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Firenze(フィレンツェ)2017/5/21~24

Firenze(フィレンツェ)2017/5/21~24

◆行く

昨年9月のイタリア旅行では友人とフィレンツェ、ローマ、ミラノ観光のあと、友人が帰国してからフィレンツェに戻り5日間《チョイ住み》を楽しんだ。

それがなかなか良かったので今回はフィレンツェに1週間滞在することにした。

とはいうものの、何回も訪れているから見るべきところは見ているのでダラダラ過ごさないために午前中は語学学校に通うことにする。

他には、ダン・ブラウン作《インフェルノ》の舞台となった場所を訪れることだ。

 

前泊地、懐かしのペルージャからフィレンツェに移動する。

ペルージャ駅11時44分発の列車は3,4分の遅れだったがフィレンツェ手前でしばらく停車、結局20分遅れで14時10分サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着。

ペルージャを出る頃には雨が上がり晴れてはいたが、ホテルまでの道のりは暑くまるで夏のようだ。

10分でホテルチェックイン。

 

◆お決まりのミケランジェロ広場へ

部屋に入ってスーツケースから中身を出し、整理したり、何だかんだで15時40分頃出かける。

まず、最初に目指すのはミケランジェロ広場。ペルージャ短期留学時にフィレンツェを訪れて以来まず初めに上ることにしている。

ものすごい人出のドゥオモの前を通り、シニョリーア広場を抜け、ネリ通りを進む。

生ハムの店、《La Prosciuteria》を通りがかるとすいていそうだったので入り、アペリティーヴォ1人前とハウスワインの赤で遅めのランチとする。

パンは食べきれないほどで十分なランチだ。

 

腹ごしらえを終え、ミケランジェロ広場へ向かう。

広場は観光客で一杯というほどでもない。

しかし、何回来ても相変わらずの絶景に感動する。

真ん中にドゥオモ、少し手前左手にはヴェッキオ宮殿、右手にはサンタ・クローチェ教会

 

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アルノ川にはポンテ・ヴェッキオ。本当に絵のようだ。

17時、広場をあとにする。

 

◆学校を下見

サンタ・クローチェ広場の前を通り、明日から通う学校の方に行ってみる。

左折する通りに気づかず行き過ぎてしまい、戻って学校の入口を見つけた。

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ホテルまでの帰り道、所要時間をはかると約15分、ちょうどいい距離だ。

ホテル近くまで戻ってから辺りをぶらぶらする。

 

◆1日目のチェーナ

フィレンツェには行きたい店が沢山あるが、ちょっと疲れ気味で早く食べに行こうと出かけ、アイデアもないので昨年行ったコルソ通りのRistorante Enoteca Caffe’ Agricolaへ。

前菜は昨晩に続きブラータを、プリモは昨年同様にピチを注文、ワインはグラスで2杯。

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もちもちしたピチでお腹いっぱいになる。

 

◆チョイ住み2日目(月曜)

エアコンを切ったせいで暑くて目が覚めたりしたものの、イタリア3晩目にして久しぶりに良く眠れた。

 

◆学校へ

授業は11時からだが、初日なので10時半に来るようにとのことなので余裕をみて10時に出かける。

とはいっても早いので途中、EATALYに寄ってみた。

バルサミコ酢を見たが、残念なことにいいものはない、もちろん家族からリクエストされた白バルサミコ酢もない。

 

10時半前に《EUROPASS》に到着。レセプションで受付けをし、冊子の入った白い布バッグを受け取る。

その後、出発前にWebチェックやメールのやり取りをしたスタッフが来る。しばらくして先生が現れ、簡単なインタビュー。

申し込んでいたのは会話のクラスだったが『今日は、会話の授業がなく同時間帯の文法の授業を受けて欲しい。』とのこと、やむなし。

8番教室に連れていかれる。

そこにいたのは8人の受講生(うち男1人)と女性の先生だ。

文法の授業といってもそれをネタにした会話みたいなものだ。

そのクラスに皆いつから来ているのかわからないが、全員の名前を覚えるのが大変だ。

それぞれどこから来ているのか、何国人なのかもわからない。

休憩なしで12時40分終了。

どこにもよらずホテルに戻る。

 

◆ボーボリ庭園

チェントロのパニーノの店でランチの後、ポンテ・ヴェッキオを抜け、ピッティ宮殿前を通ってローマ門へ。

これは《インフェルノ》をなぞる町歩きだ。

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ローマ門はシエナ往復のバスで通ったことはあるが、こうして歩くのは初めてだ。

次は、INSTUTO D’ARTEからボーボリ庭園へ。暑い!!

ボーボリ庭園には随分前に入ったことはあるが、その時はピッティ宮殿側から入っていて、宮殿近くを見ただけだった。

今回は《インフェルノ》主人公同様こちら側から入る。

 

池の真ん中にジャン・ボローニャの《大洋の噴水》、頭上の鳥がずっと居座っている。

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そこからはちょっときつい上り。

芝生があるので日陰で休んでいる人が多い。

そこからはピッティ宮殿を見おろす感じだ。

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いったん、また上り、左に行くと《インフェルノ》でも紹介されている《ネプチューン》のある噴水池。

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その上の方には《豊穣の像》、どこかで見た感じがするが思い出せない。

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さらに進むと、きれいに刈り込まれた庭園に出る。ここからの近くの山々、森の景色がいい。

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ここには陶磁器博物館もある。ただ、なぜここにあるのかよくわからない。

下りて、ベルヴェデーレ要塞側の出入口で係員に断ってからいったん外へ出て要塞を真近かに見る。

ここは何年か前に近くまで来て入れなかったところだ。

また庭園に戻り、あとはピッティ宮殿の方に下りる。

ここからのドゥオモの眺めも良い。

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◆アペリティーヴォとチェーナ

のどが渇き冷たいワインを飲みたかったが、ピッティ宮殿前のワインバー《Pitti Gola e Cantina》は閉まっている。

あきらめてひたすら歩いてホテル近くまで戻り、朝立ち寄ったEATALYへ行き、奥で白ワインを飲む。

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1週間滞在するので部屋飲み用に、キャンティ・クラッシコ、チーズなどを買ってホテルに戻る。

 

かなり歩き回ったので夕食はホテルすぐ近くの《Ciro&Sons》へ。ホントにすぐ近くで2、3軒隣だ。

このトラットリアは、BS-TBS《あなたの知らないイタリアへ》で紹介されていた店だ。

旅行前に場所をチェックしたところホテルすぐ近くということを知り、ここで食事することを決めていた。

番組で紹介されていた《オマール海老のスパゲッティ》を食べる。

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かなり広いがテーブルの間隔は狭い。しかしにぎわっている。

 

食後すぐホテルに戻るのも何だなーと、ホテルを通りすぎドゥオモ一周。

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昼間は暑かったが、夜の風は心地よい。

 

◆チョイ住み3日目(火曜)

朝食後近くの中央市場でバルサミコ酢、白バルサミコ酢を中心に見て回る。

授業まで時間がたっぷりあるので《インフェルノ》ゆかりというか、ダンテ《神曲》ゆかりのバディア・フィオレンティーナ教会へ。

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この教会はフィレンツェに数ある教会の中で一番古いらしいが、フィレンツェには何度も来ているのに訪れるのは初めてだ。

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中にはほんの2、3人しかいない。

いったん出たもののフィリピーノ・リッピの絵《聖ベルナルドに顕われた聖母》を見逃していたことに気づき再び入る。

その絵は入って左側にあった。

《インフェルノ》最初の舞台はここの鐘楼だが、入れなさそうなので下から写真をとるだけだ。

次にダンテの家へ行ってみたが建物の前にはツアー観光客が大勢いたが中に入る人は少ない。

ダンテの家 IMG_0072 (002)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入ろうと思ったが時間がないのであきらめ学校に向かう。

 

◆授業2日目は

レセプションで教室を確かめると昨日と同じだ。行ってみると誰もいないが、そのうち昨日と同じ顔ぶれがやってくる。

どうやら彼らは文法の授業を終え、pauza(休み時間)を過ごしていたようだ。

さて、会話の授業は1、2時間目に勉強した半過去の使い方の演習で、ペアを組み子供時代のことについて質問しあい、あとで発表するというあまりやりたくないものだ。

12時40分終了。

 

◆ピッツェリアからジェラテリアへ

ランチはプロコンソロ通りのピッツェリアへ。1998年初めてのイタリア旅行のとき訪れその翌年家族でランチをした店で数年前にも来ている。

特に美味しいというわけではないがチェントロにあって気軽に入れるピッツェリアだ。

どうやら経営が変わったようでここですら12%のサービス料をとるのに驚く。

 

いったんホテルに戻り、一休み後フィエーゾレにでも行こうかと14時半過ぎバス停のあるはずのサン・マルコ広場に行ってみるが7番線の時刻表が見つからずあきらめた。

 

全く方向を変え、オンニッサンティ教会へ行くが閉まっている。

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DEUY4635アルノ川向こうのサン・スピリト地区に行き、サンタ・マリア・デル・カルミネ教会に行くがどうやら火曜は休みのもよう。

ついていない。

 

時間はたっぷりあるのでサンタ・クローチェ広場近くのジェラテリア《Vivoli》まで足を延ばす。

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ここは古くからあるらしく外から見る限りお菓子屋みたいでジェラート売り場がそとの通りに面しているわけではない。

中に入ると左側にいろいろなジェラートがあり注文しようとしたら先にレジで代金を払うらしい。

たくさん種類があって迷って注文したのは《カフェ&Milabo》、少し甘すぎた感じがした。

 

ジェラートを食べたとはいえ外はあまりにも暑いのでホテルに戻る。

 

◆夕食は2度目のIl Santo Bevitoreで

フィレンツェ3日目にして在住の友人Nさんと夕食。

仕事が終わってホテルの前まできているという。

特にどこに行くか考えていないというので、昨年秋ペルージャに住んでいるAさんと遅めのランチで訪れたアルノ川向こうの《Il Santo Bevitore》へ向かう。

開店より少し早く着きすぎ10分ほど待つ。待っている人は他にも何組かいた。

オープン直前にお店の人があらわれたので予約リストに名前を入れてもらう。

 

外は暑いが、中は涼しい。エアコンの風が当たり、むしろ寒いくらいだ。

前菜は自然派の生ハム盛合せをシェア、プリモはリゾット、トルテッリをそれぞれ注文。

セコンドは牛肉のカルパッチョ、2皿に分けてきてくれたが、ひょっとして2人分注文したかと思わせる量があり本当に美味しいい。

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この店は名前が示すように居酒屋みたいな雰囲気なのに料理は盛り付けも良く、また美味い。

帰りはチェントロまで歩き、レップブリカ広場近くでNさんと別れる。

 

(後半に続く5/25 Firenze

 

 

◆泊まる

◎ホテルの名前Burchianti(★★★), Via Del Giglio, 8, Firenze

Single(standad) 5泊、前払い1泊9,311円、Hotels.comで予約

Single(バルコニー付き)1泊、前払い11,725円、Hotels.comで予約

市税 1泊3.5ユーロ

 

◆食べる

◎お店の名前 Ristorante Enoteca Caffe’ Agricola, Via del Corso, 27/r , Firenze

前年9月友人との旅行で訪れたカジュアルな感じの店を再訪。

  • 食べたもの 前菜はブラータとパルマ生ハム、ルッコラ(14ユーロ)。

プリモは悩んだ末にサルシッチャ、黒トリュフのピチ(13ユーロ)、もちもち感がして美味しいがいささかお腹いっぱい。

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ドルチェもカフェも入らない。

ワインは、グラスでプロセッコ、キャンティ各1杯(いずれも5ユーロ)

コペルト、水を含め40.5ユーロ。

 

 

◎お店の名前 Ristorante Ciro&Sons, Via del Giglio, 28r, Firenze

BS TBS《あなたの知らないイタリアへ》という番組で紹介されていた店、探そうと思ったらホテルから数軒先、歩いて1分というところ。月曜夜訪問。

店内は広いがそこに沢山のテーブルがあり、しかも大勢の客でにぎわっている。

http://www.ciroandsons.com/

  • 食べたもの 前菜はトスカーナのアンティパスト(生ハム、チーズ、ブルスケッタなど、10.5ユーロ)。

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  • プリモは番組で紹介されていたオマール海老のスパゲッティ(19ユーロ)。

白ワイン500ml(15ユーロ)、食後にレモンチェロ(3ユーロ)。

水、サービス料込みで57.5ユーロ。サービス料は何と15%!

 

◎お店の名前  il Santo Bevitore, Via di S.Spirito, 64/66r,Firenze

http://ilsantobevitore.com/

前年9月に、ペルージャ在住のAさんと遅めのランチで訪問、夜来てみたいと思ったのでNさんと火曜チェーナで再訪。

  • 食べたもの  前菜は自然派の生ハム盛合せ(15ユーロ)、定番の生ハムのほか、白ワインで熟成させたコッパ、プラート産のモルタデッラ。モルタデッラは今まで食べた中ではしっかりとした味で美味しい。

プリモはシーフードのリゾット(11ユーロ)、芯が残っていて美味しい。

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Nさんはアスパラのトルテッリ(11ユーロ)、1個もらったが、醤油のようなソース、実はブロード煮つめたもの。中身はうずら肉、うずらの卵。

セコンドは牛肉のカルパッチョ(15ユーロ)、初めから2皿に分けてサーヴされる。

居酒屋みたい雰囲気なのに盛り付けも良く美味しい。

ドルチェはセミフレッド(7ユーロ)をシェア。

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ワインは初めにスパークリング(7.5ユーロx2)、

ボトルはSan Giorgio, CIAMPOLETO, Rosso di Montalcino 2014(27ユーロ)、やや軽め。

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コペルト、水、カフェ込み、2人で97ユーロ。

 

◎お店の名前 La Prosciutteria, Via de’ Neri, 54/r, Firenze

ここ数年フィレンツェに来るたび、しかもミケランジェロ広場への行き帰りに立ち寄る生ハムの店。

  • 食べたもの アペリティーヴォ用盛合せ(5ユーロ)とハウスワイン赤1杯(2.5ユーロ)。

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◆学ぶ

◎学校の名前 EUROPASS, Via San’Egidio, 12, Firenze

https://www.europassitalian.com/

会話クラス、週10時間(11:00~12:40)、100ユーロ(HPによると2018年2月現在130ユーロのようだ)。Webで申し込んだが、その前にテストを受ける。

クラスの概要は本文の通り。

 

◆読む

羽石宏美 著 『暮らすように旅するイタリア』(メディアファクトリー社)

2001年出版であるが、変化のそう激しくないイタリアでは今でも役に立つ。書店では売っていないのでAmazonで中古本を購入。

Perugia(ペルージャ)2017/5/20~21

Perugia(ペルージャ)2017/5/2021  

◆行く

ペルージャは、2010年、2011年に短期留学をすごした町。いわばイタリアでのふるさとみたいなところだ。

以来毎年そのふるさとを訪れているが、昨年(2016)の旅行はイタリア初めての友人と一緒だったこともあり訪れず、今回は2年ぶりだ。  

今回(20175)のイタリア行の目的はフィレンツェで《チョイ住み》し、1週間語学学校に通うことだったのでその前に行くことにした。

 

前日、日本からミラノに到着。1泊して朝、ペルージャに向かう。  

ミラノからは結構遠い。 935分発のItaloでフィレンツェへ。15分遅れで1140分サンタ・マリア・ノヴェッラ到着。

ここで、ペルージャまでの乗車券を買い、1213分発のReggionaleに乗り、定刻より78分遅れの1430分ペルージャ駅到着。

ミラノを出てからもう5時間かかっている(いつもはローマからバスで行き、2時間ちょっとだ)。  

 

◆バスに乗り遅れミニメトロで

ペルージャの町、チェントロにはここからバスかミニメトロ(モノレール)に乗る必要がある。

駅前にイタリア広場行きのバスを確認して乗車券を買って戻ったらバスはもう発車してしまっていた。

やむなく、ミニメトロへ。ところが、ミニメトロで降りことがあってもここから乗ったことなく乗り場を探し、また降りる駅を確かめるのに右往左往する。

ミニメトロは次々に来るので意外に早く、チェントロに近い駅Pincettoに着く。そこからは結構あるがイタリア広場近くのホテルには15時前にチェックインできた。  

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◆お茶からアペリティーヴォに変更

ホテルの部屋に入ると、Wifiが自動でつながりすでにペルージャ在住の3人からLINEが入っている。

読んでみると、ヴァイオリニストのAさん、この日の夜アッシジでコンサートを控えているためチェントロの老舗カフェでお茶をすることになっていたのだが・・・・体調悪くコンサートに備えるため家で休みたいとのこと。これはやむをえない。

もう一人からは時間を17時半に遅らせたいとのこと、ならばお茶ではなくアペリティーヴォをすることになった。  

それまでの間、時間があるのでチェントロ界隈を懐かしむようにぶらぶらする。

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imageGROMでジェラートを食べてからいったんホテルに戻り、渡すものを携えて待ち合わせ場所に向かう。

17時半すぎ、1人現れAndrei、2Fのワインバーへ。 ほどなくもう一人の友人も現れる。

スパークリングを飲みながら久しぶりの話に花が咲いた。 2人ともその後の予定があり19時終了、次回の再会を約束して別れた。  

 

◆夕食はホテルで

実は泊まったホテルは、2000年初めてのペルージャ、留学時の初日、その後のペルージャ訪問時にいつも利用しているのだが、ホテルのリストランテで夕食をとったことがない。

アペリティーヴォのときに、二人から『夕食はどこで?』と訊かれ、いつも皆で訪れる店の名を言ったら『最近は予約で一杯でたぶん入れない。だったらホテルのリストランテはどう?』と言われた。

どうやら、リストランテの経営が変わって美味しいらしい。

 

ということで部屋で休んだ後、20時すぎリストランテに行く。  

さすがに地元の人に勧められただけあって、美味しい。

とりわけ友人一押しのエトロスキ・タリアータは、ただ焼いただけの肉にオリーブオイルをかけ、4種類の塩をふるというシンプルな一皿だが、これがすこぶる美味い。 image image

 

十分満足するチェーナだった。  

 

◆朝のペルージャ散歩

短期滞在時は、運動不足解消もかねて随分歩き回ったものだ。 頭の中にはそのルートがしっかりと残っている。  

8時半頃から散歩に出かける。 まずは、サン・ドメニコ教会、そしてサン・ピエトロ教会へと下る。

それからまたカヴール通りを戻り、914日通りをぐるっとまわり途中から左に入って、そのうち住んでいたボン・テンピ通りを通って大聖堂に出る。 大聖堂から下り、右に曲がってプリオーリ通りを進む。

ここは、20108月に1カ月間通った校舎があるから懐かしい。  

 

すでに小雨を感じていたが本降りではないものの濡れてくるのでプリオーリ通りの《聖ルカのアーチ》の手前で引き返す。

ホテルに戻り1040分チェックアウト。  

雨はすっかり上がり青空になっている。 平日ならイタリア広場からバスに乗る方がいいが、日曜でバスが少ないのでミニメトロで駅に向かう。 ミニメトロは早い、ペルージャ駅には11時前に着いた。

1144分発の列車は3,4分遅れていたがその列車でフィレンツェに向かう。  

◆泊まる

ホテル Albergo Ristorante La Rosetta(★★★), Piazza Italia, 19, Perugia TwinSingle use 55ユーロ(前払い6,575円)、Hotels.comで予約  

◆食べる お店の名前 Ristorante La Rosetta(★★★), Piazza Italia, 19, Perugia

食べたもの 前菜はブッラータにハーブ、ミニトマト(12ユーロ) image       

 

 

 

セコンドはエトルスキ・タリアータ(19ユーロ)。これは超うまい。

ワインはハーフボトルなく、地元ワイナリーのサンジョヴェーゼをグラス2(5ユーロⅹ2)

コペルト、水、カフェ込みで48ユーロ。  

◆飲む お店の名前 Vivace, Corso Vannucci, 48, Perugia 飲んだもの アペリティーヴォで10ユーロ

ポケット・コーヒー(Pocket Coffee)

◆ポケット・コーヒー(Pocket Coffee)

 

初めて食べたのは2年ほど前にイタリアからのお土産でいただいたとき。

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チョコレートの中に甘いエスプレッソが入っている。

いわば、ウィスキーボンボンのエスプレッソ版といったところか。

 

『これはいい』とイタリアに行くたびに探すが手に入らない。

(2017年5月、帰りのマルペンサ空港の売店で見つけたのは似て非なるものだった)

 

2017年11月イタリアの旅、ほぼ最終日、ローマで降りたメトロの出口通路で大々的に宣伝されていた。

そこで、帰り道試しにナツィオナーレ通りに面したスーパーに入ってレジで訊いてみたところあるという。

18個入り、5.7ユーロ、ただし225gとやや重い。

お土産として何個か買いたかったが、もう帰国前日でスーツケースがパンパンでしかも重いのがわかっていたのでやむなく1個にとどめた。

ドライトマト(pomodori secchi)

◆ドライトマト(pomodori secchi)

 

料理用のカラブリア産やシチリア産の比較的大きなドライトマトも買ってくるが、ワインのつまみとして買ってくる小さなドライトマト。

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初めて買ったのは、ペルージャ留学時ペルージャへ移動する直前にフィレンツェの中央市場で。

そのときお店の人に水に戻さずそのまま食べられることを教えてもらった。

以来、イタリアに行くたびに自分用、家族用に買ってくる。

かさばらないしつぶれても問題ない。おまけに日本で買うより安い。

オリーブ・オイルにつけておくとさらにつまみ感が増す。

天日干しなので食べる前にさっと水洗いした方がいい。

Firenze Soatanza

Firenze(フィレンツェ)2017/11/20

 

お店の名前 Trattoria Sostanza, Via del Porcellana 25r, Firenze

 

この店は《All about》やフィレンツェ在住・食の評論家池田匡克氏の《イタリアの老舗料理店》でも紹介されており、何回かフィレンツェを訪れたとき店の前も通りすぎたこともあるが入ったことはなかった。

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今回の旅行に行くちょうど1週間前、職場で誘われて会社近く日本橋茅場町のイタリアンに行った。イタリアに行くことがお店の人の耳に入り、オーナーから『フィレンツェ』に行くのだったらSostanzaへ是非』と言われメニューのコピーまで渡された。

(研修旅行だったらしくかの池田氏に連れて行かれたらしい)

予約必須であること、《アーティチョークのオムレツ(正しくはトルティーノ)》を食することをアドバイスされた。

 

メールやネットで予約では予約できなそうなので現地へ行ってから予約するしかない。

フィレンツェ滞在は日曜午後~水曜朝まで、一方お店は日曜定休なので月曜ランチ営業中に行って予約するか、電話またはホテルに頼むしかない。

月曜朝オーニッサンティ教会のギルランダイオ《最後の晩餐》を観た帰り道たまたま通りがかがったらシャッターが開いていて店内で掃除をしているのが見えた。入口近くに人がいたのでノックしドアを開けてもらい、予約したい旨話すと『いつ、何時で』と聞かれ予約完了。

 

◆食べたもの

前菜は生ハム(7ユーロ)、今回の旅行で食べた生ハムの中では厚さと言い味わいの濃さといい一番美味しかった。

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プリモはパスタのミネストローネ(9ユーロ)。野菜の姿かたちはまったく見えずとろっとろのスープだ。ショートパスタがごくわずかな量入っているだけでまさにスープ。カメリエーレが『胡椒、オリーブオイルは?』と訊いてきて『Si!』と答えると入れてくれる。

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セコンドは迷わず名物の《アーティチョークのトルティーノ》(16ユーロ)。卵で作られたお皿の中のアーティチョークは肉みたいな食感。その卵部分もこれまたとろっとろで美味い。

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(隣のトルコ人ご婦人は、あまりにも美味しかったのか同じものを即追加していた!)

ドルチェはパスし、ヴィンサントとビスコッティ(10ユーロ)でしめる。

ワインはハウスワイン赤1/4(4ユーロ)

コペルト、水込みで51ユーロ。

 

◆雰囲気

話には聞いていたが、店内の感じは相当クラッシックで白いタイルの壁、長いテーブル、カメリエーレの服装も時代がかっている。

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そして何といっても、長いテーブルに相席で食事中そのテーブルで話が弾むということではないだろうか。

自分の場合は、奥左のテーブルで椅子は壁側のいわばベンチの中央。先客は若いカップルで女性が斜め前、男性は右側いわゆる誕生日席で英語が聞こえる。後から来た3人は、ご婦人と男性2人。彼らは長いテーブルの奥の方の一角を囲んで座る。

その3人が話している言葉はまったくわからず想像もつかない。

そのうち、その左隣に座った男が肩を軽くたたいて英語で話しかけてくる。彼らはトルコ人の親子だった。母親はイスタンブールに住んでいて、隣の男性は香港に住んでいるという。

東京から来たというと右側の男性が反応、ニューヨークから来たという。『ニューヨークはリトル東京、東京じゃ下北沢が好き』だと言う。斜め前の彼女はアジア系かなーと思っていたら日系ハーフだという。

それから3組が会話を始める。

さすがにトルコ語、日本語は飛び交わないが、英語、イタリア語で国際交流をした。

Parma(パルマ)2016/9/29~30

Parma(パルマ)2016/9/29~30

Modena(モデナ)2016/9/29

 

◆行く

Parmaは多分3回目、2002年9月初めてのときはGenovaからMantovaに向かう途中ほんの数時間立ち寄り、2回目は2014年秋に1泊している。

今回は14泊16日の旅、最終宿泊地だ。目的は、パルマで美味しい生ハムを食べること、そして近場のModenaでバルサミコ酢を買うことだ。

 

Firenze S.M.N.9時30分発のFrecciaRossaでBolognaまで行き、Reggionaleに乗り換え11時25分パルマ到着。

 

重くなったスーツケースを引っ張り、ホテルへ向かうが結構しんどい。

 

◆モデナへ

チェックインして荷物を部屋に置いてすぐに駅まで戻りモデナに行くつもりだったが、ホテル側の対応悪くすぐに出かけられない。

 

しばらく待ったもののモデナに行く電車を逃せないので、スーツケースを預けて出かける。

しかし、暑い!ジャケットを脱ぎたい!

12時56分発の電車は13時33分モデナ到着。

 

◆メルカートで

メルカートに急ぐ、何せメルカートは14時か14時半には終わってしまうからだ

 

メルカート到着、14時ちょうど。

 

中に入るともう閉まっている店が多い。

以前ここで買ったバルサミコ酢の店が見つからず、ほかのお店で教えてもらう。

そこはまだやっていた。

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バルサミコ酢を、40年物大小2本ずつ、20年物1本、それとフンギポルチーニ100gを注文、計198ユーロ。

カードで払おうとしたら機械にはねられる、別のカードでもダメ。旅の終盤とあって現金の手持ちも多くない。

Bancomart(ATM)で現金を引き出すように言われ、お店の人は『待っている』と言ってくれた。

さんざん探してドゥオモ近くのBancomartを見つけ、自分の番になりまず銀行国際カードで150ユーロ引き出しを入力、黙って待っていたがどうやらダメ。次にクレジットカードで試みるがこれも引き出せず。

しようがない、現金がいくらあるか確かめるとほぼ150ユーロ。これでは全部は買えない。

メルカートに戻って『ダメだった』と言って、40年物大(100ml)をあきらめ小(40ml)4本とフンギポルチーニを半分に減らしてもらい計117ユーロ。

残りの現金は30ユーロ余だ。

 

モデナで昼を食べ、ワインを飲もうと思ったが、パルマに戻ることにした。

電車のチケットは行き同様カードで買え、問題なし。

(Bancomartで引き出せなかった理由は分からないが、メルカートでクレジットカードが使えなかったのはメルカートの営業時間が14時までだったせいではないだろうか)

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そんなトラブルがあったせいか、モデナのメルカートには何回も来ているのに、駅までの帰り道、迷ってしまい途中まで親切なご婦人に連れてきてもらう。

15時25分の電車で16時03分パルマに戻る。

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◆ランチの代わりにアペリティーヴォ

ホテルに戻り、ようやく自室に入る。

一休みして、ガリバルディ広場近くのネスプレッソの店で買い物。

そのあと2年前に訪れたとき友人から教えてもらったリストランテ“La Forchetta”を探すが、意外に簡単に見つかる。2年前はせっかく教えてもらったのにあいにく休みだった。

ということで、夕食の店は決まった。

 

そこでようやくアペリティーヴォだ。

ルイージ・カルロ・ファリーニ大通り(Strada Luigi Carlo Farini)に面した、2年前に立ち飲みしたエノテカで今度は外のテーブル席に座る。時間が早いのでほかには客はまだいない。

スプマンテのあとは白、つまみはTartine(パンに具をのせたもの)とポルペッティで小腹を満たす。

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アペリティーヴォを終え、近くをブラブラしホテルに戻る。

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◆待望のチェーナ

友人Yさんが『死ぬまでにもう一度行きたい店』と絶賛した例のリストランへ。

予約していないので早めに19時半頃店に行く。外のテーブルには誰もいない。中もほとんどいないが、先客がいてお店の人に『1分待って』といわれる。

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席はレジ、ワイン棚そばのテーブル。そのうちどんどん混み出してきた。

 

メニューを見てどのように食べようかじっくり考える。

外せないのはご当地生ハムの最高級品クラテッロ・ディ・ジベッロ。

プリモはパスし、セコンドは魚料理を選ぶ。

クラテッロ・ディ・ジベッロはとろけるようで本当に美味しい。これだけでいい。

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この店でこれを食べるだけの目的で最終宿泊地をパルマにした甲斐があったというものだ。

 

充分満足して『最後の晩餐』を終える。

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これにて、2016年14泊の旅を終え、翌朝ミラノから帰国。

結局予定通りだが、パルマでもモデナでも観光は全くしていない。

 

 

◆泊まる

ホテル Hotel Button ★★★ Borgo della Salina,7, Parma Booking.comで予約、Single57.6ユーロ

◆食べる

●お店の名前 La Forchetta Ristorante, Borgo San Biagio 6D, Parma

http://www.laforchettaparma.it/la-forchetta.php

 

2年前パルマに移動したことをfacebook上で知ったペルージャつながりの友人からこの店を強く勧められたもののあいにく定休日だったので果たせず今回訪問しようと決めていた。

 

食べたもの

前菜は、ご当地生ハムの最高級品クラテッロ・ディ・ジベッロ(14ユーロ)、とろけるようで本当に美味しい。

プリモはパス。

セコンドは魚料理を選ぶ。ヒラメの切り身にジュレのようなソースがたっぷり。

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ワインはまずプロセッコを1杯、そのあとはランブルスコのハーフボトル。

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ドルチェは、帰り道ジェラテリアにでも寄ろうと思っていたが、カメリエーレのすすめ上手により、レモン・シャーベット。カフェでしめる。

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コペルト、水を含め49.5ユーロ。

コペルトといえば、パンが美味しかった。中でも黒パンが美味しかった。

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この店を教えてくれた友人が『死ぬまでにもう一度行きたい店』といった理由がわかる。

 

◆飲む

●お店の名前 Enoteca Fontana, Str. Luigi Carlo Farini, 24, Parma

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飲んだもの・つまんだもの 本文の通り 7.5ユーロ

 

◆買う

●お店の名前 Gastronomia Famiglia Bertani, Via Albinelli,13, Modena

買ったもの バルサミコ酢40年物小4本(1本27.2ユーロ)、乾燥フンギポルチーニ45g(8.5ユーロ)

●お店の名前 Nespresso Boutique Parma,Piazza Garibaldi, 23, Parma

買ったもの Nespressoのカプセル16本65.6ユーロ

●お店の名前 La Prosciutteria, Str. Luigi Carlo Farini, 9, Parma

買ったもの パルミジャーノ・レッジャーノ300gⅹ2(17.8ユーロ)

Firenze(フィレンツェ) 2016/9/24~29

Firenze(フィレンツェ) 2016/9/24~29

◆行く
仕事の都合で帰国する友人Y君とミラノ中央駅で別れ、12時35分のItaloでフィレンツェに向かう。今回の旅でフィレンツェは2度目、ちょうど1週間前にもミラノからフィレンツェに向かったのを思い出す。

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Italoは初めてだが、番線などの表示もFSと同じだ。車内ではWifiが途切れることなく完全に使える。

定刻より早くFirenze S.M.N.到着。今回は、ほとんど予定なしのチョイ住み5泊だ。
駅からドゥオモ方面の歩道は1週間前の土曜と比べると時間帯が違うせいか、あの時ほど混んでいない。

◆ランチしながらWifi
ホテルチェックイン後、お腹がすいたのでランチに出かける。
イタリアつながりの友人に教えてもらったパニーノの店に行ったが休み。あとはFree Wifiの店を探す。

Free Wifiのサインが出ていたオステリアに入る。時間が遅いせいか先客は1組だけ。ペンネとワインを注文、さっそくWifiをつなごうとしたがパスワードがうまく入らず、お店の人にスマホを渡しやってもらう。

フィレンツェにいる友人NさんにLINEしたものの、読んでいないようだが長居するわけにもいかずホテルに戻った。

今回のホテルは前半2泊なのだが、何とこの時代にWifi有料とのこと。レセプションで『インターネットを使いたい』と言ったら、1日5ユーロ、滞在中1時間だけ無料で使えるというので、ID、パスワードをもらい、とりあえず1時間無料サービスを使う。
Nさんとも連絡がとれ、20時少し前ドゥオモ洗礼堂近くで待ち合わせすることになった。

当初は、友人のほかカップル2組も一緒のチェーナということで、英語、イタリア語、フランス語、しかも知らない人ということで気乗りしなかったが、どうやら別行動となったらしい。ホッとする。

◆入店前にスパークリング
洗礼堂前で落ち合い、ちょうどサンタ・マリア・ノベェッラ広場でやっているフレンチ・メルカートを覗いてからNさん推奨のトラットリアに行くことにする。

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店の前で待っている人、予約の人がいて、しばらく外で待つことになった。
『こういう時、お店からスパークリングのサービスがあるかも』と言ったら、そうなった。
20分くらい待ち、後から来たカップルと同時に2階席の奥へ案内される。
ちょっと天井が低い。

メニューのほかに《本日のおすすめ》があるとのことで、ちょっと年配のカメリエーラが口頭でいう。
その中から、前菜、プリモを選び、セコンドは通常メニューから。
前菜は、ブッラータと生ハム盛り合わせ。プリモはフンギ・ポルチーニのタリアテッレ。
セコンドは仔牛のワイン煮込み、マッシュポテト添え。
ワインはキャンティ・クラッシコ、今回の旅で初めて赤のフルボトルだ。

料理はすべてシェアしたが、それでお腹いっぱい。楽しくおしゃべりして美味しいチェーナだった。

◆シエナに行く前にミケランジェロ広場へ
朝食後レセプションに寄り、有料Wifi 24hを申し込み、ID、パスワードをもらう。
日中はいないが、8時半開始なら夜も、また明朝も使える。

Nさんも休みなので一緒にシエナに行くことにしていたのでLINEでやりとりし、11時50分S.M.N.駅外のVenchiで待ち合わせすることになった。

それまで時間があるのでお決まりのミケランジェロ広場へ向かう。
カツツァイウオーリ通りに出ると、イタリアらしい青のTシャツをまとった市民マラソン大会に出会う。シニョリーア広場がゴール。

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Tシャツを着ている人に『どこで買えますか?』と尋ねたが、よくわからずあきらめる。
ミケランジェロ広場までの行き帰り、走り終えたらしい青のTシャツを着た人で一杯だ。
グラッツェ橋、その向こうの通りは通行止めのため渡るのがいつもと違って楽だ。

この日は快晴。ミケランジェロ広場から見る市街は青空ということもあってとてもきれいだ。

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駅にはギリギリに着いたがVenchiの外の店がわからず、構内の店でお店の人に教えてもらう。
ほどなくNさんが現れた。
バスターミナルに行くと、もうシエナ行きに大勢並んでいる。チケットを買うのに並び、気が気でなかったが何とか間に合い席は通路を挟んで確保。
12時10分発で13時50分頃到着。

(詳しくは《シエナ旅行記》9/25 Sienaで)

シエナでの休日を楽しみ、17時40分発のRapid(急行)でフィレンツェに戻ったが、Porta Romanoをすぎてから駅近くの渋滞がひどく2時間以上かかり19時50分頃到着。
チェントロまで行って翌日仕事のあるNさんと別れる。

21時少し前に夕食に出かけ、ちょっと離れてはいたが魚料理の店に行ってみたものの満席で入れず、帰り道ごくごく普通の店で食べてホテルに戻る。

◆ホテル移動で苦労
旅の初めに泊まった定宿ともいうべきホテルは一杯だったので前半の2泊はドゥオモ近くのホテルに、後半3泊はシニョリーア広場近くのホテルを予約していた。そのホテルから広場を見下ろすことができるというので一度泊まりたいと思っていたからだ。

2泊したホテルでは、24時間のWifiが終わりになるので早めにチェックアウト。
9時すぎにシニョリーア広場近くのホテルへ向かう。
5分ほどでその近くに着いたが、1週間前に場所、入り口を確認していたのにあるはずのところに見つからない。グルグルと何回か辺りを回る。
カフェの男性に訊いたらこちらの発音が悪かったのか向こうが勘違いしたのかウフィッツィ美術館を示される。
3人目の近くのレストラン準備中の女性が『すぐそこ』と教えてくれた。

こんなに迷ったのはちょうどホテル入口前の小道が工事中でふさがれ、入ることができないと思いこんでいたからだ。何と近くにいながら15分もかかってしまった。

レセプションでは物腰の柔らかい男性が『部屋は12時から。荷物は預かりましょう』と。
『Wifiを使いたい』というと、朝食会場となりのサロンに案内してくれた。
シニョリーア広場はまさにすぐ下。最高のロケーションだ。

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◆この日は買い物
荷物を置き、身軽になって出かける。
まったく反対方向だが、EATALY、中央市場、ベネトンなどで買い物。

それから、東の方に足を伸ばしNHKBS《チョイ住みフィレンツェ》の2人が食事をしたトラットリアを探す。少し外れたところにあったがこの日は定休日のようだった。

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ホテルに戻るためポンテ・ヴェッキオに向かいその手前の手袋の店で手袋購入。
軽いとはいえ、荷物になるのですぐ近くのホテルにいったん戻ることにした。

◆フレンチ・メルカート
一休みして13時頃再度出かける。
ランチは、サンタ・マリア・ノヴェッラ広場で開かれているフレンチ・メルカートへ。

フレンチ・メルカートとは自分で勝手にそう呼んでいるだけで正式な名前は知らない。イタリア語ならフランチェーゼ・メルカートか?むしろマルシェというべきか。
この広場で1週間ほどフランスの物産展と簡単な食べ物屋が出ているらしい。

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出店にしては割と大きな八角形かの建物で、野菜のパエリアと赤ワインを注文。

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ワインの好みを訊かれたが答えようがない。
食べる場所は、テントの下ではあるが日が差し込み暑い。

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メルカートの中をいろいろ見るが、香辛料の店でお店の人と目が合ったが『あとで』と言って近くの有名なサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局へ。
というのは、出国当日成田に向かう途中友人から『時間があったらサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局でこれとこれを買ってきて欲しい』とメールがあったからだ。

フィレンツェには何回も来ているが、今まではそんなものを買うつもりもなかったので訪れるのは初めてだ。
広場からすぐのところに店はあったが外からは歴史ある有名店には見えなかったのだが・・・・
店内は広々としてゆったりとしている。まるで礼拝堂や博物館のような趣きの部屋もある。

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IMG_3440ほとんどが観光客のようだが時間帯のせいか、客はそれほど多くない。

商品の展示はしているが値段がわからない。
日本語の商品一覧表があるのはいいがそれぞれの値段は訊かないとわからない。
頼まれたものと『せっかくだから我が家の土産にも』と思っても決めにくいが何とか購入。
後の精算のため、レジでは2回に分けて会計をすませる。

帰りに先ほどの香辛料の店に寄り、胡椒を買って義理を果たした。

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ホテルに戻る前にドゥオモ近くのジェラテリアGROMで今回の旅で初のジェラートを味わう。

◆ひとりアペリティーヴォ
17時半すぎ、ワインを1杯飲みに出かけ《アーモイタリア》で紹介されていたvia Moroの店に行ってみたがどうやら休みのようで開いていない。
あきらめてポンテ・ヴェッキオを渡った先のワイン・バーを探す。すぐには見つからなかったがサンタ・フェリチタ広場の奥の広場左側にあった。

店の中では、店員がまかない飯を食べている。
外のテーブルは予約席のようだ。
カメリエーラが日本人で『その予約席でなら1時間しかないけど良ければ』とのこと。
『1杯だけだから』。

とはいうもののなかなか注文を取りにこない。
プロセッコとメニューから小さなパニーノ(2.5ユーロ)を注文、ひとりアペリティーヴォの始まり。
このパニーノはフンギ・ポルチーニと黒トリュフのペーストでイタリアらしい味だ。1杯といいながら(時間もあることだし)もう1杯、Vernaccciaを飲む(初め、Maremmaの白を注文したがないとのこと)。

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心地よい風に吹かれながら約1時間楽しんだ。

ホテルに戻るとレセプションには日本人の女性、もう20年住んでいるとのこと。
おすすめのリストランテを訊くと、すぐ近くの店だったので行ってみた。
予約でいっぱいで、『1時間半後なら』と言われ、あきらめる。

◆夕食はCibreoで
少し遠いが、Trattoria Cibreoに行くことにした。
ちょうど20時に着く。
カメリエーラに『外か?中か?』訊かれた時、思わず『どっちでも』とつぶやいたら、彼女に日本語で『日本の方ですか?』と言われる。彼女も日本人だった。
『中なら相席になる可能性ありますよ、外ならテーブル動かして・・・』ということで外のテーブルにする。
空を見上げると特徴のあるユダヤ教会のクーポラが見えた。

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英語のメニューを渡しながら『イタリア語の方がいいですか?』とイタリア語メニューを持ってきた。
じっくり見ているところに、横から別の女性が話しかけてくる。
『何者だ、こいつは?』と思ったが、話しているうちにどうやらお店の人(しかも経営者関係?)のようだ。

そのすすめにしたがってプリモ、セコンドを注文、グラスワインも頼む。
ドルチェに《プリンのチョコレート・ソースかけ》を注文したら、件の女性からサービスだといって《チーズケーキ》も出され、完食。

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ドルチェを二つ食べたのは初めてだ。

21時半頃ホテルに戻る。

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◆4日目朝はカッシーネの市
NHKBS《チョイ住みフィレンツェ》で2人が訪れたカッシーネの市へ行くことにした。
《歩き方》によると毎週火曜の午前中開かれるらしいが、今まで火曜午前にフィレンツェで時間があったことはない。しかも、結構遠いので訪れるのは初めてだ。

《チョイ住みフィレンツェ》では確かトラムで行っていたような気がするが、天気もいいし散策を兼ねてアルノ川沿いを歩く。
川では、カモメ(?)と鴨が同居している!?

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およそ30分でメルカートの端っこに到着。

かなり沢山の店が出ている。《チョイ住みフィレンツェ》に登場していた刃物屋のお兄さんもいた。

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メルカートは、いつものイタリアのもの。衣類に人気があるようだ。

八百屋で若いアメリカ人カップルが果物を買うのに苦労している。っていうか、お店の人が彼らのリクエストを無視して勝手に秤に乗せている。
カブレーノもそこでイチジクを100g注文したが、勝手に200gくらい量るので半分にしてもらった。

アルノ川をまた戻る。

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ホテルに戻り、その後の予定をCertosa del Galluzzo(チェルトーザ)に行くことに決め、レセプション氏にどこからバスに乗るか尋ねたが『駅近くから』とだけなので行くしかないなと出かける。

バス停を探したり、乗るのに苦労したが何とかチェルトーザへ。
(詳しくは《チェルトーザ旅行記》(9/27)Certosa del Galluzzo で)

16時半すぎ、チェルトーザから戻る。

ホテルまでの帰り道、ちょっと遠回りになったが、お土産を買う。

◆4日目チェーナはチョイ住み登場のトラットリアで
ホテルからはちょっと遠いが、NHKBS《チョイ住みフィレンツェ》の2人が食事をした店へ向かう。
イタリアでの夕食時間には早いが、前日場所を確認するために行ったとき休みだったものの営業時間が19時からとなっていた。
少し早い時間だったがブラブラと行ってみると店の前に1組のカップルがいる。時間は18時55分。店のオープンは19時。
ちょっと周りを散歩して時間をつぶし19時すぎ店に入る。もう何組か座っている。
テーブルに案内してくれたのはTV画面に現れた女性。『日本のテレビ番組で見ましたよ』というと笑って答える。
案内されたテーブルは入って左側の部屋、Cantina(ワイン貯蔵庫)入り口の前だ。
イタリアで夕食をとるには早い時間のはずなのに割と早く席は埋まってきたようだ。
前菜にはスモークサーモンのカルパッチョ、プリモはパス、セコンドは牛肉のキャンティ煮込みを食べる。

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ワインは、食前にプロセッコ、セコンドに合わせChianti Classicoを飲む。食後にはドルチェはフルーツとジェラート、最後に食後酒。
約2時間のチェーナ、十分に満足してホテルに戻る。NHKBS《チョイ住みフィレンツェ》を教えてくれた息子にあの店に行ったことをLINEする。

◆5日目朝は中央市場
朝食後、中央市場へ。昨年も買ったMarcoの店へ行く。

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可愛い女の子の店員が『チーズどう?』と声をかけてきた。せっかくなので味見をしてペコリーノ2種類を買う。そこに店主のマルコ氏が現れ『最高級のカラスミだよ』と勧めるので結局買ってしまった。
帰り際、さきほどの女の子に挨拶したところ、握手を求めてくる。1年前に日本に行き、京都、奈良を訪れたことを話してくれた。
その後、市場内を歩き回り、ドライトマトなど購入、帰り道またEATALYでチョコレートを買い足し、荷物になったのでホテルに置きに帰る。

◆偶然の出会い
今回まだ足を踏み入れていないサン・スピリト地区へ行くが、サント・スピリト教会は開いていない。ぶらぶらとvia di Saint Sprito(サント・スピリト通り)、Borgo SanJacopo(サン・ジャコポ通り)戻る。
アルノ川を渡り、サンタ・クローチェ広場前の通りを歩いていると、昨日チェルトーザで一緒だったオーストラリア人女性とばったり出会う。何という偶然だろう。
確かに昨日帰りのバスで別れた時『またね!』とは言ったが。彼女は10月11日までアパートを借りているという。いろいろ立ち話を聞かされるが、何しろ外国人同士のイタリア語なので分からないこともある。お互いのメールアドレスを交換して別れた。

◆サンタンブロージオ市場からサン・マルコ広場へ
夕べのCibreoそばのサンタンブロージオ市場に行く。中央市場に比べるとこじんまりしているのと観光客があまりいなくて地元の人が多いように感じた。

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すぐ近くのCibreoのカフェで一休み。ここは初めてだ。
今回の旅ではペルージャに行かないが、数年前にクレモナで知り合ったペルージャ在住のAさんがフィレンツェに用事があって来るというのでその帰りにサン・マルコ広場で13時に会うことになっている。
夕べ、Cibreoの席からクーポラが見えたユダヤ教会の前を通るがすでに12時20分。中に入る時間はなさそうだ。

サン・マルコ広場のすぐ近くにあるサンティッシマ・アンヌンツィアータ教会に入るがちょうど12時半、扉が閉まる時間ですぐ出る。
そのままサン・マルコ広場へ。暑い中待つ。

◆ランチの場所は
サン・マルコ広場は、発着のバスが途切れないほどで人も多い。Aさんは約束の時間きっかりに現れたがなかなか見つけにくかったようだ。
サン・マルコ広場からドゥオモの辺りでランチするつもりだったが、ピンとくるような適当な店がなく、時間もあるというので、午前中歩いていて気になったサント・スピリト通りの店へ行くことにした。

ランチとしては遅めだが結構にぎわっている。
プロセッコで乾杯し、生ハム、サラミ、チーズの盛り合わせをシェア、Aさんはオレキエッテ、カブレーノはローストされた肉がトッピングされたリゾットを食べる。
クレモナで出会ったときのこと、ペルージャのことなど話が弾み、リゾットが少し固まったほど。

周りを見たらほかには客はもう誰もいない。楽しいランチだった。
15時すぎ店を出て、彼氏から頼まれたというマカロンの買い物に付き合い、駅まで送って別れる。

◆またひとりアペリティーヴォ
夕食までには時間があるので、ピッティ宮前のワイン・バーでアペリティーヴォ。
今回の旅前半の友人とのふたり旅で11日前、フィレンツェ初日に遅いランチで訪問し、持っていたガイドブックにこのお店、スタッフの写真が載っているのを見せたところ盛り上がった。当然、覚えていてくれ、お店の人と少し話をする。

そのあとは、フィレンツェ最後の夕食をとり、翌朝最終宿泊地パルマに向かう。

◆泊まる
●ホテルの名前 De Lenzi(★★★)
Single 1泊につき87.3ユーロ、市税3.5ユーロ、Expediaで予約
ドゥオモのすぐ近く、Wifi有料、部屋にたどり着くまで面倒だがセキュリティ上はいいのかもしれない。

●ホテルの名前 Relais Uffizi (★★★)
Single 1泊につき111.15 ユーロ、市税3.5ユーロ、Booking.comで予約
朝食会場となりのサロンからシニョリーア広場を見下ろすことができる。

◆食べる
●お店の名前 Ristorante Parione, Via del Parione 74/76r, Firenze

Home


◆食べたもの 前菜はブラータと生ハム盛り合わせ(25ユーロ)。

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プリモはフンギ・ポルチーニのタリアテッレ(24ユーロ)。
セコンドは仔牛のワイン煮込み(25ユーロ)。

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ドルチェはクリームブリュレ(8ユーロ)。いずれも美味しい。
ワインはキャンティクラシコ(Chianti Classico, AL LIMITE, 2013 25ユーロ)、2016年の旅、9日目にして初めての赤ワインのフルボトル。

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コペルト、水、カフェを含めて2人で120ユーロ。

●お店の名前 Trattoria Cibreo, Via dei Macci 122R, Firenze

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◆食べたもの
プリモはイカのパスタ状のもの、付け合わせは豆の煮込み。

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セコンドは白身魚とオリーブの実の包み焼き、インゲン豆の煮物(形から蛇の何とか・・・)。

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ワインは、アペリティーヴォで2杯飲んでいたのでグラスワイン赤1杯。
ドルチェに《プリンのチョコレート・ソースかけ》

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を注文したら、お店からのサービスだといって《チーズケーキ》も出され、完食。水込みで37ユーロ。

●お店の名前 Trattoria Acquacotta, Via De’ Pilastri 51r, Firenze
数年前のNHKの《チョイ住みフィレンツェ》に登場したトラットリア。行ってみたいと思いつつ店の名前が映像ではなかなかわからなかったが録画したものを何回か再生してようやく確認でき訪問。
◆食べたもの 前菜はスモークサーモンのカルパッチョ、かなり量が多くお皿いっぱいに盛り付けられている。真ん中にはトマトとアボカド。プリモはパス。
セコンドは、牛肉のキャンティ煮込み、付け合わせにポテトフリット(前菜とセコンド、合わせて32ユーロ)。

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煮込みと言いながら、レア感が残り、うまい。
ドルチェはフルーツ(パイン、マンゴー、ホウズキ)とジェラート、ホウズキを食べるのは初めてだ(6ユーロ)。

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ワインは、食前にプロセッコ、セコンドに合わせChianti Classico(Castello di Radda, 2013)のハーフボトル(16ユーロ)。

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食後酒(たぶんアマローネ)(4ユーロ)。
コペルト、水を含めて62ユーロ。

●お店の名前  il Santo Bevitore, Via di S.Spirito 64/66r,Firenze
http://ilsantobevitore.com/
◆食べたもの 前菜は生ハム、サラミ、チーズの盛り合わせ(9.5ユーロ)。

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プリモはローストされた肉が載ったリゾット(10ユーロ)、オレキエッテ(10ユーロ)。

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まずFrescobaldi Brutで乾杯(7.5ユーロ×2)、そのあとはキャンティ・クラッシコのハーフボトルを飲む(12ユーロ)。
水、カフェを含め2人で66.5ユーロ。

◆飲む
●お店の名前 Le Volpi e l’uva, Piazzao dei Rossi 1, Firenze

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プロセッコとVernacccia(各4.5ユーロ)、つまみに小さなパニーノ(2.5ユーロ) のひとりアペリティーヴォ、計11.5ユーロ。

●お店の名前 Enoteca Pitti e Gola Cantina, Piazza dei Pitti 16, Firenze
前の年、Cantinetta Antinoriで隣に座ったカナダ人から教えてもらい、翌日初めて訪問。今回の旅でも前半のふたり旅でフィレンツェ初日に遅いランチで訪れている。
Franciacorta 5ユーロ。

◆買う
革手袋 Luciano, Via Por Santa Maria 10r, Firenze
イタリア旅行サイト《アーモイタリア》で紹介されている店、ペルージャ短期留学時には家族へのお土産として購入したことがある。

Tシャツ BENETTON, Via dei Cerrtani 60/62r, Firenze この店でもたびたび購入

石鹸、ポプリ Santa Maria Nobella, Via della Scala 16, Firenze

チーズ、カラスミ Formaggio e Prosciutto MARCO, Mercato Centrale S. Lorenzo, Via dell’Ariento, Firenze
この店も《アーモイタリア》で紹介されていて、この時で2回目の買い物。

ドライトマト 中央市場で購入

チョコレート、ビスコッティなど EATALY, Via Dei Martelli 22, Firenze

胡椒  フレンチ・メルカートで購入

カレンダー 路上の土産物屋で購入

●読む
アーモイタリア旅行ガイド《AMOITALIA》
http://www.amoitalia.com/
イタリア旅行の都度、何かと参考にし、また事前予約などお世話になっているサイト

DVD

Aprire                                   ナンニ・モレッティ監督そのもの イタリア語講座の教材

 

Benvenuti al Sud                              イタリア語講座の教材

イタリアの南北問題もからむがおもしろいコメディー

 

Il mii vicino Totoro            となりのトトロ

イタリア語講座の教材 子どものセリフは聴き取れない

 

La vita e` bella                ライフ・イズ・ビューティフル

ペルージャ留学時の授業で一部鑑賞、帰国前に購入

 

Mine vaganti                                    あしたのパスタはアルデンテ イタリア語講座の教材

 

Si puo` fare                                      人生ここにあり!主演はBenvenuti al Sudと同じ

 

Perfetti Sconoscuiti         大人の事情 パオロ・ジェノヴェーゼ監督 イタリア語講座の教材

 

Tutta copla di Freud      パオロ・ジェノヴェーゼ監督 イタリア語講座の教材

 

Scusate se  esisto       これが私の人生設計 イタリア語講座の教材

 

小説

 

 

ダ・ヴィンチ・コード 上              ダン・ブラウン    角川文庫

ご存知大ベスト・セラー。ルーブルには20年近く前に行ったが・・・・

ダ・ヴィンチ・コード 中              ダン・ブラウン    角川文庫

修復なった『最後の晩餐』を見たのは7年前、そのときこの小説を読んでいれば・・・・

ダ・ヴィンチ・コード 下              ダン・ブラウン    角川文庫

『世界の都市の物語』シリ-ズの『ローマ』も読んでみたら・・・・

 

インフェルノ 上              ダン・ブラウン    角川文庫

ダンテの『神曲』地獄編をモチーフ ご存知ロバート・ラングドン教授がフィレンツェで事故に遭う

インフェルノ 中              ダン・ブラウン    角川文庫

舞台はフィレンツェからヴェネツィアへ

インフェルノ 下              ダン・ブラウン    角川文庫

暗号解読とともに、さらに舞台はイスタンブルへ

 

聖骸布血盟 上              フリア・ナバロ    ランダムハウス講談社文庫

トリノの大聖堂にある聖骸布をめぐる時間を超えた戦い。ここでもテンプル騎士団が登場する。『ダ・ヴィンチ・コード』よりも面白い。

聖骸布血盟 下              フリア・ナバロ    ランダムハウス講談社文庫           映画化しないかな~

 

待ち望まれし者 愛の書 上       キャスリン・マゴーワン    ソフトバンク文庫

マグダラのマリアに選ばれた「待ち望まれし者」が2000年の謎を解き明かす

待ち望まれし者 愛の書 下       キャスリン・マゴーワン    ソフトバンク文庫

イタリアはもちろんヨーロッパ各地を舞台に時代も行き来し、イエスとマグダラのマリアの謎に迫る

 

詩聖の王子           キャスリン・マゴーワン    ソフトバンク文庫

「待ち望まれし者」の続編的 ルネサンス時代のフィレンツェが舞台

聖書

 

旧約聖書入門       三浦綾子              光文社文庫           「氷点」の作者による旧約聖書の手引書

新約聖書入門       三浦綾子              光文社文庫           旧約聖書入門の姉妹版

 

小説「聖書」 新約編       ウォルター・ワンゲリン    徳間書店

イエス・キリストの生涯を中心に書かれたワンリンゲン版の聖書の物語。もう一度読み返したい。

 

新約聖書がわかる。                         AERAMOOK

体系的な解説だがやや学問的でとっつきにくい。

 

私の旧約聖書       色川武大              中央公論社

旧約聖書を著者特有の語り口でわかりやすく伝える。