◆見る
ジェノヴァからマントヴァへの途中“食の町”パルマに途中下車。 目的は昼食、本場のプロシュートを味わうためだったが、結果的には裏切られた。
約2時間の列車の旅、パルマの駅でまず「荷物の一時預り」を探し、駅員にたずねたが『無い』とのこと。 やむをえずスーツケースをガラガラと引っ張って旧市街へ(これが個人旅行の不便なところ)。
時間があまりないので、ドゥオモと洗礼堂だけの観光にとどめる。 おまけにスーツケースがあるので同行者の兄と交替でみる。
ドゥオモは後陣の《聖母被昇天》の絵とその右横の彫刻《キリストと聖人》が素晴らしい。洗礼堂の外観はピンク、中は荘厳な洗礼堂そのもの。キリストの絵が16面の壁に描かれている。中には夫婦1組と一生懸命メモをとる男性一人で静寂そのもの。
さらに洗礼堂の後方のサン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会に入ろうとして神父さんに『1分だけ』といわれる。1分後(?)には入口がしまっていた。このとき丁度12時。
待望の昼食を食べようとガリバルディ通りより駅方向に向かいながら、お店を探すがまったく見当たらず。 少し右折してみたりしたが、どうやら旧市街中心から遠ざかっていたため食の町らしき店はない。ようやく1軒見つけた小さなトラットリアに入る。親父さんと船越栄一郎似の息子がやっている店。味も普通でした。
◆食べる
■Trattoria L OCA NERA(via G.B.Borghesi,3/A43100 PARMA)
◎生ハム(プロシュート)とメロン(2皿) ◎ゴルゴンゾーラのペンネ ◎フンギのタリアテッレ ◎ハウスワイン 計32.9ユーロ也。
◆遊ぶ
■ドゥオモ
■洗礼堂