月別アーカイブ: 2015年4月

Perugia Osteria a Priori

Perugia (ペルージャ) 2010/9/25ほか

お店の名前:Osteria a Priori, Via dei Priori,39, Perugia

2010年夏の初めてのペルージャ短期留学で1ヵ月通った校舎へ行く途中のプリオーリ通りの店。

外から見えるショーウィンドゥはエノテカそのもので1階の半分はウンブリア中心のワインがずらり、ほかにウンブリア特産品が置いてある。その奥に真四角の白い木製テーブルがいくつかあってアペリティーヴォでよくお邪魔した。

2階は食事中心のオステリア。

この店も滞在中はアペリティーヴォと食事で利用、その後毎年ペルージャを訪れるたびここでアペルティーヴォ兼夕食。

オーナーご夫妻、スタッフの方もフレンドリーでいい人たちばかりで居心地が良い。

 

◆食べたもの

(2010/9/30)

ペルージャ短期留学最終日、5日前、3日前にアペリティーヴォで訪れていたがこの日は9月から留学してきたTさんと食事。

サラミ盛合せ、クロスティーニ、ニョッキ、キアーナ牛のカルパッチョ、それにワインをグラスで数杯。

Perugia Osteria A Priori 生ハム・サラミ盛合せ

Perugia Osteria A Priori クロスティーニ

 

2人で計50ユーロ。

(2013/10/26)

とりあえずアペリティーヴォ。グラスで泡、白、赤いずれも5ユーロくらいで3~4種類あり、ついてくるつまみも充実している。この日は泡を選ぶ。

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そのまま居座りおしゃべりしながらプリモとドルチェ。もちろんワインも。

プリモは黒トリュフのストリンゴッツィ、ドルチェはリコッタのトルタ。

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ワインは4人で確かMONTEMAGGIO(白)を飲みほしてからLe Grazie (LA MONGALLI Montefaloco Rosso)。

詳細な金額不明だがひとり20~25ユーロくらい。

Perugia Pizzeria Mediterranea

Perugia (ペルージャ) 2010/7/31 ほか

お店の名前:Pizzeria Mediterranea, Piazza Piccinino 11/12, Perugia

ペルージャ短期留学のため着いた当日夜に現地在住の音楽留学生に連れて行かれたのが初訪。

住まい(モノロカーレ)が歩いて1分とすぐ近くだったのでランチに行ったり、夕食に行ったり、テイクアウトをしたりで何回行ったことだろう。

2年目の留学滞在のときも同様。同じクラスのアジア人ともここでお昼を食べてから親しくなった記憶がある。

その後、旅行でペルージャを訪れるとランチは必ずこの店でピッツァ。

欠点は人気店だけあっていつも混んでいること。開店前は並んでいる。それを逃すと1時間くらいは待つことになる。

チェントロの下の方、トレ・アルキに支店がありそっちの方が少し広いので混んでいるときはそちらに移動することもしばしば。

◆食べたもの 当然ピッツァ。見開きのメニュー一杯に何種類もあり選ぶのに迷う。大きさはテイクアウトしたときに測ったら27cmもあった。値段は5~9ユーロくらい。コペルト1.1ユーロ。

ワインはフリツァンテ(微発泡)の白だけだったがこの間(2014年11月)行ったら赤もあった。

Perugia Pizzeria Mediterraneo 生ハムとルッコラのピッツァ

Perugia ピッツアのテイクアウト②Perugia ピッツアのテイクアウト①Perugia Pizzeria Mediterraneo ピッツァ・マルゲリータ

インスタントリゾット (risotteria)

◆インスタントリゾット

リゾットを作るとなると結構大変だが、これは水を入れ沸騰後15分かき混ぜれば出来上がりという優れ物。1袋200g(2人分)と重いので沢山買ってこれないのが玉にキズ。

リゾットIMG_2456 (2)

イタリア旅行回数が増えるとお土産選びも困ってくるがペルージャ滞在時に現地在住の友人に教えてもらったもの。スーパーで売っていていろいろな種類があり値段は1.5~2ユーロ。

バルサミコ酢 (aceto balsamico)

◆バルサミコ酢

2007年9月、初めてモデナに行く。そのとき立ち寄ったメルカートで買ったのがこれ。
バルサミコ酢
家族の評価も高い。以来、バルサミコ酢が切れそうになるとこれを買うためにモデナに行っているようなものだ。
40年物 100ml 60ユーロ(この三角形のお洒落な瓶はこれのみ)
他に40ml 26ユーロ、20年物、10年物もある。
Famiglia Bertani, Mercato Albinelli, via Luigi Albinelli13, Modena

Parma Trattoria Salumeria Sorelle Picchi

Parma (パルマ)2014/11/18

お店の名前 Trattoria Salumeria Sorelle Picchi, Strada Farini 27/A, Parma

パルマに移動したことをfacebook上で知ったペルージャつながりの友人から勧められた店は定休日、そこでホテルのフロントで数軒教えてもらったうちの1軒がここ。にぎやかな通りに面していてあたりはリストランテ、エノテカ、食料品、その他のお店が多い。

Salumeriaというだけあって入ってすぐは生ハムなどを中心としたお惣菜売り場でその左奥にテーブル席がある。

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とても感じのいい店。

 

◆食べたもの

パルマは言わずと知れた生ハムの町。前菜には最高級のクラテッロ・ディ・ジベッロ(15ユーロ)、とろけるような味、当然ながら1人には量は多いが完食。

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パルマといえばもう一つ、パルミジャーノ。これも注文、塊り4個(6ユーロ)、すごい。

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プリモはジュゼッペ・ヴェルディ風リゾット(9.5ユーロ)、クラテッロ、ポルチーニ、さや入りの豆が入っている。

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いずれも美味しかった。

ワインはグラスを勧められたが、それはやんわりとお断りしランブルスコをボトルで頼んだがさすがに少し残してしまった。

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水、カフェ、コペルト込みで50.5ユーロ。大いに満足。

Palermo La Scuderia

Palermo (パレルモ) 2001/7/26

お店の名前 La Scuderia, viale del Fante 9, 90146 Palermo

シチリアの旅の最後を飾る夕食は前日予約が取れなかったリストランテ“La Scuderia”に再挑戦ということで、ホテルに戻った際フロントに頼んで電話してもらうと今回はOK。20時半に予約してタクシーで向かう(市街地からはかなり離れている、ファヴォリータ公園の一角)。

庭の広い大きな敷地にあるゆったりとしたリストランテだ。入口や庭には大きな松明の火がゆったりと燃えている。このリストランテは98年版ガンベロ・ロッソで100点中77点、「旅の疲れも吹き飛ぶ、贅沢なコース料理」とFIGAROで紹介されていた。前日は一杯で予約できなかったわけだがどのくらい混んでいるのか、と思って中に入るが時間が早いせいかあまり客はいないようだ。白いジャケットを着たカメリエーレに案内され一旦入った建物を通りぬけ奥まった庭の一角のテーブルへ案内される。ちょっと気取った店のようだが外のテーブルなので落ち着くといえば落ち着く。

魚料理をメインに優雅に楽しんだ。帰る頃でも近くのテーブルには2組だけ。前日予約が取れなかったので随分すいている感じがしたのが意外だった。

 

◆食べたもの

前菜として生ハムとメロン、カジキマグロのカルパッチョ(2皿で44,000リラ)。

プリモは海の幸のパスタ(20,000リラ)、セコンドは魚料理2皿(64,000リラ)。

ドルチェ(10,000リラ)、ワイン(18,000リラ)、水(2,000リラ)、カフェ(8,000リラ)、コペルト(10,000リラ) 2人で178,000リラ(ワイン込み)、チップ15,000リラ。

Mora di Bari Niccolo Van Westerhaut

Mora di Bari (モーラ・ディ・バーリ) 2005/9/17

 

お店の名前 Niccolo Van Westerhaut, via de Amicis 3/5, Mora di Bari

FIGARO(2002年4月5日号)のとじこみ付録で《南イタリア屈指の洗練レストラン》と紹介されていた店にランチで訪問(モーラ・ディ・バーリはバーリから電車で20分)。

駅を出て道に迷ったところを親切なご夫婦に近くまで連れてきてもらう。

さて、お目当てのお店に着いたが、やっているのかどうか、何となく静かな雰囲気。不安になったその時、一人の女性が出てきたので訊いてみると「どうぞ」とのこと。

テーブル・セッティングやインテリアからみると優雅なリストランテではあるが、中はひっそりとしていて客は誰もいない。

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若いカメリエーレが注文を取りにくる。例によってワインはプーリアのものという希望を出しあとの具体的な選択は任せる。

コペルトとして出されたオリーブはさすがプーリアがイタリア一の産地だけあってか、きれいな緑色で粒も大きい。

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フォカッチャのようなものは表面のパルミジャーノがこんがりと焼けていて香ばしい。

前菜は恒例の海の幸サラダと車エビのカルパッチョにした。

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初めてカルパッチョで車エビというのを食べたがこれは美味い。車エビの身をたたきにしたようなもので素材が新鮮で美味しいからできるのだろう。とろけるような味だ(ぜひとももう一度食べたい)。

プリモは海の幸のリゾット、セコンドはスカンピ(手長エビ)のグリル。いずれも今回のプーリア&マテーラの旅では何回か食べていて、プーリアの最後を飾るにはふさわしい。

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最後にカフェでしめるが大満足。

この間、他のお客は1人のみ。

 

料理を注文する時に帰りの列車の時刻を伝えていたこともあって駅までカメリエーレのトゥーリオが車で送ってくれることになった。モーラ・ディ・バーリの人たちって何と親切なんだろう。

 

◆食べたもの

オリーブ、フォカッチャ、海の幸サラダ(7.5ユーロ)、車エビのカルパッチョ(carpaccio di gamberoni、6.5ユーロ)、海の幸のリゾット(10.5ユーロ)、スカンピのグリル(7尾、20ユーロ)、カフェ(2ユーロ×2)

2人で70ユーロ(チップ込み)

ワイン   SALICE SALENTINO 2001 Riserva, CA’NTELE (10ユーロ)

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時間とともに段々美味しくなる。

Modena Ristorante FINI

Modena (モデナ) 2007/9/9

お店の名前 Ristorante FINI,Piazzetta San Francesco-Rua Frati,54
世界遺産の町、モデナには兄弟3人旅、アンコーナ、ウルビーノの前に1泊。観光の合間にミシュラン一つ星のこのリストランテを予約。

Modena FINI 入口
予約時間の少し前に入るとスムーズに案内される。入ってすぐの部屋の一番奥、馬蹄形のテーブル、いすだ。インテリアはモダンかつシックでさすがミシュランの星(何となくヴェローナの二つ星、IL DESCOに似ている)。

Modena FINI インテリア

◆食べたもの
コースは80ユーロだったが3人ともまだ時差ぼけか胃腸が本調子でないのでアラカルトで頼むことにした。
アミューズとして揚げもの3種類(サービス)、一つは餃子のような形でチーズとバジル・ソースで美味しい。

Modena FINI アミューズ
前菜はそれぞれ、カンノーリ(中はゼラチン状のゴルゴンゾーラ味、15ユーロ)、生ハム(14ユーロ)、フンギのパンケーキ(ミンチ状で野菜ソースで食べる、18ユーロ)。

Modena FINI 前菜(ゴルゴンゾーラ味のカンノーリ)

Modena FINI 前菜(フンギのパンケーキ)
プリモは3人ともパス。セコンドの前にフンギのポタージュ(ふたがきのこ、サービス)。
セコンドはそれぞれ、まぐろづくし(まるで懐石料理のよう、36ユーロ)、

Modena FINI セコンド(まぐろづくし)

豚フィレをパンチェッタで巻いたグリルのバルサミコソース添え(30ユーロ)、

Modena FINI セコンド(豚肉のパンチェッタ巻)

フンギのフリットとフンギのソティーに金目鯛(34ユーロ)

Modena FINI セコンド(フンギと金目鯛のソテー)

デザートとしてパルミジャーノ一皿(洋なし、いちご、キュゥイ添え、16ユーロ)。いちごの中に入っていたバルサミコをそれぞれパルミジャーノにかけているとカメリエーレが『バルサミコいるか?』と訊いてくれたのでお願いしパルミジャーノにかけてもらう。

Modena FINI デザート

 

お腹いっぱいなのでカフェ、ドルチェはパスし、食後酒としてグラッパ。いろいろなものがあり、ベルタのBarolo(ネッビオーロ)、Moscata D’Albaを各1杯(量が多い、各8ユーロ)。

Modena FINI グラッパ

食前酒はスプマンテ(1杯9ユーロ×3)。
ワインはエミリア・ロマーニャ州のSan Giovese,2003(どっしりしている、31ユーロ)

Modena FINI SanGiovese

Modena FINI プティフール
プティフール(サービス、2種類×6個)
3人で合計239ユーロ

このリストランテの同じ建物にはホテルがあり、通りから高級食料品店、高級リストランテ、高級ホテルすべて《FINI》だ。
(残念なことに2013年モデナ再訪時にはすでにこの場所にはリストランテもホテルもなかった)

もうすぐスペイン・アンダルシアの旅

4月に入り、スペイン・アンダルシアへの旅まであと3週間。
マドリードに1泊したあとコルドバ、グラナダ、セビーリャの順に回る。
ホテルの予約は済んでいるが、移動については現地に着いてから乗車券を取るつもりだ。
グラナダに3泊するが、楽しみはアルハンブラ宮殿とバル巡り。アルハンブラ宮殿だけはネットで予約済み。
セビーリャでは春祭り最終日にあたるのも楽しみだ。
 
『旅行会話くらいは・・・』と言ったもののNHKの《テレビでスペイン語》を見ているだけではさっぱりだ。
そこでポケットに入る『旅の指さし会話帳Mini』を持っていこうと考え、書店何店かに行ってみたが他のことばはあるのになぜかスペイン語はない。ならばネットで、と『○天』に注文したら2週間くらい経ってから『在庫なし』でキャンセルになってしまった。
先週末新宿に出かけたついでに念のため紀伊国屋に寄ってみたら書棚にあり購入、これで何とかなればいいのだが。

Matera Ristorante Rivelli

Matera (マテーラ) 2005/9/14

お店の名前 Ristorante Rivelli, Via Casalnuovo 27  (www.ristoranterivelli.com)

この店は『駱駝』創刊号の《南イタリア縦断大特集》で知る。
駅からホテルへ向かう途中偶然見つけていたので場所はわかっていた。
予約していなかったが、幸いなことに入口近く右手の席に案内される。
中二階のような席もあるようだったがほとんど満席で我々のテーブルと隣の死角のようなところにあるテーブルがあいているだけ。そのうちそこも30前後の若い男性2人で埋まる。見渡したところ雰囲気的にも観光客はいないようだ。

ビジネスマンのようにピシッとスーツを着込んだオーナーが注文を取りにくる。前菜盛り合せ、プリモは小海老とフンギのトゥロフィ(と書かれていたような気がする、ショートパスタ)、セコンドにはスズキのアクア・パッツア、ミックス・サラダ、を選ぶがワインだけはオーナーに相談し、この地方のワインを選んでもらった。
前菜盛り合せはここでも次から次へと出てくる。「駱駝」で写真入りで紹介されていたカプンティのエジプト豆ペースト和えも5皿のうちの1皿。
オーナーの仕草がちょっと気取っている。雰囲気といい味といい、また機会があったら訪れたい良いリストランテだった。

◆食べたもの
前菜盛合せ(5皿)ペペロンチーノをカラッと揚げたもの、ポテトをペペロンチーノで調理したもの、カプンティ(舟形のショートパスタ)のエジプト豆ペースト和え、豆腐のようなチーズ(モッツァレラではない)、あと1品(5皿で何と9ユーロ)

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プリモ トゥロフィの小海老・フンギのソース(8.4ユーロ) これは美味しい。この日までの今回の旅でのプリモでは一番か。

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セコンド スズキのアクアパッツァ(10ユーロ)

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ミックス・サラダ
ドルチェ(チョコレートケーキ、レモンケーキ) いずれもしつこくない味。
カフェ(0.8ユーロ)とグラッパ(3ユーロ)
ワイン Carato Venusio Aglianico con vulture 2001 (Venosa)  20ユーロ
(翌日、特産品店で14.8ユーロで売っていた)

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2人で計58ユーロ