Siena(シエナ) 2016/9/25
◆行く
シエナは4回目。1998年初めてのイタリア旅行、2000年兄との旅行、2010年のペルージャ短期留学中、そして今回だ。
今回は、フィレンツェで5泊。前日ミラノからフィレンツェに着いて、夕食を共にした在住のNさんと急遽日帰りで訪れることになった。
◆バスはほぼ満員
朝起きてからLINEでやりとりし、11時50分S.M.N.駅外のVenchiで待ち合わせすることになった。
駅にはギリギリに着いたがVenchiの外の店がわからず、構内の店で店員に教えてもらう。
ほどなくNさんが現れた。
バスターミナルに行くと、12時10分発シエナ行きに大勢並んでいる。チケット(1人往復15.6ユーロ)を買うのに並び、気が気でなかったが何とか間に合い、席は通路を挟んで確保。
途中、車窓右側に見えるcertosaの修道院を教えてもらう。
(この修道院にはこの2日後訪れる)
隣の老人が肩をたたいてきた。窓の外を指すので『何ですか?』と訊くと、聞き取りにくかったが、城塞の町モンテリッジョーニだという。
イタリアでは山の中腹に町が本当に多い。
シエナのチェントロには13時50分頃到着。
ここまでバスで来たのは16年ぶり、その頃のバスターミナルとは何となく違う感じがしたのでNさんに先に降りてもらい確認してもらう。
どうやら場所が変わっていたようだ。
◆町歩き
とりあえずバンキ・ディ・ソプラ通りをブラブラと歩くと、三方を端正な建物に囲まれたサリンベ-ニ広場の前に出る。奥の建物は歴史ある銀行のはずだ。
そのすぐ先にはブロンズの狼像を載せた円柱のあるトロメイ広場。
さらに進み、階段を下りて行くとカンポ広場だ。
ここは何度訪れても素晴らしい。独特な形もいいし、ゆるい傾斜も何となくいい。
天気が良く、プッブリコ宮殿、マンジャの塔が青空に映えてとてもきれいだ。
◆日本語をしゃべるカメリエーレ
時間も時間だし、お腹もすいてきたのでお昼にすることにした。
食べるところの情報を何も持ってきていないので、カンポ広場からの通りをいくつかチェックし、最後に見たところの奥の店がにぎわっていて良さそうだったのでそこにする。
混んでいてテーブルが見つからなかったが食事を終えたばかりの片づける前の席を示された。
席は決まったもののなかなか注文を取りにこない。
現れたカメリエーレは何と日本語がうまい。
訊いてみると九州、四国、北海道など日本各地に住んでいたとのこと、しかも奥さんは日本人だというので当然か。
それぞれビール、キャンティで乾杯、トスカーナの生ハム等盛り合わせ、チンギアーレのパッパデッレを食べる。
◆再び町歩き
腹ごしらえもして、カンポ広場を抜け、ドゥオモへ。
カンポ広場、マンジャの塔は、最初とは別の方向になるが、こちらも良い。
ドゥオモに向かう途中、音楽好きなNさんに言われて入ったのがキージ・サラチーニ宮。4度目のシエナにして初めて入る。
中庭があり、天井のモザイク画がきれいだ。
2階には音楽院があるとのこと。
ドゥオモの前ではアフリカ(?)ドラムのイベント開催中。
ドゥオモの中に入ろうとしたが、休みなのかよくわからないが入れない。時間がそうあるわけでもないのであきらめる。
サン・ドメニコ教会を眼下に見てから、下りて行ってみる。
内陣はガランとした印象の記憶があったがその通りだった。
サン・ドメニコ教会からの帰り道、土産物屋でお土産を購入。
◆帰りのバスは
降りたバス停に戻ろうとしたがなかなかわからなかったが、ひょんなことで出た。
17時40発のバスに乗ろうとしたが大勢待っている。
乗れるか不安になったが、同時刻にRapid(急行)が出るとのことでそちらに乗る。
急行だけあってノンストップだが、フィレンツエのPorta Romanaをすぎてから、特に駅近くの渋滞がひどく2時間以上かかり19時50分頃到着。
シエナ休日の旅を終えた。
◆食べる
- お店の名前 Trattoria Papei, Piazza del Mercato, 6, Siena
食べたもの 前菜はトスカーナの生ハム等盛り合わせをシェア、
プリモは2人ともチンギアーレのパッパデッレ。飲物はビール、キャンティ2杯。コペルト込みで計39ユーロ
このお店、混んでいて繁盛店のようだが、帰り際ご主人がスタッフ全員に対して怒りまくるという事態。スタッフは『またか~』みたいな感じ。
◆買う
- お店の名前 Iannone, via della Sapienza 88, Siena
買ったもの 木製のスプーン・フォークセット 4組、Tシャツ