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人生最後(?)のパスポート更新

人生最後(?)のパスポート更新

数十年来の友人から『イタリアに行ったことがないので連れて行って欲しい』といわれ、この秋にでも一緒に行こうかと考えた。
9月後半には飛び石連休があり、長く休みやすいので後半10日間ほどを予定し、お互い仕事などの調整をすることにした。

今年はパスポートの更新年、有効期限は12月下旬だが、イタリアの場合出国時に残存期間90日以上必要らしく、今のパスポートでは旅行予定時期を早めないとダメだ。
ということで、少し早すぎるが更新することにした。

都庁のパスポートセンターに行き、同じフロア内で証明写真を撮り書類と共に提出、1週間後には新しいパスポートを受け取ることができる。

今回も『10年』にしたが、実際いつまで海外旅行ができるのだろう?
毎年ラスベガスに行く少し年上の知人とそんな話題になった時、『いつまでも行きたいものの実際には70代半ば』ではないかということに落ち着いた。
とすれば、今回が人生最後の更新ということになるかもしれない。

申請時に写真を出して思ったが、これからの10年は、今までの10年以上に顔、とりわけ頭の変化が大きくなり、入国審査で《ほんとに本人?別人じゃないの?》と疑われる時期もきそうだ。

しんどかったAsoloへの道のり

2015年イタリアの旅で初めて訪れた町、Asolo(アーゾロ)。

1か所くらいは初訪の地を組み入れなければ旅のワクワク感が薄れてしまう。

そこでヴェネツィアからもそう遠くないアーゾロを選んだ。

かつて見た雑誌の紹介記事には『薔薇色に輝く中世の町、・・・』とあった。

Asolo IMG_2852

 

 

 

ヴェネツィアからのルートは電車に乗り、①カステルフランコ・ヴェネト、②モンテベルーナ、③バッサーノ・デル・グラッパのいずれかでバスに乗り換える。

バスの時刻、所要時間を考えて②のモンテベルーナから行くことにした。

ヴェネツィアからの電車を7年前に1泊した町、トレヴィーゾで乗り換える。

 

モンテベルーナには15時49分着、ホームに入る前に駅近くにバス乗り場があるのを見つけた。

電車を降り、ますバス乗り場に行くとどうやら16時発(バッサーノ・デル・グラッパ行き)のバスがあるようだ。

バスの切符はどこで買うのだろう?

イタリアの町ではこれが問題だ。

近くにいた若い男性に尋ねるとどうも駅の中らしい。さっそく駅に戻るがそれらしきところはない。

1番線ホームに面したバールに入って訊いてみると、電車の切符売り場の隣の窓口だという。

そこに行くと閉まっていたので隣の窓口で訊くと『バスの切符売り場は隣だけど今日はもう終わった』とのこと。

 

バス乗り場に戻ると16時のバスが来ている。

乗り込み、運転手に『切符が欲しい』というと、『バスの中では売っていない』。

『売り場は閉まっていて買えない』といってみたが、オレは知らんという態度。

このバスを逃すわけにはいかないので『乗ることはできるか?』というと黙認みたいな感じだったので乗り込む。

 

『アーゾロに行きたいがどこで降りたらいいか教えて欲しい』と言うと、『2ヵ所あるからどっちかなぁ?』。

ドゥオモの近く、だというと最前列に座っていたおばさまが『それならCa’Vescovo』と教えてくれた。

検札がこないことを願いつつ、運転手に『まだか』確認しつつ、およそ30分後、運転手が『ここだよ』と教えてくれる。

そこは、さっきまで乗っていたバスが走っていた県道みたいなところでクルマはバンバン流れている。

近くにはイタリアには珍しい(?)ショッピングセンター。

 

チェントロ方面という目玉のような表示板だけが頼りだ。

とりあえず、クルマが途切れたところで県道を渡り、県道から折れる道路(通り、ではない)を進む。

というか登る。

時折クルマがくると道路脇によけ、スーツケースを引っ張りながら登る。

持っている地図はチェントロのものだけ、町は山の上の方ということは知ってはいたが山の上までは遠そうだ。

しばらくすると、アグリツーリズモの建物があり、まだまだ先だと思い知らされる。

そのうち右手にスペースがあり、看板があったので行ってみたものの地図ではない。

その先で道路が狭くなりクルマをとめるための一時停止信号があった。

『チェントロの端っこくらいまでは来たのかもしれない』。

その先は市街地だ。歩道ですれ違ったおばさまにホテルの場所を訊き、道が間違っていなかったことを知る。

ホテルを見つけチェックインするときあまりにも汗をかいていたのでレセプション氏から『外は雨でも降っているのか』とからかわれた。

バスを降りてから山道、地図なし、荷物ありの25分間だった。

下からチェントロまでのバスがあるのをあとで知る。

しかし、こんなに面倒であることをわかっていたら絶対に行かなかっただろう。

イタリアの旅から帰る

 

今年のイタリアの旅から昨日帰ってきた。

8泊10日という短い日程ながら、ローマ、ペルージャでは若い友人たちと会い、そのあとはヴェネツィア、アーゾロ、バッサーノ・デル・グラッパ、フィレンツェ、そしてローマと駆け足で周ってきた。

Perugia IMG_2761

Bassano del Grappa Ponte Vecchio IMG_2865

 

ただ、初めてのところはアーゾロだけだったので現地ではそう忙しくしたわけでもない。ヴェネツィアではアカデミア美術館とバーカロ巡り、

Venezia IMG_2788

 

 

フィレンツェでは久々のパラティーナ美術館、ローマでは町歩きを楽しんだ。

Firenze Palazzo Vecchio IMG_2883

Roma Trevi IMG_2918

 

意外だったのは全体に暖かかったこと、ローマに着いた夜、食事をしてホテルへ帰ったのはもう深夜近かったが東京ほど風の冷たさは感じない。北の方も同様だ。

 

ちょうどローマに着いた日の夜、パリでテロ事件が起こったが、そのせいか警戒態勢が例年よりも厳しいように感じた。特にローマに戻った時には銃を持つ兵士を随分見かけた。

ミラノ万博(すでに終わっているが)がらみなのか、ローマ(テルミニ)でもフィレンツェでも、従来と違ってホームに入るのに有人の改札があり変な輩がホームには入ることができない。また、乗車券の自動販売機付近には利用者にまとわりつく人たちも全く姿を消している(特にフィレンツェでは自販機前に規制のロープが張られていた)。

 

晴天ということはあまりなかったが、一方、雨にもほとんど合わず、天候には恵まれたようだ。

傘を差したのは帰国日の朝10時頃からだけだ。

ただし、その後の悪天候によりフィミチーノ空港での離着陸規制のため3時間遅れの離陸となり、成田到着もほぼ同じ遅れのままだったので差し引きチャラかもしれない。

 

今回はいわば駆け足だったので、次回は1都市3泊くらいで最大2ヵ所にしたいが、パリのテロ事件の今後の影響などを考えると次回行くのはいつになるだろうか?

イタリアからの返信の速さに驚く

先日、イタリア語講座のクラスメートからシチリア旅行のお土産としてトローネをもらった。トローネはイタリア各地で売っていて、カブレーノもよく買ってくる。家族も大好きなようだが、『柔らかくて、できれば切らなくてすむ個装がいい』という。

Torrone

今回もらったのは個装ではないが柔らかくて実に美味しい。家族からは『この美味しさなら切ってでも食べる』と、次回イタリア旅行で買ってくることをリクエストされる。

来月イタリアに行くので同じものを買ってきたいが、パッケージを見るとメーカーはナポリにあるようだ。

となると、ナポリに行けば買えそうだがその予定はない。お土産をくれたクラスメートに訊くと『ナポリの空港で買った』とのこと。

 

ナポリの製品を、今回訪れるローマ、フィレンツェやヴェネツィアで見つけるのは至難の技だ。

 

メーカーのHPに取扱い店舗が出ているかもしれないと思って見てみたが、ない!

そこでダメもとで《問い合わせ》フォームでメール。この簡単な文章をイタリア語で書くのに辞書を引き引き悪戦苦闘したのだが・・・・。

 

そのわずか18分後(気づいたのは1時間後ではあるが)メーカーからの返信があった。

これには驚く。

それには、ローマでの取扱い店舗が分かりやすく書かれていた(このほかにも下記製品サイトも)。

近くにも行ったことがあるので迷子にならず買ってこられるだろう。

それにしても、この対応の速さには驚いた。イタリア人もやるものですね。見直しました。

 

製品サイト www.perledisole.com

今年のイタリア行きは?

17年前(1998年)に初めてイタリアを旅してから魅せられ毎年長靴のどこかを訪れている。行ったところも多いので最近は『○○に行く』というよりは『途切らせないため?とりあえず行く』という感じかもしれない。

Bologna ネプチューンの噴水①

PCが壊れ次のPCを買うまでの間、タブレットでいろいろ航空券やホテルなど情報チェック。そんな中で休みがとれそうな時期の直行便航空券が一瞬安くなったので迷わず購入した。
ということで今年もイタリアに行くことにする。

とはいえどこに行くかはこれから考えるつもり。久しぶりにヴェネツィアおよび周辺をローマからペルージャ経由で周遊するか、場合によっては半分ローマ&ペルージャ、残り半分をローマから往復でクロアチア、マルタなど近くの国もありか。

PCが壊れた

2週間ほど前Caserta旅行記をupした直後からPCが立ち上がらくなってしまった。
何度やってもだめだ。

6年前購入した時に付いていたサポートガイドが見つかり読んでみたがメーカーのサポートデスクに訊くしかなさそうだ。
電話して状況を説明し先方の指示に従って30分奮闘したものの結果は『ハードディスクが壊れていて復旧不能』とのこと。
すべてのデータがパーだ。外付けHDDにバックアップを取っていたものもあるがここ1~2年のものは完全消失してしまった。

ということで新しいPCを買うまで旅行記更新はしばらくお預けです。

(この文章はタブレットで作成)

CinqueTerre&La Spezia旅行記に写真をUP

ひまを見つけては移植した旅行記に徐々に写真をUPしているが、2009年秋の《ChinqueTerre&LaSpezia》旅行記にもUPした。

CinqueTerre 海から見る愛の小道

   CinqueTerre 海から見る愛の小道

CinqueTerre 海から見るRiomaggiore②

ChinqueTerreには2泊したLaSpeziaを基点として列車と船で2回訪れた。初めから2回行くつもりだったのではなくたまたま悪天候でフェリーが欠航したため陸路で行き、翌日晴れたので再び海から行ったわけだ。

写真をUPしながら当時の思い出に浸ったが、やはりCinqueTerreは海から訪れるものだと思う。

写真をUP中

1年前に移植したこの旅行記、とりあえず文章を移すことを優先していたがやはり文章だけでは大した内容もないので面白くも何ともない。移植をしてくれた管理人は仕事で忙しいらしいのでつつきすぎるわけにもいかない。そこで写真の載せ方を教えてもらい少しずつUPしている。

イタリアに行き始めたころはまだデジカメを使っていなかったのでUPできないが、2001年のシチリア旅行から順次UPしてきている。

コンコルディア神殿2

今朝は2008年《Treviso》を載せたが、PCで作業しながら当時の記憶が鮮やかによみがえる。個人旅行ならではの楽しみ方かもしれない。

やっていて気が付いたがやたらに料理の写真が多い。イタリアだからなのか、旅の楽しみが食事にあるからだろうか?

Treviso-Beccherie-生ハムとメロン

Treviso-Beccherie-生ハムとメロン

アンダルシアの旅

スペインへ行ってきた。行先はアンダルシア、コルドバ1泊、グラナダ3泊、セビーリャ1泊の旅。

いずれも歴史のある町で見どころも多かった。

 

コルドバではメスキータ、ローマ橋、アルカサルを見る。とりわけメスキータの壮大さには圧倒された。また、アルカサルのアラブ式庭園の美しさにも感動した。

 

グラナダではお約束のアルハンブラ宮殿、建物の中だけでなく庭園も素晴らしい。また、シェラ・ネバダ山脈の雪を背景にした遠くから見る雄姿も美しい。

20150502_alhambra

さらに、グラナダから山岳地帯のアルプハラ地方への日帰りツアーに参加、国際交流をしながらいくつかの白い町を訪ねた。

 

セビーリャではカテドラルとヒラルダの塔に行く。カテドラルは『凄い!!』としかいいようがない。ヒラルダの塔からの360度、町の景色も良かった。闘牛場にも入ることができ、赤茶けた地面が印象的。

フラメンコはセビーリャで見たが、激しい動き、リズムはやはり本場ならではだと思う。

 

マドリードは前後に寝るためにだけ1泊ずつしたが、セビーリャから移動した最終日夕方はプラド美術館へ。短時間だったが名画を鑑賞することができた。

 

楽しい思い出に残る旅ではあったが、途中珍しく胃の調子が悪くなりスペインの美味しい食事やワインをあまり楽しめなかったのが残念といえば残念だ。

もうすぐスペイン・アンダルシアの旅

4月に入り、スペイン・アンダルシアへの旅まであと3週間。
マドリードに1泊したあとコルドバ、グラナダ、セビーリャの順に回る。
ホテルの予約は済んでいるが、移動については現地に着いてから乗車券を取るつもりだ。
グラナダに3泊するが、楽しみはアルハンブラ宮殿とバル巡り。アルハンブラ宮殿だけはネットで予約済み。
セビーリャでは春祭り最終日にあたるのも楽しみだ。
 
『旅行会話くらいは・・・』と言ったもののNHKの《テレビでスペイン語》を見ているだけではさっぱりだ。
そこでポケットに入る『旅の指さし会話帳Mini』を持っていこうと考え、書店何店かに行ってみたが他のことばはあるのになぜかスペイン語はない。ならばネットで、と『○天』に注文したら2週間くらい経ってから『在庫なし』でキャンセルになってしまった。
先週末新宿に出かけたついでに念のため紀伊国屋に寄ってみたら書棚にあり購入、これで何とかなればいいのだが。