◆行く
ローマ2週間短期留学の間の週末に、リヴォルノ、フィレンツェへの旅を終え、ローマに戻る。
F.S.M.N.駅を定刻に出たitaloは、ほぼ定刻の16時06分ローマ・テルミニ駅に到着。
ローマはフィレンツェに比べ一段と暑い。
テルミニ駅からは歩いて先週泊まっていたホテルに向かう。
16時半、ホテル到着。部屋は同じ1号室で、預けていたスーツケースも部屋に入れておいてくれた。
◆夕食は近くで
近くのスーパーへ行き、水とビールを買う。日本と違って冷えたビールを売っているわけではないので洗面所で水を流し、気持ちだけ冷やしてから飲む。
一休みしてから夕食に出かける。このピア門外側界隈は食べるところには困らない。
その中で、先週通りがかったときに外に出ていたメニューをスマホで写真を撮っておいた店《Da Checco e Lina》に行く。
外のテーブルに座り、前菜盛合せ、海の幸のリゾットを注文。前菜盛合せだけで十分なつまみだ。
プロセッコ1杯のあとは、シャルドネのハーフボトルを飲む。
ドルチェを頼むつもりだったがお腹いっぱいであきらめた。
22時すぎホテルに戻りフィレンツェからの長い一日が終わる。
◆2週授業1日目(月曜)
朝起きると外は雨だ。朝食をとっているいる頃は雷雨模様。
8時40分、雨の中学校へ。傘が役立つ。
9時ちょっと前、入口でセルビア人のクラスメートと出会いそのまま教室へ。
部屋に入ると、知らない学生が何人も。今日からの新人(?)かと思ったら、そのうち我々の教室が変更されているのがわかった。
階段を降り、1階の教室に行ってみるとここも知らない人たちの方が多い。実習先生は、若い男性が増え2名になった。
新しい顔ぶれは、リトアニア人男性(在ローマ大使館員)、ブラジル人女性、フランス人男性、そして日本人女性(長期留学中だが先週は旅行のため欠席していたらしい)。先生と女性の実習生は同じだ。
◆今週はレベル高い
配られたペーパーの穴埋め問題は、文章を読むのに時間なくよくわからない。
パソコンから流れるヒアリングも2回聞くだけでは全くと言っていいほどわからない。
レベルが高そうだ。
2週目が始まったばかり。あと4日頑張ろうと思う。
先週は金曜休校のため変則的な時間割だったが、今週は9時に始まり12時半に終わる。
ホテルに戻る途中、先週木曜ランチをしたカフェ《Terra Mia》に行く。
お店の人たちに歓迎された。
本日のランチ・メニューから前菜、メインを選び、今回のローマで初めてお昼にワインを飲む。前菜の生ハムは夕べと同じようなもの。
◆ホテルでエアコントラブル
ホテルの部屋に戻ってエアコンをつけるが一向に涼しくならない。
どうやら作動していないようだ。
レセプション氏にいろいろやってもらうがどうやらだめらしい。
1号室から8号室へ移ることになった。
ちょっと狭い、セフティボックスがない。
また、夜シャワーを浴びるときお湯の出が良くない。
Wi-Fiもつながらないのでレセプションの前でやろうとしたら、件の彼が何とか電波を強めてくれてO.K. なかなかいい奴だ。
8号室に不満はあるが、明日朝チェックアウトしてテルミニ駅近くのホテルに移ることになっているので一晩だけの我慢だ。
結構暑かったのでこの日の午後は近くのスーパー以外はどこにも出かけず、TVをつけっ放しにしてイタリア語のヒアリングだ。
◆2度目の《Al Chianti》
「夕食は近場で」と思い、ちょうど1週間前に行ったトスカーナ料理の店に行く。
案内された席は前回とまったく同じ席。
前回とかぶらないように選んだのは、サルビアとポテトのフリット、キアーナ牛のカルパッチョ、カーチョ・エ・ペペのピチ。
お供にプロセッコ2杯飲み、食後はジェラートだ。
満足満足、1時間半ゆったりと楽しむ。
◆チェックアウトでトラブル?
朝食を終え、チェックアウト。昨日の彼が担当だ。
2泊分カード払いでサインを求められる。『前払いで払っている』と言っても、『それは分かっている』との答え。前回(先週)はチェックアウト時にそんなことは言われなかったのだが・・・
『これで二重払いになってもいけない』と授業中もずっーと考えていた。
◆2週授業2日目(火曜)
どの席に着こうか考えたが、結局昨日と同じ椅子に座る。
(机はない、というか椅子に付属した板を立てる感じ)
1時間目の途中、また新人が入ってきた。ルーマニア人の男性で、もう5年もローマに住んでいるとのこと、何で学校にわざわざくるのだろう。不思議だ。
自分のように考えながら、ではなく普通にイタリア語をしゃべっている。
テキストもちゃんと読めて設問をきちんと理解している。
授業は、passato remote(遠過去)に進むが、果たして使うことがあるだろうか?
Cappuccetto Rosso(赤ずきんちゃん)を題材にして一人一人話を進めて行くが、どうやらヨーロッパでも地域によって少し違うみたいだ。
『日本の昔話は?』と問われたが、三太郎やかぐや姫などをイタリア語で分かるように説明するのは難しいと思い、答えなかった。
休み時間中は、我が同胞Sさんと話をし、明日ボローニャ広場近くのトラットリアでランチすることになった。何でも5ユーロでランチが食べられるらしい。
◆チェックアウト・トラブルの結末は?
授業が終わったら脱兎のごとく帰り、そのままホテル近くのピッツェリア《BERBERE`》へ。
結局、この店には4回ランチで訪れたことになる。
カメリエーラは憶えていてくれ、挨拶しあう。
ホテルにスーツケースを取りに行き、早速レセプションで例のカード払いの話。
スーツケースの中からタブレットを取り出し、ネットでカードの明細をチェック。
出がけにサインを求められたのは前払いの日付と同じで、要するに事後的にサインが必要ということで納得する。(でも先週1週目のチェックアウトの時はサインを求められなかったのだが・・・)
◆ホテルを移る
13時半すぎホテル・ポルタピアを出てテルミニ駅近くのホテルに歩いて移動。
真昼間とあって暑い、約15分で到着するが汗だくだ。
ホテルを変えた理由は、金曜に授業が終わってからペルージャに行く予定でそのためにはテルミニ駅近くが便利なこととホテル・ポルタピアには部屋にミニバー(冷蔵庫)のないことを予約後レビューで知ったからだ。
今度のホテルは中庭があり、部屋はそこに面したいわば離れみたいな感じだ。
《ガーデンホテル》という名前だけあって、本当に庭がある。オレンジがたわわになっている木もある。
ガーデン用テーブルも2つほどあり、いい雰囲気だ。
それほど広いわけではないが、こんな庭がテルミニ駅のすぐ近くにあるとは思えない。
部屋に入ってみると、ガァーン!!
ここもミニバーがない! 予約時に設備をよくチェックしなかったからだ、あきらめるしかない。3日間我慢しよう。
暑いので出かける気がしないが、これまで荷物のパッキングのこともあり家族への土産を買っていないのでその調達のために屋根のあるショッピングセンター《EATALY》に行くことにした。
16時すぎ、テルミニからメトロB線に乗り、4つ目のピラミデで降りる。
4年前にきたことがあるので思い出しながら歩く。
左に曲がり進むがなかなか着かない。
誰かに訊こうかとしたところ正面に見えた。
まず、リクエストのあったバルサミコ酢を探す。
1F、2F、3Fと順に見たものの適当なものはない。
しかし、ここは本当に広くて見るのも楽しい。
エスカレーターは緩やかな傾斜で、あたりを見渡すことができる。
ドルチェ系のお菓子、ヘーゼルナッツクリーム、タラネッリ、カラスミ、colatura(魚醤)など買う。袋で2つ、結構重い。
帰りは、《EATALY》からつながっているFSの駅構内からメトロ駅へショートカット。
袋も重いし、日差しを浴びることなく良かった。
18時半ごろホテルに戻る。
◆夜は魚料理の《Da Vincenzo》へ
一休みしてから、少し早いが19時半、夕食に。
どこにしようか迷ったが、結局魚料理の《Da Vincenzo》に行く。
今までも定宿に近いこともあって通算では5~6回目か。
定番の魚介類の前菜盛合せ、
スカンピ、エビ、小ダコのグリルを注文し、プロセッコ、白ワインのハーフボトルを飲む。
ドルチェも頼みたいところだが、カフェで締める。
ドルチェを取らなかったのは、4年前にイタリア語仲間でローマ集合したとき皆で食後に行ったジェラテリアに行く気になったからだ。
そのジェラテリアでは、初めにコーンにチョコを流したり、2種類のジェラートを選ぶのに本物を指さすのではなく、説明書で選ぶ。最後にpanna(生クリーム)をサービスでトッピング。
いずれも初めてだ。
◆2週授業3日目(水曜)
今度のホテルから学校に行くのは初めて。
メトロに乗る手もあるが1駅なので歩く。
迷わず20分で学校に着く。
授業は昨日の続き。passato remotoは活用が面倒だ。
◆5ユーロランチ
同じクラスのSさんとランチに行く約束をしていたので授業が終わってから庭でしばらく時間調整。
目的のトラットリアは13時からだそうだ。
13時すぎに着いてみると空いているテーブル、老夫婦隣の席に案内される。
普段はもっと混んでいるらしい。今は夏のヴァカンスでどこかに出かけている人たちが多いのだろうか。
何も注文しなくても、水と白ワインが出てくる。コップは一つなので白ワインで乾杯。
パスタは幅広のタリアテッレでトマトソース。
食後にドルチェ(手で食べる)とカフェ。
これで5ユーロ。要するにメニューは1種類だけだからこの金額で提供できるし、普段の人気度もわかるというものだ。
食後はボローニャ広場で別れ、学校まで戻るが、行きに話しながら歩いていたのでちょっと道に迷ってしまった。
◆暑さの中、買い物へ
夕方になっても暑さは厳しいが、買い物もあって出かける。
目的は、ネスプレッソのカプセルだ。
最近は、家族へのお土産として買うことが多い。
フィレンツェなら場所も行きやすいが、何せローマは大都会なので昨日のEATALYの帰りに寄る訳にもいかない。
とりあえず、ナツィオナーレ通りからヴェネツィア広場へと歩く。
途中の食料品店《Castroni》に立ち寄り、プロセッコを1杯飲む。
ヴェネツィア広場からアルゼンチン通りをすぎ、以前イタリア食材店《ピアッテイ》の岡田さんに教えてもらったチーズの店を探すが、番地をうろ覚えのため見つけられず。
通りがかった食料品で『バルサミコ酢はありますか?』と訊いたがない。
ここでいったん買い物はあきらめ、カフェ《サンテウスタキオ》へ行くことにした。
小さな広場に面している。外のテーブルに座ったものの大勢の客が来たためか注文を取りにこないので店の中へ。
結局バンコで立ち飲みだ。
グラン・カフェ(2.9ユーロ)は、泡がクリーミーということでそれを除くとどうってことはない。
店内にはいろいろなものがあるが、ここのカフェのカプセル50個入り(19ユーロ)を買う。
25個入りもあったが、50個入りの方があまりかさばっていない。
その後、スペイン広場方向に行き、近くのネスプレッソで家族のリクエスト通りカプセルを買う。
最近のお土産定番だ。
20時ちょっと前メトロ乗り、15分でホテルに戻る。
◆5年ぶりの再訪
夕食はホテルで紹介されたすぐ近くの店にするか迷ったが、5年前に行った店の名前《Angela Mamma》を思い出し、同じブロックのホテル裏手にあることがわかり、そこに行く。
意外にも空いていて奥の方、黒板の前のテーブルだ。
黒板には、グラスワインの銘柄が書かれていて、それを見ながらの一人飯。
まずプロセッコを飲みながら料理を注文。
前菜は、生ハムとモッツァレッラ、かなりの量だ。
セコンドとして、エビとカラマリ(イカ)のフリットを頼んだが、出てきたときにはビックリだ。
滅茶苦茶、量が多い!
それまでシャルドネを飲んでいたが、ここで赤(カヴェルネ)にしようとしたらカメリエーラが合わないという。
シチリアの赤を味見させてくれたが好みの味ではないのでやめ、もう一度白にする。
カメリエーラが選んでくれたので銘柄、値段ともわからない。
食後は、お腹いっぱいなのでドルチェをあきらめ、カフェしようとすると例のカメリエーラが。『消化に良い食後酒がありますよ』とすすめてくれたのが、シチリアの南の島のZibibbo。
今回のローマ短期留学のきっかけになった日伊協会のワイン講座で出てきてテイスティングしたものだ。
甘いが美味い。結構な量がある。
最初のカメリエーラは何となく固い感じだったが、途中からのカメリエーラはsimpaticaでとっても気持ちの良いチェーナだった。
ホテルの裏なのですぐに帰れる。東京で飲んだ時にはまったくあり得ない。
◆2週授業4日目(木曜)
8時半すぎホテルを出て学校に向かう。
今日も朝から暑い。5分前に学校到着。
授業は、遠過去(passato remote)の宿題から先立過去(trapassato )へと進む。
最初の頃より聴き取れるようになったとは思うものの、読解は相変わらず遅く全部読み切らないうちに進んでしまう。
後半は、Lucia Dallaの歌《4 Marzo 1943》、歌詞に先立過去が何回も出てくる。それを皆で歌う。
Lucia Dallaの曲は、ペルージャ留学時にも授業で聴いたことがあり、それ以来、割と好きな歌手だ。
◆校長先生と面談
昨日Segreteria(総務)の人から、『明日の休み時間に話がある』と言われていたので『何だろう?』と思いながら申し出ると、校長先生と話すということで。彼の部屋に通される。
それまで校長先生とは知らなかったが、校内でたびたび見かけていた男性だった。
どういう目的なのかわからなかったが、約20分話をする。
『いつからイタリア語を勉強しているのか?』
『東京のどこに住んでいるのか?』
『仕事は?』
最後に『イタリア語をちゃんと喋れていますよ。Bene!』とのこと。
日伊協会の奨学生だからなのか、それとも『50プラスプログラム』を勧められ資料を渡されたのでその宣伝、マーケット開拓だったのか?
◆3度目のランチ
授業が終わってからはランチだが、学校のすぐそばに1軒お店があるもののいつも閉まっているのでホテル近くになってしまう。ホテルも移ったのでどうしようかと思ったが、前のホテル近くの《Terra Mia》へ行く。これで3度目だ。
13時前、テーブルはほとんど空いていたが、そのうちほぼ満席になる。
今日のメニューは、前菜としてトマトのブルスケッタ、美味い。
プリモがメインになるが、ナスとチーズのラザーニャ、トマトソース。チーズが伸びて伸びていうことなし。
白ワインとカフェで〆て14.9ユーロ。大満足。
2度目でも愛想よく挨拶してくれたが、3度目ともなるとお店の人もフレンドリーだ。
◆ローマ最後の観光と買い物
明日は授業の最終日。授業が終わり次第、ホテルに取って返し、イタリアの我がふるさと、ペルージャに向かう予定だ。
というわけで、今日はローマで動き回る最後の日だ。
とはいえ、暑いのでしばらくホテルで休み、17時すぎに出かける。
目的は、少しは観光らしきことをすること、それと家族からのリクエストであるバルサミコ酢の調達だ。
バルサミコ酢についていえば、モデナのメルカートが一番いいけれど今回の旅行、ローマ滞在ではスケジュールに入れにくかった。
まず、歩いてヴェネツィア広場へ。
コルソ通りに進み、途中で左折し、サンテイニャツィオ教会に入り、天井画と祭壇を見る。
ここは確か2回目だが、見学というよりは暑さ対策で入ったようなものだ。
そのまま行くとパンテオンの前に出る。
空いていそうなので入ってみる。もう何回目だろう。
次は本来の目的、サン・ルイージ・ディ・フランチェージ教会を訪れる。
カラヴァッジオの三部作、《聖マタイ伝》を見るためだ。とはいえ、昨年11月に訪れたばかりだ。
誰かが灯りのさい銭を入れると明るくなり、良く見える。
《聖マタイの召命》は、本当に光が差し込んでいるようだ。
これで観光もどきはお終い。続いてバルサミコ酢探しだ。
昨日行った辺りに行ってみて番地を確認したところ、リストランテがありおかしいなと思った隣が探していたチーズの店。
店員さんに『バルサミコ酢はありますか?』と尋ねると”Si!“と返事があり、棚の一番上を指してくれた。
ところが、熟成年数が短く、量も多いのでやめ、大きな通りを挟んで反対側のカンポ・ディ・フィオーリへ行く。
先週見つけた食料品店へ行き、『3つか4つ欲しい』というと奥まで取りに行ってくれた。
4つあったが、1つだけ外箱がないという。日本まで持って帰るのにかさばって邪魔なので何の問題もない。
(結局ホテルで化粧箱も外箱も捨てる)
これにて家族からのミッション終了。
ヴェネツィア広場まで歩き、No.64のバスでテルミニ駅へ。
19時半頃ホテルに戻る。
◆ローマ最後のチェーナ
夕食をどこにするかちょっと迷ったが、2日前に訪れた魚料理の店《Da Vincenzo》に行くことにした。近いし、美味しいからだ。
店に入る直前に雷が鳴り、雨が降り始めた。
前回の斜め向かい、階段そばの席。
さすがにカメリエーレは憶えてくれていて『水はフリッツアンテですね?』
プロセッコのあとは前回と同じ白、今日はワインクーラーに入れておいてくれる。
前菜は、スカンピとスズキの生仕立て。
セコンドは鯛のグリル。食後はカフェで〆る。
店を出る頃には雨は上がっていて、すっかり涼しい空気に入れ替わっている。
前回同様ジェラートを食べに行くつもりだったのに忘れてしまいそのままホテルに戻る。
◆またまたミッション?
明日は授業最終日なので、朝学校に行く前にチェックアウトしなければならない。
ということで荷物の整理とパッキング。
ようやく終わって寝ようとしたところに秋からのイタリア語講座教材の映画DVDの件でメールが入る。
もう一日早ければローマで探せたのに。
明日午後にはペルージャに移動、1泊して次はミラノで1泊しかないが探してみよう。
◆2週5日目、最後の授業(金曜)
少し早めに学校へ。
東に向かうので、いつものように太陽がまぶしいのでサングラスをかける。
早く着いたので中庭で時間調整。結構広いし、のんびりとした雰囲気だ。
最後の授業が始まった。宿題のあったことをすっかり忘れていたのでそのことを言うと先生から『今日は、日本人はいない。イタリア人だ。』とからかわれた(この日は我が同胞Sさんは欠席)。
いつも遅刻してくる実習生が9時20分入室。
手には何やら包みがある。最後の授業なので全員にコルネットの差入れ。1時間後配り始め、いろんな種類があったようだが最後だったので選ぶ楽しみなくまったく普通のもの。でも美味しい。
彼女の心遣いに感謝だ。
11時15分、最後のレッスン。
ローマ観光に関するペーパーが配られ、それをもとにpassato prossimo、imperfetto、trapassato remoto、trapassato prossimoなど時制の練習問題。
ローマ紹介の動画はまるでP.R.映画のようだ。
次にナポリの同様の動画。
こちらは何人もの登場人物がラップのような歌を歌う。
最後に登場するのは有名な歌手らしい。
ヴェスヴィオを背にギターとハーモニカできっと『ナポリは最高!!』とでもいっているのだろう。
そんなことをしているうちに授業が終わる。
先生はじめ1週目から一緒だったクラスメート、今週だけのクラスメートに挨拶をして別れる。
急いでホテルに戻り、スーツケースを受け取ってメトロのカストロ・プレトーリオ駅へ。
自販機でなかなかチケットを買えず少し焦る。
最初の電車は行き先が違うので乗れない。次の電車でティブルティーナ駅へ。
久しぶりだったせいかメトロを降りてから方向が一時わからなくなり迷子状態。なんとかバス・ターミナルに着いたのが13時30分。
14時発のバスでイタリアの我がふるさとペルージャへ向かう。
◆泊まる
ホテル Hotel Porta Pia(★★★), Via Messina 25, Roma
Booking.comで予約。Single1泊 45ユーロ、前払い。市税1泊4ユーロ。
1週目を含め、結局7泊。
朝食は別途5ユーロ。これは予約時にはわからなかった。部屋には冷蔵庫なし。Wifiが弱いのか、インターネットがつながりにくい時があった。
ホテル Hotel Astoria Garden(★★★), Via Vittorio Bachelet 8, Roma
Booking.comで予約。Single1泊 54ユーロ、前払い。市税1泊4ユーロ。
◆食べる
- お店の名前 Ristorante Da Checco e Lina, Via Cesare Paoletti, 25/27、Roma
食べたもの 前菜盛合せ(10ユーロ)、生ハム、サラミ、モッツァレッラ、オリーブ。プリモは海の幸リゾット(9.5ユーロ)。
ワインは、プロセッコ(3.5ユーロ)、Piemonte Mollaのシャルドネ、ハーフボトル(9.5ユーロ)。
ドルチェを頼むつもりだったがお腹いっぱいで断念、水、コペルト含めて34ユーロ。
- お店の名前 AL CHIANTI, Via Ancona,17 Roma
ピア門界隈には意外にも多くのリストランテ、トラットリア、ピッツェリアがあり、ここはそんな中の1つで、ローマでありながらトスカーナ料理の店。
落ち着いた感じのいい店だ。1週目にも訪問。
食べたもの つまみとしてサルビアとポテトのフリット(4.7ユーロ)、自家製のポテトチップス、量が多い。
前菜としてキアーナ牛のカルパッチョ(10ユーロ)。プリモはカーチョ・エ・ペペのピチ(9ユーロ)。セコンドはパス。
前回と同じく小さなコロッケはサービス。
食後にジェラートとシャーベット(5ユーロ)
ワイン 前回と同じトレヴィーゾのプロセッコMALIBRANを2杯(6ユーロⅹ2)。
コペルト、水、カフェを含めて44.5ユーロ。
- お店の名前 Hostaria Da Vincenzo, Via Castelfidardo 6, Roma
定宿のホテル・カメリアから近い魚料理の店。
食べたもの(1回目) 前菜盛合せ(14ユーロ)、ムール貝ワイン蒸し(10ユーロ)、イカ・エビのフリット(16ユーロ)とほとんど飲むときのつまみみたいなものだけどボリュームがすごい。。
ワインは、Lazio州の白Casale del Giglio,2016 Satricoハーフ(8ユーロ)、最後にアマローネ
水、パンを含め51ユーロ。
食べたもの(2回目) スカンピとスズキの生仕立て(15ユーロ)。プリモはパス。セコンドは鯛のグリル(14ユーロ)、レモンを追加でもらう。
ワインは、初めにプロセッコ(5ユーロ)、そのあとは、前回と同じLazio州の白Casale del Giglio,2016 Satricoハーフ(8ユーロ)
水、パン、カフェを含め48ユーロ。
- お店の名前 Trattoria Angela Mamma, Via Palestro 53, Roma
2つ目のホテルと同ブロック内の店。かつて、2013年の訪れたことがあるの思い出し再訪。
食べたもの 前菜は生ハムとモッツァレッラ(10ユーロ)、かなりの量。
エビとカラマリ(イカ)のフリット(16ユーロ)。出てきたときビックリ。めちゃくちゃ量が多い。エビ10尾は何とか完食したが、カラマリは半分も食べれない。
ワインは、プロセッコ(3.5ユーロ)、前日の《Da Vincenzo》で飲んだ白Casale del Giglio,2016 Satrico(5ユーロ)、フリットに合わせて別の白(5ユーロ)。食後酒としてシチリアの南、ランペドゥーサ島のZibibbo(5ユーロ)。
水、パン、カフェを含め53.5ユーロ。
- お店の名前 Ristorante Bar Pizzeria Terra Mia, Via Reggio Emilia 10, Roma
1週目授業4日目の帰り道、通りを間違え通りすぎて気になった店。
1週目にもランチで1回訪問。2週目は、月曜、木曜の2回訪問。
食べたもの(1回目)この日のランチ定食(10ユーロ)は、スモークした生ハム、カポナータとモッツァレッラ。これに白ワイン(4ユーロ)とカフェ(0.9ユーロ)で計14.9ユーロ。
食べたもの(2回目) 本文の通り。日替わり定食、白ワイン、カフェで計14.9ユーロ。
- お店の名前 Pizzeria BERBERE`, Via Mantova 5, Roma
ピア門外にあるちょっとモダンな感じのピッツェリア。2017年11月にテルニ在住の友人に連れられて訪問したことがあるが、偶然にも7泊したホテルから至近距離なので1週目も含めランチで4回利用。
食べたもの ピッツア・マルゲリータ、水、カフェの定食(8ユーロ)。
- お店の名前 Trattoria Guerra, Via Elenora d’Arborea 5, Roma
食べたもの 本日のランチ(本文の通り)5ユーロ。
- お店の名前 Gelateria La Romana Roma 1, Via Venti Settembre 60, Roma
魚料理の店、《Hostaria Da Vincenzo》でのチェーナの後に訪れたジェラテリア。
https://www.gelateriaromana.com/34-gelateria-roma.php
食べたもの 本文の通り、ジェラート(2.2ユーロ)。
◆買う
◎ドルチェ系のお菓子、ヘーゼルナッツクリーム、カラスミ、タラネッリ、colatura (魚醤)などEATALY(Piazza XXV Aprile, 10)で購入
◎ネスプレッソのカプセル スペイン広場近くのネスプレッソで購入
このほか、カフェ《サンテウスタキオ》で同店オリジナルのカプセルも買ったが、家族からの評判は芳しくなかった(価格的にはネスプレッソと変わらないが)。
◎30年ものバルサミコ酢 1個59g入り48ユーロ iRuggeri(Piazza Campo de’ Fiori, 1-2,Roma)で購入