Firenze(フィレンツェ)2014/11/16~17
◆行く
2014年イタリアの旅3日目はペルージャからフィレンツェへ。
2010年夏にペルージャ短期留学の前は旅行で3回訪れ、2010年はペルージャに行く直前2泊、滞在中は何回か日帰り。2011年のペルージャ滞在中も何度か、そしてそれ以降も2012年11月にも1泊で訪れているので2年ぶりだ。
ペルージャ11時41分発の列車でフィレンツェに向かう。車窓から見える空は雲がきれ晴れる。途中テロントラあたりで雲が広がってきたもののフィレンツェに近づくころにはまた晴れてきた。
列車は少し遅れて13時45分サンタ・マリア・ノヴェッラ駅到着。
ホテルに向かうが日曜とあって人出がすごい。
14時ちょっと前にホテルにチェックイン。
◆まずはミケランジェロ広場へ
ランチをすませてから大好きなミケランジェロ広場に行くつもりだったが、以前行った店は場所がわからなかったり、混んでいたりしていたので空腹のまま広場に向かう。
ネリ通りの途中でアルノ川岸へ出てグラッツェ橋を渡る。川岸の大きな通りから右に入りトラットリアやワイン・バーなど固まっている一角を過ぎサン・ミニアート門を上がって行く。幅広のゆるやかな階段の道を上がるとミケランジェロ広場だ。
15時すぎ広場に到着。
ここは人出が少ない。いつものように市内を見下ろす。ドゥオモが主役の素晴らしい景色は何度見ても見飽きない。
広場をあとにして山の上の教会、サン・ミニアート・アル・モンテ教会へ。ミケランジェロ広場からすぐなのにここは初めてだ。
ファサードはおもちゃのよう、きれいだ。中は暗い。両サイドのフレスコ画、十字架礼拝堂、クリプタなどを見る。
ミケランジェロ広場からは少し後ろでしかも一段高いのでここから見る旧市街も素晴らしい。
◆遅めのランチ?
帰り道、行きに通りがかり外にまで人があふれていて気になっていた店“La Prosciutteria”がすいていたので入る。
店内に掲げられているメニューをみると《生ハム盛り合わせ》が2人前となっていたがそれを半分にしてもらい、キャンティDOCGをグラスで注文。盛り合わせにはパンまでつきランチとしても充分。
◆変身したメルカート
フィレンツェに来るたび中央市場(メルカート)に寄っているがこの日は日曜のせいかお店のある1階には入れずやむなく2階に行ってみた。
2階はメルカートとはほど遠く、いわばおしゃれな空間に変わっている。
生ハム、魚、チーズなどをつまみにした店がほとんどでフードコートだ。
夜ここにきてもよかったが身体が疲れ気味なので気分が合わなそうでやめた。
いったんホテルに戻り一休み。
◆夕食
夕食には少し早いが19時頃出かけることにしてレセプションのおば様に近くのリストランテを教えてもらったのが”Paoli”。
(これまで行ったことはなかったが名前だけは記憶があった。イタリアに行き始めたころに購入したFIGAROの『イタリアレストラン』で紹介されていた。)
早い時間なのにもう客は入っている。
建物はかなり古そうだ。店内のフレスコ画など歴史を感じさせる。お店の人に『この建物、古いですねぇ』というと『1300年代に建てられた』とのこと、納得。
帰り道はドゥオモなど寄り道して21時ごろ戻る。チェントロに宿をとるとこういう点が便利だ。
◆翌朝またメルカートへ
11時にはピエンツァへ移動するため電車に乗る必要があるのでフィレンツェでの時間はあまりない。
まず駅に行きシエナまでの切符を購入、帰り道メルカートへ寄る。
以前にも買ったことのあるドライトマトを買うために食料品店“Conti”を探し回る。
何回行っても自分がどこにいるのか、目指す店がどこにあるのか迷ってしまう。
場所を教えてもらってドライトマトのみ購入。
帰りに別の店の前で日本人女性に声をかけられ話をする。革職人として勉強のかたわらここで働いているとのこと。
はじめ『お土産に何か・・・』と勧められたが『まだ旅は始まったばかりなので』とやんわりとお断りしたが、店の中をみるとBolognaのチョコレート”MAJANI“があったので量り売りで適当に買う。ほかにトローネを買ったが少し安くしてくれた。
◆クーポラに上がるのはあきらめる
メルカートをあとにしてドゥオモ近くを通る。
前期のイタリア語講座で取り上げられた《ドゥオモの謎 クーポラはどのように作られたか》を確かめるために来る前は『クーポラに上ろうかな』と思っていたが時間がきびしそうなのでとりやめる。
そのままアルノ川方向に進みポンテ・ヴェッキオを渡ってピッティ宮まで散策。
近くに洋品店がありウィンドウに飾られていたマフラーが目についたので開店を待って帰りに寄り、家族へのお土産として購入。
ホテルに戻りチェックアウト、小雨の中、駅へ向かう。
◆泊まる
ホテル Axial(★★★), Via dei Calzaiuoli 11, Firenze
Single 66ユーロ、Booking.comで予約。
ここには2年前に泊まったがドゥオモのそば、駅からも近く良かったので再訪。
◆食べる
- お店の名前 La Prosciutteria, Via dei Neri 54r, Firenze
食べたもの 前菜盛り合わせ1人前(5ユーロ)、店内に掲げられているメニューでは2人前だったものを半分の1人前でお願いしたもの。この盛り合わせにはパンまでつき遅いランチとしても十分すぎるほど。ワインはグラス売りが各種類あった中からキャンティDOCG(4ユーロ)を注文。
- お店の名前 Ristorante Paoli, Via dei Tavolini, 12/R, Firenze
食べたもの 前菜は野菜のオリーブオイル漬け盛り合わせ(10ユーロ)。
プリモはゴルゴンゾーラのニョッキ(12ユーロ)。
昼食が遅かったのでセコンドはパス。ワインはハウスワインのキャンティDOCGハーフボトル(10ユーロ)。コペルト、水、カフェ含めて38.5ユーロ。
◆買う
買ったもの ドライトマト 10ユーロ(お土産として。メルカートのContiにて)。
このドライトマトは小粒で塩気もきいているので料理用というよりはつまみとして重宝。
MAJANIのチョコレート、トローネ 23ユーロ(メルカートのLombardiにて)
女性ものマフラー(フィレンツェ近くのプラートで織られたもの、Baroni Gran Michelにて)