月別アーカイブ: 2023年10月

Perugia(ペルージャ)2023/9/6~7

◆行く

ペルージャは2010年に2ヵ月、翌年の2011年に3ヵ月短期留学滞在をした町で、カブレーノにとってはイタリアのふるさと、その後も度々訪れているが今回は2018年7月以来5年ぶりだ。

計画段階では、初めのうちは孫のSくんとローマで別れてから行くつもりだったが、ローマからマルタに行くことにしたのでフィレンツェを1泊減らしてローマへ行く前に訪れることにした。

Sくんも旅行のリクエストの一つに《のどかな町》というのがあったので多少はマッチするかもしれない。

 

フィレンツェ(カンポ・ディ・マルテ駅)を10時すぎに出た電車に乗るが、Terontola‐CortonaでFoglino行きの電車に乗り換え、定刻より少し遅れ12時半ペルージャ駅到着。ここから山の上のチェントロまではミニメトロが便利だが、Sくんのスーツケースのキャスターが片方不調なので、下車してからホテルまでの道のりを考えるとバスで終点のイタリア広場まで行く方が良さそうだ。

そう考えて駅の外に出ると、駅前がすっかり変わっている。何とかバス停を見つけ、バスを待っている女子学生にどこで切符を売っているか教えてもらう(以前は駅前に売り場があったがそれも撤去されていた)。

 

◆到着後すぐランチ

駅に戻り、奥のバールで切符購入。12時45分発のLineGに乗る。イタリア広場からホテルはすぐだ。13時すぎ、ホテルに着くがチェックインは14時からということで荷物を預け、短期留学中何回も通い、そしてペルージャにくるたび訪れているピッツェリア《Mediterranea》に行く。

 

勝手知ったるところということで行ってみると見つからない。『あれっ?』と思って戻るとすぐだ。時間が遅いため並んでいる人がいなかったせいか気づかなかっただけだ。

 

メニューはQRコードから見て、カメリエーラに注文する方式になっていた。ここのピッツアの種類はめちゃくちゃ多い。2種のピッツァ(MediterraneaとLa Lucas)とフリッツァンテ(微発泡の白ワイン)1/4を注文。

 

半分食べたところでお皿を交換する。

美味い!そしてデカい!

ミラノ、ここ、後日ローマで1軒ずつピッツァを食べたが、Sくんがいうにはここが一番美味しかったとのこと。同意見だ。

 

◆テラスからLINEでビデオ通話

美味しいピッツァを食べ終えてホテルへ。

部屋は502号室。エレベーターは4階まで、そのあとはスーツケースなどを持って階段を上がる。

ご褒美なのかテラスがある。誰でも利用できそうだが、前回泊まったときは知らなかった。同じフロアにはもう1部屋なので実際に使う客は限られそうだ。

 

そのうちSくんがスマホで日本語でしゃべり始めている、どうやら両親とのようだ(現地時間15時すぎ、日本時間22時すぎ)。終わるとすぐにこちらのスマホにかかってきて話しながらテラスに行く。テラスから見える素晴らしい景色も画面越しに見せる。このとき鍵も持たずに二人ともテラスへ出たため部屋から閉め出されるというハプニング。

 

◆ペルージャ町歩き

10数年前に5ヵ月暮らした町を思い出を振り返りながら案内かたがた町歩き。

まず、夕食予約を確認するためプリオーリ通りの《Osteria a Priori》へ。ここは、電話予約が基本らしいが、つながらず、前日メールをしていたものの午前中まで返信なく、たまたまアペリテーヴォを約束していた在住のAさんとペルージャまでの車中Messengerでそのことを話したら電話をしておいてくれるとのこと。その後、お店から返信メールあったが、念のため確認に行く。

 

11月4日広場を通って5ヵ月住んだアパートの前を下り、途中左へ行って外国人大学、さらにどんどん行ってサンタンジェロ門、円形のサンタンジェロ教会、戻ってきて水道橋のアッピア通りを右手に見ながら11月4日広場、フォンタナ・マッジョーレへと歩く。

 

このあと、ミニスーパーでビールとつまみを買いホテルのテラスで乾杯だ。

 

◆Dajeでアペリティーヴォ

ペルージャ在住のヴァイオリニストAさんと18時にアペリティーヴォを約束している。ほかの人たちにも声かけたがそれぞれ予定つかず、演奏旅行で忙しいはずのAさんがたまたまこの日ペルージャにいるとのことだった。

 

10分前にホテルを出て見晴らしの良い待ち合わせのバールへ行ってみるとどうやらやっていないようだと思ったところにAさんから声かけられる。Sくんは初対面なので紹介したのち次なる店に歩く。

見覚えある細い路地を左折して《Daje》という店に行く。ちょうどオープンするところだ。

 

メニューの一番上にあるアペリティーヴォ用つまみ盛り合わせを頼み、スプマンテを飲む。

Aさんとは、2009年9月クレモナで出会い、翌年ペルージャに短期留学するきっかけとなった人だ。

毎年のように会っていたが、今回は久しぶりでSくんも含めて話が弾み、あっという間に時間が経つ。

夕食の予約が20時なのでこの店を後にして一緒にプリオーリ通りを下り店の前で別れる。

 

◆チェーナ(夕食)

店に入って名前を言うと2階へ案内される(1階はワインを中心とした小売りスペース)。

ドーム型の天井・壁がおしゃれだ。

メニューを見ている間、最初に出されたビールのメニューをSくんに見せたらいつもの間にか頼んでいたようでびっくり。さっきまでプロセッコを飲んでいたのに。

料理は、

前菜の盛り合わせ、

トラジメーノ湖の煮豆と田舎風ミネストローネのような1品をシェア、

プリモは黒トリュフのストロンゴッツィ、

ラヴィオリを食べ、ワインはMontefalcoRossoを飲む。

 

帰りにジェラートが食べたくて《GROM》に寄ろうとしたがもう閉まっていた。

 

◆町歩き2日目

朝食後、スーツケースをパッキングしてチェックアウト。

まず、パルティージャーニ広場のバスターミナルに行き、ローマ行きのプルマン(遠距離バス)の時刻を確かめる。時刻表ぽいものはなく、窓口に並んで順番を待つ。結構時間がかかる。

 

Tre Archiを抜けて右に曲がりカヴール通りを下る。懐かしい通りだ。途中、Eさんのお店があり覗くとご本人がいるようなので入って挨拶。

サン・ピエトロ門を抜けてサン・ピエトロ教会に行くが中には入ることはできない。

来た道を戻り、サン・ドメニコ教会に入る。チェントロから見下ろしたときの存在感があるが、中のステンドグラスもきれいだ。

 

旧サン・ドメニコ修道院の中庭もいい。

カヴール通りを上り、ゆるやかな階段を上る。途中右手のメルカートのあるところから景色を見る。

メルカートは2店しかオープンしておらず観光客の方が多い。

 

11月4日広場に戻り、エトルリアの井戸《Pozzo Etrusco》を見る。ここには、2000年8月兄との旅で訪れたことがある。今回は、実際の井戸を見る前にビデオで当時のエトルリア人がどのように考えて作ったかを見たので興味深かった。当時の技術力がすごい。

◆最後の町歩き

ランチのあとは、《GROM》でジェラートを食べてからプリオーリ通りを下って、可愛い教会、サン・ベルナルディーノ教会に行く。建物も小さくて可愛いが何と言ってもファーサードが可愛くて美しい。

これで町歩き終わりにするが、肝心の11月4日広場に面した大聖堂に連れていかなかったのは残念だ。

(フィレンツェでドゥオモに行かなかったのはもっと残念だが)

 

◆いざローマへ

ホテルに戻り、荷物を受け取ってバスターミナルへ。朝に続いてエトルリア時代の遺跡《ロッカ・パオリーナ》のエスカレーターを使って下りる。

 

14時30分発のプルマンは時刻を確かめたはずなのにドライバーに訊くと『今日は、14時45分』だと。

発車するまで車内はものすごく暑い。

今回のイタリア旅行、最後の目的地ローマに向かう。

 

◆泊まる

◎ホテル Fortuna(★★★), Via Bonazzi, 19, Perugia

Agodaで予約。Twin 19,716円 Cancel不可の前払い。市税1.5ユーロ×2、現金払い。

 

◆食べる

◎お店の名前 Pizzeria Mediterranea, Piazza Piccino, 11, Perugia

2010年最初の短期留学時、ペルージャに着いたその夜Aさんたちに連れて行かれて以来、滞在中何回も、そして旅行で訪れた際もここで美味しいピッツァを食べている。

 

 

食べたもの 本文の通り、飲み物含め34.5ユーロ。

 

◎お店の名前 Osteria a Priori,Via dei Priori, 39, Perugia

ペルージャ短期留学した2010年にオープンし、当時は主に1階の丸いテーブルを利用し、たまに2階にも行っていた。その後、旅行で訪れた際も友人たちと食事を何回かしているいわば思い出の店。

食べたもの 本文の通り。

カフェ、水、コペルト含めて85ユーロ。

 

◎お店の名前 Living Cafe, Via della Rupe, 1, Perugia

景色の良いバール。Sくんが『景色良いところに行きたい』というので実は以前行ったことのある奥のリストランテ《Del Sole》にするつもりだったが、手前のこの店はほとんどテラス席なのでここにする。

サービスは今一。別料金のトッピングなく、言ったものの対応せず、しかも金額変わらず。

食べたもの サーモンのパニーニ(別のものを注文したが向こうの都合で2回変えさせられる)、トルタ・アル・テスト。ビール、プロセッコ含めて20.5ユーロ。

◎お店の名前 GROM, Via Mazzini, 31, Perugia

食べたもの ジェラート 小(2.7ユーロ)と中(3.2ユーロ)。

 

◆飲む

◎お店の名前 Daje, Via Danzetta, 5, Perugia

アペリティーヴォに行った店、小さな路地にあるが、短期留学時に食材を買いに来た店が数軒先にあった(今はもうない)。当時はこの店はなかったはず。

アペリティーヴォ用つまみ盛り合わせ(6ユーロ)、Scacciadiavoli(スプマンテ、5ユーロ×7)で41ユーロ、1ユーロサービスで40ユーロ。こんなに飲むならボトル(23ユーロ)にするのが良かったか。

《Daje》というのは、イタリア語レッスンでも度々話題になるローマ弁。Aさんに尋ねると、ペルージャでも使われているそうだ。

 

◆見る

◎エトルリアの井戸 4ユーロ×2

Firenze(フィレンツェ)2023/9/4~5

◆フィレンツェ3日目

8時すぎにアパートを出て日帰りでピサの斜塔を見に行く。

(詳しくは《ピサ旅行記》(9/4)Pisaで)

 

ピサ中央駅14時54分発の電車は16時9分フィレンツェF.S.M.N.駅に着く。

乗車前にうっかり切符に打刻し忘れたが検札が来なくて良かった。

 

フィレンツェはピサよりも暑い。

駅を出て、すぐ近くのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会に行くつもりだったが、その前にまたSくんが『のどが渇いた』と言って道路反対側のマクドナルドに行く。まず、自販機で券を買いそれをカウンターに持っていく。初めてのはずなのにジモティーみたいでちょっと驚く。

 

その後、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会に入る。

中央礼拝堂、ストロッツィ礼拝堂など観て外に出て、広場から正面ファサードを見る。

何度見ても美しい。

 

◆懐かしのエノテカへ行ってみたものの

サンタ・マリア・ノヴェッラ広場からチェントロに向かう途中、何度か行ったことのあるエノテカに行く。

入ると中は変わらないもののお店の人には見覚えがない。前回から4年ぶりなのでその間に経営が変わったのかもしれない。話しも続かない。まだ17時頃なのに『調理は終わった』ということでこれまでのクロスティーニなども出てこない。1杯ずつ飲んで店をあとにする。

少し残念。

 

◆ちょっと買い物

一旦アパートに戻ってから一人で出かけ、アパートオーナーにメールで教えてもらったEATALY近くのおもちゃ屋に行き、イタリア定番のピノキオの人形を購入。その足ですぐ近くのCONADに行き、カルボナーラ用のパンチェッタを探すが見つからない。

 

◆SOSTANZAへ

19時半すぎ、トラットリアSOSTANZAへ向かう。ここは6年前夕食をしたところだが、食事しながら国際交流をした思い出の店で、英語をしゃべりたいSくんを是非連れて行きたいと思っていたからだ。

 

20時、お店に着く。『あわよくば夕食を』と思って訪問したが、案の定にぎわっている。明日の夜も満席とのことでやむを得ず明日のランチを予約して店を出る。

 

Sくんは『アルノ川の夜景を見たい』というので別れ、夕方買えなかったパンチェッタを買いに行く(この日は予想通りSOSTANZAで食べることができず、その場合はアパートでSくんのリクエストのカルボナーラを作ることにしていた)。

ドゥオモ近くのスーパーで、パンチェッタの他、白ワイン、海の幸酢漬け、野菜サラダ、ジュース、トマトなど購入する。

 

◆アパート飯第3弾

直前にスーパーで買ったもの、海の幸酢漬け、野菜サラダに加え、モデナで調達した生ハム2種(約200g)をつまみにプロセッコ、白ワインを飲む。

22時半、カルボナーラを作り始める(レシピはペルージャ2度目の短期留学時授業の教材で教わったもの)。前日同様Sくんがパルミジャーノチーズをすりおろす。

最終日は外で食べるので自炊はこれが最後となる。

 

◆フィレンツェ4日目の朝

7時すぎ目覚める。Sくんは寝ているので8時すぎ近くの駅(Firenze Campo di Marte)までのルートを確かめに出かける。というのは、明日ペルージャに移動するがその電車はローカル線なのでF.S.M.N.駅まで行かなくてもこの駅から乗れるからだ。

 

割と平坦な道が多く、スーツケースを引っ張りやすそうで普通に歩くなら15分くらいだ。

駅が見えたがホームに入ることはできるものの駅舎にはどうやって入るのだろう。あとでわかったが駅の前が工事中で遠くからは駅舎入り口が見えなかっただけだ。

 

貼りだされている時刻表を見ると乗るべき電車の停車駅にペルージャがない。自販機に入力して確かめると乗り換えだということがわかる。

 

帰りは来た道をどこかで外れ、別のルートで戻った。

部屋ではSくんがまだ寝ているので起こし、クロワッサン、カフェ、ゆで卵、ヨーグルトの朝食。

 

◆ヴェッキオ宮殿

おととい行こうとしたらすでに閉館していたヴェッキオ宮殿に行く。10時半に入場券売り場に並び、10時45分入場。

まず、《五百人広間》へ。

24年前に息子(Sくんの父親)と来たことを思い出す。感慨深い。

いくつもの部屋を見学。《地図の間》にあるあの大きな地球儀は修復中だ。

小説、映画『インフェルノ』で盗まれていた《ダンテのデスマスク》に気づく。

約30分で見終えた。

 

ヴェッキオ宮殿を出てから中央市場の方へ行くが、中央市場には興味ないとのことでサン・ロレンツォ聖堂の先で別れる。

結局中央市場には行かず、チェントロをぶらぶらする。

 

◆ランチはSOSTANZAで

ランチの予約は12時半。少し早め行こうと歩いているとパラッツオーロ通りでSくんと出会うが、まだお店を見たいというので別れ、SOSTANZA近くの交差点でしばし待つ。

一緒になってから店に向かうが一本早く左折したらしく、GoogleMapsをチェックしてぐるっと回り、入店。

案内されたテーブルにはまだ誰もいない。

例のアーティチョークのオムレツは前菜だとばかり思いメニューをみるが載っていないので以前の写真を見せて2人前注文(後でメニューをよく見るとメインにあった)。

ビステッカはシェアできるか確かめて注文。その時、『オムレツもシェアにしますか?』と言われ、そうしたが後で考えるとこれは失敗だった。

ワインは1/4で頼んだはずがグラス1杯のみ。それをカメリエーレに言うとSくんを『だってまだ少年でしょ』と言うので『いや大人ですよ』と答えてもう1杯持ってきてもらう。あとでさらに1/4を追加注文。

 

そうこうしているうちに60代と思しき夫婦が来て相席となるが、きっかけなく一言も交流しなかった。

 

◆アルノ川からピッティ宮殿まで歩く

また川を見たいというのでアルノ川に行き、カッライア橋を渡る。

店探しに付き合いサント・スピリト通りを散策する。今度は、ボーボリ庭園に行きたいと言うのでピッティ宮殿まで歩く。初めは、一緒に行くつもりだったが、家族から頼まれたものがありサンタンブロージオ市場にどうしても行きたくなって入場料を渡して別れ、アパートで合流することにする。

 

サンタンブロージオ市場に行ってみるともう大半の店が閉まっている。これなら午前中に中央市場に行っておけば良かった。やむを得ずアパートに戻るが、途中良さげなトラットリアがあったので店頭掲示のメニューを写す。

 

16時すぎ、Sくんが帰ってくる。ボーボリ庭園はとても良かったらしい。

その後、ドゥオモに行きクーポラに上ると言っていたのはやめたとのこと。

 

◆フィレンツェ最後の夜

アペリティーヴォ、ミケランジェロ広場、そして夕食という予定で出かける。

歩きながらいわゆる《アペリティーヴォ》をやっている店が見つからず、また、目当ての店が満席だったり、などでポンテヴェキオ近くのカフェで1杯ずつ飲んでミケランジェロ広場に向かう。

 

19時50分、広場に着く。この間より少し早いのでまだ明るい。

広場の一角には先日と同じ《おっさん歌手》(60代か70代)のコンサートで大勢の人が集まっている。

Sくんもその中に加わってまたノリノリだ。彼が今日もここに来たがった理由がわかる。

 

帰り道、午後通りがかったお店で夕食。

注文したサラダが食べきれず持ち帰り、アパートで残っていたプロセッコ、赤ワインのお供とする。

 

◆ペルージャへ

アパートにはもう食べるものはない。すぐ近くのバールに行って朝食。

9時10分、予定より少し早く出る。カンポ・ディ・マルテ駅には9時35分到着、やはりスーツケースを引っ張っていると時間がかかる。

9時58分発の電車は10分ほど遅れたが、次の宿泊地、ペルージャに向かう。

 

◆泊まる

◎Airbnb Margherita&Simoneさんのアパート

4泊で124,176円(税込み)、

一応普通の鍵も渡されたが、スマホのアプリで解錠できる。各自のスマホで解錠できるので別行動が多かったのでかなり便利だった。

最終日のチェックアウトは10時。ただ、ホテルと違って荷物を預かってはくれない。いくつかの有料預かり所をメールで教えてくれたが、結局次のペルージャに行く時間を早める。

 

◆見る

◎サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 7.5ユーロ×2

◎ヴェッキオ宮殿 11.25ユーロ×2

◎ボーボリ庭園 10ユーロ

 

◆食べる

◎お店の名前 Trattoria Sostanza,  Via del Porcellana,25/r, Firenze

食べたもの ミネストローネ(11ユーロ)、アーティチョークのオムレツ(20ユーロ)、ビステッカ(30ユーロ)

ワイン、水、コペルトを含め83ユーロ。

以前は現金のみということで現金を用意していたが、時代の流れかカードOKになっていた。カメリエーレの服装も前回はちょっと時代がかった制服だったが、ごく普通のジーンズ姿。だいぶ変わったかもしれない。

 

◎お店の名前 Hosteria Antico Bottaio, Via dell’Angolo, 113, Firenze

食べたもの カプレーゼ(15ユーロ)

ミネストローネ(9ユーロ)

ラヴィオリ(13.5ユーロ)

海の幸リゾット(14.5ユーロ)

ギリシャ風サラダ(10ユーロ)

飲み物はプロセッコ(7ユーロ×2)、白のハウスワイン(18ユーロ)、食後酒(ヴィンサント)はサービス。カフェ、水、コペルトを含め106ユーロ。

 

◎お店の名前 Caffe Michelangelo, Via Della Colonna, 4/r, Firenze

食べたもの 朝食として、カフェ、サンドイッチ、クロワッサンなど、10.7ユーロ。

 

◆飲む

◎お店の名前 Vini & Delizie, Via del Banchi, 45/r, Firenze

ロゼワイン(6ユーロ)とロゼのプロセッコ(6ユーロ)

 

◎お店の名前 Bistro Pasticceria Maioli, Via Guicciardint, 43/r, Firenze

アペロール・スピリッツ(7.8ユーロ)、プロセッコ(6.8ユーロ)とクロスティーニ盛り合わせ(7ユーロ)

 

◆買う

◎お店の名前 Dreoni Giocattoli, Via Cavour, 31/r, Firenze

買ったもの お土産としてピノキオ人形

 

◎お店の名前 CONADの系列店

食料品、白ワイン(Vernaccia di San Gimignano 14.9ユーロ)など購入

Pisa(ピサ)2023/9/4

◆行く

今回の旅の計画後半に、同行者Sくんから『ピサの斜塔を見たい』とのリクエストがあり、出発前にこの日11時15分で斜塔入場を予約していた。この日は月曜なのでフィレンツェ市内の美術館は休みだからだ。

 

8時10分アパートを出て8時30分F.S.M.N.駅に着く。ショルダーバッグ以外荷物がないので歩いても20分だ。

 

予約時間に間に合う電車は9時28分発だが、万が一電車が遅れると間に合わない可能性もあるので1本早い8時53分に乗るつもりで早めに駅に着く。ところがこの電車が遅れる(元々前後の電車に比べ所要時間が16分長い)。

ピサ中央駅には10時15分到着。駅からGoogleMapsの経路案内を頼りに歩く。ピサは3度目だがそれまでと違い駅を出てどちらかというと左方向の通りを行く。

アルノ川の景色がきれいだ。

 

◆ピサの斜塔を見る

アルノ川をすぎて間もなく前方にドゥオモの大きなクーポラが見えてきた。およそ25分でドゥオモ広場に到着。さっそく、お決まりの倒れそうな斜塔を止めるポーズで写真撮影。

 

その後、受付に行きプリントアウトを見せるとそれがチケットそのものだと言われる。受付奥のロッカーに案内され、ショルダーバッグを預ける。

 

これで傾いた塔をグルグル上がるのにふさわしく身軽になった。と、思ったのも束の間、Sくんが『のどが渇いた。飲み物買ってくる』と売店を探しに行く。11時入場者が塔の中に入ると、次に並ぶのは11時15分の我々。ところがなかなか現れない。入場数分前に飲み物2本持って戻ってくる。

斜塔側からのドゥオモ

 

◆斜塔に上る

11時15分入場。まず、階段を上がる前にいわば1階の部屋に進むが、その瞬間足元が斜めなので驚く(2011年ペルージャ2度目の短期留学時に上っているのだが)。

平衡感覚がおかしくなる。前の時間帯の人たちがかなり下りてきたころからいよいよ上り始める。足元が右に傾いているのが進むにつれて一旦普通になりその後左に傾いて上る。これの繰り返しで本当に平衡感覚がおかしくなる。

(2011年のPisa旅行記に詳しく記述)

 

斜塔上からのドゥオモ

上の方に行くと最上段に行く階段に入るが、狭くて急でしかも滑りそうで怖い。12年前には感じなかったのでこの間で自分が年取ったことを痛感する。

11時40分、終了、退場して普通(?)の世界に戻る。

 

◆ドゥオモ、洗礼堂へ

斜塔のあとは、ドゥオモへ行く。前回は入れるエリアは制限されていた覚えがあるが今回はそうでもない。

そのあとは洗礼堂に入る。

洗礼堂はかなり大きいが中はある意味がらんとしている。上の階に上がるが階段がきつい。

洗礼堂からの眺めが良い。

 

洗礼堂を出て芝生で一休み。

 

◆城壁探訪

洗礼堂を出て一休みしていると、すぐ北の方に少し上を歩いている人たちが見える。どうやら城壁(Le Mura di Pisa)のようだ。

Sくんが『あそこに行きたい』というので、あの辺りをちょっと歩いてまた戻ればいいかと思い、入り口らしきところに行ってみると入場料が1人5ユーロ。Sくんに『どうする?』と訊くと『行く』との返事。

まず、入って左の方へ行く。これは短くてすぐ終わる。戻って先ほどの入り口を越え、右の方を歩き始める。

 

日差しがきつい。焼けるようだ。城壁の上なので日光を遮るものはない。

歩いていくとドゥオモ広場からどんどん離れる。2ヵ所出口はあるもののかなり町のはずれのように思い、さらにどんどん歩き約2km地点の出口(Piazza delle Condoleの近く)で下に降りる。

結局、ドゥオモ広場以外の見せたかったところにはまったく近づくこともできなかった。

 

◆なかなか良かったランチ

アルノ川をフォルテッツァ橋で渡り、左折して駅方面に向かう途中、直前にGoogleMapsで見ていたリストランテが右手にあるのを発見。ランチメニューもありそうだ。

 

結構混んでいる。見渡すと地元の人っぽいグループが多い。

のどが渇いていたのでビールで乾杯。ランチはパスタ2品から一つ、同じくメインも2品から選ぶ方式で一皿に載ってくる。それに、水、ドルチェ、カフェがついて11.5ユーロ。

味も良く、良心的な店だ。

 

食事を終えて10数分で駅に着く。

14時54分発の電車でフィレンツェに戻る。

 

◆見る

◎ピサの斜塔 公式サイトで予約、27ユーロ×2

◎城壁(Le Mura di Pisa) 5ユーロ×2

 

◆ 食べる

◎お店の名前 Ristorante Galileo, Via S.Martino, 6, Pisa

食べたもの 二人ともリガトーニのアラビアータ、カプレーゼ。カプレーゼのモッツァレッラが思ったより大きい。ドルチェはアッフォガート。

ビール(3.5ユーロ×2)、水、コペルト含めて30ユーロ。

 

Firenze(フィレンツェ)2023/9/2~3

◆行く

フィレンツェはイタリアで訪れた町の中で一番好きなところ。イタリア初めての孫を連れていくには絶対外せない。それともう一つ、アパートで《チョイ住み》をしてみたいということ。本来は1週間は滞在したいが、スケジュールの関係で4泊となり、初めてAirbnbでアパートを予約する。

 

◆フィレンツェ、そしてアパートまでの想定外の道のり

モデナからボローニャでFrecciaRossaに乗り換える予定だったが、満席で乗車券を買えず、やむを得ず13時58分発のRegionale(ローカル線)に乗る。途中2回も乗り換えてフィレンツェには予定より2時間も遅く着くことになる。

 

ボローニャ着14時26分、ここで15時10分発プラート行きに乗り換える予定がホームが見当たらない(出発案内を見ても存在しない)。ネットで見たのをそのままスマホメモに書き込んでいたのを見てみると・・・何と連絡バスのようだ。

それからが大変、スーツケースをSくんに預け、どこからそのバスが発車するか駅前を探すがわからない。駅の中に戻って何人かに尋ね、ようやくバス乗り場がわかる。この日は異常に暑く、バスを待つ間直射日光をまともに受け、暑いったらありゃしない。

 

とはいえ、一旦発車してしまうとバスの旅も悪くはない。高速道路を走る。そうこうしているうちに16時35分、どこかの駅に着く。

プラート着は17時20分のはずだけど、ここはどこだろうとスマホで地図を見ると何とプラート駅に早く着いていた。

駅の中に入り、次のフィレンツェ行きの電車をチェックすると16時42分、1本早く乗れた。

ということで、アパートのオーナーに到着時刻が早まることをメールで連絡(Airbnbのいいところは日本語で書いて送っても先方にはイタリア語で届く)。

 

17時14分フィレンツェ(F.S.M.N)到着、駅中のタバッキでバス券を買おうとした取り扱っていない、外のバールで買い、バスにしようかトラムにしようか迷ったりして時間がかかる。結局バスにしたが、乗ってから3つ目のバス停すぎたところで路線が違っていることがわかり、運転手さんに2つ先で降りることを勧められる(No.6に乗るべきところNo.6Bに乗ってしまった)。

そこからGoogleMapsを見ながらアパートへ急ぐ。結局、オーナーのSimoneさんを待たせてしまう。

 

◆居心地よさそうなアパート

階段を上がり、アパートに入るとそこがダイニングキッチン、その奥右手にバスルーム(意外に狭い)、リビングルーム(机、65インチTV、ソファベッドがあっても広い)、さらにその奥がベッドルーム、かなりゆったりしている。

 

Simoneさんからいろいろ説明を受け、こちらからも質問する。気になった洗濯機は、キッチンのシンクとガスレンジの間にあり、使い方を教えてもらう(滞在中大活躍)。

 

最後に、ウェルカムドリンクとしてワインを1本いただく。

 

 

◆ミケランジェロ広場でノリノリ

カブレーノがフィレンツェを訪れる時のいつものルールは『まず、ミケランジェロ広場に登ること』。

予定より2時間遅く着き、早く出たくてSくんに何回も促すがなかなか出られない。

紙の地図を頼りに歩くが、初めてのエリアなので少し遠回りしたようだ。

日が暮れる前に着きたいが、途中写真を撮ったりで遅れ気味。サン・ニッコロ通りに入り来慣れた道だと思ったのも束の間、サン・ニッコロ門をすぎてから何となく違う。自動車道路のようで大きなカーブを上る。

帰り道わかったが、以前の階段ルートはなくなっていた。

日が暮れる直前の景色がいい、ところがようやく広場に着いたもののSくんは眼下の景色には目もくれず、広場でやっている何かのコンサートの方に行き、他の人たちと同じように体を動かしノリノリの感じだ。

 

ようやく景色を見てから広場の中央、ダヴィデ像を見て広場から下る。

 

もう20時半、スーパーが21時までらしいのでGoogleMapsであわてて探し、今晩と翌朝必要な食料品を買う。

モデナで生ハムをたっぷり買い込んできて本当に良かった。

 

◆アパート飯第1弾

21時半すぎから飲み始める。まず、冷えたビールで乾杯。つまみは、もちろん生ハム。ほかにスーパーで調達したペコリーノチーズ。イワシの酢漬け。ワインはいただいたChianti。炭水化物はモデナのBertaniでもらった菓子パン、スーパーで買ったインスタントのリゾット。食後にイチゴという1日目の夕食だ。

 

◆2日目朝は別行動から

朝食後Sくんはランニング、あとで聞くと、ミケランジェロ広場に行ったらしい。その間、こちらはサンタンブロージョ市場を目指すが、途中で日曜のためまだ開いていないのを知りスーパーに行く。

戻るとアパートの前でSくんとばったり。

 

◆ドゥオモからシニョリーア広場へ

荷物を置いてから、ドゥオモの方に出かける。アパートを出てから2ヵ所ほど曲がってセルヴィ通りに入ると向こうにドームが見える。Sくんはランニングで近くまで来たらしい。

ドゥオモを通り過ぎ、EATALYに行く。

 

Sくんは、チーズ用ナイフセットを買う。こちらは食料品中心に見て、Sくんが食べたがっていたオリーブを買う。

 

メインストリートのカルツァイウォーリ通りを歩いてシニョリーア広場へと進む。広場の《コジモ1世騎馬像》の周りが白いもので囲まれている。あとで知ったが、修復直後らしい。

 

 

◆運よくウフィッツィ美術館へ

旅行計画中にSくんに《何をしたいか?》訊いたところ『美術館』もその一つで、フィレンツェならウフィッツィ美術館だろうとこの日の予約を取ろうとした。ところが、この日は無料開放とのこと。月曜は定休だし、あとは火曜しかない。普段でも混んでいて並ぶのに無料開放だと一体何時間並ぶのだろう。閉館に近い時間帯に並び、ダメなら火曜日に並ぼうと思っていた。

 

ところが、12時すぎシニョリーア広場から見る限りあまり並んでいない。『これはチャンス!』とばかり、ウフィッツィ美術館の列に加わる。

 

入場前の手荷物検査でSくんがEATALYで買ったばかりのチーズ用ナイフセットが引っかかり、退館時返却ということで一時預かりとなる。

 

さて、名画鑑賞。4回目か5回目だけど何度観てもいい。

ジョット《玉座の聖母子》

ボッティチェッリ《プリマヴェーラ》

 

このあと折り返すが、ポンテ・ヴェッキオが眼下に見える。

 

 

ヴェッロキオとレオナルド・ダ・ヴィンチ《キリストの洗礼》

レオナルド・ダ・ヴィンチ《受胎告知》

ミケランジェロ《聖家族》

ラファエッロ《ひわの聖母》

カラヴァッジョ《バッカス》

◆さてランチ

鑑賞終了、一時預かりのチーズ用ナイフを返却してもらい退館。お腹もすいている。

以前3度行ったことのある《財布にやさしい店  il Vivandiere》にしようと行ったが、14時をすぎていたため閉店まじかということで断られる。その方向まで来てはほかに手持ちのカードは少ない。5年前サンタ・クローチェ教会にほど近いビステッカ・ランチをした店を思い出し、行ってみる。中に入ると2軒隣の別の店(姉妹店)に連れて行かれる。

 

そこで遅いランチをとる。途中、団体客がきて奥の方の部屋に入って行く。間口は狭いが奥行がありそうな店だ。

 

 

◆ピッティ宮殿前のワインバー

夕方はそれぞれまた別行動。家族へのお土産を買っている最中Sくんから『何時くらいに帰る?』とLINEがあり続けて『ヴェッキオ宮殿行く気ない?』ときたので大急ぎで戻るが、調べたらもう閉館しているようだ。

 

それではアペリティーヴォしようと出かける。この日は日曜日、チェックしていたワインバーは休みのところが多い。ピッティ宮殿前の店はやっている。

ポンテヴェキオを抜け、ピッティ宮殿前のワインバーへ行く。

 

あわよくば、ペアリング付きのコースが食べられるといいなと思ったが混んでいる。

見慣れたマスターがいたので『私を覚えていますか?』と言ってみたけど・・・。

席はいっぱいそうなので『1杯だけ』とお願いすると予約ノートをチェックし『この席で30分なら』とのこと。日曜営業の人気店だからやむを得ない。

Franciacortaを1杯ずつ飲んで店を後にする。

 

◆アパート飯第2弾

2日目の夕食はSくんのリクエストでリゾットを作る。自宅では度々作っていてまぁまぁ好評のようだが、食材(お米、玉ねぎ、固形スープ、パルミジャーノチーズ)を持ってきていないのでスーパーで調達。具材のドライトマトはモデナで買ったものを使う。パルミジャーノはスーパーですりおろしてもらわなかったのでSくんにやってもらう。

 

ガスレンジは4台あり一番手前のを近いからという理由で使ったところ火力が弱いレンジらしく倍くらいの時間がかかってしまう。

他の食べ物は昨日とほぼ同じだが、つまみとしてオリーブとタラッリーニが加わる。

 

 

 

◆泊まる

◎Airbnb Margherita&Simoneさんのアパート

4泊で124,176円(税込み)、本文の通りF.S.M.N.駅からはちょっと遠い(荷物なければ歩ける距離)

かなり広いコンドミニアム(リビングルーム、ベッドルーム、ダイニングキッチン、バスルーム)で住み心地良い。

一応普通の鍵も渡されたが、スマホのアプリで解錠できる。各自のスマホで解錠できるので別行動のときは便利。

最終日のチェックアウトは10時。ただ、ホテルと違って荷物を預かってはくれない。いくつかの有料預かり所をメールで教えてくれた。

 

◆食べる

◎お店の名前 Trattoria il Francescano,  Largo Piero Bargellini,16, Firenze

食べたもの アスパラガスのリゾット(15ユーロ)

 

ラザーニャ(12ユーロ)

飲み物はビール(6ユーロ)、プロセッコ(7ユーロ)

水、コペルト含めて46ユーロ

 

◆飲む

◎お店の名前 Pitti Gola e Cantina, Piazza Pitti, 16, Firenze

アペリティーヴォのつもりでFranciacorta(7ユーロ×2)を飲む。

 

◆買う

◎お店の名前 Benetton, Via del Cerretani, 57/59, Firenze

買ったもの 家族へのお土産、Tシャツ3枚

 

◎お店の名前 EATALY

買ったもの オリーブ

 

◎お店の名前 CONAD

食料品、水、ワインなど何回か購入

Modena(モデナ)2023/9/1~2

◆行く

今回のイタリア旅行を計画し始めたのは2月中旬、それを知ったバルサミコ酢大好きの家族からモデナに行ってバルサミコ酢を4年ぶりに調達することを頼まれる。そこで、ミラノからフィレンツェの間に1泊して、アルビネッリ市場(Mercato Storico Albinelli)に行くことにした。

 

モデナに行くのは何と6回目。観光目的は初めての2007年のみ。あとはもっぱらバルサミコ酢を買うために訪れている。買うだけなら1泊する必要はないといえばないが、このメルカートは早い時間に閉まってしまうのと、旅行中スーツケースを引っ張って駅から往復するにはちょっと遠すぎるからだ。

 

ミラノ中央駅発14時5分のFrecciaRossaは少し遅れて15時26分モデナに到着。降りるとミラノに比べ夏の暑さだ。

駅が少し変わっていたのか反対側の出口に出てしまい知らない景色に戸惑う。

駅の中に入り直し、出ると見慣れた景色だ。いつもは駅から割と近いホテルに泊まるが、9月観光シーズンのせいか料金が高く、今回は初めてのエリアのR&Bを予約している。

R&Bには事前に到着予定時刻を訊かれていたほぼその時刻、16時到着。すぐには見つからず、地元の方2人に尋ねて探してもらう。

 

◆ちょっとだけ観光

17時頃出かける。チェントロに出るまで初めてのエリア。タリョ通り(Via Taglio)を歩く。両側にいろいろなお店があり、なかなか良い。通りに傘を飾りつけているところもある。

そのうち見覚えのある広場に出る。初めてモデナを訪れた時、着いてすぐランチをした店の前だ。

 

正面からドゥオモに入る。後陣から内陣、地下納骨堂など見学。Sくんは本堂で蠟燭を供えている。

 

 

ドゥオモを出てからSくんは付属の鐘楼に上りたいというのでその間グランデ広場で待つ。鐘楼を見上げていると、手を振っているのが見えた。

あとで聞くと、最上階までは行けないらしく、手を振ったところまでらしい。

 

◆大満足のアペリティーヴォ

18時すぎ、何回か訪れたローマ広場近くのカフェテリアでアペリティーヴォ。いつもは中に入るが、外のテーブル席にする。プロセッコを頼むと、イタリアのアペリティーヴォらしく沢山つまみがついてきてSくんは大満足だ。

結局2杯ずつ飲む。今回の旅行中、No.1のアペリティーヴォとのこと。

ぶらぶらしながらR&Bに一旦戻る。

 

◆夕食もお気に入りの店で

モデナにはお気に入りのリストランテがある。4年前に来た時は残念ながら夏休み中で休業していた。今日はそんなことはないだろうと、夕方店の前を通り営業していることを確認。

 

さて、お店に入ると前と同じようにオーナーがスタッフにいろいろ指示してテーブル席に案内される。

何と前回と同じ部屋、ほぼ同じテーブルだ。

 

前菜盛り合わせ(Antipasto della casa)

Sくんは野菜のスープ、自分はブロードに入ったトルテッリーニ。セコンドはフィレ肉のバルサミコ酢かけ、牛肉のカルパッチョをそれぞれ頼む。やはり、この店は美味しい。

ワインは軽く1本空いたので、別のハーフボトルを飲む。

食後にジェラートをシェア、というか、Sくんはお腹いっぱいですぐギブアップ。

大満足してR&Bに帰る。

 

◆2日目、いざメルカートへ

モデナ訪問、宿泊最大の目的であるアルビネッリ市場に朝食後向かう。R&Bを出ると小さな広場には野菜、チーズ、生ハム、ワインなどの市。さらに、タリョ通りに行くと花、サボテン、球根などの店が出ている。

あとで、チェントロにはもう少し規模の大きい園芸市が開かれているのを知る。

 

アルビネッリ市場に着き、一回りするが目当てのBertaniバルサミコ酢の店がわからない。この市場は入り口が2か所あり、どっちから入るかで市場内がまったく違って見える(自分だけか)。なかなか見つからないので別のお店の人に訊いたら何とそのすぐ裏側、恥ずかしい。

 

買うものは決まっているのであとは個数を伝えるだけ。いつものように同じ店で乾燥フンギ・ポルチーニとドライトマトを買ってR&Bに置きに戻り、荷物をパッキングする。

 

◆2日目の街歩き

ミッションを終え、再度街歩き。ドゥカーレ宮殿に行く。ここは昨日アペリティーヴォした店のすぐ近くだ。中には入れないので外観を含めてSくんの写真を撮る。

ドゥカーレ宮殿前を右に(東に)進み、次の大きな通りを右折。少し歩くとモデナ出身のパヴァロッティ肖像の前に出る。

ここで一旦別れ、R&Bへ行きチェックアウト(といっても誰もいない。スーツケースをロビーに出し。鍵を置くだけ)。

 

次の待ち合わせは11時45分グランデ広場なのでエステ家美術館の方へ行ってみる。途中の右側の広場は園芸市。

美術館手前のサンタゴスティーノ教会入り口付近には結婚式に出席するような人々を見かける。

 

この日から4日間フィレンツェのアパート住まいなので滞在中におかず、つまみとして食べる生ハムを買おうと再びアルビネッリ市場に行き、ハム・サラミなどの店で生ハム2種を買い込む。

 

◆ランチも

Sくんと落ち合って夕べの店に行くが『あと10分後』といわれ、2007年に行った店に行くがここは『12時半から』とのことで、夕べの店に行くことにしてしばし公園で時間調整。

カメリエーレには『また来てくれてありがとう』と迎えられる。

ランチも美味しかった。

 

◆フィレンツェへ向かう

フィレンツェには13時38分の電車に乗ることにしていたのでイタリアとしては早いランチを終え、13時前にはR&Bに戻って荷物をピックアップし、駅に向かう。

今度は、Sくんのスーツケースが不調で引っ張るのに力が要り、駅まで行くのが大変そう。

ようやく駅に着いて自販機で切符を買おうとしたら乗り換えのFrecciaRossaが満席で買えない。次のFrecciaRossaも満席でのようだ。

結局、買えたのは13時58分発、2回乗り換えのRegionale。これだと17時52分着だがやむを得ない。フィレンツェのアパート・オーナーとはアパート前待ち合わせなのでメールで連絡をする。

 

◆泊まる

◎R&B Il Fonticolo, Via Castelmaraldo, 65, Modena

Booking.comで予約、Twin 117ユーロ、現地払い

個人経営のR&B、部屋はゆったりしているが、関係者がどこにいるかわからない。

朝食はいわれた時間より遅い。渡された鍵でなかなか開かず連絡先も知らず困った。

 

◆食べる

◎お店の名前 Risorante da Danilo, Via Collellini, 31, Modena

1日目夕食

食べたもの 本文の通り

ワイン Lambrusco di Sorbara(15ユーロ)、Barbera d’Alba(ハーフボトル、10ユーロ)

水、コペルト含め108ユーロ

 

2日目ランチ

食べたもの

ハム・サラミ盛り合わせ(10ユーロ)、

タリアテッレ・ボロネーゼ(10ユーロ)、

フンギのリゾット(10ユーロ)

ワイン Lambrusco di Castelvetro(ハーフボトル、8ユーロ)

水、コペルト含め46ユーロ

 

◆飲む(アペリティーヴォ)

◎お店の名前 Caffeteria Drogheria Giusti, Via Farini, 83, Modena

プロセッコ(6ユーロ×2×2杯)、つまみ(サンドイッチ、タラッリ、ポテトチップ、フォカッチァ、ほか)

 

◆買う

◎お店の名前 Ristorazione Bertani (Mercato Albinelli内, Via Albinelli 13, Modena)

買ったもの 40年物、20年物バルサミコ酢数本、乾燥ポルチーニ(傘のみ、石づきあり 各50g)、ドライトマト500gなど合計268ユーロ、店長さんからバルサミコ酢クリーム1本とお菓子4個プレゼントされる。

◎お店の名前 Da Sergio (Mercato Albinelli内, Via Albinelli 13, Modena)

買ったもの パルマ産生ハム300g、クラテッロ・ディ・ジベッロ(culatello di Zibello) 200g 計34.5ユーロ

かなりの人気店のようで少し順番待ち。値段を訊く時間もなかった。いずれにしてもクラテッロは相当高い。日本では、イタリア産生ハム類は輸入禁止で食べることができないのでイタリアではしっかり食べるつもりで購入。

 

Milano(ミラノ)2023/8/30~9/1

◆行く

コロナ禍で4年ぶりのイタリア、前回2019年夏と同じくミラノからスタート。

ヘルシンキでの乗り継ぎを含め約18時間の長い空の旅を終え、ほぼ定刻の10時10分マルペンサ空港に到着。

スーツケースを受け取り、ミラノ中央駅行きバスを探し乗り込む。成田空港で発覚したスーツケースの劣化によりキャスターが動かなくなった、つまり壊れたスーツケースを引っ張ることができず、近いはずのバス停までが遠く、また中身以上にスーツケースは重い。

 

ほぼ予想通りの12時に中央駅到着。ホテルはすぐ近くだけど、スーツケース問題のほかに同行者のSくん(大学4年の孫)がイタリア初めてなので中央駅の外観に触発されたのか何枚か写真を撮りながらホテルに向かったので30分近くかかってしまう。

 

◆チェックイン待ち

ホテル予約サイトではたしか《アーリーチェックイン》で12時30分からだなと思ったが、フロント氏はにべもなく『14時から』という。

 

いったん荷物を預け、ランチに出かけようとしたが、スマホのバッテリーが二人ともほぼ無くなりそうだったのでロビーで充電しようとしたが持ってきた変換プラグは3つ口のコンセントに合わない。そこでフロント氏にその旨言うと『別の変換プラグが必要なんです。私個人の変換プラグをお貸ししましょう』と個人名を書き込んだプラグを貸してくれた。

 

スーツケースが壊れているので新しいものを買わなければならない。店を探さなければならないが、壊れたスーツケースを持って行くわけにもいかない。そこで寸法を測るためフロント氏に事情を話し、メジャーを借りる。

 

そんなことをしているうちに1時間経ちチェックインでき、部屋に入れた。まず、持参の変換プラグ(Cタイプ)が使えるかチェックする。大丈夫だ。

 

◆ランチ&観光開始

Sくんを連れて行きたいランチの店はドゥオモの近くなのでメトロでドゥオモ駅に向かう。駅構内の自販機は混んでいるので近くのタバッキで往復分4枚買う。

 

ドゥオモ駅で降り地上に出ると、あの美しいファサードのドゥオモが目に入る。

広場には多くの観光客とやや怪しげな輩がいる。後ろを歩いていたSくんが気になり振り向くとアフリカ系の男にからまれている。どうやら『写真を撮ったから金を払え』と言ってるようだ。すぐに歩き出すよう促し、無視して振り切る。

 

ランチお目当てのパルマ生ハムの店は4度目、ちょっと場所がわからなくなったが何とかたどり着く。

イタリア産生ハム類は日本では輸入禁止になっているのでイタリアで食べるのは楽しみだ。

機内の軽食がヘルシンキ到着前の朝5時頃だったのでお腹はかなり減っている。

 

さて、メニューを見てプリモについてはSくんに説明、生ハムは以前のような各種盛合わせがないのでパルマ24カ月熟成のGrandeを注文。プリモは、Sくんはタリアテッレ、自分はトルテッリ、ワインはもちろんランブルスコを頼む。

まず初めに生ハム登場、《グランデ》というだけあって、その量に驚く。

生ハムとプリモでお腹いっぱい。Sくんのイタリア初めてのごはんは思い出に残るものとなったはずだ。

 

◆街歩きのあとはスーツケース購入

遅いランチのあとは街歩き。

ガッレリアを抜け、スカラ座の前を通り、ブレラ通りを歩きブレラ絵画館をすぎる。その辺りから引き返すつもりだったが、Sくんが『戻らずに別の通りに行きたい』というので、左に曲がる。そこはフィオーリ・キアーリ通り、少し狭いが両側にはリストランテなどが沢山で中々楽しい。

 

途中また左折してドゥオモ方向に向かうと、右手にたしかイタリア初めてのスタバがあり、行きたいというので一旦別れ30分後にドゥオモ広場で待ち合わせのこととする。

 

こちらは、スーツケースを探すため、ドゥオモそばの《Renascente》に行く。最上階まで行くが見つからない。地上階に戻るとき、下りエスカレーターから地下売り場にスーツケースの展示が見えた。2店目でほぼ目星をつけ、待ち合わせ場所へ行き落ち合った上で戻り、先ほどの売り場で購入。

空のスーツケースを引っ張ってホテルに戻ろうとするが、メトロの入り口を間違えたようで乗り間違え、5つ目の駅で気づいてドゥオモ駅に戻り乗り直す。

 

◆超まずかった夕食

18時半頃、ホテルに戻る。

長旅のあとなのでさすがに疲れた。Sくんは眠っている。遅いランチのためお腹は空いていないが、このまま寝てしまうと時差ボケ解消しないので起こしホテル近くで何か食べようと出かける。ホテルの通りにもそこかしこに食べるところはある。

 

そんな中、外のテーブル席がほぼ一杯だったがカップルが我々に気づいて椅子の上のバッグをどけてくれたので座らざるを得ない。

注文はQRコードでHPから。各々パスタ1品、ワインはソアヴェをボトルで注文。

自分の頼んだパスタがまったく味がしない。今までのイタリア旅行史上超まずいだけでなく、日本でも自宅でもこんなまずいのを食べたことがないほどだ。

塩と胡椒を頼むが、塩の瓶はほぼ空、もう1回頼む。

まぁ、昼間焼けるほど暑かったので外のテーブルは気持ち良いし、居酒屋的雰囲気だと思えばいいか。

こうして長いイタリアの旅、1日目が終わる。

 

◆ブレラ絵画館と古着屋巡り

さて、ミラノ2日目は午前中ブレラ絵画館とSくん希望の古着屋巡りだ。

ホテルでの朝食を終え、9時すぎ出かける。今日は、メトロに乗らず歩く。

天気よくさわやかで気持ちがいい。今回の旅では、《Ubigi》というeSimをスマホにインストールしているので、移動中の経路案内はGoogleMapsがしてくれる。ガイドブックの地図やホテルでもらう紙の地図に比べると便利なこと、この上もない。

 

ブレラ通りを行かなかったため、最後ちょっと小さな道を間違えたがこれはご愛嬌。

 

入場券(1名16ユーロ)を購入、階段を上って入館。4年前同様、数々の作品をゆったりと鑑賞する。

 

 

 

Palma il Vecchioの《San Sebastiano》の前に画板が置いてあり、絵心あるかどうかしらないが、Sくんが何か描き始めたのを後ろから撮って、あとで家族に送る。

 

芸術に浸った後は彼の目的の一つ、古着屋に行く。1ヵ月ほど前にYouTubeで見せられたのを何とか住所を確認しておいた。

そこへブレラ絵画館から歩いて向かう。

目指す店が見つかり、一緒に入ってもお互い気を使うだろうと思い、近くをぶらぶらしていると見覚えのある風景。そこは、サン・ロレンツォ・マッジョーレ教会。教会前の広場でしばし待つ。

LINEで連絡がきて教会前の広場で待ち合わせ。どうやら収穫はなかったようだ。さらに数軒行きたい店があるというので一旦別れ、メトロMissori駅からホテルに戻って一休み。

午後はスフォルツェスコ城に行く予定だったのでその近くの良さそうな店をGoogleMapsで探し、生パスタの店に決め、その店の前で待ち合わせの旨LINEで連絡。

 

◆満足したランチ

14時待ち合わせなので余裕を見て出かける。途中まで朝と同じルートを歩く。少し早く着いたので辺りを歩き回るが、選んだ店の外テーブルは混んでいて人気店のようだ。

 

時間通り落ち合って、店の中に入りレジでまず注文。外のテーブルがほぼ満席だったので2階席にするが中はちょっと暑い。Sくんが外に見に行くと『テーブルが空いた』というのでそちらに移る。

注文したのは海の幸のリングイネ。鍋のような容器に盛り付けられているのは、ムール貝、アサリ、小エビなど。

とても美味い。この店にして良かった。

 

◆スフォルツェスコ城

食事のあとは、すぐ近くのスフォルツェスコ城へ行く。ここにはミケランジェロの最後の作品が展示されている博物館があるのでそれも含め美術品を見せたかったが《ブレラ絵画館》に行ったこともあり博物館には入らないという。

城を抜け奥の公園に行くが、暑くて日陰のベンチもなく早々に後にする。

 

◆買い物のおかげで会話が弾む

ある雑貨屋に行きたいというので向かうが、途中ブレラ通りでSくんがお買い物。雑貨屋に行く前にすぐ近くのEATALYに寄ってカフェで一休み。

目的の雑貨屋にはピンとくるものがないらしくホテルに戻ることにしてメトロGaribaldi FS駅に向かう。

 

もうすぐ駅、という直前にSくんがADIDAS発見、日本にもあるのにと思ったがどうしても寄りたいとのこと。

Sくんが店内を見ている間、お店のスタッフに『座っていいか』尋ねるともちろんOKと言われ座る。

彼から『どこから来たの?』と訊かれイタリア語で答えたところから会話が始まる。

いろいろと話が弾み、今回の旅行を振り返ると、イタリア語で一番会話した時間だった。

 

Sくんの買い物を終え、メトロで中央駅に行き、ホテルに戻る。

 

◆壊れたスーツケースの処分は

明日にはこのホテルを出なければならない。壊れた古いスーツケースをどうやってホテルに処分してもらおうかは昨日の夜から頭の中にずっとあったが、今日中に何とかしなければならない。

いろいろなフレーズを考え、意を決してフロントへ向かう。さっき戻った時に昼間のフロント氏から別の”simpatico”(人の良さそう)な夜間勤務の人に代わっていたのを確認している。

 

まず、経緯を話し、どのようにしたら良いか尋ねると即座に返ってきたのは”buttare!”(捨てる)という言葉。彼はすぐ清掃関係のスタッフを呼びそうするよう指示をする。昨日からの懸案事項が一挙に片付く。

 

◆二日目の夕食は

さて夕食。ナヴィリオ運河も考えたが、やや疲れ気味なので帰りのことを考えてやめ、ホテル近くで探すこととする。昨晩の轍を踏まないように、またSくんがリゾットを食べたいと何回も言っているので候補店の中からメニューもチェックするこの点、GoogleMapsは便利だ(ただしメニューは投稿者の写真なのでいつ投稿されたものか確かめるのがポイント)。

結局『歩き方』の地図(出発前にPDF化しスマホにファイル)に自分で書き込んでいた店に行くことにした。

(どこからの情報で何年くらい前に書き込んだか経緯はまったく記憶ない)

 

ホテルからは歩いて10分くらい、せっかくなので地図を見ながら行く。なかなか落ち着いた良さそうなトラットリアだ。

 

前菜は、クロスティーニと《温かい前菜》をシェア。プリモはリゾットをそれぞれ注文。セコンドはミラノ風カツレツをシェア。

飲み物は、まずフランチャコルタで乾杯、それからサルディーニャの白を飲む。

カメリエーレは年配の男性でこの方も”simpatico”だった。近くの子どもがいたテーブルにも良いサービスをしていた。

 

帰りは来た道を戻らずホテルに出る通りに向かったがやや遠回りのようだ。この日は満月、スーパームーンがとてもきれいだ。

◆最終日はナヴィリオ運河

朝食後、Sくんはランニングに出かける。その間、最終日に泊まるホテルの場所を確かめに行く。

すぐ近くだが行ってびっくり。そのホテルの目の前は建物解体工事中、何回か泊まった《Hotel Michelangelo》だ。道理で今回予約したくともできなかったわけだ。

 

ホテルに荷物を預け、チェックアウト。メトロでナヴィリオ運河に向かう。

メトロPortaGenova駅で降り、GoogleMapsにお世話になり運河を目指す。途中またSくんは通りがかった店に寄りたいというので一旦運河まで行き待ち合わせ場所、時間を決めて別れる。

それまでの時間、運河の両岸を散策しながらランチの店をチェック。

 

11時50分、待ち合わせした橋で落ち合い、当初から考えていたピッツアの店に行く。

今回の旅行で初めてピッツアを食べる。運河に面した外のテーブルは気持ちいい。

 

12時50分ここを出て先ほどのメトロ駅へ。ホテルに戻り、スーツケースを受け取ってミラノ中央駅へ行き、14時05分発のFrecciaRossaでモデナへ向かう。

 

◆泊まる

◎ホテル Hotel Flora(★★★), Via Napo Torriani 23, Milano

Agodaで予約、Twin 202.56ユーロ(33,412円)、市税16ユーロ

 

◆食べる

◎お店の名前 Salsamenteria di Parma San Babila, Via S.Pietro All’Orto, 9, Milano

2016年9月、2017年11月、2019年7月に続き4度目の訪問

食べたもの パルマ生ハム24カ月熟成のGrande(25ユーロ)、ラグーのタリアテッレ(13.5ユーロ)、黒トリュフのトルテッリ(12ユーロ)、食後にジェラート(6.5ユーロ×2)

 

ワインはモデナ産ランブルスコ(23ユーロ) 水、コペルト含め90.5ユーロ

 

◎お店の名前 The FisherMan Pasta, Corso Garbaldi, 12, Milano

食べたもの 海の幸リングイネ(大12.9ユーロ、並9.9ユーロ)

赤ワイン、プロセッコ(グラス、各4.5ユーロ)、水、サービス料含め36.3ユーロ。

 

◎お店の名前 Trattoria Della Zia , Via Gustavo.Fara, 12, Milano

食べたもの 本文の通り。

リゾットはミラノ風とフンギポルチーニ(各13ユーロ)。ミラノ風カツレツ(22ユーロ)

ワインは、フランチャコルタ(7ユーロ×2)、サルディーニャの白、VERMENTINO SARAJA(20ユーロ)

水、カフェ、コペルトを含め110ユーロ、チップ5ユーロ

 

◎お店の名前 La Pizzeria Tradizionale, Ripa Porta Ticiese, 7,  Milano,

食べたもの Pizza Margherita(8ユーロ)、Forte(9.5ユーロ)

飲み物は、微発泡の白500ml(9.5ユーロ)

水、コペルト含めて33ユーロ。

 

◆買う

DELSEY製スーツケース Renascenteで購入、免税対象とのことで手続き一応済ませたが、出国時マルペンサ空港で時間なく最終税関手続きできなかった。