昨日の夕方、雨の日曜であるにもかかわらず銀座に出かけた。
というのは、ペルージャ留学中にお世話になったKさんご夫妻から銀座イタリアン《ヤマガタ サンダンデロ》での『山菜と野草のディナー』に誘われていたからだ。
Kさんは、山形出身で奥田シェフとは20年来の知り合いだという。
帰国されてもいつも忙しく時間がとれないので、今回このイベントにペルージャつながりで声をかけてくれたようだ。
山形の山菜や、山梨の野草を使ったイタリアンということだが、Kさんのご主人は生粋のウンブリア人で、彼の家で代々作られているオリーブオイルをも使う料理だった。
(このオリーブオイルは内外で賞を取っている優れものらしい)
おまけに、ウンブリア特産の黒トリュフも人生で初めてというほどふんだんに供された。
鶴岡の山菜、甲州の野草、ウンブリアのオリーブオイルについてそれぞれ興味深い解説もある。
《月山筍とこしあぶらのフリット》に始まり、
ドルチェ《ヤブカンゾウの花のパンナコッタ》まで
10品におよぶ料理も美味しく、また久しぶりに会うペルージャつながりの友人たちとの会話も楽しく、あっという間に3時間が経ってしまう。
Kさんご夫妻は、オリーブオイル、黒トリュフのほか、ノルチャのサラミ、生ハムなどウンブリアの特産品を紹介するために会社を立ち上げ、間もなく日本で発売するとのことだ。
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