる。
卵、砂糖、生クリームを加えて混ぜ、ケーキ型に入れ、オーブンで焼くと完成。
思ったより焦げ目がつきすぎたとはいうものの中々いい出来だ。
粗熱を取ってから冷蔵庫に入れたあと常温に戻し、食べたが成功といっていい味だった。