先日、2週間のローマ超短期留学を終えて帰ってきた。
行く前は、午前は勉強、午後は街歩きと考えていたが、午後の街歩きはあまりできなかった。
というのは、1週目は学校の都合で、金曜休校となり、その振替えで月曜から木曜の午前の授業が1レッスン分上乗せになり終わる時間が午後1時すぎになったのと、日本ほどではないもののローマも暑くて夕方まで出かける気になれなかったからだ。
日によっては、授業疲れ、暑さ疲れで、学校から帰ってからずっとホテルにこもる日もあった。
学校の授業はといえば、初日にペーパーテストとインタビューによるレベルチェックがあり、B1クラスに入ったが、これが難しい。
先生の言っていることが聴き取れない。おまけに、テキストの一文を読むにしても時間が短く、設問にもなかなか答えられない。 ペルージャ留学以来久々に劣等感を味わう。
クラスメイトは、1週目は自分以外は全員ヨーロッパからで、イタリア語で話すことは苦にならないようだ。 2週目は1人日本人がいたほかはやはり全員ヨーロッパからで、中にはローマ在住5年とか、某国の在イタリア大使館員もいて、わざわざ学校に来る必要があるのかと思うほどで、全体のイタリア語能力は高そう。
初日に分厚いテキストを渡され、それに沿って2週間、条件法(condizionale)、遠過去(passato remoto)、大過去(trapassato)を勉強し、何と50ページ余も進んでしまった。
このようになかなかしんどい授業ではあったものの、日を追うごとに少しずつ聴き取れるようにもなり、またクラスメイトとも和気藹々で過ごすことができた。
2週間の授業(実際には9日間)を受けるためではあるが、前後に若干の旅行をし、16泊18日の旅となり、ローマのほかナポリ、リボルノ、フィレンツェ、ペルージャ、ミラノを駆け足で回ってきた。いずれ、旅行記としてアップするつもりだ。