Firenze(フィレンツェ) 2016/9/24~29


Firenze(フィレンツェ) 2016/9/24~29

◆行く
仕事の都合で帰国する友人Y君とミラノ中央駅で別れ、12時35分のItaloでフィレンツェに向かう。今回の旅でフィレンツェは2度目、ちょうど1週間前にもミラノからフィレンツェに向かったのを思い出す。

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Italoは初めてだが、番線などの表示もFSと同じだ。車内ではWifiが途切れることなく完全に使える。

定刻より早くFirenze S.M.N.到着。今回は、ほとんど予定なしのチョイ住み5泊だ。
駅からドゥオモ方面の歩道は1週間前の土曜と比べると時間帯が違うせいか、あの時ほど混んでいない。

◆ランチしながらWifi
ホテルチェックイン後、お腹がすいたのでランチに出かける。
イタリアつながりの友人に教えてもらったパニーノの店に行ったが休み。あとはFree Wifiの店を探す。

Free Wifiのサインが出ていたオステリアに入る。時間が遅いせいか先客は1組だけ。ペンネとワインを注文、さっそくWifiをつなごうとしたがパスワードがうまく入らず、お店の人にスマホを渡しやってもらう。

フィレンツェにいる友人NさんにLINEしたものの、読んでいないようだが長居するわけにもいかずホテルに戻った。

今回のホテルは前半2泊なのだが、何とこの時代にWifi有料とのこと。レセプションで『インターネットを使いたい』と言ったら、1日5ユーロ、滞在中1時間だけ無料で使えるというので、ID、パスワードをもらい、とりあえず1時間無料サービスを使う。
Nさんとも連絡がとれ、20時少し前ドゥオモ洗礼堂近くで待ち合わせすることになった。

当初は、友人のほかカップル2組も一緒のチェーナということで、英語、イタリア語、フランス語、しかも知らない人ということで気乗りしなかったが、どうやら別行動となったらしい。ホッとする。

◆入店前にスパークリング
洗礼堂前で落ち合い、ちょうどサンタ・マリア・ノベェッラ広場でやっているフレンチ・メルカートを覗いてからNさん推奨のトラットリアに行くことにする。

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店の前で待っている人、予約の人がいて、しばらく外で待つことになった。
『こういう時、お店からスパークリングのサービスがあるかも』と言ったら、そうなった。
20分くらい待ち、後から来たカップルと同時に2階席の奥へ案内される。
ちょっと天井が低い。

メニューのほかに《本日のおすすめ》があるとのことで、ちょっと年配のカメリエーラが口頭でいう。
その中から、前菜、プリモを選び、セコンドは通常メニューから。
前菜は、ブッラータと生ハム盛り合わせ。プリモはフンギ・ポルチーニのタリアテッレ。
セコンドは仔牛のワイン煮込み、マッシュポテト添え。
ワインはキャンティ・クラッシコ、今回の旅で初めて赤のフルボトルだ。

料理はすべてシェアしたが、それでお腹いっぱい。楽しくおしゃべりして美味しいチェーナだった。

◆シエナに行く前にミケランジェロ広場へ
朝食後レセプションに寄り、有料Wifi 24hを申し込み、ID、パスワードをもらう。
日中はいないが、8時半開始なら夜も、また明朝も使える。

Nさんも休みなので一緒にシエナに行くことにしていたのでLINEでやりとりし、11時50分S.M.N.駅外のVenchiで待ち合わせすることになった。

それまで時間があるのでお決まりのミケランジェロ広場へ向かう。
カツツァイウオーリ通りに出ると、イタリアらしい青のTシャツをまとった市民マラソン大会に出会う。シニョリーア広場がゴール。

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Tシャツを着ている人に『どこで買えますか?』と尋ねたが、よくわからずあきらめる。
ミケランジェロ広場までの行き帰り、走り終えたらしい青のTシャツを着た人で一杯だ。
グラッツェ橋、その向こうの通りは通行止めのため渡るのがいつもと違って楽だ。

この日は快晴。ミケランジェロ広場から見る市街は青空ということもあってとてもきれいだ。

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駅にはギリギリに着いたがVenchiの外の店がわからず、構内の店でお店の人に教えてもらう。
ほどなくNさんが現れた。
バスターミナルに行くと、もうシエナ行きに大勢並んでいる。チケットを買うのに並び、気が気でなかったが何とか間に合い席は通路を挟んで確保。
12時10分発で13時50分頃到着。

(詳しくは《シエナ旅行記》9/25 Sienaで)

シエナでの休日を楽しみ、17時40分発のRapid(急行)でフィレンツェに戻ったが、Porta Romanoをすぎてから駅近くの渋滞がひどく2時間以上かかり19時50分頃到着。
チェントロまで行って翌日仕事のあるNさんと別れる。

21時少し前に夕食に出かけ、ちょっと離れてはいたが魚料理の店に行ってみたものの満席で入れず、帰り道ごくごく普通の店で食べてホテルに戻る。

◆ホテル移動で苦労
旅の初めに泊まった定宿ともいうべきホテルは一杯だったので前半の2泊はドゥオモ近くのホテルに、後半3泊はシニョリーア広場近くのホテルを予約していた。そのホテルから広場を見下ろすことができるというので一度泊まりたいと思っていたからだ。

2泊したホテルでは、24時間のWifiが終わりになるので早めにチェックアウト。
9時すぎにシニョリーア広場近くのホテルへ向かう。
5分ほどでその近くに着いたが、1週間前に場所、入り口を確認していたのにあるはずのところに見つからない。グルグルと何回か辺りを回る。
カフェの男性に訊いたらこちらの発音が悪かったのか向こうが勘違いしたのかウフィッツィ美術館を示される。
3人目の近くのレストラン準備中の女性が『すぐそこ』と教えてくれた。

こんなに迷ったのはちょうどホテル入口前の小道が工事中でふさがれ、入ることができないと思いこんでいたからだ。何と近くにいながら15分もかかってしまった。

レセプションでは物腰の柔らかい男性が『部屋は12時から。荷物は預かりましょう』と。
『Wifiを使いたい』というと、朝食会場となりのサロンに案内してくれた。
シニョリーア広場はまさにすぐ下。最高のロケーションだ。

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◆この日は買い物
荷物を置き、身軽になって出かける。
まったく反対方向だが、EATALY、中央市場、ベネトンなどで買い物。

それから、東の方に足を伸ばしNHKBS《チョイ住みフィレンツェ》の2人が食事をしたトラットリアを探す。少し外れたところにあったがこの日は定休日のようだった。

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ホテルに戻るためポンテ・ヴェッキオに向かいその手前の手袋の店で手袋購入。
軽いとはいえ、荷物になるのですぐ近くのホテルにいったん戻ることにした。

◆フレンチ・メルカート
一休みして13時頃再度出かける。
ランチは、サンタ・マリア・ノヴェッラ広場で開かれているフレンチ・メルカートへ。

フレンチ・メルカートとは自分で勝手にそう呼んでいるだけで正式な名前は知らない。イタリア語ならフランチェーゼ・メルカートか?むしろマルシェというべきか。
この広場で1週間ほどフランスの物産展と簡単な食べ物屋が出ているらしい。

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出店にしては割と大きな八角形かの建物で、野菜のパエリアと赤ワインを注文。

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ワインの好みを訊かれたが答えようがない。
食べる場所は、テントの下ではあるが日が差し込み暑い。

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メルカートの中をいろいろ見るが、香辛料の店でお店の人と目が合ったが『あとで』と言って近くの有名なサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局へ。
というのは、出国当日成田に向かう途中友人から『時間があったらサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局でこれとこれを買ってきて欲しい』とメールがあったからだ。

フィレンツェには何回も来ているが、今まではそんなものを買うつもりもなかったので訪れるのは初めてだ。
広場からすぐのところに店はあったが外からは歴史ある有名店には見えなかったのだが・・・・
店内は広々としてゆったりとしている。まるで礼拝堂や博物館のような趣きの部屋もある。

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IMG_3440ほとんどが観光客のようだが時間帯のせいか、客はそれほど多くない。

商品の展示はしているが値段がわからない。
日本語の商品一覧表があるのはいいがそれぞれの値段は訊かないとわからない。
頼まれたものと『せっかくだから我が家の土産にも』と思っても決めにくいが何とか購入。
後の精算のため、レジでは2回に分けて会計をすませる。

帰りに先ほどの香辛料の店に寄り、胡椒を買って義理を果たした。

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ホテルに戻る前にドゥオモ近くのジェラテリアGROMで今回の旅で初のジェラートを味わう。

◆ひとりアペリティーヴォ
17時半すぎ、ワインを1杯飲みに出かけ《アーモイタリア》で紹介されていたvia Moroの店に行ってみたがどうやら休みのようで開いていない。
あきらめてポンテ・ヴェッキオを渡った先のワイン・バーを探す。すぐには見つからなかったがサンタ・フェリチタ広場の奥の広場左側にあった。

店の中では、店員がまかない飯を食べている。
外のテーブルは予約席のようだ。
カメリエーラが日本人で『その予約席でなら1時間しかないけど良ければ』とのこと。
『1杯だけだから』。

とはいうもののなかなか注文を取りにこない。
プロセッコとメニューから小さなパニーノ(2.5ユーロ)を注文、ひとりアペリティーヴォの始まり。
このパニーノはフンギ・ポルチーニと黒トリュフのペーストでイタリアらしい味だ。1杯といいながら(時間もあることだし)もう1杯、Vernaccciaを飲む(初め、Maremmaの白を注文したがないとのこと)。

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心地よい風に吹かれながら約1時間楽しんだ。

ホテルに戻るとレセプションには日本人の女性、もう20年住んでいるとのこと。
おすすめのリストランテを訊くと、すぐ近くの店だったので行ってみた。
予約でいっぱいで、『1時間半後なら』と言われ、あきらめる。

◆夕食はCibreoで
少し遠いが、Trattoria Cibreoに行くことにした。
ちょうど20時に着く。
カメリエーラに『外か?中か?』訊かれた時、思わず『どっちでも』とつぶやいたら、彼女に日本語で『日本の方ですか?』と言われる。彼女も日本人だった。
『中なら相席になる可能性ありますよ、外ならテーブル動かして・・・』ということで外のテーブルにする。
空を見上げると特徴のあるユダヤ教会のクーポラが見えた。

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英語のメニューを渡しながら『イタリア語の方がいいですか?』とイタリア語メニューを持ってきた。
じっくり見ているところに、横から別の女性が話しかけてくる。
『何者だ、こいつは?』と思ったが、話しているうちにどうやらお店の人(しかも経営者関係?)のようだ。

そのすすめにしたがってプリモ、セコンドを注文、グラスワインも頼む。
ドルチェに《プリンのチョコレート・ソースかけ》を注文したら、件の女性からサービスだといって《チーズケーキ》も出され、完食。

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ドルチェを二つ食べたのは初めてだ。

21時半頃ホテルに戻る。

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◆4日目朝はカッシーネの市
NHKBS《チョイ住みフィレンツェ》で2人が訪れたカッシーネの市へ行くことにした。
《歩き方》によると毎週火曜の午前中開かれるらしいが、今まで火曜午前にフィレンツェで時間があったことはない。しかも、結構遠いので訪れるのは初めてだ。

《チョイ住みフィレンツェ》では確かトラムで行っていたような気がするが、天気もいいし散策を兼ねてアルノ川沿いを歩く。
川では、カモメ(?)と鴨が同居している!?

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およそ30分でメルカートの端っこに到着。

かなり沢山の店が出ている。《チョイ住みフィレンツェ》に登場していた刃物屋のお兄さんもいた。

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メルカートは、いつものイタリアのもの。衣類に人気があるようだ。

八百屋で若いアメリカ人カップルが果物を買うのに苦労している。っていうか、お店の人が彼らのリクエストを無視して勝手に秤に乗せている。
カブレーノもそこでイチジクを100g注文したが、勝手に200gくらい量るので半分にしてもらった。

アルノ川をまた戻る。

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ホテルに戻り、その後の予定をCertosa del Galluzzo(チェルトーザ)に行くことに決め、レセプション氏にどこからバスに乗るか尋ねたが『駅近くから』とだけなので行くしかないなと出かける。

バス停を探したり、乗るのに苦労したが何とかチェルトーザへ。
(詳しくは《チェルトーザ旅行記》(9/27)Certosa del Galluzzo で)

16時半すぎ、チェルトーザから戻る。

ホテルまでの帰り道、ちょっと遠回りになったが、お土産を買う。

◆4日目チェーナはチョイ住み登場のトラットリアで
ホテルからはちょっと遠いが、NHKBS《チョイ住みフィレンツェ》の2人が食事をした店へ向かう。
イタリアでの夕食時間には早いが、前日場所を確認するために行ったとき休みだったものの営業時間が19時からとなっていた。
少し早い時間だったがブラブラと行ってみると店の前に1組のカップルがいる。時間は18時55分。店のオープンは19時。
ちょっと周りを散歩して時間をつぶし19時すぎ店に入る。もう何組か座っている。
テーブルに案内してくれたのはTV画面に現れた女性。『日本のテレビ番組で見ましたよ』というと笑って答える。
案内されたテーブルは入って左側の部屋、Cantina(ワイン貯蔵庫)入り口の前だ。
イタリアで夕食をとるには早い時間のはずなのに割と早く席は埋まってきたようだ。
前菜にはスモークサーモンのカルパッチョ、プリモはパス、セコンドは牛肉のキャンティ煮込みを食べる。

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ワインは、食前にプロセッコ、セコンドに合わせChianti Classicoを飲む。食後にはドルチェはフルーツとジェラート、最後に食後酒。
約2時間のチェーナ、十分に満足してホテルに戻る。NHKBS《チョイ住みフィレンツェ》を教えてくれた息子にあの店に行ったことをLINEする。

◆5日目朝は中央市場
朝食後、中央市場へ。昨年も買ったMarcoの店へ行く。

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可愛い女の子の店員が『チーズどう?』と声をかけてきた。せっかくなので味見をしてペコリーノ2種類を買う。そこに店主のマルコ氏が現れ『最高級のカラスミだよ』と勧めるので結局買ってしまった。
帰り際、さきほどの女の子に挨拶したところ、握手を求めてくる。1年前に日本に行き、京都、奈良を訪れたことを話してくれた。
その後、市場内を歩き回り、ドライトマトなど購入、帰り道またEATALYでチョコレートを買い足し、荷物になったのでホテルに置きに帰る。

◆偶然の出会い
今回まだ足を踏み入れていないサン・スピリト地区へ行くが、サント・スピリト教会は開いていない。ぶらぶらとvia di Saint Sprito(サント・スピリト通り)、Borgo SanJacopo(サン・ジャコポ通り)戻る。
アルノ川を渡り、サンタ・クローチェ広場前の通りを歩いていると、昨日チェルトーザで一緒だったオーストラリア人女性とばったり出会う。何という偶然だろう。
確かに昨日帰りのバスで別れた時『またね!』とは言ったが。彼女は10月11日までアパートを借りているという。いろいろ立ち話を聞かされるが、何しろ外国人同士のイタリア語なので分からないこともある。お互いのメールアドレスを交換して別れた。

◆サンタンブロージオ市場からサン・マルコ広場へ
夕べのCibreoそばのサンタンブロージオ市場に行く。中央市場に比べるとこじんまりしているのと観光客があまりいなくて地元の人が多いように感じた。

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すぐ近くのCibreoのカフェで一休み。ここは初めてだ。
今回の旅ではペルージャに行かないが、数年前にクレモナで知り合ったペルージャ在住のAさんがフィレンツェに用事があって来るというのでその帰りにサン・マルコ広場で13時に会うことになっている。
夕べ、Cibreoの席からクーポラが見えたユダヤ教会の前を通るがすでに12時20分。中に入る時間はなさそうだ。

サン・マルコ広場のすぐ近くにあるサンティッシマ・アンヌンツィアータ教会に入るがちょうど12時半、扉が閉まる時間ですぐ出る。
そのままサン・マルコ広場へ。暑い中待つ。

◆ランチの場所は
サン・マルコ広場は、発着のバスが途切れないほどで人も多い。Aさんは約束の時間きっかりに現れたがなかなか見つけにくかったようだ。
サン・マルコ広場からドゥオモの辺りでランチするつもりだったが、ピンとくるような適当な店がなく、時間もあるというので、午前中歩いていて気になったサント・スピリト通りの店へ行くことにした。

ランチとしては遅めだが結構にぎわっている。
プロセッコで乾杯し、生ハム、サラミ、チーズの盛り合わせをシェア、Aさんはオレキエッテ、カブレーノはローストされた肉がトッピングされたリゾットを食べる。
クレモナで出会ったときのこと、ペルージャのことなど話が弾み、リゾットが少し固まったほど。

周りを見たらほかには客はもう誰もいない。楽しいランチだった。
15時すぎ店を出て、彼氏から頼まれたというマカロンの買い物に付き合い、駅まで送って別れる。

◆またひとりアペリティーヴォ
夕食までには時間があるので、ピッティ宮前のワイン・バーでアペリティーヴォ。
今回の旅前半の友人とのふたり旅で11日前、フィレンツェ初日に遅いランチで訪問し、持っていたガイドブックにこのお店、スタッフの写真が載っているのを見せたところ盛り上がった。当然、覚えていてくれ、お店の人と少し話をする。

そのあとは、フィレンツェ最後の夕食をとり、翌朝最終宿泊地パルマに向かう。

◆泊まる
●ホテルの名前 De Lenzi(★★★)
Single 1泊につき87.3ユーロ、市税3.5ユーロ、Expediaで予約
ドゥオモのすぐ近く、Wifi有料、部屋にたどり着くまで面倒だがセキュリティ上はいいのかもしれない。

●ホテルの名前 Relais Uffizi (★★★)
Single 1泊につき111.15 ユーロ、市税3.5ユーロ、Booking.comで予約
朝食会場となりのサロンからシニョリーア広場を見下ろすことができる。

◆食べる
●お店の名前 Ristorante Parione, Via del Parione 74/76r, Firenze

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◆食べたもの 前菜はブラータと生ハム盛り合わせ(25ユーロ)。

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プリモはフンギ・ポルチーニのタリアテッレ(24ユーロ)。
セコンドは仔牛のワイン煮込み(25ユーロ)。

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ドルチェはクリームブリュレ(8ユーロ)。いずれも美味しい。
ワインはキャンティクラシコ(Chianti Classico, AL LIMITE, 2013 25ユーロ)、2016年の旅、9日目にして初めての赤ワインのフルボトル。

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コペルト、水、カフェを含めて2人で120ユーロ。

●お店の名前 Trattoria Cibreo, Via dei Macci 122R, Firenze

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◆食べたもの
プリモはイカのパスタ状のもの、付け合わせは豆の煮込み。

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セコンドは白身魚とオリーブの実の包み焼き、インゲン豆の煮物(形から蛇の何とか・・・)。

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ワインは、アペリティーヴォで2杯飲んでいたのでグラスワイン赤1杯。
ドルチェに《プリンのチョコレート・ソースかけ》

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を注文したら、お店からのサービスだといって《チーズケーキ》も出され、完食。水込みで37ユーロ。

●お店の名前 Trattoria Acquacotta, Via De’ Pilastri 51r, Firenze
数年前のNHKの《チョイ住みフィレンツェ》に登場したトラットリア。行ってみたいと思いつつ店の名前が映像ではなかなかわからなかったが録画したものを何回か再生してようやく確認でき訪問。
◆食べたもの 前菜はスモークサーモンのカルパッチョ、かなり量が多くお皿いっぱいに盛り付けられている。真ん中にはトマトとアボカド。プリモはパス。
セコンドは、牛肉のキャンティ煮込み、付け合わせにポテトフリット(前菜とセコンド、合わせて32ユーロ)。

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煮込みと言いながら、レア感が残り、うまい。
ドルチェはフルーツ(パイン、マンゴー、ホウズキ)とジェラート、ホウズキを食べるのは初めてだ(6ユーロ)。

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ワインは、食前にプロセッコ、セコンドに合わせChianti Classico(Castello di Radda, 2013)のハーフボトル(16ユーロ)。

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食後酒(たぶんアマローネ)(4ユーロ)。
コペルト、水を含めて62ユーロ。

●お店の名前  il Santo Bevitore, Via di S.Spirito 64/66r,Firenze
http://ilsantobevitore.com/
◆食べたもの 前菜は生ハム、サラミ、チーズの盛り合わせ(9.5ユーロ)。

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プリモはローストされた肉が載ったリゾット(10ユーロ)、オレキエッテ(10ユーロ)。

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まずFrescobaldi Brutで乾杯(7.5ユーロ×2)、そのあとはキャンティ・クラッシコのハーフボトルを飲む(12ユーロ)。
水、カフェを含め2人で66.5ユーロ。

◆飲む
●お店の名前 Le Volpi e l’uva, Piazzao dei Rossi 1, Firenze

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プロセッコとVernacccia(各4.5ユーロ)、つまみに小さなパニーノ(2.5ユーロ) のひとりアペリティーヴォ、計11.5ユーロ。

●お店の名前 Enoteca Pitti e Gola Cantina, Piazza dei Pitti 16, Firenze
前の年、Cantinetta Antinoriで隣に座ったカナダ人から教えてもらい、翌日初めて訪問。今回の旅でも前半のふたり旅でフィレンツェ初日に遅いランチで訪れている。
Franciacorta 5ユーロ。

◆買う
革手袋 Luciano, Via Por Santa Maria 10r, Firenze
イタリア旅行サイト《アーモイタリア》で紹介されている店、ペルージャ短期留学時には家族へのお土産として購入したことがある。

Tシャツ BENETTON, Via dei Cerrtani 60/62r, Firenze この店でもたびたび購入

石鹸、ポプリ Santa Maria Nobella, Via della Scala 16, Firenze

チーズ、カラスミ Formaggio e Prosciutto MARCO, Mercato Centrale S. Lorenzo, Via dell’Ariento, Firenze
この店も《アーモイタリア》で紹介されていて、この時で2回目の買い物。

ドライトマト 中央市場で購入

チョコレート、ビスコッティなど EATALY, Via Dei Martelli 22, Firenze

胡椒  フレンチ・メルカートで購入

カレンダー 路上の土産物屋で購入

●読む
アーモイタリア旅行ガイド《AMOITALIA》
http://www.amoitalia.com/
イタリア旅行の都度、何かと参考にし、また事前予約などお世話になっているサイト