◆行く
ペルージャは、2010年に2ヵ月、2011年は3ヵ月短期留学をして住んでいたので、いわばイタリアでのふるさとのような町だ。
以来、イタリアに行くと毎回のように立ち寄っていて留学後8回目だ。。
ローマ2週間の学校生活を終え、バスでペルージャに向かう。
ティブルティーナ14時発のバスは順調に走り、定刻の16時15分ペルージャのバスターミナル、パルティジャーニ広場に到着。
勝手知ったるロッカ・パオリーナ内のチェントロへのエスカレーターに乗り、イタリア広場へ。
初めてのホテルだが場所はよく知っているので迷わずすぐにチェックイン。
◆本屋とミニスーパーへ
休む間もなく飛び出し、まずレップブリカ広場の書店”La Feltrinelli”に行き、前日メールで情報を得たイタリア語講座教材の映画DVDを探すが見つからない。まぁ、ペルージャではそれほどのど期待していなかったので次のミラノで探すだけだ。
次は、ミニスーパー”Meta“へ。
記憶は怪しいものだ。
路地を抜けてバニョーリ通りに出たものの上に行くのか下なのかわからない。
水を買うだけの目的だったが、何とビルールを冷やした状態で売っている。
1本買ってさっそくホテルで飲む。冷たくてうまい。
ベッドに横になってタブレットを見ているうちに眠くなり少し寝たようだ。
◆友人たちとの夕食
今回は、ペルージャで観光っぽいことをすることはない。
在住の友人たちに会うのが目的だ。
19時すぎ起きてシャワーを浴び、着替えて19時25分出かける。
ヴァンヌッチ通りの一番上、11月4日広場で友人の一人を見かけ、そのまま一緒にお店に向かう。
予約してくれていた店は初めて。
ペルージャ留学時にオペラを観たモルラッキ劇場の裏手にある。
中に入り、階段を進むとテラス席。
ペルージャの町の北側の景色を見下ろすような感じだ。
20時近くというのに明るく眺望が素晴らしい。
この日はペルージャに住んでいる人たち4人との久しぶりの再会だった。
ところが、そのうちの1人、ヴァイオリニストのAさんは昨晩ローマからほど近い町で野外演奏会の予定だったが、ローマでカブレーノも体験した雷雨のためその演奏会が順延になってしまったようで、Aさんはペルージャに戻れず会うことができず残念。
とはいえ、4人で美味しいワインを飲み、美味しい料理を食べながら楽しいひと時を過ごすことができた。
◆バスで駅へ
ペルージャの予定はチェーナだけ。あとは最終目的地ミラノに向かうだけ。
朝食を終えてから外に出てイタリア広場でバスの時刻を確認する。
ペルージャ駅に向かうにはミニメトロが便利なのだが重くなったスーツケースを引っ張ってミニメトロの駅まで行くのは結構しんどい。
できればバスの方がいいが、バスは極端に本数が少ない。
ホテルのレセプションでバスの時刻を尋ねるとネットで検索してくれた。
9:10のラインTSがベストだと言われ、ラインGは8:55、9:25だと教えてくれた。
9時チェックアウトしてイタリア広場に行ってみるとGのバスが停まっている。
ドライバーに訊くと9:10発車だという(!?)。
このバスで駅に向かい、フィレンツェ行きの列車に乗る。
◆ホテルに忘れ物という大失敗
フィレンツェからミラノ行きの電車の中で『タブレットはどこにしまったかな?』とふと気になる。とりあえずトートバッグを開けてみるがない。スーツケースの中はミラノのホテルに着いてから確認するしかないが、ひょっとしてペルージャのホテルに忘れたのかもしれない。
結局、スーツケースの中にもなく、ホテルにメールで問い合わせると『ベッドに置き忘れていた』との返事があった。
帰国まであと1泊なので不便ではないものの取りに戻る時間はない。
夕べ、食事をした友人の1人に取りに行ってもらい、1カ月後の帰国の際に持ってきてもらうことをお願いした。
◆泊まる
ホテル Fortuna(★★★), Via Bonazzi 19, Perugia
Hotel.comで予約。Single 53ユーロ、前払い。市税1.5ユーロ。
ペルージャ訪問時はいつもはイタリア広場すぐそばの“La Rosetta”に投宿するが、この日は予約とれず、“La Rosetta”からほど近いこのホテルにした。
◆食べる
〇お店の名前 Locanda del Morlacchi, Via del Verzaro, 39 Perugia
食べたもの 前菜3種(①ムール貝、ボンゴレ、エビのワイン蒸し、②バッカラのフリット、③エビのタルタル、フルーツ添え)を4人でシェア。
ドルチェはジェラートにフルーツ。
いずれも正式な名称、値段は、話に夢中で、またレシートなく不明。
ワインは、プロセッコ、白、赤、それぞれ1本。
4人で200ユーロ(1人50ユーロ)くらい。