Vicenza (ヴィチェンツァ) 2008/9/24~26
◆行く
‘08年イタリアの旅、最後の目的地ヴィチェンツァへ向かう。この町は今回の旅を計画するにあたり、絶対に外せないところだった。というのは、アンドレア・パッラーディオの建築物がこの町を中心として溢れているからだ。おりしもこの年は生誕500年にあたる。
14時45分、定刻にトリエステ中央駅を発車。途中から乗り込んできた隣の女性2人がずーっとしゃべり続けているうちにメストレ駅に到着。ここでヴェネツィアからの列車に乗り換える。
ヴィチェンツァへの列車は16時49分発。12番線であることを確認して移動、すでにヴェネツィア・サンタ・ルチア駅からの客でかなりいっぱいだ。2階席の一番前5人掛けを占有していた学生2人が席をあけてくれた(この学生、特に1人がうるさい、手を振り回すジェスチャーもすごい!)。
メストレを出るとすぐにドーロ(パドヴァからのブレンタ川クルーズで降りた町)、そしてパドヴァ。ここまでは少し遅れていたがほぼ定刻(17時50分)にヴィチェンツァ到着。
駅を出てイタリアの駅前では珍しい広々とした公園の真ん中のローマ通りを進み旧市街の大通り(アンドレア・パッラーディオ大通り)を行く。歴史的建造物はあるがとりあえずホテルを目指す。このあたりで右折かな、と思った所に看板をみつけ迷わず到着。駅からわずか12分だ。
◆アンドレア・パッラーディオ大通りで乾杯
夕食はミシュラン・ガイドに載っている店にして例によって場所確認かたがた出かけたが肝心の地図を持ち忘れ1軒だけ分からずじまい。そうこうしているうちにサン・コローナ教会、オリンピコ劇場の場所がわかる。想像したよりずっと小さい町だ。
もう1軒のリストランテはわかったが20時では予約がとれないので21時で予約し、帰り途アンドレア・パッラーディオ大通りのエノテカのテラス(大通りそのもの)でプロセッコを飲む。カメリエーレのお兄さんからつまみとしてクロスティーニを勧められた。3種類頼んだが夕食前にはちょっと重いほどだったが美味い。
外のテーブルだったがトイレを借りるため中に入ると細長い店内は結構奥行があり、しかも途中で半地下になっている。セラーにはいろいろな地方のワインが沢山ある。なかなか良さそうな店だ。
◆Agli Schioppiでの夕食
いったんホテルに戻り時間調整をしたうえで予約10分ほど前に出かける。ブラブラし、ちょうど21時に着く。
店内は左右に分かれていてその左側、7つのテーブルの中で最も入口に近い席に案内された。
前菜は生ハムと酢漬けのラディッキオ、バッカラとポレンタ。プリモはバッカラのビゴリ、ポルチーニのスープ。セコンドはポルチーニのグリル1品のみを注文。ワインはヴェネトのアマローネにしたが初めに頼もうとしたものが品切れのようで同じ味だからと別のハーフ・ボトルをすすめられた。結局これを2本飲んだが値段は当初のものと同じだった。
店内の写真をとっていたら正面のディスプレイをバックにシャッターを押してくれた。オーナー夫妻のようだが――最初に予約したときもそうだが――とても良い感じを受けた。
およそ1時間半のディナーとなる。
◆ヴィチェンツァ2日目
旅が始まって実質5日目となり、時差ぼけがすっかりなくなったのかぐっすり眠り目が覚めたら7時すぎ。
8時過ぎ朝食をとる。このホテル(DueMori)は朝食別料金で5ユーロ。その割にはパンとジャム、コーヒーと極めて質素。
ヴィチェンツァ2日目ではあるが観光としては実質初日、まずこの町のシンボルともいえるオリンピコ劇場へ行く。もちろんパッラーディオの作品だ。来る前はガイドブックの地図を見る限り旧市街の外れでかなり遠く感じていたが実際にはそんなに遠くない。むしろ『エッ!!こんなに近いの?』と思えるほどだ。
ここではオリンピコ劇場のほかキエリカーティ絵画館など6カ所の共通入場券(1名8ユーロ)を購入して入場。
◆オリンピコ劇場
最初の部屋にはフレスコ画が4面の壁に描かれている。進んで行くと劇場の中に入る。トイレ、クロークと書かれた方向に進み、劇場客席に入る。
舞台の前には平土間の客席、その上には舞台をとりまくように半円状の10数段の階段座席がある。その1番に座って全体を見おろす。タオルミーナのギリシャ劇場やオランジュ(フランス)の古代劇場のようだ。
階段座席の上には神殿のような列柱が半円状にとりまき、その上に2階席がある。その壁には28体の彫像がグルッと置かれている。
一方、舞台の方は、というと奥に向かって古代テーベの町が作られていて遠近法によって小さな舞台がそれなりの奥行きがあるように見える。
観客席(平土間、階段)、舞台、いずれも木造であるが階段席にクッションが置かれていることからみると今でも実際に使われているようだ。
フラッシュなしなら写真が撮れるようなので数枚写す。もとの入口に戻ったので係員に『フレスコ画を写真に撮っていいですか?』と尋ねるとO.K.とのこと。デジカメに収めた。
◆絵画館キエリカーティ宮
次は大通りをはさんで反対側のキエリカーティ宮だ。正面は広場(というより公園)に面していて左右に広がった白っぽい優雅な建物だ。もちろんこれもパッラーディオの作品だ。
この建物は絵画館のほか博物館にもなっている。まず、2階の第9室へ行く。椅子がいくつも並べられた教室みたいな部屋には大作が何点もある。ほかにも部屋の天井からドアの上まで壁一面にフレスコ画が描かれているところが何部屋かあった。
天井の絵や細工もすばらしい。もちろん展示されている宗教画もすばらしい。
◆サンタ・コローナ教会
大通りのまた反対側、ななめ向かい奥まったところにあるのがサンタ・コローナ教会。赤レンガのロマネスク様式。
内部は3廊式、主祭壇にはすばらしい彫刻、取り囲むようにステンドグラスが美しい。
◆レオーニ・モンタナーリ宮(Gallerie di Palazzo Leoni Montanari)
ここはイコンの展示が中心だ。金物細工のイコンのカバーも多数展示されている。はじめの頃は素朴だったイコンのカバーも色をつけたり、宝石をうめこんだり時代とともに豪奢になっていくさまがよくわかる。
この建物は珍しく撮影禁止、中庭さえもダメだった。
◆自然科学考古博物館(Museo Naturalistico Archeologico)
サンタ・コローナ教会の通りの奥にあり、共通入場券対象なので行ってみた。入って右手の階段を上がると化石から始まり昆虫や動物の展示。約2000年前の兵士が武器を持ったままの白骨もある。そのほか石器時代の石器など。
下に降りて中庭に出るとローマ時代の石造建物の柱、梁や彫刻が置かれている。
◆ヴィチェンツァをうめつくすパッラーディオ建築めぐり
ホテル隣のトラットリアのテラス席でランチのあとパッラーディオ作品である建物を見て回ることにした。といっても建築に格別の興味があるわけでもないのでこの町を訪れた観光の一環として外観を見るということだが。
パッラーディオ大通りでいうとオリンピコ劇場あたりとは正反対側、昨晩のリストランテ近くからスタート。一つ一つ地図と照らし合わせながら大通りをジグザグのように進む。
・Palazzo Porto Breganze (2つのタワーのようなバルコニーがある)
いったんローマ通りに出てサルヴィ公園の中にあるLoggia Valmaranaを見ようとしたが園内工事のため入ることができずカステッロ広場から大通りに戻る。
・Palazzo Thiene Bonin Longare (左右対称の端正な形、左側にはスーパーCoinが入っている)
・Palazzo Valmarana Braga Rosa (窓やドアの上には彫刻がほどこされている)
・Palazzo Pojana
・Palazzo Thiene (窓枠の円柱が優雅)
この途中にパッラーディオ生誕500年のイベントの建物がある。
団体客がいてガイドが一生懸命説明しているようだ。天井画《聖母被昇天?》が印象的。
・Palazzo Barbaran da Porto
・Palazzo Da Schio (Ca’ d’Oro)
パッラーディオ以外の建物もあるがそれらもなかなかの作品。パッラーディオの建物同様に作者名、建築年のプレートで表示されている。
◆ドゥオモもパッラーディオの作品
15時半頃、ドゥオモに入る。中にはほとんど人がいない。
中は明るい。ヴォールト状の天井、クーポラには装飾も絵も何もなくシンプルだ。内陣は白い壁、後陣はなんとなく赤っぽい。
ファサードの写真を撮ろうと試みたが大きく画面には入りきらないほどだ。
パッラーディオ大通りの裏手を進むかたちでシニョーリ広場に行ってみる。もう市は終わっていた。
◆量り売りのグラッパ
そろそろ旅も終りに近づいてきたのでお土産を買わなくてはと、観光はひとまずおいて歩きまわる。
チョコレートの店があったのでここのところ家族に評判のいいジャンデゥイオッティを買う。チーズが欲しいので広場東の食料品店を覗くが残念ながらまったくない。
少し戻りウィンドウ越しにオリーブオイルが見えた店に入り、ワインがあるか尋ねると『もちろん!』と下へ降りて行く。ワインは地下の奥の部屋だ。ヴェネト特産のアマローネともう1本買う。『グラッパは?』と訊くと連れていかれた売り場は量り売りのようで味見をさせてくれる。試飲をした4種類の中から3種類を各250ml買うことにした。ボトルも量に応じて何種類もある中から選ぶスタイルだ。キャップをはめ封印してからボトルに白いペンでそのグラッパの名前を書いてくれた。
(このうち1種類は少し赤みがかった甘口でちょっと梅酒を思わせるもの。ドイツ産にはびっくり。)
あまりにも重いのでホテルに置きに帰る。近いので本当に楽だ。
それからシニョーリ広場のパッラーディオ建築物見学再開だ。
ラジョーネ宮、別名バジリカは白い大理石の壮大な建物。広場に面したところにレンガの高い塔(ジローネ塔)がすっくとそびえている。さらに東の方には2本の円柱があり、左側は例のヴェネツィアのシンボル、翼のある獅子像だ。
カピタニアートのロッジャ、これはヴェネツィア共和国総督の官邸だった建物で小さいがどっしりとしている。2階だけでなく3階にもバルコニーがある。残念なことに修復中。
パッラーディオ大通りに再び出てブラブラと散策、常設店舗ではなさそうだが食料品店(兼土産物店)があったので入って見ているうち、パルミジャーノ、栗のジャム購入。
18時過ぎ店を出て恒例の一杯やるため歩き始めたところで雨がポツリ。少し店を探しまわったが雷も鳴り、稲妻が光り始めたのでとりあえずホテルに逃げ込むように帰る。
部屋に入るやすごい雨足の音。
19時におさまる。19時15分ころ窓から外をみるとやんでいた。
◆今回の旅、最後のチェーナ
雨が完全にやんでから30分ほどたち、夕飯に出かける。今回の8泊10日の旅で最後のチェーナだ。予約はしていないがこの町を歩きまわった昨日、今日通りかかったサン・ガエターノ通りのオステリアに向かう。名前はOsteria Ca’Doro。
入口から見る感じは狭そうで素朴だ。すでに1階は3つ、4つのテーブルが埋まっていて、その間の席を示されたが、あまり色良い返事をしなかったところ2階に案内される。2階は天井が低く山小屋風だ。1階とは全く趣きが違って落ち着いている。
カメリエーラの女の子の声が太く元気がいい。『イタリア語は?』、『ちょっと』。『英語は?』、『ちょっと』と答えると若い人懐っこそうな男がやってきた。英語で料理の説明をしてくれる。
『生がいいのか?調理したものがいいのか?』と訊かれ答えに窮すが『生も好きだし、調理したものも好き』と答える。
結局次のような料理をオーダーした。
前菜は①タコのカルパッチョ、盛り付けが丸くきれいだ。②スカンピのカルパッチョ、尾がとられたもの6尾。
プリモはウニのスパゲッティ。《ウニ》を英語で言われ理解するのに大変だった。スパゲッティは細いが微妙に芯があるアルデンテ。シェアーしたが1人前を2皿に取り分けてくれた。
セコンドは①相棒は魚介(マグロ、スカンピ、車エビなど)のグリル。②自分はマグロのフリット(炙り2切れの中にチーズを挟んでいる)。
食後にはデザートを頼みカフェで締める。食後酒は昨夜のエノテカと決めていたのでここではパス。
オステリアという割には前日にくらべ高いがその分量も多いし食材も良く美味しい。いい店だった。
勘定はシェフ自らが打ちこんでいたが帰るときには若い男もあとから出てきてわざわざ挨拶してくれる。
また訪れたい店だ。
◆昨夜のエノテカで乾杯!
大通りに出て件のエノテカへ。雨が降ったからなのか、もう遅いからなのか外のテーブル席はクローズ。中に入るとご主人とおぼしき人に奥に行くようすすめられた。
グラッパを1杯づつ注文すると《太めの大竹まこと》似のご主人がボトルごと持ってきて注いでくれる。いろいろ話しかけてくれ盛り上がったところで笑顔のご主人をパチリ!
そのうち昨夜の若いスタッフ(息子か?)も気づき挨拶してくれる。
こういう旅先でのコミュニケーションは実に楽しい。
23時すぎホテルに帰る。
◆いよいよ最終日
観光に出かける前に駅へ行きミラノまでの切符を買ったり、ホテル近くでお土産になりそうなものを買ったりしてから荷物をパッキング。10時すぎとりあえずチェックアウト。
最終日の観光はまずドゥオモ近くの司教区博物館(MuseoDiocesano)へ。
キリスト教の歴史と題した展示、聖具、聖職者の衣裳、宗教画、ローマ時代の石、遺構、下水などが展示されている。
◆ラ・ロトンダ
それからいよいよメイン・イベント、時間があれば訪れたいと思っていたラ・ロトンダを目指す。ホテルで訊いたところ歩いて20分少々ということだったのでまず門へ向かう。この道が途中でわからなくなり郵便配達の人に現在地の確認と門までの道を教えてもらう。
門を出て何本かの大きな道路に出てそのうちの「こっちだろう」と思い込んだ方に行くが何となく不安。今度は通りがかったちょっと年上くらいの男性に訊くと道が90度違っていた。地図が悪すぎる。『ここから20分くらいかかる。気をつけて!』といわれ、お礼をいい握手をして別れる。
個人旅行といってもこうした善意の地元の人々に支えられていると思い感謝する。
途中から道路の右側の山の中の道を進む。およそ15分でラ・ロトンダ到着。門の前で立ち話をしていたひとが係の人、入場料(1名10ユーロ)払って敷地の中へ。
ラ・ロトンダももちろんパッラーディオの作品で最高傑作だそうだ。左右対称の正方形のヴィラ(別荘)でホワイトハウスの原型ともいわれている。
正面から写真を撮り、それから左手から一周、どの方向でもギリシャ神殿風の大きな列柱がある。
ヴィラだけあって町の中のパッラーディオの建物とは趣きを異にしている。
◆ヴィラ・ヴァルマナーラ・アイ・ナーニのフレスコ画
ここからの帰り道ティエポロのフレスコ画があるというのでヴィラ・ヴァルマナーラ・アイ・ナーニに寄ってみたら入場料が1名8ユーロ。ポケットの小銭が足りない、ということであきらめ歩き始めてから「ひょっとしてお札が残っているかも」と思い、パスポートを入れているポーチをあけると70ユーロもあったのであわてて戻った。
切符売り場を見落とし正面の建物の方へ向かうと女性の係の人が追いかけてくる。
建物に入ると掃除をしているおじさんが入場担当、説明文書を『英語?それともイタリア語?』と尋ねてきたので英語版を借りる(帰りに返し忘れ、また声をかけられる。『セニョーレ!!』)。
天井から壁から一面のフレスコ画。素晴らしい。撮影禁止なのはわかっていたが『禁止ですよね?』と訊くと、《目を隠すしぐさ》でO.K.。
ティエポロのフレスコ画は傷んでいるところがほとんどなく、壁の下から上、天井と一面に描かれている。
真ん中の部屋から左右の部屋に入る。本末転倒だがシャッターを押すのに夢中でじっくりと一つ一つを鑑賞する余裕がなかったのは失敗だ。
ここを見終えてから切符売り場の建物に入り、第1~5室までの絵を見る。《中国の部屋》、《カントリー・サイドの部屋》とか《オリンポスの神々の部屋》と銘打たれ、それにふさわしい絵が展示されている。12時で閉館のため駆け足だ。
外に出て見る景色の素晴らしいこと!少し遠くに見える教会の鐘楼が絵になる。そのころ到着した人は数分前のため断られていた。
ヴィチェンツァの町に戻る。スカレッテ門の階段を上がった方がわかりやすいと思ったがどうも町とは少し方向が違うようだ。階段を下りて行きに来た道を戻る。サン・ミッシェル橋(ヴェネツィアのリアルト橋みたい)を渡るとほどなく見なれたバジリカ南側に出る。
◆最後の町歩き
バジリカ近くの大きなパラソルの下、テラス席のリストランテでランチをとる。周りのテーブルもほとんど観光客のようだ。
ミラノまでの列車まで1時間以上あるので最後の町歩きをする。
例のエノテカの正面を写真にとってから大通りと交差しているフォガッツァーロ通りをサン・ロレンツォ教会に 向かう。偶然なことにエノテカの若いスタッフに出会い、挨拶する。縁というのは面白い。
15時42分発の列車でミラノに向かい、今回の旅(パドヴァ~ヴェネツィア~トレヴィーゾ~トリエステ~ヴィチェンツァ)は終わった。
◆食べる
●お店の名前 Antico Ristorante Agli Schioppi, Contra’ Piazza del Castello 26
(http://www.ristoranteaglischioppi.com/)
食べたもの 前菜は生ハムと酢漬けのラデッキオ、バッカラとポレンタ(各3個)、いずれも8ユーロ
プリモはバッカラのビゴリー(7.5ユーロ)、ポルチーニのスープ(色はグレー、刻んだポルチーニのほかに何か入っている。うまい!8ユーロ)
セコンドはポルチーニのグリル、ポレンタ、チーズ添え(13ユーロ)をシェア。一本一本が小さいポルチーニが2、3個に切って焼いている。ポレンタは黄色、チーズはパルミジャーノではないが良く似たハードタイプ。
Amarone della Valpolcella classic,ACINATICO 2004(375ml,18ユーロ)2本
グラッパ1杯(3ユーロ)、ジェラート(4ユーロ)、コペルト(2.5ユーロ×2)、水(3ユーロ)で合計95.5ユーロ
●お店の名前Café’ Restaurant dai Nodari, Contra’ Do Rode 20 (ホテルの隣)
食べたもの 早くできるという意味のVeloce(セットメニュー)3種類(7ユーロ、9ユーロ2種類)から9ユーロの一つを選ぶ。それぞれ前菜とプリモに水(500ml)がついている。これにハウスワイン(メルロー、500ml、3.6ユーロ)とエスプレッソを追加。値段の割に料理もワインもまあまあ。
●お店の名前 Antica Osteria Ca’ D’oro, Cotra’ S.Gaetano 8
(http://www.vicenza.com/mx_op-minisite2_cat-1004_id-1722_lang-it.shtml)
食べたもの 本文の通り。前菜2品で27ユーロ。プリモ(ウニのスパゲッティ)18ユーロ。セコンド2品で33ユーロ。デザートはクレーム・カラメル、セミフレッドのジェラート、各10ユーロ。
ワイン Amarone della Valpolicella classic 2003, MANARA (30ユーロ)
カフェ(3ユーロ×2)、コペルト(3ユーロ×2)、水(2ユーロ)で合計142ユーロ
●お店の名前 Ristorante Gran Caffe’ Garibaldi, 7, Ctr. Camillo Benso Conte Di Cavour
食べたもの 前菜はヤリイカのイカ墨ソース煮、ポレンタ添え(7ユーロ)、カジキマグロのカルパッチョとガンベローニ添え(7ユーロ)。
プリモは生ハムとポルチーニのピッツァ(6.5ユーロ)とトマト、バジリコのニョッキ(6ユーロ)
ワイン プロセッコ(250ml)のあと赤ワイン(500ml)
コペルト(2ユーロ×2)、水(2.5ユーロ)で合計44ユーロ
◆飲む
●お店の名前 Enoteca La Malanotte, Corso Palladio,56
1日目 クロスティーニ3種(①バカラ、②ルッコラに生ハム、上にフルーツトマト、③タルタル、1.5ユーロ×3)とプロセッコ(3ユーロ×2)
2日目 グラッパ(4ユーロ×2)。
店内黒板にはグラスワイン(2.5~7ユーロ)が何種類も。うらやましい。
◆泊る
ホテル Due Mori(★★), Contra’ Do Ronde,24 Twin 80ユーロ/泊、朝食別 5ユーロ/食
メールで予約、フロントは何人も変わるが皆親切、ロケーション抜群
(http://www.hotelduemori.com/inglese/prima_en.htm)
◆買う
◎ワイン Amarone della Valpolicella classico,Vendemmia 2000,BERTANI (61ユーロ)
地ワイン(32ユーロ)
◎グラッパ 3種類を250mlづつ、瓶代別途、合計24ユーロ
以上購入のお店 Remember, Contra’ Pescherie Vecchie 32
◎フラゴリーノ(5.5ユーロ)
◎チーズ パルミジャーノ(約600g、9ユーロ)
◎栗のジャム
◎チョコレート ジャンディオッティ(100g×4、14ユーロ)
◎お菓子類