Barolo, Fontanafredda 2006/9/13
◆ワインの王様《バローロ》のふるさとで2日連続のワイナリー訪問
ヴィラ、ワイナリー・ツアーともHPからメールで予約していた。
ピエモンテの旅、6日目。ワイナリーFontanafredda内のヴィラVilla Contessa Rosaに泊まり、翌朝ワイナリー・ツアーに参加。
前日、Marchesi di Baroloでじっくりと見学、説明を受けていたので本来ここでは必要ないのだが、Marchesi di Barolo訪問が決まる前にここを予約していたため予定通り参加(3種類のワイン・テイスティング込みで一人8ユーロ)。
◆ 朝の散歩
朝食後、園内を散歩する。
バルバレスコのPIAZZOとは比べ物にならないとんでもない規模の大きなぶどう畑のようだ。すでに小型トラックに積まれたぶどうが売店手前の集荷場に何台もやってくる。
道路をはさんだ反対側、すなわちヴィラの並びにはピンク色の小さな教会があり、その手前、門に近い方には季節労働者のためのものなのか宿泊棟が何棟か建っている。
ぶどう畑もすぐ側まできている。
フォンタナ・フレッダの語源となった池は逆にちょっと奥の方だ。くるみの木が多い。もう泉は出ていないようだが名残の祠がある。
◆ワイナリー・ツアー
ツアーは10時からで、ワイン・ショップ9時45分集合。
ワイン・ショップで待っていると前日ヴィラに入る際部屋の鍵のありかを教えてくれたカップルが一緒。
昨晩、食事の際に何かと説明してくれた若い男性がツアー・ガイドだ。
彼はフォンタナ・フレッダの由来から、とうとうとしゃべる。もちろん、Marchesi di Baroloとは違って英語だ。中々ワイナリーの中に入れない。
年間生産量は6万本、そのうち4万本がスパークリング、残り2万本がワイン、その80%が赤、20%が白。
大きな木の樽の産地はMarchesi di Baroloと同じくスラボニア産、小さなバリック樽はフランス産のオーク、これは3年使うという。毎年新しい樽を使うよりはコストがセーブされるということなのだろう。
これ以外にも、というよりこれをはるかに超える説明を受け、見学を終え、細い地下道をくぐり抜けるとワイン・ショップの下に出る。そのまま上がり、ワイン・ショップのバールで試飲。
セラーの中で樽から取り出したワインを味見するようなことをイメージしていたのでちょっとがっかり。テイスティングは3種類だ。
シャルドネ
Diano d’Alaba, LA LEPRE
Barbaresco, COSTE RUBIN
赤は 、あとのほうがどっしりとしていてまろやかで美味しいように感じた。テイスティングは10時50分終了。
Villa Contessa Rosa http://www.villacontessarosa.com/
Fontanafredda http://www.fontanafredda.it/