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San Sebastian(サン・セバスティアン)バル巡り編 2019/7/14~18
◆行く
7月14日から18日まで4泊5日でスペインのサン・セバスティアンに行ってきた。
弾丸ツアーではない。ミラノから往復し恒例のイタリア旅行も兼ねて行く。
バスク地方はEテレ《旅するスペイン語》で舞台になり、またBSの旅番組などでも度々紹介され、いつかは行ってみたいと思っていたのをついに実現。
このブログは『イタリア旅行記』と銘打っているが、思い出に残る旅だったので載せることにした。
◆ミラノからビルバオへ
計画段階では初め日本から直接バスクまで行くことも考えたが乗り継ぎ回数、所要時間からいったんイタリアに行き、一休みしてから直行便で往復することにする。
結局、ミラノに入り2泊してからマルペンサからビルバオ空港に向かう。
予約したのは、LCC(格安航空)のVueling。スーツケース込みで200ユーロ。もちろん機内でのドリンクサービスはない。
13時15分発の飛行機は15時10分ビルバオに到着。所要時間はわずか2時間。
バスでサン・セバスティアンへ。
◆サン・セバスティアン到着
所要時間1時間20分と聞いていたが、意外に早く16時55分、地下ターミナルに着く。
地上に出るとウルメア川、川幅が広く、おまけに水が海のように青くきれいだ。
川岸を歩き始めたところでインフォメーション発見。
地図を受け取り、ホテルへの行き方を教えてもらう。
『5分で着きますよ』といわれ、まさにその通り。
あまりにもスタイリッシュなので気づかずちょっと通りすぎて戻り、チェックイン。
◆初日のバル巡りは
18時頃、レセプションのスタッフにおすすめのバルを地図に印をつけてもらい、初めてのバル巡りに飛び出す。
旧市街の雰囲気をつかんだ上で入ったのは《Gandarias》。
食べたいピンチョスを指さすと皿を渡される。
カニ、アンチョビ、マッシュルームの3つを選びチャコリを受け取り壁側のカウンターで食べ、かつ飲む(8.7ユーロ)。
2軒目はちょっと歩いて《BarSport》。ちょうど全仏オープンの決勝戦放映中で店内はものすごい人数でしばしば歓声があがる。ここではフォアグラのソテーと赤ワイン(5.9ユーロ)。とろけるようで美味い。ここのスタッフは日本語をよくしゃべる。
3軒目は、さっき開いていなかったすぐ近くの《BordaBerri》がオープンしていることに気づき、入店。混んでいたが奥まで入り、ご主人らしき人に仔牛ほほ肉赤ワイン煮と赤ワインを注文。めちゃくちゃ美味しい。合わせて5.8ユーロと格安だ。
バル巡り、1日目の印象。
言葉ができなくても何とかなる。
ピンチョスはバゲットの上に載っているので結局パンを何切れも食べることになる。
4日間バル巡りだとあきてしまうかもしれない。リストランテを3日目に予約しておいて正解か。
◆バル巡り2日目
モンテ・イゲルド観光後、その足で旧市街へ。
サンタ・マリア教会前の《Atari》へ行く。
昼だというのにそこそこ混んでいる。
さんざん迷って選んだのは赤パプリカを挟んだハンバーガーのようなものと生ハムがトッピングされたピンチョスに白ワイン(7.9ユーロ)。これでランチ代わりだ。
ホテルに戻って一休み、メルカートで買ったイベリコ生ハム《PATANEGRA》をつまみにチャコリを飲む。
夕方再び旧市街へ。
目指す店が休みのため昨日行った《BarSport》へ。
ウニを食べたいが、スペイン語、英語で何というかわからない。ただこの店のスタッフは結構日本語をしゃべるので『ウニ、ポルファヴォール』で通じた。
あと、昨日と同じフォアグラ・ソテーにチャコリ(計9ユーロ)。
次は、昼の《Atari》の姉妹店、《Sirimiri》へ。
『一番人気のあるものはどれ?』と訊き、名前はよくわからないが肉を甘辛く煮絡めたものと生ハムを挟んだパニーノのようなもの、それに白ワイン(7.5ユーロ)。
この後、午前中場所をチェックしておいた店に行ったがここも月曜定休の模様だ。
サン・セバスティアン名物というか《ヒルダ》という青唐辛子とアンチョビのピンチョスを食べたくて適当に入った《Sevra》でチャコリとともに注文、結構辛味が強い(5ユーロ)。
いったんホテルで一休み。
20時半すぎ、ホテルから近い旧市街とは反対のGross地区にある老舗《Bergara》へ。なかなかお洒落な感じのバルだ。何か分からないけどお腹にたまらないものとして小さなグラスに入ったエビのカクテルっぽいものと白ワイン(5.5ユーロ)。
中身はなんだろう。ねっとりとした食感、クリームチーズらしきものも入っているようだ。
2日目はこれにて終了、5軒訪問、2日間で8軒のバルを巡った。
海辺に出て夕日が沈むのをずっと待つ。
日の入りは21時46分か47分、海に落ちる夕日がとてもきれいだ。
◆3日目はステーキ専門バルで
参考にしていたブログ “KM delicious trip” でNo.1と評されていたステーキ専門バル《Nestor》。
オープン13時とあったので10分ほど前に行ってみるともうかなりの人が並んでいる。
13時ちょうどに開き、何とかカウンターの一角を確保。左隣は若い日本人カップル。
お店のスタッフに、一人か確認され、そうだと答え、小さい肉を要望すると、奥から持ってきてくれた。7〜800gとのこと。頑張るしかない。付け合わせとして、お約束の生トマト、青唐辛子を注文、チャコリを飲みながら待つ。
焼き上がったステーキは、フィレンツェのビステッカと同じような感じ。切れ目が入っていて、10切れあり、5切れは食べなきゃと思う。
焼き青唐辛子は完食、生トマトは半分ちょっと、肉は6切れ食べ、まぁ目標達成か。(いずれも二人でちょうどの量だ)
右隣の外国人から英語で『頑張りましたね〜』と声かけられる。
チャコリ、赤ワインを含め47ユーロ。
この日の夜は、旧市街のリストランテを予約していたのとお腹いっぱいで夕方のバル巡りは取り止めだ。
◆最終日4日目のバル巡り
最終日のバル巡りは、《Txepetxa》から始める。昼のせいか意外にすいている。
まず、お店の人にメニューを見せられ、その一番上にあるのを『これが一番』と勧められる。
カウンターにあるのは見せるだけですぐさまピンマイク(?)で注文を伝える。奥で作っているのが見える。
カニのピンチョス、カラフルなみじん切りの野菜の乗った酢漬けのピンチョス。めちゃくちゃ美味い。バゲットが細く、切り方も工夫されていて食べやすい。
チャコリのあとシードルを飲み、計8.3ユーロ。
2軒目はおととい(月曜)休みだった《La Cuchara de San Telmo》へ。
混んではいたもののカウンターの一カ所に入ることができた。
フォアグラのソテーを頼むのに『フォイア』と言っても通じず『フォアグラ』と言い直したらメニューのその場所を指さしてくれる。それに赤ワインを注文。計7ユーロ。
しばらく待って出てきたら小さい。パンは別に2つ出てくる。はちみつ味の甘いソース。
食べているうちにお客があっという間にいなくなり一人になったせいか、お店の人に話しかけられる。
とても陽気だ。日本に興味があり、大阪に行きたいらしい。冗談で『待っているよ~』と返す。
次はすぐ近くの《La Vina》(ラ・ヴィーニャ)。チーズケーキで有名らしい店。
となれば飲む気はない。行ってみると店内はあふれかえっている。
一個をテイクアウト。5.3ユーロ。一旦ホテルに戻る。
夕方出かける前にロビーでウエルカムドリンクのカヴァを飲みながらレセプションの人とイタリア語で会話。バル巡りの話になり、『初日に教えてもらったバルが見つからない』と言ったらコンスティトゥシオン広場に面した一角だと教えてくれた。
最後のバル巡りは、《Goiz Argi》から。割とすいている。
エビの串焼きとコロッケにチャコリ、計7.2ユーロ。
次は、《Gambara》、ここは対照的にめちゃくちゃこんでいてカウンターに陣取るもののなかなか相手にされない。それというのも後から来たスペイン語の女性が何人かで来ていて、まくしたてるように何品も人数分注文するからだ。
そのうちその女性が『この人の注文も訊いてあげて』みたいなことを言ってくれる。
カニのタルトとすぐそばにあったタルト(食べてみたらツナマヨ?)と白ワイン。
『カニのタルト』を頼んだところで男性スタッフが何か別のことをしたため女性スタッフに今の3つを注文。
全部食べ終わったころに男性スタッフがカニのタルトを温め持ってきたので、とっさにイタリア語で『もう出た』と2回言ったものの渡されたので食べる。小さいので量的には問題なし。3つで7.1ユーロ。
ホテルのレセプションの人が教えてくれたバルはコンスティトゥシオン広場の中だという。どうしても見つからなかったわけだ。
広場は、もと闘牛場だったらしく広場を取り囲む建物各部屋には番号がふられている。
例のバル《Astelena148》は、さっきまでいたバルの喧騒さと違って落ち着いている。
壁に書かれたメニューを見てイベリコ豚の赤ワイン煮と赤ワインを注文。イベリコ豚の赤ワイン煮はねっとりとした食感、量も多い。ワインの2杯目は邪道だが赤から白へ、シャルドネを飲み、計10ユーロ。
その2杯目を飲んでいる時、隣で注文している女性が日本人のようで『日本の方ですか?』と訊くとそうだという。スペイン語でよどむことなく注文していたので『こちらにお住まいですか?』と訊くとそうだとのこと。
あとで振り返るとうしろのテーブルで他の日本人女性3人と一緒だ、どうやら3人のガイドをしているようだ。挨拶して店を後にする。
初日《BarSport》のあと店内に入ってすぐ出てきた《Zumeltzegi》へ。
タコの串焼きとシードルを頼み、受け取って奥のテーブル席で飲み、食べる。
気に入った本日1軒目の《Txepetxa》を再訪しようかとも思ったが、もうお腹もいっぱいでこれにて4日間のバル巡り終了。
4日目は、チーズケーキの持ち帰りを含めて7軒。4日間で15軒(延べ16軒)巡ることができた。金額的には、ステーキ専門バルとチーズケーキを除くと、14軒で100ユーロ弱。バル巡りを観光と考えると極めてコスパのいい現地ツアーと言えそうだ。
◆泊まる
ホテル Hotel Arrizul Congress(★★★), Calle Ronda 3, San Sebastian
Booking.comで予約、Single 1泊16,923円(事前払い)、朝食なし。
避暑地のトップ・シーズンのためこの時期はどこも高め。
ロビーも部屋もスタイリッシュな感じ。
レセプション近くにカヴァを含むウエルカムドリンクがある。
当初、旧市街のど真ん中のB&Bを予約していたが、バスターミナルから遠いことからキャンセルしてこのホテルに予約し直した。
バスターミナルから近いこと。旧市街へ行き来するのもそう遠くないこと。Gross地区のバル巡りにも便利なことで良かった。
◆飲む
バル巡り 本文の通り。
ランキング(主に自分の好みの味、雰囲気)
- 《Txepetxa》
- 《BarSport》
- 《Gandarias》
- 《La Cuchara de San Telmo》
- 《Atari》
- 《Sirimiri》
- 《Astelena148》
- 《BordaBerri》
専門バル
《Nestor》 ステーキ
《La Vina》 チーズケーキをテイクアウトしただけ
以下は順位がつけがたいグループ
《Gambara》
《Bergara》
《Zumeltzegi》
《Sevra》
《Goiz Argi》
◆読む
『美食の街を訪ねて スペイン&フランス バスク旅へ』 金栗里香著 (イカロス出版)
たまたま、出発する10日前に誘われていった都内某イタリアンでシェフとの会話で今夏サン・セバスティアンに行くということがわかり、そのときシェフから『こんな本がありますよ』と教えられ購入、携行。
大いに役立つ。
Ravenna(ラヴェンナ)2019/7/20
◆20年ぶりのラヴェンナ
ボローニャから日帰りで行くことにしたがちょうど20年ぶりだ。
ボローニャ中央駅9時6分発の電車は定刻通り10時15分に着く。
駅からとりあえず歩く。ガイドブックの記事は持ってきたがその中の地図はざっくりとしている。
20年前に手に入れた地図をホテルに置き忘れたのでインフォメーションを探すが全くわからない。
駅からの通りはやがてチェントロとおぼしき商店街になりポポロ広場に出る。
まったく記憶が蘇らないが、すぐ近くの泊まったホテルには気が付いた。
◆サン・ヴィターレ教会へ
iマークを探し、通りがかりの人に教えてもらい、たどり着いた場所が何とサン・ヴィターレ教会。
入場券はてっきり建物の近くで買えるのだろうと思い、『ではまずここから』と入ろうとしたところ庭の前の扉近くにいた係員から『入場券はすぐ近くの店で買えますよ』と言われる。
ついでにインフォメーションの場所を尋ねるがわからずじまい。『サン・フランチェスコ』と言われたが、広場のことのようでかなり遠いみたいだ。
ちょっと戻ったところのいわば土産物屋さんに行き、入場券購入(9.5ユーロ)とともに簡単な地図をもらう。
(この入場券は、サン・ヴィターレ教会だけではなく、ガラ・プラチディア廟、ネオニアーノ礼拝堂、大司教博物館、サンタポッリナーレ・イン・ヌオーヴォ教会の共通券)
◆モザイク画のビザンチン文化
先ほどの扉を通り中庭を抜けてサン・ヴィターレ教会の中に入る。
20年前の記憶はかすかにある。
前回は平日夕方であまり人はいなかったが、今回は土曜昼間のせいか、それともラヴェンナ人気(?)のせいなのか大勢の観光客がいて、皆モザイク画を見上げている。
内部は広々としていて、天井から壁、どこもかしこも一面モザイク画で埋め尽くされている。
素晴らしい。
ビザンチン文化そのものだ。
次にすぐそばのガラ・プラチディア廟。
ここは小さなところで迫るようにモザイク画があるのでよく覚えている。
聖人や動物(鹿?)そして唐草模様の植物、花などが緻密に描かれている。
このあとは、ネオニアーノ礼拝堂と大司教博物館を目指して歩く。
意外に近かったようで行き過ぎてしまい、ドゥオモまで来てしまった。
いずれも今回が初めてだ。
まずドゥオモに入る。
2廊式の白っぽい内陣、クーポラからなのか光が差し込んでいてとても明るい。
ドゥオモを出てさっきの道を戻って探すと礼拝堂と博物館はすぐ手前にあった。
礼拝堂は小さいものの、クーポラに描かれた《キリストの洗礼を取り囲む十二使徒》のモザイク画は素晴らしい。
次いですぐそばの大司教博物館に入る。
博物館らしく文字の書かれた石碑板などが展示されている。
さらにサンタンドレア礼拝堂、ここのモザイク画も素晴らしい。
ドゥオモ近くの地図を見たところインフォメーションのかなり近くまできていたので目指す。地図はもう手にしているが目的は郊外にあるサンタ・ポッリナーレ・イン・クラッセ教会への行き方を教えてもらうためだ。
確かにサン・フランチェスコ広場にある。
中に入ると先客がいたので暫し待ってスタッフに教えてもらう。
バス(No.4)はすぐ近くの広場から出るとのこと。
『チケットは?』と訊かれ、往復購入(1.3ユーロx2)、手間が省けた。
運よくあまり待たずにバスが来た(12時10分発)。
ドライバーに地図を見せ、サンタポッリナーレ・イン・クラッセ教会に行くか確認する。
降りる場所は訊かなかったが、記憶では広々したところにあるのでわかるだろう。
建物は見えてきた。
停留所はかなり行き過ぎたところだ。12時27分下車。
◆サンタポッリナーレ・イン・クラッセ教会
教会に向かう。
手前にショップがあるものの係員のいそうな場所には誰もいない。
そのまま教会内に入ろうとすると、サン・ヴィターレ教会のときと同様『入場券を買って入るよう』言われ、ショップに戻って購入(5ユーロ)。
中に入ると、割と簡素な感じで記憶と少し違っていた。どうやら市内のサンタポッリナーレ・イン・ヌオーヴォ教会と混同していたようだ。
後陣のクーポラには緑の林、草原に羊が多数描かれている。
◆市内に戻る
見終えて外に出ると近くにリストランテがあったのでバスの時間によってはここでお昼にしてもいいかなと考えバス停に行き時刻表を見るとNo.4の時刻表がなくNo.176のみ。
さっき乗ってきたバスが折り返してくるかもしれないとも思い待つことにする。
12時50分頃No.176のバスがきた。行き先がRavennaとなっていたのでドライバーに確認、ホッとする。
この日も朝から暑い。バスの中の温度は34度、35度を行ったり来たりで暑い。
バスは、ラヴェンナ駅に到着したのでここで下車。
◆サンタポッリナーレ・イン・ヌオーヴォ教会
次に向かうのはサンタポッリナーレ・イン・ヌオーヴォ教会。
途中、サン・ジョッヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会の前を通る。
さらに地図を見ながらローマ通りに入る。目的の場所がローマ通りに面していることは記憶にあった。
サンタポッリナーレ・イン・ヌオーヴォ教会に入る。
イン・クラッセ教会よりもこちらの方が華やかなモザイク画だ。
とはいえ、左右の壁に描かれているのは殉教者らしいので華やかな場面というわけではないのだが。
これにてビザンチン文化を訪ねる観光は終了。ポポロ広場へ。
◆ポポロ広場でランチ
観るものは観たし、あとは腹ごしらえをしてボローニャに戻るだけ。
広場の一番奥のトラットリアでランチ、暑いがパラソルがあるのでやはり外のテーブルにする。
冷えたプロセッコとフンギのリゾットを注文。
Wifiが使えそうなのでカメリエーレにパスワードを訊くとラヴェンナのFreeWifiがあるという。食べながらメール、ネットなどチェック。
◆ボローニャに戻る
帰りの電車は14時43分発だが早めに駅に行く。
電車はレジョナーレ(ローカル線)、車内は冷房もなく、うだるような暑さ。
窓が開いているものの吹き込んでくる風も猛烈に暑い!
こんな車内の暑さは、しばらく(極端に言えば数十年)経験したことがない。
定刻より少し遅れ、16時ボローニャ中央駅到着。
ホテルに預けていたスーツケースを受け取り今回の旅の最終目的地フィレンツェへ向かう。
◆食べる
お店の名前 Tazza D’oro Piazza del Popolo 1, Ravenna
食べたもの プロセッコ(4ユーロ)をお供にフンギのリゾット(7.5ユーロ)
サービス料を含め12ユーロ