ミラノに2泊したが1泊目は飛行機が遅れたためホテルに入ったのが夜10時、長旅の疲れもあったので食事には出かけなかった。
2泊目はミラノに住んでいる友人に頼んで予約していたのがサルデーニャ料理の海鮮の店、《Trattoria del Pescatore》。
予約は電話しかできず、おまけにその時間帯も決められていて予約が取れるまで何日もかかったとのこと。大変な人気店のようだ。
この店を知ったのは、杉山明日香さんの『ワインの授業 イタリア編』、ひと通り読んだときにかすかに記憶に残っていた。
著者が大絶賛している。
皆が食べているという《カタラーナ》、ロブスターとトマト、赤玉ねぎのオリーブオイル和え、是非とも食べてみたい。
メニューのほとんどが海鮮料理。
前菜は、海の幸盛り合わせと魚のカルパッチョ、盛り合わせにはムール貝が別皿でついてくる。
新鮮で美味しい上にボリュームもある。
プリモはさんざん迷ったあげく、同じもの、パケッリのペスカトーレを注文。ボッタルガ(からすみ)がたっぷりかかっている。これも美味くて量も多い。
そのあとにカタラーナ。注文するときカメリエーレが、”uno?”と訊いてきたが2人で1皿で十分だ。
というか、プリモを飛ばしても良かったくらいだ。
ワインは、ハウスワインと称しているがMonti産のDOCGで美味しい。
1本あけたが、飲み干せなくとも飲んだ量で払えるようだ。
会計を頼んだらワインクーラーに入っていたボトルを取り出して残りを確認していた(もちろん空だったが)。
2人で、コペルト、水を含め112ユーロ。十分に満足できる店で、機会があればまた訪れたい店だ。
いざミラノ行きを決め、この店のところを読み直そうとしたもののなかなか見つからない。というのは州別に書かれていて、ミラノの店だからてっきりロンバルディア州のページだと思っていたらサルデーニャ州のページだった。
ロンバルディア州に載っていたエノテカも気になる。次回チャレンジかな。