Roma Da Claudio Il Localino

Roma (ローマ) 2012/11/20

お店の名前:Da Claudio Il Localino、Via Lazio, 22 Roma

ローマ在住の友人Nさんに連れて行ってもらったローマには少ない魚介類の店。 いい感じの店内だ。メニューのほかに手書きの《本日のおすすめ》が小さなボードに書かれテーブルの側に立てられている。 IMG_0634 20時予約で訪れたときはまだ空いていたがそのうち満席、旅行者らしい人は見当たらない。 この店は是非もう一度訪れたい。   ◆食べたもの お通しとしてアランチーニ。 アンティパストは、PesceSpadaに茄子のカポナータ、スライスアーモンド添えとスモークされたマグロのタルタルの2品をシェア。

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このタルタルはジャガイモの千切りをおせんべいのように焼いた上に酸味のあるクリームチーズに赤玉ねぎを刻んだもの、卵白を刻んだものをかけていただく。 プリモは飛ばす。

セコンドは、Baccala(干しダラ)にトマトの輪切りソースとカンパチのカッペリ(ケーパー)ソースの2品。 Baccalaは少し塩気が残っていたようだ。カンパチは日本人好みか、美味しい。 ドルチェはシチリアのカンノーロをシェア。

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ワイン TRAMIN 2011 Chardonnay (トレンティーノ・アルト・アディジェ産) IMG_0639 カフェ、水を含め2人で91ユーロ。

Montepulciano Borgo Buio

Montepulciano (モンテプルチアーノ) 2000/8/9

 

お店の名前 Borgo Buio, via di Borgo Buio, 10 Montepulciano

兄と初めてのイタリア二人旅。

FIGAROの《TRAVEL BOOK イタリアレストラン》に出ていたイル・カントゥチョという店を見つけたものの満席と断られ、そこで教えてもらった店。

ガラス越しに中を見るとほとんど客がいないので『大丈夫かなぁ』と思いながらも他にあてもないので意を決して入る。入口を入ってすぐのところのテーブルに前菜が多数置かれている。そこを過ぎ奥にちょっとした大きなテーブルのある手前に座らされる。

初め少なかった客も段々と増えそのうち結構広かった店内が満席になり、また奥の大人数テーブルにはドイツ人のツーリストグループがやってきて賑やかになった。

 

◆食べたもの

料理は前菜盛り合わせ、というか入口附近にあった前菜の中から好きなものを取るビュッフェ方式。取りに立ったら、オーナーが『好きなものをどんどん取りなさい』というので2人の大好物の生ハム&メロンは2切れ、それ以外も玉ねぎ、ペペロ-ニ、乾燥トマト、茄子のグリル、豆、フレッシュトマトなどをよそう。13,000リラ(約700円)だったのでこれは2皿分請求されても当然だと思ったが1皿分だけだった。

プリモは兎のミートソースのピチ(トスカーナ独特のパスタ、ぷりぷりのうどんのよう、ものすごく美味)とフレッシュトマトのニョッキ(これも美味い)。

セコンドはフィレ・ステーキ、緑の胡椒味(大粒の胡椒が沢山添えられていた)。お昼が少々重かったのでセコンドは2人で1品にする。

それにグリーンサラダ。デザート、カフェ、グラッパ、水。

ワインリストを頼んだところ分厚い本のようなものを出され一瞬戸惑ったがワインがABC順に書かれた辞書みたいなものだったので、当然Vino Nobile di Montepulciano を選ぶことにしてVのページを開きアンティノーリのものを注文する。

ワイン   La Braccesca 1997, Vino Nobile di Montepulciano (31,000リラ)

アンティノーリはキャンティで有名だがこれもアンティノーリのもの。

カフェ、グラッパはサービス、2人で112,000リラ(ワイン込み)。

Roma Armando al Panteon

Roma (ローマ) 2012/11/19

 

お店の名前:Armando al Panteon, Salita dei Crescenzi,31 Roma

 

ローマに住んで3ヵ月目の友人Nさんに連れて行ってもらったパンテオン近くの店。月曜だったが人気店らしく21時45分と遅い時間しか予約がとれない。21時10分頃行ってみたが『まだ席は空いていない』とのこと、21時35分に行ったところ今度はO.K.。

店内はかなり狭く、案内されたのはレジの前の2人席、隣はアメリカ人の熟年カップル。

『駱駝』創刊号(2005/6-7月号)でも《典型的なローマ家庭料理の店》として紹介されていることに後で気づく。

 

◆食べたもの

時間調整のアペリティーヴォで少しお腹に入っていたのでアンティパストをパス。

私は、Trippi alla Romana(15ユーロ)、Nさんはカルボナーラ。付け合わせにそれぞれカルチョフィ、プンタレッラを注文。いずれもローマ名物料理だが、初めて。

Trippiは思っていたより柔らかく、トマト・ソースの味がリコッタ・チーズと相まっていて美味い!

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付け合わせは半分ずつシェアする。カルチョフィは何かに似ている・・・ふきのとう?

プンタレッラはちょっとおもしろい形で歯ごたえがいい。かなりビネガーが効いている。

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ドルチェはセミフレッドのジェラート(7.5ユーロ)。カフェで締める。

ワイン(Le Rubbie Lazio Rosso)を含め2人で67.5ユーロ。

アンダルシアの旅

スペインへ行ってきた。行先はアンダルシア、コルドバ1泊、グラナダ3泊、セビーリャ1泊の旅。

いずれも歴史のある町で見どころも多かった。

 

コルドバではメスキータ、ローマ橋、アルカサルを見る。とりわけメスキータの壮大さには圧倒された。また、アルカサルのアラブ式庭園の美しさにも感動した。

 

グラナダではお約束のアルハンブラ宮殿、建物の中だけでなく庭園も素晴らしい。また、シェラ・ネバダ山脈の雪を背景にした遠くから見る雄姿も美しい。

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さらに、グラナダから山岳地帯のアルプハラ地方への日帰りツアーに参加、国際交流をしながらいくつかの白い町を訪ねた。

 

セビーリャではカテドラルとヒラルダの塔に行く。カテドラルは『凄い!!』としかいいようがない。ヒラルダの塔からの360度、町の景色も良かった。闘牛場にも入ることができ、赤茶けた地面が印象的。

フラメンコはセビーリャで見たが、激しい動き、リズムはやはり本場ならではだと思う。

 

マドリードは前後に寝るためにだけ1泊ずつしたが、セビーリャから移動した最終日夕方はプラド美術館へ。短時間だったが名画を鑑賞することができた。

 

楽しい思い出に残る旅ではあったが、途中珍しく胃の調子が悪くなりスペインの美味しい食事やワインをあまり楽しめなかったのが残念といえば残念だ。

Perugia Osteria a Priori

Perugia (ペルージャ) 2010/9/25ほか

お店の名前:Osteria a Priori, Via dei Priori,39, Perugia

2010年夏の初めてのペルージャ短期留学で1ヵ月通った校舎へ行く途中のプリオーリ通りの店。

外から見えるショーウィンドゥはエノテカそのもので1階の半分はウンブリア中心のワインがずらり、ほかにウンブリア特産品が置いてある。その奥に真四角の白い木製テーブルがいくつかあってアペリティーヴォでよくお邪魔した。

2階は食事中心のオステリア。

この店も滞在中はアペリティーヴォと食事で利用、その後毎年ペルージャを訪れるたびここでアペルティーヴォ兼夕食。

オーナーご夫妻、スタッフの方もフレンドリーでいい人たちばかりで居心地が良い。

 

◆食べたもの

(2010/9/30)

ペルージャ短期留学最終日、5日前、3日前にアペリティーヴォで訪れていたがこの日は9月から留学してきたTさんと食事。

サラミ盛合せ、クロスティーニ、ニョッキ、キアーナ牛のカルパッチョ、それにワインをグラスで数杯。

Perugia Osteria A Priori 生ハム・サラミ盛合せ

Perugia Osteria A Priori クロスティーニ

 

2人で計50ユーロ。

(2013/10/26)

とりあえずアペリティーヴォ。グラスで泡、白、赤いずれも5ユーロくらいで3~4種類あり、ついてくるつまみも充実している。この日は泡を選ぶ。

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そのまま居座りおしゃべりしながらプリモとドルチェ。もちろんワインも。

プリモは黒トリュフのストリンゴッツィ、ドルチェはリコッタのトルタ。

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ワインは4人で確かMONTEMAGGIO(白)を飲みほしてからLe Grazie (LA MONGALLI Montefaloco Rosso)。

詳細な金額不明だがひとり20~25ユーロくらい。

Perugia Pizzeria Mediterranea

Perugia (ペルージャ) 2010/7/31 ほか

お店の名前:Pizzeria Mediterranea, Piazza Piccinino 11/12, Perugia

ペルージャ短期留学のため着いた当日夜に現地在住の音楽留学生に連れて行かれたのが初訪。

住まい(モノロカーレ)が歩いて1分とすぐ近くだったのでランチに行ったり、夕食に行ったり、テイクアウトをしたりで何回行ったことだろう。

2年目の留学滞在のときも同様。同じクラスのアジア人ともここでお昼を食べてから親しくなった記憶がある。

その後、旅行でペルージャを訪れるとランチは必ずこの店でピッツァ。

欠点は人気店だけあっていつも混んでいること。開店前は並んでいる。それを逃すと1時間くらいは待つことになる。

チェントロの下の方、トレ・アルキに支店がありそっちの方が少し広いので混んでいるときはそちらに移動することもしばしば。

◆食べたもの 当然ピッツァ。見開きのメニュー一杯に何種類もあり選ぶのに迷う。大きさはテイクアウトしたときに測ったら27cmもあった。値段は5~9ユーロくらい。コペルト1.1ユーロ。

ワインはフリツァンテ(微発泡)の白だけだったがこの間(2014年11月)行ったら赤もあった。

Perugia Pizzeria Mediterraneo 生ハムとルッコラのピッツァ

Perugia ピッツアのテイクアウト②Perugia ピッツアのテイクアウト①Perugia Pizzeria Mediterraneo ピッツァ・マルゲリータ

インスタントリゾット (risotteria)

◆インスタントリゾット

リゾットを作るとなると結構大変だが、これは水を入れ沸騰後15分かき混ぜれば出来上がりという優れ物。1袋200g(2人分)と重いので沢山買ってこれないのが玉にキズ。

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イタリア旅行回数が増えるとお土産選びも困ってくるがペルージャ滞在時に現地在住の友人に教えてもらったもの。スーパーで売っていていろいろな種類があり値段は1.5~2ユーロ。

バルサミコ酢 (aceto balsamico)

◆バルサミコ酢

2007年9月、初めてモデナに行く。そのとき立ち寄ったメルカートで買ったのがこれ。
バルサミコ酢
家族の評価も高い。以来、バルサミコ酢が切れそうになるとこれを買うためにモデナに行っているようなものだ。
40年物 100ml 60ユーロ(この三角形のお洒落な瓶はこれのみ)
他に40ml 26ユーロ、20年物、10年物もある。
Famiglia Bertani, Mercato Albinelli, via Luigi Albinelli13, Modena

Parma Trattoria Salumeria Sorelle Picchi

Parma (パルマ)2014/11/18

お店の名前 Trattoria Salumeria Sorelle Picchi, Strada Farini 27/A, Parma

パルマに移動したことをfacebook上で知ったペルージャつながりの友人から勧められた店は定休日、そこでホテルのフロントで数軒教えてもらったうちの1軒がここ。にぎやかな通りに面していてあたりはリストランテ、エノテカ、食料品、その他のお店が多い。

Salumeriaというだけあって入ってすぐは生ハムなどを中心としたお惣菜売り場でその左奥にテーブル席がある。

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とても感じのいい店。

 

◆食べたもの

パルマは言わずと知れた生ハムの町。前菜には最高級のクラテッロ・ディ・ジベッロ(15ユーロ)、とろけるような味、当然ながら1人には量は多いが完食。

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パルマといえばもう一つ、パルミジャーノ。これも注文、塊り4個(6ユーロ)、すごい。

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プリモはジュゼッペ・ヴェルディ風リゾット(9.5ユーロ)、クラテッロ、ポルチーニ、さや入りの豆が入っている。

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いずれも美味しかった。

ワインはグラスを勧められたが、それはやんわりとお断りしランブルスコをボトルで頼んだがさすがに少し残してしまった。

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水、カフェ、コペルト込みで50.5ユーロ。大いに満足。

Palermo La Scuderia

Palermo (パレルモ) 2001/7/26

お店の名前 La Scuderia, viale del Fante 9, 90146 Palermo

シチリアの旅の最後を飾る夕食は前日予約が取れなかったリストランテ“La Scuderia”に再挑戦ということで、ホテルに戻った際フロントに頼んで電話してもらうと今回はOK。20時半に予約してタクシーで向かう(市街地からはかなり離れている、ファヴォリータ公園の一角)。

庭の広い大きな敷地にあるゆったりとしたリストランテだ。入口や庭には大きな松明の火がゆったりと燃えている。このリストランテは98年版ガンベロ・ロッソで100点中77点、「旅の疲れも吹き飛ぶ、贅沢なコース料理」とFIGAROで紹介されていた。前日は一杯で予約できなかったわけだがどのくらい混んでいるのか、と思って中に入るが時間が早いせいかあまり客はいないようだ。白いジャケットを着たカメリエーレに案内され一旦入った建物を通りぬけ奥まった庭の一角のテーブルへ案内される。ちょっと気取った店のようだが外のテーブルなので落ち着くといえば落ち着く。

魚料理をメインに優雅に楽しんだ。帰る頃でも近くのテーブルには2組だけ。前日予約が取れなかったので随分すいている感じがしたのが意外だった。

 

◆食べたもの

前菜として生ハムとメロン、カジキマグロのカルパッチョ(2皿で44,000リラ)。

プリモは海の幸のパスタ(20,000リラ)、セコンドは魚料理2皿(64,000リラ)。

ドルチェ(10,000リラ)、ワイン(18,000リラ)、水(2,000リラ)、カフェ(8,000リラ)、コペルト(10,000リラ) 2人で178,000リラ(ワイン込み)、チップ15,000リラ。