月別アーカイブ: 2018年8月

トリュフ味チョコレート(Tartufini dolci)

◆トリュフ味チョコレート(Tartufini dolci)

 

初めて買ったのは2017年秋、フィレンツェのPegnaで10個入りを家族へのお土産として。

トリュフが入っているかといえば入っていない。チョコレートかといえばそうでもない。

でもまろやかでとろけるような感じ。

今回(2018年夏)家族からリクエストがありローマのEATALYで買う。

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評判が良かったので大きなパッケージの20個入り(6.8ユーロ)にした。

Roma(ローマ)2017/11/22~24

◆行く

2017年2度目のイタリア、ミラノからヴェローナを回ってフィレンツェ、最後はローマだ。

フィレンツェでのホテルに戻り、最終パッキング。買ったものが多くてなかなか閉まらない。 9時15分チェックアウト、F.S.M.N.駅へ向かう。

Italoのブースに行ってホームを尋ねるが『まだわからない』と。 案内板を見ると5分遅れの模様、9時47分ようやく13番線と決まった。 結局8分遅れて10時ちょうどの発車、今年2度目のフィレンツェに別れを告げる。

11時すぎ席を立ち上がる人が見え始めた。てっきりテルミニ駅11時50分頃到着と思っていたのはまったくの勘違い、11時25分到着。ほぼ定刻。

9号車はF.S.M.N.では結構歩かされたが、テルミニでは前の方だった。

 

いつも泊まる定宿のホテルには10分ほどで着く。

チェックインしたものの初めて見る愛想のないフロント氏いわく『部屋の準備ができていない。14時から』。 それがわかっていれば、フィレンツェに昼までいれば良かったのに。

◆街歩きしながらDVD探し

どこかでランチをしようと共和国広場を目指したのに11月20日通りを通ったら少し離れてしまい、左折して共和国広場に向かう途中、大型書店《La Feltrinelli》発見。例のDVD(イタリア語講座教材の映画)を探すが、そこにはなく、隣り合わせの2軒目で1枚見つけ購入。あと2枚見つける必要がある。

共和国広場からナツィオナーレ通りを歩き、食材店《Castroni》でランチにする。 入って右カウンターの先に食べ物のショーウィンドゥがある。パスタ数種類の中からアチューゲのオレキエッテキィと白ワインを注文、奥のテーブルでランチ、8.1ユーロとは安い。

IMG_4459   14時まではまだ時間があるので、ローマに来たら必ず立ち寄るいわばお約束のトレヴィの泉へ。 相変わらずの人出だ。

IMG_4463 その帰り道、ナツィオナーレ通りで書店《iBS》を見つけたので、お店の人にDVD売り場を教えてもらい割に早くゲットできた。1枚しかなかったが何と4.99ユーロ。残りはあと1枚だ。

トレヴィの泉からおよそ30分でホテルに戻り、部屋(102)に入り、荷物を開けたり、休んだり。 この部屋は今までカメリアで泊まった部屋の中では広い。特に、バスルームが広い。

カラヴァッジョを観に

一休みしたので15時すぎNo.62のバスでチェントロへ。 チケットを買ってからバス停まで戻ったが、あとでよく見ると停留所一つ分歩いたようだ。

コルソ通りパンテオンに近いところで降りる。 とりあえずの目的はサン・ルイージ・ディ・フランチェーゼ教会のカラヴァッジオ《聖マタイ 3部作》を見ることだ。

以前一度見ているが、1ヵ月前に東京イタリア文化会館での講演会も聴いていたので再訪することにした。

まず、遠く離れたところから見てそれから礼拝堂に近づく。

IMG_4465   正面から見たり、横から見たり。 正面は、《聖マタイと天使》

IMG_4467礼拝堂の左は有名な《聖マタイの召命》、この絵の中で誰が聖マタイなのか論争がある、左手の指が誰を指しているかどうかの解釈らしい。

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礼拝堂右は《聖マタイの殉教》

IMG_4466 この数日前にミラノ2日目、《カラヴァッジオ展》を観て来た。ここのような祭壇画は取り外せないので現地でしか見ることができない。

未だに残念なのは、シラクーザのドゥオモにカラヴァッジョの絵があったのに時間があまりなく見なかったことだ(当時はまだ興味が少なかったかもしれない)。

IMG_4470 ナヴォーナ広場を通り抜け、その南の方に書店があったような気がしてちょっと探しまわるがこれは記憶違いだった。

次にサンタ・マリア・マッダレーナ教会IMG_4471 バロック様式末期といわれるファサードが何となく重厚感がある。

小腹もすいたのでそのすぐ近くでアペリティーヴォ、5ユーロの白ワインはあまりおいしくない。

◆ミッション完了

ブラブラとコロンナ広場に向かい、コルソ通りを渡ったところの大きな建物に入る。たしか。ここにはいろいろな店もあって書店Feltrinelliもあった気がする。

Feltrinelliはすぐにわかり、売り場でスタッフに尋ねると目当てのDVDを探し出してくれ、これにてミッション完了。

 

IMG_4478   ◆飲み直しのアペリティーヴォ

ミッション完了のあとは、再びトレヴィの泉に出て、ナツィオナーレ通りを共和国広場の方に向かう。 ランチ代わりに立ち寄った《Castroni》のバンコで飲み直す。

IMG_4477 今度はプロセッコ(3ユーロ)だ。これに小さなクロスティーニがいくつも出てくる。またまた、アペリティーヴォだ。20時にチェーナの約束をしているので少しにとどめる。

共和国広場に面したEATALYを覗いてから18時半ホテルに戻る。

◆彼氏いわくローマで一押しのピッツェリア

この日の夕食はペルージャ短期留学最初の年に知り合ったMさんととることになっている。

19時45分すぎ、Mさんが彼氏の車で迎えに来てくれた。 彼氏の運転でピア門外のピッツェリアへ連れていかれる。

彼氏いわく『最近食べたピッツアの店ではローマで一番』だと。

ピッツェリアとしては何となくモダンな感じの店だ。

IMG_4483 Mさんとは2年ぶり、彼氏も含め3人で日本語、イタリア語のちゃんぽんながら会話が弾む。22時15分すぎ店を出てホテルまで送ってもらう。ホテルまで意外に近かった。

◆ローマ2日目はオルヴィエート

市内散歩&美術館巡りにするか、オルヴィエートへ行くか迷ったが、往復の電車の中で足を休めるのでオルヴィエートへ行くことに決めた。

9時の電車でオルヴィエートへ向かう。

(オルヴィエート旅行記(11/23)Orvieto で)

14時50分、テルミニ駅に戻り、途中スーパーに寄ってからホテルに帰る。

◆またまたカラヴァッジョ

一休みしてから、メトロに乗り、ポポロ広場へ。

IMG_4514   カラヴァッジョの絵があるサンタ・マリア・デル・ポポロ教会に入る。

IMG_4512 何回か来てみたが、開いているのは初めてだ。

もちろん目的はカラヴァッジョ礼拝堂の2つの作品《聖ピエトロの逆さ磔》《聖パオロの改宗》だ。

 

IMG_4508 IMG_4509   ◆トレヴィの泉そばの教会でのコンサート

前日、トレヴィの泉に行ったとき目の前の教会、サンティ・ヴィチェンツォ・エ・アナスタシオ教会で17時半からコンサートが行われることを知った。

IMG_4462 時間も丁度いい。

スペイン広場を経て教会に着いたのが17時30分。

何ともう始まっていた。教会の中は聴衆でいっぱいだ。

どうやら17時開始に変更となっていたようで、17時50分に終わってしまう。 わずか20分だったがまぁまぁ良かった。

出演者はバリトン、ソプラノ各1名。小柄だがかなりの声量だ。 終わって聴衆が教会を出るときには、その二人が挨拶をして見送っていた。   帰り道、ナツィオナーレ通りの《Castori》で昨日に続いてプロセッコを飲んでからホテルに戻る。

◆最後のチェーナ&ジェラート

19時半すぎホテル近くの《Hostaria Vicenzo》へ。 ここは魚料理の店、ホテルから近いこともあって今まで何回も訪れている。

前菜盛合せ、ムール貝ワイン蒸し、イカ・エビのフリットに白ワイン、最後にアマローネで〆る。 帰りにジェラテリアに寄り、今回の旅で最後のジェラートを味わってからホテルに戻る

◆朝の便で帰国の途へ

帰国便はフィミチーノ10時55分発のフィンランド航空だ。 少し余裕をもって7時半にはテルミニ駅を出たい。   7時の朝食前にチェックアウト。朝食を10分で食べ、テルミニ駅へ。 7時35分のレオナルド・エクスプレスでフィミチーノに向かう。

8時07分到着。8時15分、チェックインカウンターに着いたが、チェックインは8時半からとのこと。 少々あせってホテルを出てきたようだ。

ゲートでは約1時間も待ってしまう。10時10分バスにて搭乗。

11時にヘルシンキに向かって離陸、8泊の旅を終え、帰国の途につく。

◆泊まる ホテル Hotel Camelia(★★★), Via Goito 36, Roma

1泊目Expediaで予約。Single、6,419円、2泊目Hotel.comで予約7,993円。いずれも事前払い。テルミニ駅から近いし、清潔感あるホテルなので、最近はローマではもっぱらこのホテル。

◆食べる

  • お店の名前 Pizzeria BERBERE`, Via Mantova 5, Roma

ピア門外にあるちょっとモダンな感じのピッツェリア。いくつかの都市に店舗があるようだ。

www.berbere.it

食べたもの つまみとして、アチューゲにバター、オリーブ、カボチャとフンギのスープを3人でシェア。これはすべて連れてきてくれた彼氏に任せる。

IMG_4479 ピッツァは各自1種類注文、自分はモッツァレッラのいわばマルゲリータにする。生地が黒っぽく、もちっとしている。 IMG_4480 食後にドルチェ。

ワインは、運転のため飲めない彼氏に遠慮し、泡、白それぞれ1杯ずつ。

レシートが手許にないので金額は詳細不明、3人で60~70ユーロくらい。

  • お店の名前 Hostaria Da Vincenzo, Via Castelfidardo 6, Roma

ホテルから近い魚料理の店。

食べたもの 前菜盛合せ(14ユーロ)、ムール貝ワイン蒸し(10ユーロ)、イカ・エビのフリット(16ユーロ)とほとんど飲むときのつまみみたいなものだけどボリュームがすごい。。 IMG_4520

 

IMG_4523ワインは、Lazio州の白Casale del Giglio,2016 Satricoハーフ(8ユーロ)、最後にアマローネ IMG_4524 水、パンを含め51ユーロ。

◆買う DVD “SE DIO VUOLE”、la Feltrinelli, iBS-Libraccioなどで3枚購入

ナポリでオペラを観た

 

ローマの語学学校に2週間通うため授業が始まる3日前に着いたが、『ずっとローマにいるのも何だなぁ』と思い、20年ぶりにナポリに行くことにしていた。

ナポリには昼に到着、そのままメトロで移動、ホテルに入る。

ナポリのこの日の暑さは半端ではない(今回の滞在16日間で一番暑かったかもしれない)

しばらくホテルで休んでから町歩きに出かける。

 

何も考えていなかったので、とりあえず海の方へ行ってみたが、その途中、サンカルロ劇場の前を通ると、オペラのポスターに気づいた。よく見るとその日から公演が始まり、演目は《リゴレット》だ。

14年前、ヴェローナのアレーナ野外オペラで観たことがあり、ストーリーも大体わかっている。

窓口が開いていたので、ダメ元でチケットがあるか訊いてみると残っているとのこと。舞台正面に近い3階パルコの前列席を手に入れた(40ユーロ)

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公演は20時から。

10分ほど前に行くともうかなりの人出、きちんととした服装の人も見かけるが時期も時期なのでカジュアルな感じの人の方が多い。

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いよいよ始まると、時差ボケのせいもあって眠気が襲ってくる。

とはいえ、時間とともに眠気も消え楽しむことができた。

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リゴレット役もブラーヴォだが、ジルダ役はブラーヴァだった(観客からのかけ声と同じく語尾活用しています)

 

まさか、ナポリでオペラを観るとはその日まで予想もしていなかったが良い思い出になった。

 

ちなみにイタリアでのオペラ鑑賞は、ヴェローナのほか、ミラノ・スカラ座、ペルージャで計4回。ほかには、ウィーンと東京で各1回。

 

 

 

ローマでの超短期留学(?)を終えて

先日、2週間のローマ超短期留学を終えて帰ってきた。

IMG_4814 行く前は、午前は勉強、午後は街歩きと考えていたが、午後の街歩きはあまりできなかった。

というのは、1週目は学校の都合で、金曜休校となり、その振替えで月曜から木曜の午前の授業が1レッスン分上乗せになり終わる時間が午後1時すぎになったのと、日本ほどではないもののローマも暑くて夕方まで出かける気になれなかったからだ。

日によっては、授業疲れ、暑さ疲れで、学校から帰ってからずっとホテルにこもる日もあった。

学校の授業はといえば、初日にペーパーテストとインタビューによるレベルチェックがあり、B1クラスに入ったが、これが難しい。

IMG_4864 先生の言っていることが聴き取れない。おまけに、テキストの一文を読むにしても時間が短く、設問にもなかなか答えられない。 ペルージャ留学以来久々に劣等感を味わう。

クラスメイトは、1週目は自分以外は全員ヨーロッパからで、イタリア語で話すことは苦にならないようだ。 2週目は1人日本人がいたほかはやはり全員ヨーロッパからで、中にはローマ在住5年とか、某国の在イタリア大使館員もいて、わざわざ学校に来る必要があるのかと思うほどで、全体のイタリア語能力は高そう。

初日に分厚いテキストを渡され、それに沿って2週間、条件法(condizionale)、遠過去(passato remoto)、大過去(trapassato)を勉強し、何と50ページ余も進んでしまった。

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このようになかなかしんどい授業ではあったものの、日を追うごとに少しずつ聴き取れるようにもなり、またクラスメイトとも和気藹々で過ごすことができた。

2週間の授業(実際には9日間)を受けるためではあるが、前後に若干の旅行をし、16泊18日の旅となり、ローマのほかナポリ、リボルノ、フィレンツェ、ペルージャ、ミラノを駆け足で回ってきた。いずれ、旅行記としてアップするつもりだ。