Mantova Antico Ristorante Ai Garibaldini


Mantova (マントヴァ) 2002/9/10

お店の名前 Antico Ristorante Ai Garibaldini via S.Longino, 7  46100  Mantova

 

ホテルで教えてもらった旧市街のアイ・ガリバルディニに行く。ここは雰囲気、味、接客とも良く機会があればまた行きたいリストランテだ。

店の間口は狭いが、中は広い。入ってすぐにもテーブルはあったが、予約した禁煙席は右奥のテーブルが7、8つある大きな個室といった趣きでゆったりとしたスペース。周りは全然気にならない。壁にはモダンアート。

 

◆食べたもの

親しみのもてるカメリエーレに、メニューの中の郷土料理を質問。

前菜、プリモから各1品、セコンドから2品、食前酒はスプマンテ1杯サービス、ワインはブレシアの赤を選ぶ(2人分です)。

いろいろ説明してくれたが私にとっては早口でわからないこともあったがこれが一つの間違いを犯す。

というのは、頼んだ覚えのない前菜(タコを軽くスモークしたカルパッチョ、味のついたセロリの輪切りのほか、ハーブ添え)が出てきて、『おかしいな、エビの料理を頼んだはずなのに通じなかったのかなぁ』と思いつつ兄と2人でワインのつまみとして食べ始める。

これをサーブした人は注文した時のカメリエーレと違ったのだが、注文した時の彼が別のテーブルへ行く途中気がつき“Excuse me!”といって調理場の方へ行き、注文した前菜(蒸したエビに、何だか粉をゼリー状に固めたものが添えられたもの)を持ってきて、『注文の品はこちらです。タコは間違いでした。申し訳ない。よろしければ食べてください』と。

当然両方食べたが、タコの方が美味だった。あんな美味しいカルパッチョは食べたことはない。もし、また行く機会があったら絶対にあのタコのカルパッチョを注文しよう。

 

プリモは甘い小さなかぼちゃの入ったこの地方独特のパスタ(Tortelli di zucca)。

マコロンが1つと梨を甘く煮たものが添えられていた。1人分を2皿に分けてもらったので量的にも丁度良かった。

セコンドは①魚の身をほぐしたもの、ポレンタ添えと②牛のステーキ、トマト添え。これも丁度いい量だった。肉はやわらかくて美味しい。

 

最後にカフェとグラッパ(おかわりまでした)。

ハプニングもあったけれど優雅なひとときを過ごした。

ワイン   Il Colombaio 2001 Groppello Cascina La Partica (19ユーロ)

このワインはカメリエーレに勧められた。ちなみにグラッパは1杯、4ユーロ。

総額2人で61ユーロ。あの雰囲気でこの値段で、というのは信じられない。