1998年から毎年訪れていたイタリア。コロナ禍のため次に行く目途はたたない。
旅行の楽しみとして『旅の思い出』があるが、今まで『思い出に残る前菜』、『ドルチェ』やら『カラヴァッジョ』を記してきた。
『カラヴァッジョ』という美術鑑賞の思い出からまた『飲食』に戻ることになるが、イタリア文化とも言えるアペリティーヴォに欠かせないワインバーについて思い出に残る店をまとめてみようと思う。
とはいえ、1、2泊で移動する旅行では意外に少なく、やはり何日間か滞在したところで行っているようだ。
まずは、ローマ、フィレンツェから。
《Roma》
- Trimani Wine Bar (テルミニ駅からほど近い)
2005年9月、南イタリアの旅を終え、予約していたテルミニ駅近くのホテルにチェックインしようとしたところ水道トラブルでホテルを替わる羽目になり、代替ホテルに落ち着いたのが23時頃。ホテルすぐ近くのこちらで遅い夕食。
ワインショップに併設されているのは翌日知る。2018年7月、ローマ滞在時に部屋飲みワインを買うためにエノテカ訪問、ワインの種類、量に圧倒される。
(残念なことに写真なし)
- Cul de Suc (ナヴォーナ広場近く)
2018年7月訪問。19時だったが外はまだ暑く、中の席を希望。開店間もなくだったので誰もいなかったがそのうち埋まってきた。壁には所狭しとワインが置かれている。グラスワインの量はやや少な目だが生ハム、サラミ、チーズ盛合せは驚くほど多い。
- Castroni
ナツィオナーレ通りに面した食料品の店。入って奥右側がバンコ(カウンター)。1998年のイタリア初訪問から何回通ったことだろう。お土産を買ったり、ついでに一杯やったり、突き当りのテーブル席で軽く食べたり、など。
《Firenze》
- Pitti Gola e Cantina (ピッティ宮殿近く)
2015年11月、Antinoriのリストランテでたまたま隣に座ったカナダ人から教えてもらい翌日訪問。翌年友人との旅行中、ワインとペアリングのランチで再訪。その後も3回訪れている。
- Le volpi e l’uva (ポンテ・ヴェッキオ渡って左側の広場)
2016年9月訪問、外のテーブルで。予約席のためその客が来るまでの1時間だったが問題なし。
プロセッコとVernacciaを飲む。その後、2回訪問。
- Vini & Delizie (サンタ・マリア・ノヴェッラ教会近く)
2017年11月、夕食に向かう途中たまたま通りがかり、『プロセッコ€3.5、ワイン€5』の看板を見て訪問。《WINE TASTING TOUR》のチラシがあったので訊くとワイナリー訪問ではなく店の中でやるという。興味を持ち、翌日訪問して参加(といっても一人)。次の日も訪れ、結果的に3日連続訪問。翌年(2018年)、翌々年も訪問。
- Signorivino (アルノ川に面しポンテ・ヴェキオを望む店)
2017年5月訪問。ここは全く知らなかったが、2014年知り合った日本人女性からメールで教えてもらったおススメの店の1軒。記念に、店の名前入りオープナー購入、いつも家で使っている。