Foligno (フォリーニョ) 2010/8/20
◆行く
金曜の授業は10時で終わる。今日も小旅行ということで電車でFolignoに行く。乗っている時間はわずか40分少々。
12時ちょうどにFolignoの駅に降り立つと日差しは強く、ものすごく暑い。
◆見る
地図もなにもないので『旧市街はたぶんこっちだろう』、と歩いていくと正解。正面に大きな門(Porta Romana)があり、その左側が旧市街入口だった。
おまけにすぐインフォーメーションが見つかったのでさっそく地図をもらう。
インフォメーションが面しているのが、メイン・ストリートのカヴール通り。ちょっと広めの通りの両側にはいろいろな店がある。
しかし、陽が高いのでほとんど日陰がなく暑い!
まもなく突き当たりのやや右に淡いピンク色の立派な教会が見えた。カテドラーレ(Cattedrale di S.Feliciano)だ。
12時をはるかにすぎていたが幸い扉が開いていたので中に入ることができた。
単廊式で白い壁、列柱も白くて太い。クーポラはもの凄く高い。
そして圧倒されるような大きさに驚いた。
パイプオルガンの荘重な音が響き、祭壇もすばらしい。後陣には《聖母被昇天》が描かれている。
陳列されている絵画などには説明があるが19世紀のもののようだ。
外に出ると隣には美しい階段を持つトリンチ宮、そしてレプッブリカ広場をはさんで向こう側には市庁舎がある。
◆歴史的建造物でランチ
ランチにしようと広場のカフェを見渡すが暑さのせいかあまり人がいない。
少し歩き回って店を探してみたが、結局カヴール通りのカフェに入る。中のテーブルでパニーノとビールにし、ゆっくりと休みながら地図でみどころをチェックしたりして時間をつぶす。
そして地図をよく見るとなんとその建物はピエルマニーニ劇場だったところだ。
(この時間帯は、商店も教会もクローズ。1泊ならホテルに戻って休憩がとれるのだが。)
ペルージャに比べるとチェントロでも建物が低く、通りがやや広いので空が広く感じる。しかも平地なのでかなり暑い。
あまり人気のない町を暑い中歩いたものの、15時をすぎても沢山ある教会はどこも閉まっているのでサン・ジャコモ教会、サン・サルヴァトーレ教会など、外から見るだけにとどめ、早めに切り上げることにする。
16時15分の電車でペルージャへ戻る。ぺルージャも意外に暑く、暑いのはFolignoだけではなかったようだ。今日は久しぶりに汗をかいた。