2014/11 ローマと中部イタリア」カテゴリーアーカイブ

Roma(ローマ) 2014/11/20~22

 

Roma(ローマ) 2014/11/20~22

 

◆行く

2014年イタリアの旅もいよいよ終盤、モデナからローマに行き、21日にはイタリア語講座クラスメート4人が集結し、まる1日一緒に行動することになっている。

 

モデナを10時34分の列車で立ち、ボローニャに向かう。

ボローニャからローマまでは昨日パルマでお昼を共にしたMさんと同じ列車のはず。

待ち時間がかなりあったが、入線前のホームに早めに行くと間もなくMさんが現れる。

ローマまでふたり旅なのでいろいろおしゃべりをして退屈しない。

 

テルミニ駅には10分ほど遅れて到着、14時すぎいつものホテルにチェックイン。

 

◆ローマ散歩

夕方にはローマ在住の友人、イタリア語講座のもう1名のクラスメートと合流して4人で夕食をとることになっているが、それまで4時間ほど時間がある。

ということでチェックイン30分後Mさんと待ち合わせ、ローマ散歩に出かける。

 

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂ナツィオナーレ通りから眺める。夕日がまぶしい。

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途中右折してトレヴィの泉へ。

何と修復工事中だ。とはいっても、足場の手前に観光用通路が作られ、ふだんは立ち入れない泉の水がたたえられているエリアを歩くことができる。

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彫刻群を真近かに見ることができ得難い体験。

どんどん歩き、パンテオン、ナヴォーナ広場と定番の観光スポットを巡る。

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途中パンテオン近くのジェラテリアでジェラート休憩。

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次も定番、スペイン広場。途中2ヵ所で分からなくなるが毎年イタリア短期滞在を繰り返しているMさんがお巡りさんや通りがかった人に道を尋ね、難なくたどり着く。

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数時間の散歩を終えホテルに戻る。

 

◆夕食はピッツェリアで

約束の19時にはホテルのレセプション前で全員集合。

行く店を決めていなかったが『そんなに重いものは食べたくない』ということでローマ在住のNさんが行ったことのあるピッツェリアに行くことにした。

 

Nさんとクラスメート2人は初対面だがまるで以前からの知り合いのようにイタリアやローマのことで話が弾み楽しい夕食だった。

 

食後のドルチェは近くのジェラテリアへ移動、ジェラートを食べる。

 

◆フラスカーティへワイナリー探訪

今回の旅のメインイベントはFrascatiでのワイナリー訪問、待ち合わせ場所はテルミニ駅。

ほぼ時刻通りに4人全員揃う。

10時14分発のTor Vergata行きの電車は10分遅れて発車、約20分で到着。

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駅の写真を撮っている時、迎えの青年が反対側から声をかけてきた。

10時50分ワイナリー《Azienda Agricola Casale Marchese》に着く。ローマから近い!

天気が良く、景色も良い。

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まず、当主夫人と思われるおば様のガイドにより、マルケージ館屋上からワイナリー周辺の景色を眺める。

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屋上からは辺り一面ブドウ畑だ。もちろん収穫は終わっているが『ワインがなっているよう』と一人が冗談をいう。

 

屋上から下りたあとマルケージ館の歴史について説明がある。

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その昔はチルコ・マッシモからの道路がここまで通じていたらしい。

我々全員がイタリア語を多少分かると連絡していたので普通にしゃべられ、とてもじゃないが理解できないところもしばしば。

そこはイタリア人を夫に持つクラスメートに補足してもらう。

 

おば様の次は背の高い男性(エノロゴか?)が担当、我々を案内してくれる。

タンク、樽、ボトルに詰めるところ、梱包場所など。

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イタリアでのワイナリー訪問は4ヵ所目、今まで訪れた中では規模が小さい方だ。

今年のボトリング、梱包はすべて終わっているようだ。

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そのあとは待望のテイスティング、館の外の小さな屋根のあるところでアウトドア気分。

金額(1人37ユーロ)にもよるのだが、白、赤各1種類のテイスティングとポルケッタ、生ハム、トマトのブルスケッタ、パンにオリーブオイル、ペコリーノチーズというつまみだ。

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ワインのサーブをしてくれるのはフィリピン人の女性、イタリア語はイタリアに来てから覚えたとのこと。

白、赤それぞれ3杯くらい飲んだかもしれない。

そのあとは、ワイナリー当主ご夫妻らと写真を撮ったりしてすごす。

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『帰りはどうなるかなぁ』と思っていたが迎えにきてくれた青年(どうも次男らしい)がフラスカーティの町まで送ってくれた。

 

◆フラスカーティの町で

車から降りてすぐのところにファサードに特徴のあるカテドラーレ《サン・ピエトロ大聖堂》があり、記念撮影。

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いつもなら中に入り見学するところだが、皆はあまりその気がなさそうなのでとりやめ。

そこからすぐのところには大きな庭園の向こうに端正で大きなヴィラが見える。《アルドブランディーニのヴィラ》のようだ。

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入れるかどうかもわからず、しかもちょっと遠そうなので姿を見るだけにとどめる。

何しろ、ワイナリーで皆ワインを買い、手に持っているのであまり歩き周る気もない。

 

ここに来る前は、町のトラットリアでポルケッタの昼食をとることも考えていたが、テイスティングでまぁまぁ飲んだり食べたりしたのでのそれもやめ、食後のジェラートということにして、近くにいた若い男の子に店を教えてもらう。

ジェラートを食べ終えるとすることもなく『早くローマに戻ろう』ということになり、駅に急ぐと当初予定の列車より1本(1時間)早い14時36分発の列車にぎりぎり間に合った。テルミニ駅15時06分着。

 

◆EATALYへ

ホテルはテルミニ駅から近いので皆の重い荷物を預かり、再びテルミニ駅へ。

今度は地下鉄だ。B線のピラミデで下車、EATALYへ向かう。駅からは結構歩いた感じだ。

 

ようやくEATALY到着。

イタリアには珍しい巨大なショッピングセンターで食料品、家庭用品でいっぱいだ。イートインやバールもある。

各フロアを結ぶエスカレーターは緩やかな傾斜で、乗りながら売り場を見渡すことができる。

見ているだけでも楽しいが、何かを選ぼうとしても品数が多く大変そうだ。我々のような外国からの旅行者には向かないかもしれない。

 

とはいえ、何も買わないのもしゃくなのでペルージャのオステリアで使われていたのと同じようなバッグタイプのワイン・クーラーを見つけたので購入。

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モリーゼ州のワインのテイスティングをしているうちに3人とはぐれ、探し回る。

3人をようやくバールで見つけ、そこでカフェを飲みながら話題はローマにいながら《3.11》のときの体験談になる。

 

イタリア通販のメルマガで知った食料品店を探すためここでいったん別れ、先にEATALYをあとにした。

場所を住所も含めうろ覚えだったので見つからずあきらめ、予約してあるテスタッチョのトラットリアに向かう。

 

◆テスタッチョでのチェーナ

20時15分ごろお店《La Fraschetta》に入り、ずっーと奥のテーブルに案内されたがまだ誰もいない。

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メニューを見ながら待つ。

しばらくして皆が到着、Sさんのご主人も一緒だ。ローマ出身のご主人も帰省していて彼が3人をEATALYまで車で迎えに行き、テスタッチョ近くで駐車するのに手間取ったようだ。

 

Sさんのご主人とは初対面、イタリア語で挨拶しようと思っているうちに先に日本語で挨拶される。日本で生活しているから当然か。

会話はほとんど問題ないようなので以降は日本語。

この店は、ローマに住んでいる彼の弟さんが選んで予約してくれたようで、さすがに観光客らしい客は我々だけ。

料理は生ハム盛り合わせをリクエストしたほかはローマ出身のご主人にほとんど任せて注文してもらう。

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ローマらしい食事を 和気あいあいとおしゃべりしながら2時間半ほど楽しんだ。

 

帰りは皆で駐車場まで歩き、ご主人にホテルまで送ってもらうが途中どこを走っているかサンタンジェロ城以外ほとんどわからない。

4月にクラスメートと新宿でご飯を食べたときに『みんなでイタリアに行けたらいいね!』という話になったのがまさか実現するとは思わなかったが、その長い1日が終わった。

 

◆朝のローマ

2014年イタリア旅行最終日、きょうも良い天気だ。

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9時過ぎ、ローマに来たらいつも寄る食料品店にチョコレートなどのお土産を買うために出かけたが、時間もあるのでナツィオナーレ通りからフォロ・ロマーノまで足を延ばす。

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コロッセオを向こうに見て戻る。

これで短いながらローマの定番観光をしたことになる。

 

帰り道、食料品店に寄ってホテルに戻りチェックアウト。

11時50分の列車でフィミチーノ空港に向かい、8泊10日の旅を終える。

 

◆泊まる

ホテル Hotel Camelia(★★★), Via Goito 36, Roma

Booking.comで予約、Single 64ユーロ(1泊)。テルミニ駅から近いし、清潔感あるホテルなのでここ数年はローマではもっぱらこのホテル。

今回の旅の初日もここに泊まっている。

 

◆食べる

お店の名前 Al Forno della Soffita, Via Piave,62/64 Roma

http://www.alfornodellasoffitta.it

ピッツェリアというよりはピッツァもあるトラットリアという感じの店。

食べたもの スカンピ・車エビ・カラマリのグリル、魚介類のフリット、手切りの生ハムとモッツアレラ、ピッツア、ラザーニャを4人でシェア。

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いずれも美味しかったが、手切りの生ハムはやや厚すぎて生ハムらしくない。締めにカフェ。

ワインは1本目の白はフラスカーティ、2本目は赤でアリアニコ。4人で計100ユーロ。

 

●お店の名前 La Fraschetta di Mastro Giorgio, Via A.Volta, 36 Roma

http://www.lafraschetta.com/

食べたもの パルマの生ハム熟成24ヵ月、生ハム・サラミ・チーズ盛り合わせ(2人前)、ローマ名物のトマトソースのないパスタ(Tonnarelli alla gricia)(2人前)、

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魚介類のアマトリチアーナ(2人前)、

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ピアツエッタ、フォカッチャ、モッツアレラのフリット。締めにカフェ。

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ワインはとりあえずハウスワイン(赤1リットル)を頼み、次を考えようということにしたが、食べるのとおしゃべりに夢中だったせいかこれで終わった。5人で計135ユーロ。

 

●お店の名前 Gelateria La Romana, Via Venti Settembre 60, Angolo Via Piave Roma

ピッツェリアの帰りに寄ったジェラテリア。22時半過ぎというのに客は多い。お店の中は広くゆったりしている。

 

◆買う

●お店の名前EATALY, Piazzale Ⅻ ottobre 1492 RomaPiazzale XII Ottobre 1492 – 00154 Roma

買ったもの バッグタイプのワイン・クーラー(フランス製) 6.2ユーロ,,

帰国後1回使ったあと、二つ折りで3週間ほど置いていたため折り目に小さな穴があき、使えなくなった。

 

●お店の名前 CAstroni, Via Nazionale,71 Roma

買ったもの ジャンドゥオッティ、キャンディ、トローネ、ハーブティーなど。

 

◆訪ねる

ワイナリー《Azienda Agricola Casale Marchese》

http://www.casalemarchese.it/it/

http://www.movimentoturismovino.it/it/cantine/lazio/767/azienda-agricola-casale-marchese/

本文の通り。予約はメールで行う(すべてSさんのご主人がやってくれた)。

Modena(モデナ)2014/11/19~20

Modena(モデナ)2014/11/19~20

 

◆行く

モデナは2007年秋に訪れてから、2010年ペルージャ滞在時にサンマリノへ行く前日、2012年秋ミラノから帰国する前日、そして今回と4回目だ。初回はともかくあとの3回は観光ではなくもっぱらバルサミコ酢を買うのが目的だ。

 

前泊地、パルマでイタリア語講座のクラスメートMさんと別れたあと15時58分の電車に乗る。少し遅れたもののわずか40分足らずでモデナ到着。

本来ならパルマから往復してもいいのだが、何せ目的はメルカート・アルビネッリ(Mercato Albinelli)のとある店に行くためなのでメルカートの開いている時間という制約があるのと往復電車の待ち時間とか考えると泊まって朝のうちに行く方がいい。

 

◆とりあえずチェントロへ

駅から歩いて5分のホテルにチェックインし、すぐに駅へ戻り翌日のローマまでの切符を買う。

いつもは自販機で買うが、座席指定がうまくいかず結局並んで窓口で買ったので30分もかかってしまった。

駅からそのまま、チェントロに向かう。

初めての時はチェントロのホテルに行くのに迷い遠回りしたがそれも懐かしい。

 

世界遺産の大聖堂グランデ広場に行き、大聖堂に入ってみたもののミサ中なのですぐに退出。

 

ほかに観光する気もないのでホテルに戻るが、途中のファリーニ通り、ドゥカーレ宮近くのカフェテリア”Giusti”で一人アペリティーヴォ。

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この店は背の高いテーブル席がいくつかあり3、4組の客がいたが、ほかにもカフェを立ち飲みする客が入れ代わり立ち代わりやってきていて中々の人気のようだった。

◆2年ぶりのリストランテ

ホテルで一休みしてから20時少し前夕食に出かける。

目指すは2年前訪れたリストランテ”da Danilo”。

早い時間なのに外の席はいっぱい、中に入ると前回同様オーナーが席を作ってくれた。

相変わらず混んでいて流行っている店だ。次から次にお客がやってくる。

短時間で入れ替わりいわば回転がいい。

約1時間半のチェーナ、充分満足して店を出た。

 

◆メルカートへ

朝食後、8時すぎメルカートへ出かける(朝6時半に開き午後2時ころ閉まる)。

町はまだ朝の静けさを感じる。

2年ぶりのメルカートには迷わずたどり着き、バルサミコ酢の店へ直行。

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10年物、20年物、40年物と味見(その必要はないがお店の人から当然のように勧められた)。

値段を確認、以前とほとんど変わっていない。

目当ての40年物のほか10年物も購入。

加えて乾燥ポルチーニ(solo testa, 傘の部分のみ)も買う。

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『わざわざこれを買うために来たのですよ。何回も来ています』など言ったせいか、最後におまけで小さな瓶を2個もらった。

 

多少時間もあるので場内を歩く。

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ドライトマトが目に入ってきたので気になり(すでにフィレンツェの中央市場で多少買ってはいたが)100gだけ買う。

ほかにも欲しいものはいろいろあるが、これにて目的のメルカートでの買い物終了。

世界遺産のグランデ広場を通り抜けてホテルに戻る。

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◆いよいよ最終目的地へ

10時すぎチェックアウト。

10時34分発の電車でボローニャ経由ローマへ向かう。

 

◆泊まる

ホテル Europe(★★★) Corso Vittorio Emanuele,52, Modena, Single 59ユーロ(Booking.comで予約)

WiFiがなかなかつながらない。

 

◆食べる

お店の名前 Ristorante 《Belvedere》 da Danilo, Via Coltellini,31, Modena

前回(2012年秋)入ったが美味しくてまた居心地も良かったので今回は最初からこの店に決めていた。

食べたもの 前菜はサラミ、プロシュート、ペコリーノ盛り合わせ(12ユーロ)、プリモはパス。

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セコンドはタリアータ(18ユーロ)、残念ながら味が薄かった。

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ドルチェはジェラートにバルサミコ酢かけ(4ユーロ)。

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コペルト、水、ワイン込みで43ユーロ、ただしそこから端数カット3ユーロ引きで40ユーロ。

ワイン ランブルスコのハーフボトル(6ユーロ)。

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◆飲む

お店の名前 Caffeteria Drogheria Giusti, Via Farini N/83, Modena

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飲んだもの アペリティーヴォ(5ユーロ)

翌朝、メルカート帰りにカフェ1杯(1.1ユーロ)を立ち飲み、うまい。

 

◆買う

お店の名前 Gastronomia Famiglia Bertani, Via Albinelli,13, Modena

買ったもの バルサミコ酢40年物大2本(1本58ユーロ)、小3本(1本27.2ユーロ)、10年物2本(1本6ユーロ)、乾燥ポルチーニ50g(9.25ユーロ)

 

お店の名前 Gastronomia F.LLI Manzini, Via Albinelli,13, Modena

買ったもの つまみ用ドライトマト100g(2.9ユーロ)

フィレンツェの中央市場では今まで数回買っているが家族によるとこちらの方が美味しいとのこと。次回モデナ訪問時にはバルサミコ酢とセットで購入したいものだ。

Parma(パルマ) 2014/11/18~19

 

Parma(パルマ) 2014/11/18~19

◆行く

パルマは2度目。ただし、初めての時は2002年9月、ジェノヴァからマントヴァへの途中に数時間の滞在でドゥオモと洗礼堂を見てランチをしただけ。

そこで今回は1泊してパルマを楽しむことにした。

今回の旅では、イタリア語講座の人たちとローマで合流することになっていたが、そのうちの一人Mさんがクレモナから日帰りでパルマ往復するということで日程を合わせた。

 

前泊地ピエンツァからバスでシエナに出て11時18分発の列車に乗る。フレンツェで乗り換えの時間があるので駅中のバールでピッツァとカフェルンゴで腹ごしらえ、13時30分発のヴェネツィア行きのFrecciargentに乗る。ほぼ満席だ。ボローニャでピアチェンツァ行きにまた乗り換えだ。

 

ピエンツァを出てから雨が降ったりやんだりだったが、Castelfrancoという駅に停まった頃(14時45分頃)気づいたがすっかり晴れて、雲もほとんどない。

席が空いたほうに代わったが、窓からの太陽がまぶしい。

 

予定より数分遅れで到着、駅を出てからは勘というか記憶で進む。

チェントロまで行ったがホテルの具体的な場所がわからないのでインフォメーションで尋ねるとちょうど裏側とのこと。

15時45分チェックイン、ピエンツァからは6時間半もかかったことになる。

 

◆近くを探索

さっそくホテルを飛び出し、かつてペルージャでお世話になったYさんからのメールで『死ぬまでにもう一度行きたいリストランテの一つ』と教えてくれたリストランテ探しと翌日会うMさんとの待ち合わせ場所を確かめるため町歩き。

リストランテは割と簡単に見つかったが、待ち合わせ場所はちょっと勘違いをしてガリバルディ通りをずっと行ってみたがわからず、戻ってきて何とホテル近くのガリバルディ広場だと気づいた。

おかげでかなり町の雰囲気がわかった。

 

 

 

◆蘇らない記憶

ドゥオモに行ってみる。まだ開いていたので中に入ってみたが12年ぶりのせいか全く覚えていない。

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クーポラの天井画、コレッジョ作《聖母被昇天》とアンテラミ作の彫刻《キリストの降架》など、まるで初めて見るようだ。

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洗礼堂も開いていたものの明日にまわすことにした。

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◆さらに散策

チェントロの南の方を散策、ここは初めてのエリアだ。通りの左右には店も多くかなりにぎわっている。

エノテカがあったので入り、Franciacoltaの泡を立ったまま飲む(4ユーロ)。アペリティーヴォではなく何もつまみがつかないので、グリッシーニを頼む。

地元の人ばかりで、しかも本当に酒屋の一角という感じの店だ。

 

◆待望のジベッロ産の生ハムにありつく

いったんホテルに戻り、19時半すぎ夕食に出かける。当然Yさんから教えてもらったリストランテに行ってみるがどうやら定休日のようだ。さっき下見を兼ねてその店を見つけたとき何なくそんな雰囲気もあり、出がけにレセプションでいくつかの店を教えてもらい、地図ももらっていたのでそちらに向かう。場所は、先ほどのエノテカの界隈だ。

 

そのうちの1軒、小路の奥の店に行ってみたが外に出ているメニューを見るとちょっと安めなのでパス、美味しいクラテッロを食べるためだ。

結局、エノテカと同じ通りにあるお総菜屋さんがやっているトラットリアに決める。

 

入口はまさに惣菜売り場だがその奥がトラットリア。すいていたがそのうちどんどん席が埋まってきた。

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絶対に食べたかったのは、パルマ近郊ジベッロ産の生ハム(culaterro di ziberro)、飲みたかったワインは地元のランブルスコ。注文するときグラスで勧められたがそれを断りボトルで頼む。

生ハムはかなりの量だったが、パルマ再訪の目的でもありランブルスコで喉をうるおしつつ完食。大満足だ。

 

◆翌朝はサン・ジョヴァンニ教会と洗礼堂へ

旅先ではいつも早め、といっても休みの日に家にいるのと同じくらいの時間だが、朝食をとり、散策、町歩きに出かける。

早すぎたのか、洗礼堂はまだ閉まったままだ。

そこでドゥオモ奥のサン・ジョヴァンニ教会へ行く。内陣で写真を撮ろうとしたら内陣にいるのがダメなのか珍しく注意された。

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ここにはコレッジョの作品があるはずだけれど、どこにあるのかわからない。

ドゥオモ前広場からの小道に入ると清掃車がいたので広場へ戻ると9時を過ぎていて洗礼堂が開いていた(入場料6ユーロ)。

 

 

中に入ると、クーポラ部分が空に向かっていく感じだ。頭を上げ、見渡す。

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◆コレッジョの部屋へ

次はコレッジョの部屋(Camera di S.Paolo)を探すが、ガイドブックの写真で見たそれらしい門があり、どうも右の建物がそうらしい。

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入って2部屋目まで進むと係りの人がやってきて入場券売り場に案内してくれる。どうやら気づかないままコレッジョの部屋に入ってしまったようだ(入場料2ユーロ)。

第1室は《最後の晩餐》、大きな部屋にはフレスコ画。そこから折り返す。

 

一つ一つの部屋にはその装飾について説明があるがよくわからない。

外に出て奥へ行くとまるで公園のような閑静な庭がある。表の道路側からは中にそんなスペースがあるとはとても信じられない。

 

外に出ると大きな通りと広場、その向こうには国立絵画館ピロッタ宮の建物。

近くへ行ってみるとイタリアではおなじみのメルカートが開かれている。規模が大きく、店の数も多い。

『どんなものがあるかなぁ』と一通り見てみたが衣料品がほとんどだった。

 

◆ドゥカーレ公園

いったんホテルに戻ってチェックアウト、荷物を預けて再び出かける。

今度は、川の向こうのドゥカーレ公園だ。公園の右手奥にはどっしりとしたドゥカーレ宮殿が見える。

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公園はものすごく広々としていて、また平日の昼間ということもあって人影もまばらでゆったりとした気分になる。

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公園を出て近くのトスカニーニの生家に行ってみたが中には入らずチェントロへ戻る。

 

◆クラスメートとフォカッチャのランチ

今回の旅は、イタリア語講座のクラスメートと時期を合わせ、2日後に4人でローマで1日すごすことになっているが、ここパルマではそのうちの一人Mさんと会うことになっていた。

彼女はクレモナの友人宅に泊まっていてパルマの友だちに会うとのことでお昼を一緒にすることにしていた。

ガリバルディ広場で13時半待ち合わせだったので少し早めに行ったところ、ちょうど向こうからやってきて、お互い手を振り授業以来1週間ぶりの再会。

どこでランチをしたらいいのか考えていたが、Mさんはパルマ滞在の経験があり、勝手を知ったかのように学生が多いというフォカッチャの店に連れて行かれる。

混んでいたらしい店はちょうど多くの客が出るところ、奥の方のテーブルに座ることができた。

種類が多く、迷ったがMさんのアドバイスも受け、pesaola(牛肉のワイン漬け)にモッツァレラ、ペペローニのフォカッチャ、それと赤ビールを注文。

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いずれもうまい。

15時すぎ、Mさんはパルマ在住の友人と待ち合わせとのこと、店を出て先ほどのガリバルディ広場に戻って写真を撮り、明日のローマ行きの列車を確認して別れる。

こちらもホテルに戻ってスーツケースを受け取り、駅へ行く。

15時58分の列車に乗り、40分足らずのModenaへ向かう。

 

◆泊まる

ホテル Hotel Button ★★★ Borgo della Salina,7, Parma

Expediaで予約を探す Single 70ユーロ

 

◆食べる

お店の名前 Trattoria Salumeria Sorelle Picchi, Strada Lunghi Carlo Farini,27/A, Parma

 

食べたもの この町では外せないクラテッロ・ディ・ジベッロ(15ユーロ)、ものすごい量だ。

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パルミジャーノ・レッジャーノ(6ユーロ)、固まりが4個、これもすごい。

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ジュゼッペ・ヴェルディ風のリゾット(9.5ユーロ)、クラテッロ、ポルチーニ、さや入りの豆が入っている。

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いずれもうまい。

ワイン ランブルスコ(12ユーロ)。カメリエーレはグラスを勧めてきたが、クラッテロとの相性を考え、どうせ何杯も頼むならボトルの方がいいと考えた。少しだけ残す。

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水、カフェ、コペルト込みで50.5ユーロ。

 

お店の名前 Frank Focaccia, Piazzale San Lorenzo, 9/a

フォカッチャの店、実は名前は憶えていないが、地図からみてここではないか、と。

フォカッチャとビールで7ユーロくらい。

 

 

◆買う

Nespressoのカプセル11本43.1ユーロ Nespresso Boutique Parma,Piazza Garibaldi, 23, Parma

為替レートにもよるが、日本で買う2/3くらい。このあと行くモデナ、ローマで買っても良かったが早めに買っておいたほうが安心。

家族へのお土産で10本買うつもりで会計するとき、期間限定だか新商品だかで勧められ1本追加。

Pienza(ピエンツァ) 2014/11/17-18

 

Pienza(ピエンツァ) 2014/11/17-18

イタリアへ行き始めて17年目、17回目の旅だった今回、初めて訪れたのはピエンツァ

14年前にモンテプルチアーノからシエナに向かう途中に乗っていたバスが停まり、『今度はここに降りてみよう』と、それ以来訪れようとずっと考えていた。

ピエンツァはルネッサンス期にこの町出身のピオ2世によって造り変えられた小さな町で世界遺産にも登録されている。このことも行きたかった理由だ。

 

今回の旅では、当初はシエナ→ピエンツァ(泊)→モンテプルチアーノ(乗換え)→キウジィというルートを考えていたがキウジィまでのバスの便が恐ろしく良くないことがわかり全体の日程を変えてシエナから往復することにした。

 

◆シエナからのバスに一苦労

前泊地はフィレンツェ。シエナからのバスはFS駅から出るのでフィレンツェからあえて電車に乗る。11時10分発の電車は少し遅れ、シエナに12時45分到着。電車を降りてからバスの発車時刻まで30分あるので悠々だと考えていた。

とりあえず駅の外に出て、雨の中スーツケースを転がしながらバス停を探すが《モンテプルチアーノ行き、112》の発車場所が全くわからない。何人かに尋ね、このあたりだということ、乗車券は駅の中で売っていることを教えてもらう。

バス券を買う時に発車場所を訊くと『駅の左側』としか教えてくれない。再び外へ出て何人かに訊くが『知らない』との返事。意を決してちょうど来たバスの運転手に尋ねると『この場所から。もうすぐ来るよ。』と言われほっとする。

 

バスは定刻に来た。運転手に『ピエンツァまで』と言ってスーツケースを下に入れてもらう。

 

トスカーナ特有のなだらかな丘陵地帯が見えるはずだが、雨のせいで車窓からの景色ははっきりしない。残念だ。

 

1時間以上乗り、定刻より少し遅れて14時半ごろホテル近くのバス停で降ろしてもらう。

 

◆ピエンツァ町歩き

チェックインして目と鼻の先にある町へすぐに出かける。町の入口でちょうど日本人のツアー客と一緒になった。添乗員の声が聞こえたが40分の観光のようだ。

 

一群はまっすぐ行く人が多そうだったのですぐ右にまがりオルチャ渓谷の景色がいいゴッツァーニ通りに出る。

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確かに景色は良さそうだが何しろ雨で見通しがあまりきかず感動するほどではない。

一時、小路で風が強く吹き、そのとき傘の骨が折れたようだ。

ドゥオモの横に出たので抜けるとそこが町の中心地。ロッセリーノ通りに出る。細い中世っぽい通りに面した店はほとんど閉まっている。

1軒の食料品店が開いていてパニーノの貼紙があったので遅いランチにする。生ハムとペコリーノのパニーノを作ってもらい、赤ワインを1杯頼んだ。店内には、サラミ、チーズやオリーブオイルがあったのでまたあとで来ようと思い何時までやっているか訊く。

 

腹ごしらえもできたので町歩き再開。

といってもすぐ近くのサン・フランチェスコ教会ドゥオモだけだ。そう広くもないピオ2世広場は敷石の工事中で、ピッコローミニ宮は何と前日から月末まで休館だった。これは大誤算。

ピッコローミニ宮

ピッコローミニ宮

 

 

 

 

 

 

 

ドゥオモ

ドゥオモ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サン・フランチェスコ教会もドゥオモも中に入るとツアー客の日本人だけだ。

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そのあとは町の中央を通るロッセリーノ通りから折れる小路をいろいろ行ってみるが、小さな町なのですぐに終わってしまう。

 

雨、風がひどいのでいったんホテルに戻ることにした。入口付近ではツアーの人たちがバスに戻るところだった。

 

◆夕方の町もひっそり

1時間ほど休んで買い物やら夕食のリストランテ探しも兼ねて17時半ごろ再び町へ。

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相変わらず休んでいる店が多い。さっきが単に昼休みだったのではなく月曜午後のため休みらしい。中にはピッコローミニ宮休館と合わせたのか2週間も休んでいるリストランテも数軒あった。全体にひっそりしている。

そんな中、昼過ぎにパニーノを食べた食料品店でサラミと缶入りのオリーブオイルを買う。ここはペコリーノチーズも本場なのでそれらしき店が開いていたので購入。

風雨は依然強く、雷も鳴りだす。

いったんホテルへ戻る。

 

◆チェーナもひっそり

おなかがすいてきたので少し早いが、19時半頃とにかく出かけ、門から近い“Trattoria Da Florella”で夕食。

閉まっているリストランテが多いのを物語るように、この店は入った時は他の客がだれもおらず帰るまでに1人きただけというさびしいチェーナだった。とはいえ、味はまぁまぁ良かった。

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◆朝は大きな虹

翌朝は晴れ。朝食前に散歩のため町に行く。昨日と同じルートで渓谷を見下ろすところに出ると何と虹の根っこがドーンと立ちあがっているのが目に入ってきた。

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『これはすごい!!』

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うしろを気にしながらムーラ通りを進み振り返ると虹は大きく成長し、ドゥオモの鐘楼を包むように空に広がっている。

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景色のいいはずの山々より素晴らしい。さらに行くと、虹は大きく天空に描かれている。

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《早起きは三文の徳》というやつか、それとも頑張って来た割には閉まっているところが多かったための《お詫びのしるし》なのだろうか?

チェックアウト時にこの虹の話をしたら『イタリア人は虹を見ると何かいいことがあると信じている。』と言っていた。

 

9時19分のシエナ行きのバスに乗ってピエンツァをあとにした。

 

途中の天気は相変わらず晴れたり降ったりだったが、この日の午後以降帰国するまでパルマ、モデナ、ローマは良い天気だったのはこの虹のご利益か?

◆泊まる

ホテル Residence San Gregorio ★★★ Twin 67.5ユーロ(Booking.comで予約)

ピエンツァの町の外だがシエナからのモンテプルチアーノ行きのバス停そば。町のMurello門にも近い。

部屋は良かったが、廊下の照明のつけ方、朝食の場所を教えてくれず、訊こうとしてもレセプションに人がいないことが多くあまりいい印象はない。

 

◆食べる

お店の名前 Trattoria “Da Florella” Via Condotti,11 Pienza

客は誰もいない。『予約しているか?』と訊かれ『No』と答えると2人席をあてがわれた。不思議なことにこのあと来たのは一人だけ。

食べたもの 前菜はトスカーナのサラミ類盛り合わせ(10ユーロ)、オリーブやブルスケッタもあり、また盛り付けもきれいだ。

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プリモはラグーとポルチーニのPici(9.5ユーロ)、これはめちゃくちゃうまい。Piciの歯ごたえもいい。

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ワイン Rosso di Montarlcino, SASSELLINO 2008, il Poggiolo(375ml, 12ユーロ)

コペルト、水、〆にカフェで35.9ユーロ。

 

◆買う

お店の名前 Nannetti&Bernardini, Corso il Rossellino, 81 Pienza (パニーノを食べた店)

買ったもの 猪のサラミ、缶入りオリーブオイル、各6ユーロ

 

お店の名前 Enoteca Marusco e Maria, Corso il Rossellino, 14 Pienza

買ったもの ペコリーノチーズ(10ユーロ)

Firenze(フィレンツェ)2014/11/16

Firenze(フィレンツェ)2014/11/16~17

◆行く

2014年イタリアの旅3日目はペルージャからフィレンツェへ。

2010年夏にペルージャ短期留学の前は旅行で3回訪れ、2010年はペルージャに行く直前2泊、滞在中は何回か日帰り。2011年のペルージャ滞在中も何度か、そしてそれ以降も2012年11月にも1泊で訪れているので2年ぶりだ。

ペルージャ11時41分発の列車でフィレンツェに向かう。車窓から見える空は雲がきれ晴れる。途中テロントラあたりで雲が広がってきたもののフィレンツェに近づくころにはまた晴れてきた。

列車は少し遅れて13時45分サンタ・マリア・ノヴェッラ駅到着。

ホテルに向かうが日曜とあって人出がすごい。

14時ちょっと前にホテルにチェックイン。

◆まずはミケランジェロ広場へ

ランチをすませてから大好きなミケランジェロ広場に行くつもりだったが、以前行った店は場所がわからなかったり、混んでいたりしていたので空腹のまま広場に向かう。

ネリ通りの途中でアルノ川岸へ出てグラッツェ橋を渡る。川岸の大きな通りから右に入りトラットリアやワイン・バーなど固まっている一角を過ぎサン・ミニアート門を上がって行く。幅広のゆるやかな階段の道を上がるとミケランジェロ広場だ。

15時すぎ広場に到着。

ここは人出が少ない。いつものように市内を見下ろす。ドゥオモが主役の素晴らしい景色は何度見ても見飽きない。

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広場をあとにして山の上の教会、サン・ミニアート・アル・モンテ教会へ。ミケランジェロ広場からすぐなのにここは初めてだ。

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ファサードはおもちゃのよう、きれいだ。中は暗い。両サイドのフレスコ画、十字架礼拝堂、クリプタなどを見る。

 

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ミケランジェロ広場からは少し後ろでしかも一段高いのでここから見る旧市街も素晴らしい。

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◆遅めのランチ?

帰り道、行きに通りがかり外にまで人があふれていて気になっていた店“La Prosciutteria”がすいていたので入る。

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店内に掲げられているメニューをみると《生ハム盛り合わせ》が2人前となっていたがそれを半分にしてもらい、キャンティDOCGをグラスで注文。盛り合わせにはパンまでつきランチとしても充分。

◆変身したメルカート

フィレンツェに来るたび中央市場(メルカート)に寄っているがこの日は日曜のせいかお店のある1階には入れずやむなく2階に行ってみた。

2階はメルカートとはほど遠く、いわばおしゃれな空間に変わっている。

生ハム、魚、チーズなどをつまみにした店がほとんどでフードコートだ。

 

夜ここにきてもよかったが身体が疲れ気味なので気分が合わなそうでやめた。

いったんホテルに戻り一休み。

 

◆夕食

夕食には少し早いが19時頃出かけることにしてレセプションのおば様に近くのリストランテを教えてもらったのが”Paoli”。

(これまで行ったことはなかったが名前だけは記憶があった。イタリアに行き始めたころに購入したFIGAROの『イタリアレストラン』で紹介されていた。)

早い時間なのにもう客は入っている。

建物はかなり古そうだ。店内のフレスコ画など歴史を感じさせる。お店の人に『この建物、古いですねぇ』というと『1300年代に建てられた』とのこと、納得。

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帰り道はドゥオモなど寄り道して21時ごろ戻る。チェントロに宿をとるとこういう点が便利だ。

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◆翌朝またメルカートへ

11時にはピエンツァへ移動するため電車に乗る必要があるのでフィレンツェでの時間はあまりない。

まず駅に行きシエナまでの切符を購入、帰り道メルカートへ寄る。

 

以前にも買ったことのあるドライトマトを買うために食料品店“Conti”を探し回る。

何回行っても自分がどこにいるのか、目指す店がどこにあるのか迷ってしまう。

場所を教えてもらってドライトマトのみ購入。

帰りに別の店の前で日本人女性に声をかけられ話をする。革職人として勉強のかたわらここで働いているとのこと。

はじめ『お土産に何か・・・』と勧められたが『まだ旅は始まったばかりなので』とやんわりとお断りしたが、店の中をみるとBolognaのチョコレート”MAJANI“があったので量り売りで適当に買う。ほかにトローネを買ったが少し安くしてくれた。

 

◆クーポラに上がるのはあきらめる

メルカートをあとにしてドゥオモ近くを通る。

前期のイタリア語講座で取り上げられた《ドゥオモの謎 クーポラはどのように作られたか》を確かめるために来る前は『クーポラに上ろうかな』と思っていたが時間がきびしそうなのでとりやめる。

そのままアルノ川方向に進みポンテ・ヴェッキオを渡ってピッティ宮まで散策。

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近くに洋品店がありウィンドウに飾られていたマフラーが目についたので開店を待って帰りに寄り、家族へのお土産として購入。

ホテルに戻りチェックアウト、小雨の中、駅へ向かう。

 

◆泊まる

ホテル Axial(★★★), Via dei Calzaiuoli 11, Firenze

Single 66ユーロ、Booking.comで予約。

ここには2年前に泊まったがドゥオモのそば、駅からも近く良かったので再訪。

 

◆食べる

  • お店の名前 La Prosciutteria, Via dei Neri 54r, Firenze

食べたもの 前菜盛り合わせ1人前(5ユーロ)、店内に掲げられているメニューでは2人前だったものを半分の1人前でお願いしたもの。この盛り合わせにはパンまでつき遅いランチとしても十分すぎるほど。ワインはグラス売りが各種類あった中からキャンティDOCG(4ユーロ)を注文。

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  • お店の名前 Ristorante Paoli, Via dei Tavolini, 12/R, Firenze

食べたもの 前菜は野菜のオリーブオイル漬け盛り合わせ(10ユーロ)。

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プリモはゴルゴンゾーラのニョッキ(12ユーロ)。

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昼食が遅かったのでセコンドはパス。ワインはハウスワインのキャンティDOCGハーフボトル(10ユーロ)。コペルト、水、カフェ含めて38.5ユーロ。

 

◆買う

買ったもの ドライトマト 10ユーロ(お土産として。メルカートのContiにて)。

このドライトマトは小粒で塩気もきいているので料理用というよりはつまみとして重宝。

MAJANIのチョコレート、トローネ 23ユーロ(メルカートのLombardiにて)

女性ものマフラー(フィレンツェ近くのプラートで織られたもの、Baroni Gran Michelにて)