月別アーカイブ: 2015年3月

Lecce Ristorante ATENZA

Lecce (レッチェ) 2005/9/11

 

お店の名前 Ristorante ATENZA, Patria Palace Hotel , Piazzetta Riccardi, Lecce

泊った五つ星ホテル内のリストランテ。少し疲れたので外に出る気がおこらず、ホテル内で食事をすることにした。

天井が高くシックな感じ。テーブルの数は8~10(仕切りがあるため全体を見渡すことはできない)。中央にサーヴするための水とワインを置くテーブルがある。高級リストランテだけあってこの席数にもかかわらずカメリエーレが2人もいる。客は年輩の夫婦ばかり5組で、男2人の自分たちはちょっと肩身が狭いといったところか。

CIMG0032

 

◆食べたもの

前菜としてカプレーゼ(9ユーロ、2人でシェア)、プリモとしてオレキエッティノ(8.5ユーロ、2人でシェア)を注文し、セコンドは私は魚料理、相棒は肉料理を頼む。ワインはプーリアの地ワインをリクエストし、カメリエーレに選んでもらう。

それぞれに出てきたカプレーゼはバジルの代わりにジェノヴァ・ペースト。モッツァレラの本場ということで注文したが、固めの豆腐という食感だ。トマトは輪切り、種類は分からない。

プリモのオレキエッティノ(小さめのオレキエッテ)は肉団子入りトマトソースで肉団子はオレキエッテに納まるような直径1cmぐらいの大きさ、ドライトマトと種類不明の千切りのチーズがのっかっている。

 

カプレーゼもオレキエッティノも1人前ずつしか頼んでいないはずだが、いずれも2皿ずつ出てきてしかもそれぞれがかなりの量だ。『言葉が通じなかったかなぁ』と心配になり、魚料理も肉料理もそれぞれ2人前出てきたらどうしようと思い、カメリエーレを呼び、魚料理のキャンセルを頼んだ。カメリエーレは一応厨房に行くが戻ってきて、「もう取り消せない」と言いにきたが、予想に反してセコンドは1品づつ。ホッとする。

魚料理のMignulata alla Gallipoli(14.5ユーロ)は、海老、あさり、ムール貝、烏賊、他の具沢山のスープ。Zuppa di Pesce の一種でこれがガッリポーリ風なのだろう。少しスープが塩辛いが美味い。多すぎて食べきれない。

ワイン Cappello di PRETE 1999 (CANDIDO) SALENTO プーリアの地ワイン(16ユーロ) 食べる量だあまりにも多くお腹一杯で2人で1本を空けることができなかった。

コペルト、水、カフェ 2人で計73ユーロ、チップ5ユーロ。

Mantova Antico Ristorante Ai Garibaldini

Mantova (マントヴァ) 2002/9/10

お店の名前 Antico Ristorante Ai Garibaldini via S.Longino, 7  46100  Mantova

 

ホテルで教えてもらった旧市街のアイ・ガリバルディニに行く。ここは雰囲気、味、接客とも良く機会があればまた行きたいリストランテだ。

店の間口は狭いが、中は広い。入ってすぐにもテーブルはあったが、予約した禁煙席は右奥のテーブルが7、8つある大きな個室といった趣きでゆったりとしたスペース。周りは全然気にならない。壁にはモダンアート。

 

◆食べたもの

親しみのもてるカメリエーレに、メニューの中の郷土料理を質問。

前菜、プリモから各1品、セコンドから2品、食前酒はスプマンテ1杯サービス、ワインはブレシアの赤を選ぶ(2人分です)。

いろいろ説明してくれたが私にとっては早口でわからないこともあったがこれが一つの間違いを犯す。

というのは、頼んだ覚えのない前菜(タコを軽くスモークしたカルパッチョ、味のついたセロリの輪切りのほか、ハーブ添え)が出てきて、『おかしいな、エビの料理を頼んだはずなのに通じなかったのかなぁ』と思いつつ兄と2人でワインのつまみとして食べ始める。

これをサーブした人は注文した時のカメリエーレと違ったのだが、注文した時の彼が別のテーブルへ行く途中気がつき“Excuse me!”といって調理場の方へ行き、注文した前菜(蒸したエビに、何だか粉をゼリー状に固めたものが添えられたもの)を持ってきて、『注文の品はこちらです。タコは間違いでした。申し訳ない。よろしければ食べてください』と。

当然両方食べたが、タコの方が美味だった。あんな美味しいカルパッチョは食べたことはない。もし、また行く機会があったら絶対にあのタコのカルパッチョを注文しよう。

 

プリモは甘い小さなかぼちゃの入ったこの地方独特のパスタ(Tortelli di zucca)。

マコロンが1つと梨を甘く煮たものが添えられていた。1人分を2皿に分けてもらったので量的にも丁度良かった。

セコンドは①魚の身をほぐしたもの、ポレンタ添えと②牛のステーキ、トマト添え。これも丁度いい量だった。肉はやわらかくて美味しい。

 

最後にカフェとグラッパ(おかわりまでした)。

ハプニングもあったけれど優雅なひとときを過ごした。

ワイン   Il Colombaio 2001 Groppello Cascina La Partica (19ユーロ)

このワインはカメリエーレに勧められた。ちなみにグラッパは1杯、4ユーロ。

総額2人で61ユーロ。あの雰囲気でこの値段で、というのは信じられない。

La Spezia Osteria All’ Inferno

La Spezia (ラ・スペツィア) 2009/9/15

 

お店の名前 Osteria All’ Inferno, via Lorenzo Costa, 3 La Spezia

田島麻美さんのガイド本『ミラノから行く北イタリアの街』に出ていた店。

ラ・スペツィアでは(そこまでの店かはさておき)この店にしようと決め、着いてから随分探し回り見つからず一度はあきらめたがついに見つけることができた。

 

ようやく”Osteria・・・・・“看板発見。行ってみると探し求めていた”All’ Inferno”だったので地下への階段をためらいなく下りた。

階段を下りると左に受付兼レジがあり、大勢の客がいる奥の大きな部屋に入ってすぐ右のテーブルに案内される。店内がよく見渡せる。本に出ていたように地元の人たちで活気があふれているのが良くわかった。

 

メニューはなさそうで、プリモを口頭で告げられる。海の幸のスパゲッティ、スカンピのペンネ、ペンネアラビアータなど。最初のものにした。

トマトソースでスカンピ、ムール貝、エビはいずれも小さいながらたっぷり。出汁が出ていて美味い。前菜をとばしていきなりプリモにしたのでこれで終わってもいいかと思うくらいだ。

 

まわりを見るとムール貝が多くのテーブルに運ばれていて美味しそうなので欲しかったがいかんせんお腹の調子が今一なので我慢。そのうち最初のお兄さんが現れ、セコンドの説明をしてくれる。いろいろあったが(多分ムール貝Zuppa di musselも)魚のカルパッチョにした。

LaSpezia All' Inferno 魚のカルパッチョ

 

ちょっと塩がきいているが段々感じなくなる。去年トリエステで食べたのと同様軽くスモークしてある。

 

地元の人でいっぱい、安くてうまい居酒屋的雰囲気で場所さえわかればおすすめ。

◆食べたもの プリモは海の幸のスパゲッティ(6ユーロ)、セコンドに魚のカルパッチョ(8ユーロ)。コペルト、ワイン(グラスで2杯)、水、食後のカフェで計19ユーロ。

Gubbio Ristorante Locanda del Cantiniere

Gubbio (グッビオ) 2010/8/27~28

 

お店の名前 Ristorante Locanda del Cantiniere, Via Dante,30, Gubbio

ペルージャ滞在中に1泊旅行。夜、昼と2回訪問。

Gubbio Ristorante Locanda del Cantinieri 小窓の前に花瓶

 

◆食べたもの

夕食 アンティパストに《生ハム・サラミ、Gubbio産チーズの盛り合わせ》、昼が遅くまたちょっと重かったのでプリモを飛ばし、セコンドは《フィレのステーキ、黒トリュフ添え》にした。というのは、ここGubbioはトリュフの産地だからだ。

アンティパストは日本でいうと3人前くらいのボリューム。

 

Gubbio Ristorante Locanda del Cantinieri 生ハム・サラミ、Gubbioのチーズ

 

一人で食べているのが途中からいやになるくらいだ。

セコンドは、運ばれてくると黒トリュフのいい香りがぷぅーんと鼻にくる。

フィレ肉の大きさは我が家のハンバーグより一回り小さくてホッとする。

Gubbio Ristorante Locanda del Cantinieri フィレ・ステーキ、黒トリュフ添え

スライスされた黒トリュフが肉の上と回りにたっぷりとかかっていてさすが本場だ。

ただちょっと肉汁のジューシーさに欠けるかもしれない。

プリモを飛ばしたのでドルチェがおなかに入りそう。久しぶりに《ティラミス》にした。最後にカフェでしめる。

Gubbio Ristorante Locanda del Cantinieri ティラミス

 

 

アンティパスト9ユーロ、セコンド15ユーロ、ドルチェ5ユーロ、飲み物、カフェ、コペルト込みで37ユーロ。

◆2日目ランチ

ウンブリアのストランゴッツイ、とろみのあるクリーム・ソースにはポルチーニ、肉も入っていて、モチっとしてボリュームがある。

Gubbio Ristorante Locanda del Cantinieri ウンブリアのストランゴッツイ

 

普通ならこれだけでいい。セコンドは肉のグリル・ミックス(豚、牛、牛の内臓、骨付きラム)、付け合わせはほうれん草でこれはかなりの量。

Gubbio Ristorante Locanda del Cantinieri 肉のグリル

 

食後はカフェに昨夜同様プティフールが2個。これに水1本と500mlのハウス・ワインでしめて18.5ユーロ。

 

Gallipoli Vecchia Osteria

Gallipoli (ガッリーポリ)  2005/9/12

 

お店の名前 Vecchia Osteria, Via Antonetta de Pace, 15

弟との南イタリア二人旅、レッチェ2泊の中日にターラント湾に突き出ているガッリポーリまで日帰りで《生ウニグルメ》旅。

この店は田島麻美さんのガイド本『南イタリアに行こう』で知る。

◆食べたもの

ウニは前菜の中で一番下にあったが値段が書かれていなかったのにすぐ上に書かれていた魚介類の盛合わせ(15ユーロ)と同じだろうと思い込み、また個数も分からずに注文。他には、前菜盛合わせ(12ユーロ)、海の幸(Frutti di mare)のスパゲッティ(8ユーロ)、海の幸のオレッキエッテ (8ユーロ)、ハウスワイン(白、1リットル)。

前菜盛合わせは今回の旅ではどこでもそうだったが一皿に盛り合わせているのではなく何皿かのつまみが出てくる。ここは4皿。いわしのマリネ、小ぶりなムール貝の焼き物にピッツァ風トマトソースのナスが添えられたもの、ムール貝のリゾット、タコの煮物。どれも美味しくて昼間にもかかわらずワインの進むこと。

これを平らげたところにお待ちかね、生ウニ登場。

050912_1226~01

日本のウニより小さめ。上の部分1/3くらいをスパッと切り取った形のものが何と22個。中の余計なものはきれいに取ってくれたのだろうか、上からみると真中から★のように5本の筋のウニ、これをスプーンですくって食べる。甘くて本当に美味しい。わざわざ来た甲斐があったというものだ。あとでお勘定してもらったらこの生ウニはわずか10ユーロ。これにはびっくり!!。2皿頼んでも金額的にも量的にも良かったかもしれない。

普通パスタはソースで選ぶものだと思っていたらこの店では全部Frutta di mare だった。そこでパスタを選ぶことになったのだが定番のスパッゲティとプーリア地方独特のオレッキエッテにしたが同じ具でもパスタの食感の違いを楽しむことができ、また両方とも美味い。裏の海を見ながらの食事で最高のランチとなった。

水、コペルト込みで50ユーロ(計52ユーロのところ端数をサービスしてくれた)、チップ4ユーロ。カフェは帰りの電車の関係でパス。

Firenze Trattoria Za-Za

Firenze(フィレンツェ)2010/7/29

お店の名前 Trattoria Za-Za, Piazza Mercato Centrale 26r, Firenze

http://www.trattoriazaza.it/

フィレンツェ4回目とはいえ10年ぶりなので自信なく、ホテルで教えてもらったトスカーナ料理の店。

Firenze Trattoria  Zaza

結構人気店のようでにぎわっていた。外の席はいっぱいで中のテーブルに案内される。下に行く階段を見下ろすこじんまりとした席。壁の一部が祠のようになっていてそこに聖母子像が鎮座している面白い雰囲気。Firenze Trattoria Zaza 店内の聖母子像

各テーブルにはZA-ZAのラベルの赤ワインが当然のように置かれている。

 

◆食べたもの 前菜はサラミ・生ハムの盛合せ(8ユーロ)、オリーブやドライ・トマトもあり小さい皿だが量は多い。

CIMG3556

プリモはRibollita、トスカーナの郷土料理でパンの煮込みスープ(8ユーロ)、濃いおかゆのようで消化によさそう、ここでお腹いっぱいになる。

Firenze Trattoria Zaza リボリータ

 

セコンドは牛肉のタッリアータ(16ユーロ)、ルッコラとパルミジャーノ添え。食べきれず1/3ほど残す。

Firenze Trattoria Zaza 牛肉のタリアータ、ルッコラ、パルミジャーノ沿え

 

ワインは初めにグラスでプロセッコ(5ユーロ)、キャンティ・クラシコ500ml(14ユーロ)。

お腹いっぱいでドルチェ、カフェはパス、水、コペルト込みで計55ユーロ。

Fidenza Trattoria Al Canton33

Fidenza (フィデンツァ) 2010/10/1

ペルージャでの2ヵ月留学を終え、帰国するまでちょっと旅行者気分。ミラノに行く前に1泊。小さな町なのでそれほどリストランテがあるわけでもなくホテル近くの町の人たちに愛されているらしい店だ。

店の名前 Trattoria Al Canton33, Via Mentana 33, Fidenza

◆食べたもの お通し(?)としてスペインオムレツのようなもの。

Fidenza Trattoria Al Canton 33 お店の前菜

 

前菜はフンギポルチーニのオイルがけ(6ユーロ)、少量でかえって良かった。

Fidenza Trattoria Al Canton 33 フンギ・ポルチーニのオイルかけ

 

プリモはパス。セコンドはチンギアーレ(猪)の煮込み(11ユーロ)、やわらかくて美味い。

Fidenza Trattoria Al Canton 33 チンギアーレのワイン煮

Fidenza Trattoria Al Canton 33 ポレンタ

コントルノとしてポレンタ(3.5ユーロ)。

ドルチェは冷たいトローネにチョコレートかけ(5ユーロ)、美味しかった。

コペルト、水、カフェ、ワイン(フリザンテの白、カヴェルネ各250ml)で計39ユーロ。

Cremona Trattoria il Bissone

Cremona (クレモナ) 2009/9/18~19

お店の名前 Trattoria il Bissone, Via Pecorari, 3, Cremona

ホテルのご主人に教えてもらったお店が満席で入れず戻る途中自力で見つけたトラットリア。
落ち着いた感じの店だ。入ってすぐ左にはカウンターがありうしろにはずらっと飲み物の瓶がならんでいる。部屋の中央にはドルチェなどの置かれたテーブルがあり、その周りを取り囲むように客席がありほとんど空いていたが、奥の部屋に案内された。
Cremona Trattoria Il Bissone 看板
Cremona Trattoria Il Bissone 昨夜の席

こちらもゆったりとしたテーブルの配置で奥には暖炉がある。Trattoriaと名乗っているがRistoranteの雰囲気。
この店で偶然会った若い日本人女性二人は当時ペルージャでの留学生。それがきっかけで翌年ペルージャへ短期留学することとなった思い出のトラットリア。
翌日もランチで再訪、機会があればまた訪れたい店だ。

◆食べたもの 前菜はパルマ産のクラッチャ(culaccia di Parma 11ユーロ)、

Cremona Trattoria Il Bissone パルマ産クラッチャ

 

プリモは生のフンギ・ポルチーニの生タリアテッレ(Tagliatelle Fresco ai funghi porcini 9ユーロ)、

Cremona Trattoria Il Bassone フンギ・ポルチーニのタリアテッレ

 

セコンドは子牛の薄切り肉ツナソースかけ(vitello tonnato 9.5ユーロ)。

Cremona Trattoria Il Bissone 子牛の薄切り肉ツナーソース
ワイン   Prosecco Valdobbiadente Jeio Colmai Extra Dry(3.5ユーロ)
Barbera d.o.c. Lorenzo Zanetta, Piemonte (250ml, 2.5ユーロ)
Nobbiolo Colline Novaresi d.o.c.Pratogrande,Pratogrande 05, Lorenzo Zanetta,     Piemonte (2.5ユーロ)
コペルト、水、カフェで合計42ユーロ
Cremona Trattoria Il Bissone メニュー

◆食べたもの(翌日のランチ) 前菜は本日の前菜、ズッキーニ、バジリコ、チーズのタルトでふわふわした食感(4ユーロ)。

Cremona Trattoria Il Bissone 本日の前菜

 

プリモはポルチーニのニョッキ(10ユーロ、ニョッキはかぼちゃで作られ長さ5cm x幅1.5cm)。

ドルチェは桃の上にチョコレートやクッキーの乗ったタルト(5ユーロ、桃まるまる1個)、Cremona Torattoria Il Bissone 桃のタルト桃の自然の甘さで無茶苦茶甘く大きさも半端でないが完食する。
ワイン   Ortugo colti piacentini d.o.c., Vitivincola Luenti, Emiglia(250ml, 2.5ユーロ)、エミリア・ロマーニャ州の発泡性(Frizzante)白ワイン。

Brescia Ristorante I Macc de le Ure

Brescia(ブレーシャ) 2009/9/20
お店の名前 Ristorante I Macc de le Ure, Piazza paolo vi, 6, Brescia
http://www.imaccdeleure.it/

ドゥオモとブロレット前という絶好のロケーション、ドゥオモの前で食事をするのは8年前のタオルミナ以来だ。あのときは2階席からドゥオモをやや見下ろしていたのに対し、今日は外の席から見上げている。しかもドゥオモが大きい。一人の食事だが見ていると飽きることがない。
一人旅の食事の欠点といえば「どう時間をすごすか」に加えて、ワインがどうしてもボトルで頼めない以上ハウスワインのカラフェになってしまうことが多いが、この店はグラスワインの種類がいくつかありしかもボトルを見せてテイスティングまでさせてくれたのも良かった。

◆食べたもの 魚料理のコース(ワイン込み48ユーロ)があったのでそれを注文しようとしたら『海の幸リゾットを含むので2人前から』ということで断念。アラカルトで魚料理を選ぶ。
プリモにマグロのカルパッチョ(14ユーロ)があったのでそれを頼み前菜を飛ばす。Brescia Volto マグロのカルパッチョマグロを1cm角にしたものにオレガノなどハーブを混ぜたものを丸い型に入れお皿に盛りつけたもの。オリーブオイルがたっぷりかかっている。つけ合わせにトマト。
セコンドは川カマスのグリーン・ソース(16ユーロ)。川カマスを煮たものにオリーブ、プティトマトなどがかかっていて黒いリゾットが添えられている。
Brescia Volto 白身魚のアクアパッツア

ドルチェはティラミス(6ユーロ)
◆ワイン   Prosecco Volto 10、
Cannonau di Sardgna Riserva 2005 Sella Mosca (いずれもグラス、各4ユーロ)
グラスにもかかわらずテイスティングできるし銘柄まで教えてくれた。
コペルト、水、カフェで合計50ユーロ

Bra Osteria del BOCCONDIVINO

Bra (ブラ) 2006/9/13

お店の名前 Osteria del BOCCONDIVINO, via Mendicita’ Istruita, 14

www.boccondivinoslow.it

ブラはスローフード運動発祥の町。この町にスローフード協会本部がある。
協会本部と同じ建物の中にあるこの店は、筋金入り(?)のスローフード運動の店なのか看板にはシンボルマークのカタツムリが描かれている。

Bra スローフード協会本部

バローロからトリノに向かう途中わざわざ寄って1時間ほどでランチを取る。

生肉のミンチがソーセージになっているものが名物(サルシッチャ・ディ・ブラというらしい)なのでそれが入っている前菜(carne cruda e lardo)を注文する。もう一皿の前菜は魚っぽいのを選ぶ。それに野菜を取りたがっていた同行者のためにグリーンサラダを頼み、3人でシェアする。carne cruda e lardoにはソーセージのほか生肉ミンチそのものとスライスされたラードが盛り付けられている。脂ものはあまり好きではないけれど、このラードを少し食べてみたが燻製のようでなかなかいい味わいだった。もう1品の前菜は全く趣が違う味付けだったがこれはこれでワインが進む。プリモはシェアせずめいめい好きなものを頼んだが弟はタヤリン、私と兄は同じ三角の形をしたパスタにしたが名前を思い出せない。

◆食べたもの 前菜2品(carne cruda e lardo、いわしの切込みみたいなもののトマトソース 7ユーロ×2)

Bra Carne Crude と Lard

 

プリモ3皿(Tajarin al sugo di salsiccia  7ユーロ、もう1品×2、5ユーロ×2)

Bra Primo Tajarin

Bra Primo Tajarin
グリーンサラダ(3ユーロ)
ワイン   Dolcetto D’Alba Munfria 2005 , Pelissero (9.5ユーロ)

Bra Dolcetto D'Alba
http://www.pelissero.com/it
水、コペルト込み3人で49ユーロ