Cinque Terre & La Spezia (チンクエテッレとラ・スペツィア) 2009/9/15~17

Cinque Terre & La Spezia  (チンクエテッレとラ・スペツィア)
2009/9/15~17

◆行く

わずか9kmの範囲の海岸線にへばりつくように5つの町がありその景観で《ポルトヴェーネレ、チンクエテッレと小島群》として世界文化遺産に登録されている。今までなかなか機会がなかったが’09年の旅ではここを訪れることを目的の大きな一つとした。

いつもイタリアの旅情報を交換している会社の後輩にメールでいろいろ教えてもらい『モンテロッソあたりで1泊した方がいいですよ』とすすめられたものの適当な宿が見つからなかったことと『あまりにも小さな町なので景観以外の見どころが少ないかなぁ』と思いラ・スペツィアに2泊し、そこをベースにチンクエテッレを楽しむことにした。

◆ラ・スペツィアへ向かう

パヴィア修道院観光後、パヴィアに戻り12時35分発の直通列車に乗る。ジェノヴァからリグーリア海を南下することになるがジェノヴァまでは’02年、’04年と2回通ったことがあるので懐かしい。

13時40分ジェノヴァ・プリンチペ駅通過。曇っているが天気はこっちの方がよさそうだ。

14時08分頃、海が見える。サンタ・マルゲリータをすぎたあたりから薄日がさしてきた。定刻より5分遅れ15時23分ラ・スペツィア到着。

駅と港の中間あたりの予約していたホテルを目指し歩き始めたが、なかなか思った通りに出ないままホテルの裏に出たようだ。標識を見つけ表玄関までスーツケースを持ち上げホテル建物南側の階段を上がる。レセプションは6階だ。

◆さっそくラ・スペツィア街歩き

部屋は3階210号室、窓のカーテンをあけるとさっきの階段が目の前だ。荷物を片づけたりして16時半頃街歩きに出かける。

中世の雰囲気ただようパヴィアから来たため全く違う印象だ。どちらかといえばやはり港町のバーリ、アンコーナ、トリエステに近いか。

例によってネットで検索したリストランテ、本に出ていたトラットリアをプリントアウトした地図をもとに出かける。すぐに大きな教会の前に出た。サンタ・マリア・アッスンタ教会だ。白っぽい横じまのファサード。中に入るのはあとで、ということでさらに海岸の方に行く。リストランテ探しばかりではしょうがないのでフェリー乗り場を確認しに行った。大きなフェリーが停まっているところだ。

すぐ近くでは屋台の本屋が新本バーゲンの店を出していた。

戻ってすぐのところにある公園の中にインフォメーションがあったので地図をもらう。ホテルでもらった地図よりもずっとわかりやすい。

LaSpezia ガリバルディ公園

 

なかなかわからなかったリストランテだったが帰りに2軒見つけたものの目当ての”All’ Inferno”は見つからない。魚市場近くと書いてあったのでまわり一帯を歩きまわるがわからず。でもこれで結構街に詳しくなった。

さっきスーツケースをうるさく引っ張ってきたプリオーネ通りを身軽に歩く。イタリア特有の夕方のパッセジャータですごい人出だ。

帰りにカフェに寄る。他の町のような広場のカフェがわからないので通りに出ているところだ。生ビール中1杯を注文。お釣りとともにポテトチップとオリーブが運ばれる。これで3.5ユーロとは安い。カメリエーレのおじさんに”All’ Inferno”の場所を訊くと持っていた地図の上に印をつけてくれた。さっそくそのあたりに行ってみるがやっぱり見つからない。

◆ついに見つけた” Osteria All’ Inferno”

ホテルに戻り一休みして20時ちょっと前に出かけてまた探し、なかったのでネットでチェックし見つけていたトラットリアに行ってみた。外から覗くとまだ誰も客がいないのでいったんホテルに引き揚げた。30分ほどしてから再度出かけさっきの店に行く途中おじさんがつけてくれた地図の印の場所とはちょっと違っているところに”Osteria・・・・”の看板発見。行ってみると探し求めていた”All’ Inferno”だったので地下への階段をためらいなく下りる。

階段を下りると左に受付兼レジがあり、大勢の客がいる奥の大きな部屋に入ってすぐ右のテーブルに案内される。店内がよく見渡せる。本に出ていたように地元の人たちで活気があふれているのが良くわかった。

最初に訊かれたのは飲み物、あとで水を頼む。メニューはなさそうで、プリモを口頭で告げられる。海の幸のスパゲッティ、スカンピのペンネ、ペンネアラビアータなど。最初のものにした。

トマトソースでスカンピ、ムール貝、エビはいずれも小さいながらたっぷり。出汁が出ていて美味い。前菜をとばしていきなりプリモにしたのでこれで終わってもいいかと思うくらいだ。

LaSpezia All' Inferno 海の幸スパゲッティ

 

まわりを見るとムール貝が多くのテーブルに運ばれていて美味しそうなので欲しかったがいかんせんお腹の調子が今一なので我慢。そのうち最初のお兄さんが現れ、セコンドの説明をしてくれる。いろいろあったが(多分ムール貝Zuppa di musselも)魚のカルパッチョにした。

ちょっと塩がきいているが段々感じなくなる。去年トリエステで食べたのと同様軽くスモークしてある。

ここで次のワインについて訊かれたのでグラスで頼む。白を頼んだつもりだったが赤が出てきた。もともと赤の方が好きなので『まぁいいか』。食後はカフェで締める。

地元の人たちが集まる居酒屋みたいな店で大いに満足。22時近くホテルに帰る。

◆2日目は雨

今回の旅の5日目の朝、例年ならば折り返しの日だが今年は10泊11日のためまだまだたっぷりある。

6階の食堂に行く途中雨なのを知る。『うーん。また、今日も雨かぁ・・・』。

ちょうどこの日、日本では鳩山内閣が誕生したようでTVをつけるとCNN、BBCとも好意的に伝えている。

8時40分にチンクエテッレ巡りのフェリー乗り場に向かう。波が高いため今日は欠航だとのこと。

LaSpezia フェリー乗り場

 

LaSpezia 欠航したフェリー

せっかく海からの眺望を楽しみに来たのにショックだ。『しようがない、列車で行くしかないか』、意外に蒸し暑いので着替えのためいったんホテルに戻る。

行きがけにホテルそばのサン・ジョルジョ城の入口まで行ってみる。そこからの港方面の景色がいい。

LaSpezia サン・ジョルジョ城 バナー

 

 

LaSpezia サン・ジョルジョ城からの眺望

駅までの途中、魚市場にも寄ってみた。

 

 

LaSpezia メルカートの魚屋②

LaSpezia メルカート

市場は魚だけではなく野菜、果物、チーズ、ハムなどの店がいっぱい。屋根付きでかなりの規模だ。

駅の中のインフォメーションみたいところでチンクエテッレ1日券を買う(レヴァント/ラ・スペツィア間の乗降自由、8.5ユーロ)。

LaSpezia 駅のチンクエテッレ・インフォメーション

 

 

市場でぶらぶらしすぎたせいか次の列車は11時10分といわれびっくり、前の列車はちょっと前に出たばかりだ。駅のホームで時間をつぶす。

◆チンクエテッレ列車の旅

わずか8分でリオ・マッジョーレ下車。

CinqueTerre Riomaggiore 駅

 

多くの人がここで降りチンクエテッレ観光スタート。まずはかの有名な《愛の小道》だ。

駅を出ると目の前のレンガ積みの壁に巨大な絵がある。労働の場面のようで割と新しいもののようだ。

CinqueTerre Riomaggiore 駅前の大きな絵

すぐ近くにいわば物産館のようなものがあったのでちょっと入ってみる。チンクエテッレ特産のシャケトラ(甘口の赤ワイン)、グラッパやレモンチェッロがあったが荷物になるのでここでは見るだけ。

◆《愛の小道》

階段の昇り口みたいところがマナローナに向かう《愛の小道》の入口だ。1日券を見せて入る。

CinqueTerre 愛の小道スタート

 

《愛の小道》は海に向かい切り立つようないわば断崖にへばりつくような道だ。

CinqueTerre 愛の小道①

 

一面曇り空のため海も濃いグレーだ。断崖を支えている岩は柱状節理で海に突き出したところにはそれが斜めになってラザーニャみたく見えるのもある。

CinqueTerre 愛の小道 ラザーニャのような柱状節理

 

ドイツ、アメリカ人とおぼしき観光客の一団がいて、狭い道なので途中何度か渋滞する。

トンネルの中にアコーディオン弾きがいてその音が反響してうるさい。足早にトンネルを出るともうそこはマナローナ側の終点。

南京錠が沢山掛けられたモニュメントをうっかり通りすぎたことに気づき一度戻った。トンネル出口近くにあった。

CinqueTerre 愛の小道 意外に小さいモニュメント

 

 

CinqueTerre 愛の小道 南京錠

ガイドブックではゆっくり歩いて30~40分とあったが、わずか15分で終わってしまった。雨がぱらついたりする天気もあってちょっとがっかり。

◆モンテロッソ

眼下にみたマナローラの駅に着き、12時12分発の列車でモンテロッソへ向かう。

CinqueTerre Manarola駅

 

CinqueTerre Monterosso駅①少し遅れて12時30分到着。駅を出ると目の前がすぐビーチ。天気が悪いせいかパラソルは店じまいだ。海の方に目をやると漁船だと思うが何隻か固まっている。そのずっーと沖には少し大きな船影が見える。

CinqueTerre Monterosso ビーチ②

Cinqueterre Monterosso 海に漁船

本に出ていたシーフードの店を探しに駅を出て左の方に行きトンネルを抜ける。右はフェリー乗り場。さらに先に行くと旧市街だ。店はすぐわかったが休業なのか定休日なのか閉まっている。

そのあたりをぶらぶらして路地に入る。リゾート地だけあってどこもいい値段のようだ。定食18ユーロと出ていたリストランテに入る。入口が2カ所あり意外に大きくてまたなかなかきれいな店だ。定食のほかにワイン、食後にドルチェを頼む。

CinqueTerre Monterosso Al Carugio 店内

CinqueTerre Monterosso Al Carugio スパゲッティ・ペスト

食事中に外から入ってきた人が小さなチラシを各テーブルに置いていった。それは近くの土産物屋のもので読むといろいろありそうなので食後に行ってみることにした。

間口は狭く小さな店。外にはグラッパなど中心に置かれ《呼び込みディスプレイ》のような役目を果たしている。

中に入るとお店の人はベトナム人か、アジアの人でちょっと驚いた。グラッパ、レモンチーノ、甘いリキュールなど味見しそれぞれ買う。

モンテロッソの旧市街はそう広くないが中心部のT字路みたいなところにサン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会(ドゥオモ)がある。白と黒(濃い緑か)の縞模様のファサード、ジェノヴァ様式だ。ジェノヴァのサン・マッテオ教会とそっくりだ。

CinqueTerre Monterosso サン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会②

 

中に入ると意外に明るい。側廊は狭いものの3廊式で柱やアーケードも白黒の縞模様だ。隣の建物は小さな教会か礼拝堂のようでこちらはファサードは白くてシンプル、中も白いが彫刻の装飾が豪華に感じられる。

CinqueTerre Monterosso サン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会 身廊

 

ラ・スペツィア方向へ戻る列車にはまだ早いので駅を通りすぎビーチ沿いの道を歩いていると、昨日の列車で同じ席になり先にレヴァントで降りたアメリカ人夫婦にすれ違ったようだ。彼らの姿、格好が列車の中と違いリゾートぽくなっていたのでこっちは気づかず、だ。先に向こうが『アレッ!』という感じの表情を見せたのを、スレ違いざまに気づいて思い出す。

◆ヴェルナッツァ

15時24分の列車でヴェルナッツァへ。着くとホームはトンネルの中、先頭車両のみ外だ。

CinqueTerre Vernazza 駅

 

駅からすぐ近くに入り江があり、そこはよく写真で見る景色だ。入り江に向かってカラフルな建物が立ち並んでいる。岩場では釣りをしている人もいる。

CinqueTerre Vernazza カラフルな建物

 

カラフルな建物群に隣接する優雅な時計塔のある建物は教会だった。サンタ・マルゲリータ・アンティオキア教会だ。狭い場所に立つロケーションの関係か、入口は内陣横にある。外観もゴツゴツした石積みだが中も同じような感じだ。

CinqueTerre Vernazza サンタ・マルゲリータ・アンティオキア教会

 

甘口ワインのシャケトラが沢山置いてあるすぐそばのエノテカに行ってみたが荷物になるので(モンテロッソで買い込んで十分、荷物がある)リオマッジョーレで買うことに次の16時12分の列車に乗る。

チンクエテッレの5つの町には唯一山の上にあるコルニーリアは駅から遠そうなのでパス。そのままリオマッジョーレへ向かう。

 

◆再びリオマッジョーレ

駅を出て線路横のトンネルを抜け坂道のメインストリートへ。雨がひどい。これならモンテロッソかヴェルナッツァにいれば良かった。

CinqueTerre Riomaggiore 街並み

 

ワインと土産物を扱っているエノテカ発見。シャケトラが何種類もあるので迷ってお店のご主人にその違いなどいろいろ教えてもらう。シャケトラのほかレモンのオリーブオイル、アンチョビ、ペストを買う。レジを打っているときに『まけて!』と言ったら手をとめ、ペスト分を引いてくれた。“Grazie!!”。その後イタリア語で少し話をする。

次のラ・スペツィアへの電車には間に合いそうもない。雨も依然降っているので雨宿りをかね、屋根のあるカフェでビールを飲んで時間調整。

17時半、駅へ向かう。駅で待っている間、雷鳴がとどろく。17時50分発の列車は5分遅れのまま18時05分、ラ・スペツィア到着。雨の中まっすぐホテルに帰る。

◆雷で停電

念願のチンクエテッレへ行ってきたものの満足感はない。チンクエテッレは《海からの景色》を見ないと。しかも天気が悪いので陸地だけでも物足りない。結局は土産物を買う観光地なのか?

ホテルの部屋でTVを見ていると雷のせいか一時停電。復旧するもCNN,BBCなどは見えなくなる。

お腹も珍しくすいてきたので20時すぎ食事に出かけた。目指すは昨夜いったんは行こうと思ったDa Duccio。行ってみると誰も客がいないのでちゅうちょしたが入店。

イタリア人っぽくない女性が迎えてくれた。

LaSpezia Osteria Duccio 店内

 

メニューを見ながら相談してアンティパスト、プリモ、セコンドを注文。アンティパストが出てきたのと同時くらいに8人の男性グループが来てにぎやか。年恰好が同じくらいで久しぶりの人たちもいるようなので学生時代の仲間が何年かぶりに集まっている感じだ。にぎやかになったとはいえ帰るまでこのグループだけだった。

 

お腹いっぱいなのでドルチェをパスし、食後酒としてアベルノを飲む。甘い薬用酒みたいだ。ほかにシェフからといってズィビッボ(Zibibbo、シチリアのデザートワインだと教えてくれた)とレモンチーノがサービスされる。

LaSpezia Osteria Duccio 食後酒

 

 

◆ラ・スペツィア3日目の朝

6時ころ雷と雨の音がひどくて目がさめる。7時半すぎ朝食に出るときロビーから外を見ると雨はあがり晴れ間も出てきた。

フロントで船のことを訊ねたが『ここでは運航状況はわからない』という。急いで荷物をまとめ、とりあえずフェリー乗り場に行ってみる。途中、大きな虹が出ていることに気づく。

LaSpezia 朝の港

LaSpezia 雷が終わって虹

乗り場に行っても運航するか不明のようだ。ホテルに戻り、急いでチェックアウト。「運航」に賭けることにして再びフェリー乗り場へ。

 

9時すぎ乗り場に着くと大勢の人が待っている。どうやらO.K.のようだ。

 

◆フェリー出航

ポルトヴェーネレでは下船して見るつもりなのでその旨切符売り場で言うと『他では下りないこと』を確認された上で13ユーロ払う(これは料金表にはのっていない)。船に乗りこみ2階席(デッキ)に座る。座ったまま陸が見えるように進行方向左側だ。

定刻より5分遅れで9時20分出航。まずラ・スペツィアの湾内をゆっくりと進む。フェリーといってもいわば遊覧船、いろいろと英語で説明がある。ヨットハーバーもある。ジョルジョ・アルマーニの大きなヨットも停泊している。ムール貝の養殖場(多分)も見える。

LaSpezia ヨット・ハーバー

 

だんだん天気が良くなり海の旅日和、風が気持ちいい。再チャレンジして良かった。昨日運航していたとしても天気はいまいちだったのでなおさらそう思った。

 

◆ポルトヴェーネレ

約30分でポルトヴェーネレ到着。船から見える岬の突端にあるサン・ピエトロ教会の姿は印象的だ。

Portovenere フェリーから見えるサン・ピエトロ教会②

Portovenere フェリーから見上げたサン・ピエトロ教会

ほとんどの人がここで下船、次の11時の船まで約1時間の観光だ。

大半の人がサン・ピエトロ教会の方に向かっていったが混雑するのも嫌なのでカステッロ横の石段を登る。結構しんどい。左側がカステッロだと思うがその壁はまさに城塞、高くそびえている。

Portovenere 城塞への階段

Portovenere 城壁

 

 

先端に出てみるとサン・ピエトロ教会が眼下に見える。チンクエテッレの海が青くきれいだ。周りには誰もいず絶景を独り占めだ。

Portovenere 城から見るサン・ピエトロ教会

Portovenere サン・ピエトロ教会のある岬 

登ってきた石段をころばぬように下り、今度はサン・ピエトロ教会へ行く。船で一緒だった人々はもう戻ってくるところ。

Portovenere サン・ピエトロ教会への道

Portovenere サン・ピエトロ教会 鐘楼

教会はここも縞模様のジェノヴァ様式、小さな教会だ。後陣の窓から日が差し込み、思っていた以上に中は明るい。

Portovenere サン・ピエトロ教会 内陣

 

Portovenere サン・ピエトロ教会回廊からの海

一通り見るべきものを見てあとは次の船に乗るだけだが港に面した土産物屋兼バールでジェラートを買い一休み。

 

◆海からのチンクエテッレ

11時の船がなかなか来ない。10分弱遅れて到着、乗り込むが出航したのは11時半頃。舳先近くに座ったので結構揺れ、波しぶきを受ける。それでも海も空も真っ青で気持ちがいい。

CinqueTerre 海から見るRiomaggiore

CinqueTerre 海から見るRiomaggiore②

リオマッジョーレには30分弱で到着、下りるつもりはないので乗客の乗り降りを座って待つのみ。12時すぎ出航。

昨日歩いた《愛の小道》がよく見える。この船はマナローナには寄らない。山の上の町、コルニリアも船上からはっきり見ることができた。教会の塔も見える。

CinqueTerre 海から見る愛の小道

CinqueTerre 海から見る愛の小道

CinqueTerre Corniglia④ ベスト

入り江に面した建物がカラフルなヴェルナッツァの町が見え、だんだんと近づく。こういう景色は「海から」ならではだ。

CinqueTerre 海から見るVernazza

 

 

12時20分到着、ここでほとんどの人が下りる。12時27分出航。

モンテロッソにも船着き場のある旧市街の方に船が向かって行く。12時35分到着だ。

CinqueTerre 海から見るMonterosso

CinqueTerre Monterossoへ近づく

◆モンテロッソで2日続けてランチ

モンテロッソの町は昨日見ていたし、ラ・スペツィアへ戻りレッジョ・エミリアへ移動する予定なので駅へ急ぐ。切符売り場に並んでいる人がいて12時43分発の列車に乗るのをあきらめる。

 

次の列車まで、と駅前のビーチ沿いをぶらぶらするが、折角の景色なのでこのビーチに面したリストランテ・カフェでランチにする。メニューを見ると場所柄少し高いようだ。

海の幸サラダと魚介類のフリット、これと水代わりに白ワイン。フリットがカラッと揚がっていて美味い。

CinqueTerre Il Gabbiano 海の幸サラダ①

CinqueTerre Il Gabbiano 魚介類のフリット①

海を見ながらゆったりと食事をとる。海の色は空を映して青いし波がキラキラ。目の前のビーチにも平日(水曜)なのに人出がある。

CinqueTerre Il Gabbianoからのビーチ

 

船旅もできたし本当に再度来て良かった。昨日だけではチンクエテッレの印象が悪くなるところだった。

 

◆ラ・スペツィアへ戻る

14時04分の列車は10分遅れ。これでラ・スペツィアへ戻る。到着寸前、車窓から真夏のような積乱雲が見えたので雷雨を心配したが大丈夫だった。

 

ホテルに戻らず、何回か通りすぎながらまだ見ていないサンタ・マリア・アッスンタ教会へ直行する。

LaSpezia サンタ・マリア・アッスンタ教会(全景)

 

中は3廊式で装飾もあまりなく白っぽい。ロッビアの《聖母被昇天》の作品が左にある。一つ一つは割と小さいが《キリストの磔刑》の14場面の絵が左右の壁を飾っている。主祭壇奥には《聖母被昇天》の絵だ。

LaSpezia サンタ・マリア・アッスンタ教会 内陣

LaSpezia サンタ・マリア・アッスンタ教会 ロッビア作「聖母戴冠」

ホテルに戻るついでに朝行ったサン・ジョルジョ城へ再び行き、眼下の港を見ると景色が天気で全然違う。

LaSpezia サン・ジョルジョ城からの良い眺め

 

帰りにホテル前の教会に立ち寄る。イエスの聖心教区教会とでもいうらしい。

LaSpezia イエスの聖心教区教会

 

 

◆レッジョ・エミリアへ

スーツケースをピックアップし駅へ向かう。16時、駅に着く。

パルマ乗換えでレッジョ・エミリアに行く列車は16時20分発だ。15分をすぎても1番線なのにそこにはピサ行きが停まっている。ディスプレイを見るとホームは”1T”となっている。駅の人に訊くと『1番の前、右の』だという。”1Tronco”は日本でいう0番線ということを初めて知った。

5分ほど遅れて発車、内陸エミリア・ロマーニャ州のレッジョ・エミリアへ向かう。

 

◆泊る

ホテル MY ONE HOTEL(★★★★), via XX Settembre, 81 Twin single use 1泊 89ユーロ

LaSpezia MyOne Hotel

 

Venere.comで予約、2泊する。駅とフェリー乗り場の中間であることが決め手で選ぶ。

建物は割と新しく高低差のある場所に建っていて、正面入り口は6階にあたる。部屋は210号室、内装、設備はいいがピローネ通りからのいわば裏階段を目の前にしており眺望は全くだめ。

 

◆食べる

  • リストランテ

お店の名前 Osteria All’ Inferno, via Lorenzo Costa, 3 La Spezia

LaSpezia Osteria All' Inferno 入口

LaSpezia All' Inferno 店内

地元の人でいっぱい、安くてうまい居酒屋的雰囲気で場所さえわかればおすすめ。

食べたもの プリモは海の幸のスパゲッティ(6ユーロ)、セコンドに魚のカルパッチョ(8ユーロ)。

LaSpezia All' Inferno 魚のカルパッチョ

 

味は本文の通り。コペルト、ワイン(グラスで2杯)、水、食後のカフェで計19ユーロ。

お店の名前 Osteria Duccio al mercato, via F.lli Rosselli,17 La Spezia

TripadviserでのLa Spezia飲食店評価第一位

食べたもの 前菜はタコとポテトのサラダ(7.5ユーロ)、プリモはロンボのパスタ(Paccheri al ragu di rombo、7ユーロ)、カメリエーラに勧められた一品。イカみたいな歯ごたえのパスタに魚とトマトが押しつぶされたソースで美味い。あとで辞書で調べるとロンボとはヒラメのことらしい。

LaSpezia Osteria Duccio タコとポテトのサラダ LaSpezia Osteria Duccio ロンボ

セコンドはこれまたおすすめのカタロニャ風ヨーロッパロブスター(Astice alla catalano、14ユーロ)。パプリカ、人参、セロリの上にロブスター半分。ロブスターと言われたがAsticeは「ウミザリガニ、オマールエビ、ヨーロッパロブスター」を指すらしい。値段から見て伊勢エビではないだろう。

LaSpezia Osteria Duccio カタルーニヤ風ロブスター

コペルト、ワイン(500ml、3.5ユーロ)、水、カフェで計35ユーロ。食後酒3種はシェフからのサービス。

お店の名前 Ristorante Al Garugio, via S.Pietro, 9 Monterosso Al Mare

食べたもの プリモはジェノヴェーゼ・ソースのスパゲッティ、セコンドはムール貝のワイン蒸し(何と40個もあった)、

CinqueTerre Monterosso Al Carugio ムール貝の蒸し物

CinqueTerre Monterosso Al Carugio クレーム・カラメル

これにパンと水がついて18ユーロの定食、プリモ、セコンドは何種類から選べるプリフィックス。ワイン(500ml、2.5ユーロ)、ドルチェ(クレームカラメル、4.5ユーロ)で計25ユーロのランチ。

お店の名前 Ristorante Il Gabbiano, via Fegina,84  Monterosso Al Mare

食べたもの 前菜に海の幸サラダ(8ユーロ)、セコンドに魚介類のフリット(14ユーロ)、これが食べたかった。イカ(カラマリ)とエビ(ガンベロ)がからっと揚がっていて美味しい。ビーチを望みながらたべるのは格別。コペルト、水代わりの白ワイン(500ml、4ユーロ)で計28.5ユーロのランチ。

 

◆買う

お店の名前 Enoteca La Monterossina, via Roma,7  Monterosso Al Mare

買ったもの グラッパ、レモンチーノ、野イチゴのリキュールなど200mlのもの4本(各7ユーロ)、500mlのグラッパ(14ユーロ)、いずれもシャケトラ醸造元Sangalla社製品

お店の名前 Enoteca D’Uuscintu, via Colombo,84  Riomaggiore

買ったもの シャケトラSciacchetra Riserva 2002, Terra di Bargon(375ml、54ユーロ)

レモンオイルコンデショナー(250ml、7.5ユーロ)

ジェノヴァ産アンチョビフィレ瓶詰め(10.5ユーロ)

ペスト(ジェノヴェーゼ・ソース、3.5ユーロ)

 

◆乗る・歩く

◎チンクエテッレ1日乗車券(レヴァント/ラ・スペツィア間の乗降自由、愛の小道入場も含む、その他チンクエテッレ・カードと同じ利用範囲、8.5ユーロ)

◎チンクエテッレ遊覧船(ラ・スペツィア~ポルトヴェーネレ~モンテロッソ、13ユーロ)

 

◆読む

本の名前 『ミラノから行く北イタリアの街』田島麻美著 双葉社 1700円

ラ・スペツィア1日目に探し回ったオステリア、モンテロッソで閉まっていた店はこの本による。

今までの旅でもタビタビお世話になっている。

Pavia (パヴィア) (2009/9/13~15)

Pavia (パヴィア)  2009/9/13~15

◆行く

パヴィアに行くのは2度目。1度目は2004年、ミラノに降りてニースに行く1泊目にただ寝るために寄っただけなので実質初めてだ。

パヴィア2泊滞在の目的は郊外のパヴィア修道院(Certosa di Pavia)に行くことだった。

 

13日、日曜は久々のミラノ観光後16時25分発のFSでパヴィアに向かう。ミラノからは日帰りができるほど近い。17時10分にはパヴィア駅近くのホテルにチェックインできたほどだ。

 

◆まずは巨大な女性像に迎えられる

18時過ぎにはチェントロへ繰り出す。ホテルを出て最初の大きな通り(リベルタ大通り)に出てびっくり。盾と槍を持った巨大な女性像が道路の真ん中に立っている。ガイドブックにもホテルでもらった市内地図でも触れられていないのでどういう像なのかわからない(不戦を表した平和を希求するミネルヴァ像だということをあとで知った。盾や槍の持ち方に表現されているらしい。)。3日間のうちに何回かこの大通りを渡ったがそのたびにこの像の大きさに圧倒されてしまった。

Pavia 巨大なミネルヴァ像②

 

 

 

◆日曜夕方のチェントロ

この大通りを渡るとカヴール通りに入る。いかにも旧市街という感じだ。

ミラノで歩きすぎたためか足が重い。のどがかわいていてホテルを出た時から「どこか広場のカフェでビール!」と思っていたが中心部のヴィットリア広場ではイベントをやっていて音楽のヴォリュームが大きくうるさいので裏手のドゥオモ広場へ移る。

広場といってもここはそれほど広くなく、人出もうそのように少ない。テーブル6つのカフェでビールを飲んで一休み。

目の前のドゥオモはレンガ積み、ロンバルディア・ルネサンス様式のファサードが西日できれいだ。奥に見えるクーポラは修復中で完全に覆われている。

 

ドゥオモ横からカヴール通りに並行しているカルダーノ通りを進みストラーダ・ヌオヴァ通りにぶつかる。あとでわかったがカヴール通りとこのストラーダ・ヌオヴァ通りが旧市街を十字のように貫いている背骨みたいな通りだ。

 

◆ティチーノ川とコペルト橋

ストラーダ・ヌオヴァ通りには大変な人出。イタリアらしい夕暮れのそぞろ歩きか?

この通りの先にはティチーノ川があり大きな屋根つきのコペルト橋がある。

Pavia コペルト橋(東から)

 

橋の方まですごい人出、と思ったら川に沿って市が行われている。また、橋の上ではアンティーク市だ。橋は幅が広くかなり長い。橋を往復してみたが、仮に日本まで持って帰れるとしても欲しいと思うものはない。

Pavia コペルト橋はアンティーク市

 

橋からティチーノ川を見下ろすと遊覧船が泊っている(あとで近づいてみると実はBar船だった)。

 

川沿いの市は、例によって衣類、靴のほかドライトマト、オリーブ、チーズ、サラミ、ハチミツの店も多少ある。

面白いことにSUZUKIとSUBARUのイベントが行われていた。

 

かなり歩き疲れて19時すぎにいったんホテルに戻る。シャワーを浴び、資料を見ながらベッドに横になっているうちウトウトしてしまう。

 

少しお腹もすいてきたので20時半すぎ食事に出かける。朝からのあまりの疲れのせいかワインも食事もおいしく感じない。

 

◆月曜は雨、雨、雨(2日目)

目的のパヴィア修道院は月曜クローズだと知る。やむをえない、明日に回そう。

となると今日はこの小さな町に一日いることになる。

 

朝食後、玄関を出てみると雨で道行く人はしっかりと着込んでいる。

 

昨日と同じようにカヴール通りを行きチェントロに向かったが、途中カルミネ教会の標識があったので予定変更。

Pavia カルミネ教会①

 

 

ファサード前にトラックが停まり職人が出入りしている。中に入ると工事中でいたる所足場が組まれビニールで覆われている。工事中の教会内部は荘厳さもなく現場そのものだ。

 

◆カステッロも休み

次いで当初スタート地点に予定していたカステッロへ向かう。月曜休みだととわかっていたので「外から見るだけでいい」と思って行ってみると門があいていた。

Pavia ヴィスコンティ城②

 

どんどん進むと市立博物館入口。「博物館はいいや」と思い絵画館入口を探すがみつからずあきらめる。

 

博物館を見ながら館内を見るのも悪くないと思って中に入り、係りの女性に『見るのにどのくらいかかりますか?』と訊くと、『今日は休み』との返事。それにしてはどうして係りの人がいるのだろう?

『中庭の写真を撮らせて欲しい』というと『ここまでなら』とO.K.が出たので回廊などを写す。

Pavia ヴィスコンティ城の中庭回廊①

 

建物を外から見る限り壮大だ。14世紀、ヴィスコンティ家によって建てられたものらしいが当時の君主の力を感じる。

 

◆サン・ピエトロ・チェル・ドーロ教会

サン・ピエトロ・チェル・ドーロ教会がすぐ近くだ。2月11日通りを渡り、斜めの路地を行く。

別の教会かと思うほど隣の建物と完全にくっついている。

Pavia サン・ピエトロ・イン・チェル・ドーロ教会①

 

 

主祭壇の上には聖アゴスティーノのアルカ(石棺)がある。大きな白い大理石で彫刻像が施されたものだ。

Pavia サン・ピエトロ・イン・チェル・ドーロ教会 聖アゴスティーノのアルカ


 

◆マッテオッティ大通りを渡ってストラーダ・ヌオヴァ通りへ。

フラスキーニ劇場の前を通る。この劇場がホテルでもらった観光マップに③と表示されているが、建物自体が歴史的建造物というよりはオペラなどの劇場ということだろう。この日の夜も何か上演されるようだ。

 

そのまま進むとパヴィア大学の前までさしかかったので左に曲がりダヴィンチ広場の3本の塔を目指す。途中で頭が見えたので大学の中を横切り近くへ行ってみた。

3本の塔はすっくと立っている。

Pavia ダ・ヴィンチ広場に面した3本の塔②

 

 

1本は時計塔、反対の1本は壁一面何かで補強されているようだ。足場のようでもある。3本いずれも建物ではなく塔だ。時計塔はわかるとしてあとの2本は何だったんだろう?

 

◆市庁舎からサン・ミケーレ教会

次に向かったのは(といってもすぐ近く)市庁舎。途中に小さな教会があった。市庁舎の前はきれいな広場。この広場には手を上げたカエサル(またはアウグストゥス?)の像が立っている。市庁舎は二つあるようだ。

古い方は何由緒正しそうなたたずまいだ。あわいピンク色の3階建ての建物で3階にはそれぞれの部屋にバルコニーが見える。新しい方には市民が結構入って行く。

Pavia 市庁舎

 

 

市庁舎広場の前のポルタ通りを川の方に進み交差するガリバルディ通りを右折するとほどなくサン・ミケーレ教会の横に出た。回り込んで正面へ行く。さっき行ったサン・ピエトロ・チェル・ドーロ教会がこの教会ファサードを模したというだけあって全体的な形はそっくりだ。もちろん本家のこっちの方がドーンと大きくファサードの彫刻も素晴らしい。

この彫刻は聖人ではなく動物、しかも中には想像上の生き物もあるようだ。

Pavia サン・ミケーレ教会①

 

Pavia サン・ミケーレ教会ファサードの彫刻

 

中は静まりかえっている。力強い柱の3廊式だ。主祭壇上のドームには《聖母戴冠》のフレスコ画があるはずだが暗くてよく見えない。

 

身廊のヴォールト型の天井は何の装飾もない石のままだが柱廊の方はきれいに描かれている。

Pavia サン・ミケーレ教会 素晴らしい天井②

 

 

右にはサン・ミケーレの絵。その手前には《降架したキリストと聖母》の彩色された木彫がある。

 

床はオレンジ色ぽい茶色のモザイク。いわば通路のようにNの字が続いた感じの黒に白の紋様だ。

Pavia サン・ミケーレ教会 柱と床のモザイク

 

 

◆何となく見つけたコレッジョ・ボッロメオ

サン・ミケーレ教会を見た後はガリバルディ通りを東に歩く。早くも下校の生徒たちとすれ違う。ガリバルディ通り角のリストランテで10ユーロの定食ランチをとる。

 

食後リストランテ入口が面していたパスクワレ・マッサクラ通りを歩いているうちに立派な建物の前に出た。探していたわけではなく迷い込んだという感じだ。建物前の広場は閉ざされた空間みたいでひっそりとしている(もっとも駐車場とも化していたが)。

この建物はコレッジョ・ボッロメオ。ガイドブックによると、離れてはいるがパヴィア大学の一部とのこと。正面入り口とその上に掲げられている大きな紋章が端正さを与えているようだ。

Pavia コレッジオ・ボッロメオ

 

 

ティチーノ川沿いに歩き、コペルト橋をすぎてから右折して市街地に入りいったんホテルに戻り一休み。

 

◆夕方の町歩き

15時すぎ再スタート。すっかり天気が良くなっている。

 

まず、明日行く予定のパヴィア修道院へのバス乗り場を探しに行く。駅前に停まっていたSILAバスの人に訊くと『左に曲がってから右に曲がったところだ』と。

そこはバス・ターミナル。しかし、時刻表とか乗り場とかがよくわからない。ようやく切符売り場を見つけ、だいたいわかる。

 

ホテルの前を通りすぎまたチェントロへ行く。

午前中見た大学へ行ってみる。途中右折して3本の塔へ。それから大学の中に入る。中庭だった。いったん出て正面を通りすぎたところで中に入って進むと、アララ、目の前にまた3本の塔。

Pavia パヴィア大学からの3本の塔

 

 

ヴィットリア広場を通り昨日ビールを飲みながら外観だけ見たドゥオモへ。

Pavia ドゥオモ

 

入ってびっくり、寸づまりだ。内陣のみで修復工事中のため壁がつくられていて変な感じだ。

 

次は迷いながらもテオドロ教会へ。ちょうど鐘が鳴った。

左から入ってみると老婦人10名ほどが歌っている(フシをつけ読んでいる?)。

小さなレンガを積み上げた素朴な感じがする。外も同じように小さなレンガ積みだ。

Pavia サン・テオドロ教会

 

 

昼過ぎに通った川沿いのプロムナードからコペルト橋へ出てヌオーヴァ通りでウィンドウ・ショッピングしながらリストランテ探しをする。「この町はホテルもリストランテも人口の割に少ない」と《歩き方》に書かれていたがまったくその通りだ。

路地に入るとシャッター通りかというようなところもある。メイン・ストリートは月曜なので休みなのだろう。

 

夕方恒例ののどをうるおすためヴィットリア広場のカフェに移動する。最初に座った席にはなかなか注文をとりにこないのでトイレに立つと他人が座っていたのでやむなく店の前の席に座る。

Pavia 日曜夕方の ヴィットリア広場①

 

晴れて青空が見えるというものの風が冷たい。

この広場がどうも市内で一番大きいようだがその意味では田舎の町か?リストランテの数と町の洗練度はともかく規模はAlbaに近いと感じた。

 

◆メニューのない店でのチェーナ

いったんホテルへ戻り足を休めるとともに一人でリストランテの検討会議をする。

20時すぎネットでチェックしていた店を第1候補として出かけるが『予約で満席』とのこと。第2候補のOsteria della Madonna に入ることができた。

店内は1階の隅の4人席に案内された。地下にも席があるようで意外に大きい。

Pavia Osteria della MADONNA ワイン陳列①

 

 

さて、注文しようとしたらメニューはない。お店の人が言うのを聞いて頼む形だ。頼んだと思ったのは前菜にアンティパスト・ミスト、プリモはフンギのリゾット、セコンドは肉料理だけだったのでパスし、チーズ盛合せの3皿。

 

ところが注文したはずのアンティパスト・ミストがなく、いきなりリゾットだ。次には塊り7つのチーズだ。「きっとうまく通じなかったのだろう」とあえてアンティパスト・ミストを再度注文。生ハム、サラミ、ラードの多いハム、ペペロナータ、丸い容器3つにカポナータなど3種と大変な盛合せだった。

Pavia Osteria della MADONNA 前菜盛合せ

 

 

隣の6人(男性1人、女性5人)はドルチェの際《ハッピー・バースデー》で盛り上がる。

こっちも気分的にはドルチェを頼みたかったがお腹いっぱい、久々にグラッパにした。

 

◆いざパヴィア修道院(Certosa di Pavia)へ(3日目)

8時過ぎチェックアウトし、バスターミナルへ。

1階の切符売り場で行き先を告げ、乗り場、時刻(No.2、8:30)を教えてもらう。係りの人のいう運賃がなかなかこっちに通じない。手に持っていたコインを出さされ揃えて見せられる。それで1.35ユーロを払ったが、安すぎるので『往復か?』確認したら『違う』というのでもう1回1.35ユーロを払う。帰りにバス停近くで切符が買えるか行ってみなければわからないので往復で買ったわけだ。

No.2乗り場にミラノ行きのバスが停まっていたのでドライバーらしき人に訊くと直行便とのこと。次のバスだと教えてくれた。

次のバスが来て乗るときドライバーに行き先を告げると“la prima fermata” とのこと。約10分で到着。

ここからは《歩き方》に出ていたように、角を右へ曲がり、「多分この道をまっすぐだろう」と歩く。

 

歩きながら親切だったドライバー、切符売り場の人、乗るべきバスを教えてくれたホテル・オーナーに心の中で感謝する。『皆さんのおかげでここまでこれました。ありがとう!』、そしてここまで送り出してくれた家族にも感謝した。

とにかくまっすぐ歩くが、左側はとうもろこし畑、右側に住宅や店だ。途中誰かに確かめようと思っても、表にいた人が店の中に入ったり・・・・・で不安のまま進む。

 

ようやく「らしきもの」が見えてきたが《歩き方》の写真では尖塔がないのに前方には尖塔が見える。ちょっと不安になったが、ちょうど赤いセーターの男性が自転車でやって来て追い抜いていってゲート前で停まったので急いで追いかけ『ここが修道院でしょうか?』と訊ねる。『ここだよ』との返事。

彼は昨日来たら休みだったのでまた来たとのことだった。開門の9時まではまだ数分あるのでちょっと待ったがそのうち開いたのでこの日の第1号として入る。

Pavia パヴィア修道院①

 

 

◆すばらしいファサード

目の前には素晴らしい聖堂。ファサードの彫刻が素晴らしい。聖人だけでもなんと34人、一つ一つの彫刻が見事だ。旧約聖書、新約聖書の場面をあらわしている。

Pavia パヴィア修道院ファサードの彫刻①

 

 

小さな彫刻は長年の風雨のせいか浮彫りのためもあるのか頭がとれているのがいくつかある。

土台に近い部分の丸いものはローマ時代の金貨を模したものそうだ。

Pavia パヴィア修道院ファサード下部(ローマ時代の硬貨模放)

 

 

中に入ると薄暗くて目が慣れるのに時間がかかる。

Pavia パヴィア修道院 林のような柱

 

 

右側第2礼拝堂には《永遠の父》、左側第4礼拝堂には《キリスト十字架刑》、第5礼拝堂には《聖シーロと4聖人》が描かれている。

 

床は大理石の模様だ。

鉄扉を進むと主祭壇がある。周りは《キリストの洗礼》をはじめ新約聖書の場面のフレスコ画で覆いつくされていてすごい。

Pavia パヴィア修道院 多翼祭壇画

 

 

右翼廊手前に男女の大理石彫像が横たわっている。イル・モーロ夫妻の墓碑だという。その下には墓があるようだ。奥は大きな絵が掲げられた礼拝堂だ。左翼廊も同様だ。左翼廊を進む(曲がる)と小回廊に出た。

 

◆小回廊と大回廊

小回廊が取り巻くように中庭がある。ちょうど秋の花が噴水を中心に咲き乱れとてもきれいだ。ここから見る聖堂の外観もなかなかいい。

Pavia パヴィア修道院 小回廊付き中庭①

 

Pavia パヴィア修道院 小回廊付き中庭からの聖堂

小回廊の壁のところどころにフレスコ画が残っている。

 

奥には食堂。ここには《最後の晩餐》が描かれている。有名なダ・ヴィンチの《最後の晩餐》も、フィレンツェのサン・マルコ美術館(修道院)にあるギルランダイオのもそうだが、《最後の晩餐》は修道院の食堂に描かれるものだとあらためて知った。

Pavia パヴィア修道院 食堂

Pavia パヴィア修道院 食堂の最後の晩餐

 

大回廊は見るだけ。その回廊に沿う形で修道僧の部屋(建物)がいくつも見える。

Pavia パヴィア修道院 大回廊付き中庭②

 

 

◆パヴィアへ戻る

約1時間滞在、10時10分修道院をあとにする。雨が降り始め、元来た道を歩いているときにはかなりの雨。

バス停近くの大きな通りで信号待ちのときパヴィア行きのバスが来るのが見えた。ラッキー!10時27分乗車。

ちょうど10分で朝のバスターミナルに着く。

 

◆ラ・スペツィアへ

これにてパヴィア観光はおしまい。今年の旅の目的、チンクェ・テッレへ移動だ。

バスを降りてからそのまま駅に向かう。11時35分発の切符を買うためだ。ところが自販機調整中だったので窓口に行く。

話は通じたが『最初の列車か?』と念を押されたので“Si!”と答え、発券された乗車券を見ると何と12時35分発。

確かにこれは直通では最初の列車だが乗換えの方が着くのが早かったはずなのに・・・残念!

結局2時間も待つことになった。修道院からのバスは往復ともタイミング良かったのだが。

駅にずっといてもしようがないのでホテルの前を通りすぎ例の巨大な女性像の大通りを渡ってから左に行く。バティッシ通りは初めての道だ。

ランチには早いのでぶらぶらと歩くことにした。

左手に大きなスーパー発見、その先にも小さいがもう1軒。探していないときはそんなもんだ。

昨日、市が立っていたペトラルカ広場は今日も市、昨日より店は多そうだ。カルミネ教会の裏を通りカヴール通りへ。何回通ったことだろう。

 

散策にもちょっとあきたのでホテルに寄ってスーツケースを受け取り駅へ向かう。駅で30分ほど待ち例の直通電車に乗りラ・スペツィアへ向かう。

 

◆泊る

ホテル Hotel Aurora(★★) viale Vittorio Emanuele Ⅱ,25 Single 55ユーロ、朝食別 6ユーロ

HPを通じて予約。駅からすぐ。中地下の12号室。朝食は簡素。オーナー、従業員(家族?)は

フレンドリーで親切。

 

◆食べる

お店の名前 Pizzeria-Ristorante, CAPRI Corso Cavour,32

1日目の夕食で利用、日曜夜とあって混んでいた。暑い中歩き回り疲れたせいか味をドルチェ以外あまり感じなかった。

食べたもの 前菜は海の幸サラダ(7ユーロ)、ゴルゴンゾーラのニョッキ(5ユーロ)、ドルチェ(アーモンドのケーキ、3.5ユーロ)、ワイン(GRAVE del Friuliのカベルネ・ソーヴィニオン、ハーフボトル、6ユーロ)、コペルト、水、カフェで計25.7ユーロ。

Pavia Pizzeria CAPRI 海の幸サラダ

Pavia Pizzeria CAPRI アーモンドのケーキ

 

お店の名前 Ristorante Pizzeria Due Sapori, Via P.Massacra,2

食べたもの 10ユーロの定食

パン、水、グラスワイン、プリモ(12層のラザーニャ)、セコンド(やや硬めのステーキ)、カフェ。

Pavia I Due Sapori ラザーニャ

 

テーブルにおかれていたオリーブ・オイルがあまりにも美味しかったので売っている店を訊ねたが残念なことに取り寄せているとのことだった。

Pavia I Due Sapori 美味しかったオリーブ・オイル

 

食後住所を頼りにミシュラン(’05版)に出ていたとあるリストランテを探してみるが見つからない。あとでわかったがランチをとったこの店がその住所だった。名前を変えたのか、店そのものが変わったのか?

 

お店の名前 Osteria della Madonna da Peo, Via Cardano,63

食べたもの 本文の通り。水1リットル、ワイン(Barbera、500cc)込みで35ユーロ(内訳なし)

Pavia Osteria della MADONNA フンギのリゾット

Pavia Osteria della MADONNA チーズ盛合せ

 

イタリアつながり新年会が2度も

新年になってもう1月下旬、早いものだ。

この1週間に新年会が2度あった。いずれもイタリアつながりだ。

 

一つは今通っているイタリア語講座のクラスメイトの集まり。このクラスメイト3名とは去年11月ローマで一緒にフラスカーティのワイナリーを訪問したが、帰国後《反省会》の話も出たもののなかなか皆忙しくて、そのうち風邪をひいた人もいて結局新年会になった。

しかも幹事のSさんがクラスメイト全員に声をかけ、冬休み中であるにもかかわらず当日用事があった一人を除いて全員参加。

半期ごとに飲み会をやっている感じだが話題は種々雑多、イタリアの話だけにとどまらない。気がついたら4時間も飲み、食べていた。

 

もう一つはイタリアがらみで知り合ったMさんから《イタリア好きが集まるランチ》の誘いがあり、参加者はMさんの友人が中心とのことで躊躇したが思い切って参加することにした。

早めに集合場所に行くとMさんとイタリア人の若い男性がいて他の人が来る前に簡単なイタリア語で話をする。そのうち続々と参加者が現れお店の中に入る。

総勢15人、うちイタリア人男性が3人。あとは30代中心の日本人男女。初対面の人もいるのでまずイタリア語で自己紹介だ。

驚いたのはイタリア人のFさん、イタリアから3ヵ月かけてバイクで日本に来たそうだ。

 

食事とともに(皆多分1杯のつもりで)飲み物もオーダー。

そのうち『グラスがあいたよね』的雰囲気で『どうせならボトルで頼もう』ということになり泡、白、赤、そして仕上げに泡(本数知れず)。ここでも4時間近くいたかなぁ。

昼間のお酒は効くが、新しい若い友人もできたし楽しい新年会だった。

お正月だよ 全員集合!!

 

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

元旦の昼頃こそ雪が舞ったがそれ以外は穏やかな良いお正月。

お正月といえば《おせち》だが、我が家は紅白の蒲鉾、黒豆、こはだ、酢ダコは別として基本手作りだ。もちろん田作り、きんとんも手作り。

20150103_osechi

普段は夫婦2人と犬1匹だが、お正月ともなると《おせち》目指して家族全員集合する。

元旦は長男が夜から仕事があるというので飲まずに夕方には帰ったが、リベンジとばかりに昨日また同じ顔ぶれで総勢11人プラス犬2匹で2度目の新年乾杯をした。

皆《おせち》とお酒と集まることが好きなようだ。

 

今年も元気ですごし家族全員集合の機会を多く持ちたいものだ。

サンタの贈りもの

イタリア旅行から帰ってちょうど1ヵ月。買ってきたお土産っぽいもののうちモデナで買ったバルサミコ酢が残りそう。

 

モデナにはバルサミコ酢を買うためにだけ1泊した。前泊地はパルマ、電車でわずか30分の距離だから日帰りも可能、っていうか2時間もあれば十分買い出し可能だが、目指す店は朝早くからやっているMercato Albineliの中なので泊れば朝食後買いに行ってすぐホテルに戻り荷物をまとめ次へ移動することができるからだ。

 

モデナは4回目、2回目以降はすべてこのメルカートでバルサミコ酢を買うためだけなので勝手知ったる道をメルカートへ直行、家族からのリクエスト分などを買う。

20141223_bertani

ショーケースの上に置かれているいろんな形のバルサミコ酢を写真に撮り、それをfacebookに載せたところかつてペルージャ短期留学中にお世話になったワインのスペシャリストYさんが《Bertani、羨ましい!》とコメントがあった。

 

それを思い出し何とか送れないか考えて残った1本をYさんに送った。

さっそくfacebookにYさんから《サンタさんが!ごほうびを!!》といううれしいコメントが寄せられた。自分がサンタになって贈り物をした気分だ。

 

Buon Natale!! メリークリスマス!!

Pienzaへの旅

 

IMG_2249

 

 

 

 

 

 

イタリアへ行き始めて17年目、17回目の旅だった今回、初めて訪れたのはピエンツァ。

14年前にモンテプルチアーノからシエナに向かう途中に乗っていたバスが停まり、『今度はここに降りてみよう』と、それ以来訪れようとずっと考えていた。

 

ピエンツァはルネッサンス期にこの町出身のピオ2世によって造り変えられた小さな町で世界遺産にも登録されている。このことも行きたかった理由だ。

 

今回の旅では、当初はシエナ→ピエンツァ(泊)→モンテプルチアーノ(乗換え)→キウジィというルートを考えていたがキウジィまでのバスの便が恐ろしく良くないことがわかり全体の日程を変えてシエナから往復することにした。

 

◆シエナからのバス

前泊地はフィレンツェ。シエナからのバスはFS駅から出るのでフィレンツェからあえて電車に乗る。電車を降りてからバスの発車時刻まで30分あるので悠々だと考えていた。

とりあえず駅の外に出て雨の中スーツケースを転がしながらバス停を探すが《モンテプルチアーノ行き、112》の発車場所が全くわからない。何人かに尋ね、このあたりだということ、乗車券は駅の中で売っていることを教えてもらう。

 

バス券を買う時に発車場所を訊くと『駅の左側』としか教えてくれない。再び外へ出て何人かに訊くが『知らない』との返事。意を決してちょうど来たバスの運転手に尋ねると『この場所から。もうすぐ来るよ。』と言われほっとする。

 

バスは定刻に来た。運転手に『ピエンツァまで』と言ってスーツケースを下に入れてもらう。

 

トスカーナ特有のなだらかな丘陵地帯が見えるはずだが、雨のせいで車窓からの景色ははっきりしない。残念だ。

 

1時間以上乗り、定刻より少し遅れて14時半ごろホテル近くのバス停で降ろしてもらう。

 

◆ピエンツァ町歩き

チェックインして目と鼻の先にある町へすぐに出かける。町の入口でちょうど日本人のツアー客と一緒になった。添乗員の声が聞こえたが40分の観光のようだ。

 

一群はまっすぐ行く人が多そうだったのですぐ右にまがりオルチャ渓谷の景色がいいゴッツァーニ通りに出る。確かに景色は良さそうだが何しろ雨で見通しがあまりきかず感動するほどではない。

ドゥオモの横に出たので抜けるとそこが町の中心地。ロッセリーノ通りに出る。細い中世っぽい通りに面した店はほとんど閉まっている。

1軒の食料品店が開いていてパニーノの貼紙があったので遅いランチにする。生ハムとペコリーノのパニーノを作ってもらい赤ワインを1杯頼んだ。店内には、サラミ、チーズやオリーブオイルがあったのでまたあとで来ようと思い何時までやっているか訊く。

 

腹ごしらえもできたので町歩き再開。

といってもすぐ近くのサン・フランチェスコ教会とドゥオモだけだ。そう広くもないピオ2世広場は敷石の工事中で、ピッコローミニ宮は何と前日から月末まで休館だった。

サン・フランチェスコ教会もドゥオモも中に入ると日本人だけだ。

そのあとは町の中央を通るロッセリーノ通りから折れる小路をいろいろ行ってみるが、小さな町なのですぐに終わってしまう。

雨、風がひどいのでいったんホテルに戻ることにした。入口付近ではツアーの人たちがバスに戻るところだった。

 

◆夕方の町もひっそり

1時間ほど休んで買い物やら夕食のリストランテ探しも兼ねて17時半ごろ再び町へ。

相変わらず休んでいる店が多い。さっきが単に昼休みだったのではなく月曜午後のため休みらしい。中にはピッコローミニ宮休館と合わせ2週間も休んでいるリストランテも数軒あった。全体にひっそりしている。

風雨は依然強く、雷も鳴りだす。

 

◆朝は大きな虹

翌朝は晴れ。朝食前に散歩のため町に行く。昨日と同じルートで渓谷を見下ろすところに出ると何と虹の根っこがドーンと立ちあがっているのが目に入ってきた。

『これはすごい!!』

うしろを気にしながらムーラ通りを進み振り返ると虹は大きく成長し、ドゥオモの鐘楼を包むように空に広がっている。

《早起きは三文の徳》というやつか、それとも頑張って来た割には閉まっているところが多かったための《お詫びのしるし》なのだろうか?

チェックアウト時にこの虹の話をしたら『イタリア人は虹を見ると何かいいことがあると信じている。』と言っていた。

 

9時19分のシエナ行きのバスに乗ってピエンツァをあとにした。

途中の天気は相変わらず晴れたり降ったりだったが、この日の午後以降帰国するまでパルマ、モデナ、ローマは良い天気だったのはこの虹のご利益か?

雨のち晴れのイタリア旅行、最後に晴れ女に感謝!

10日間の旅を終え昨日帰国、今日一日休んで明日から仕事だ。

旅行中この日記をUPしようと思っていたが持っていったタブレットでは書き込み禁止となりできず、東京にいる管理人に問い合わせたところアプリをダウンロードする必要のあることがわかった。

旅行中はただでさえ時間が少ない、おまけにホテルにいるときしかWifiを使えないのであきらめ、旅行に専念(?)した。

 

さて、その旅行だが、8泊中最初の6泊は毎日移動。自分で決めた日程なので誰にも文句は言えないが結構疲れたのも事実だ。おまけに前半は天気が悪かった。

ローマに夜着いた初日こそ降られなかったが、翌土曜日のペルージャは午後から雨(ローマは雷雨がひどかったらしい)、翌日のフィレンツェはぱらぱら程度だったが傘を手放せない。

次の日はピエンツァだったがバス乗換えのシエナ駅ではかなりの雨に濡れながらバス停を探し回る。

車窓からのトスカーナ独特のなだらかな丘陵地帯も本来ならもっと美しく見えただろう。ひどかったのはピエンツァに着いてからだ。段々と雨足も強くなり夜には雷も鳴りだした。

TVニュースによるとジェノヴァ辺りでは大雨で水害もあったようだ。

(翌朝晴れ間に小さなピエンツァ市街を散策したところ大きな虹を見た)

 

8日目の金曜日にローマ集合するイタリア語講座クラスメイト3人中2人が《晴れ女》と聞いていたが、その2人が到着した頃からイタリアの天気は回復に向かい火曜午後パルマに着いたころには完全に晴れた。それからずっと好天だ。木曜昼すぎローマに戻ったが東京よりも暖かく感じる。

 

そんな好天の中、金曜には予約していたフラスカーティのワイナリーを訪れる。

ワイナリーの建物屋上に上がると南は一面ぶどう畑、北にはローマの街が見え、絶景だ。

2人の《晴れ女》に感謝してワインを飲んだ。

明日およそ1年ぶりのイタリアへ

明日およそ1年ぶりのイタリアへ旅立つ。

あらかじめ決めていたスケジュールだが、この期におよんでピエンツァからモンテプルチアーノ経由(乗換え)キウジィまでのバスの便の悪いことがわかり急きょ訪問都市の順番を入れ替えることにした。

そのためホテルの予約もし直すことになり、ようやく昨晩確定した。

 

並行して、イタリア語講座のクラスメイトとのワイナリー訪問についてSさんがいろいろやりとりしてくれ最終的に先方が最寄り駅まで出迎えてくれること、そのやりとりのメールを読んだり、またその日は皆で夕食を食べることで候補の店をチェックしたりでなかなか忙しい。

 

さらに、かつて通算5カ月暮らしたいわばイタリアのふるさと、ペルージャでの友人たちと連絡を取り合ったりでこれも気分的には結構せわしない。

 

明日は12時間余のフライトなので少しゆっくりして旅行の毎日に備えたいものだ。

 

向こうに着いてからはできれば毎日日記をUPするつもりだ。

来年春はスペインへ

今年のイタリア行きも出かけるまであと2週間足らず。ここのところの円安・ユーロ高が気になるもののもうほとんど出かけた気分でその日を待つだけだ。

 

今、頭の中を占めているのは急きょ決めた来年春のスペイン旅行だ。というのは、某エアラインのマイレージ特典でなかなか取れなかったチケットがちょっと日にちをずらして何とか取ることができたからだ。

 

スペインにはイタリアに行き始める前の年、今から17年前に行ったことがある。

その時はマドリード、トレド、バルセロナ、モンセラートを訪れているので今度(来年)はアンダルシア地方に行こうと思う。

滞在日数が限られている中、グラナダ、セビーリャ、コルドバあたりを周りたいが、まだ春まではたっぷり時間があるのでじっくり考えるつもりだ。

それと並行してスペイン語もちょっとだけ勉強しようと思う(もちろん簡単な旅行会話程度だが)。

ローマで課外授業?

今年のイタリアへの旅もようやく1ヵ月後に迫ってきた。

イタリア滞在中のスケジュールもほぼ確定し、ホテルの予約もすべて終わった。

あとは行くだけだがひとつだけペンディングだったのは最終日前日のローマでのすごし方だ。

 

ちょうどイタリア語講座のクラスメート数名が同じころイタリアに行く予定なのでそのうちの一人Sさんから『皆でローマ近郊のワイナリー探訪をしませんか?』とURL付きのメールが入り賛同。

http://www.movimentoturismovino.it/it/home/

 

さっそくこの中から近郊のワイナリーをチェック、駅から近そうなところを2、3選んでSさんに伝える。

時期的には収穫後なので畑をみても意味がないが、多分葡萄を仕込み中のタンクや熟成中の樽などを見てから試飲ということになるだろう。それからランチ、そして夜はローマでチェーナ(夕食)ということになりそうで楽しみだ。