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Treviso L’Incontro

Treviso (トレヴィーゾ) 2008/9/22

兄とのヴェネト&トリエステの旅4日目。

パドヴァからの移動中にヴェネツィアに寄ったりこの町でも歩き疲れたということでホテルすぐ近くのミシュラン・フォーク2本のL’Incontroへ。

 

お店の名前:L’Incontro, largo Porta Altinia 13 Treviso

ウィンドウ、入口ドアに書かれた店名は超モダン・アート。

Trevizo-Lincontro-エントランス

Trevizo-Lincontro-エントランス

Trevizo-Lincontro

Trevizo-Lincontro

 

中に入るとさすが、黒服、ネクタイ姿の年輩のカメリエーレが寄ってくる。

突然『コンバンワ!』といわれキョトンとしていると今度は中国語で挨拶されたがこっちが日本人だと分かると片言の日本語でずーっとサービスされる。

それもそのはず、この店は何と玉川高島屋に出店していたことがあり彼は東京に住んでいたことがあるという。

 

英語併記メニューとにらめっこしていると全く同じ日本語メニューを持ってきてくれた。最初のプロセッコが注がれると『カンパイ!』といってサービスされる。

メニューを見て分かったのはこの店は肉料理の店だということ。魚はわずかにスモーク・サーモンがあるのみ。

 

◆食べたもの

前菜に牛肉のスモークのほかに各自アンティパスト・ミスト(セルフサービス)。

Trevizo-Lincontro-ビーフのスモーク

Trevizo-Lincontro-ビーフのスモーク

Trevizo-Lincontro-前菜

Trevizo-Lincontro-前菜

 

プリモはリゾット。『リゾットは日本語メニューにあるけどイタリア語(英語)メニューにはないが・・・』と訊くと『リゾットはポルチーニ』といって生のポルチーニをカゴで持ってきてみせてくれたので2皿注文。

 

『それでやめてとおきなさい』となかば強制され、従う。きっと日本人の胃袋を考えてのことだろう。

牛肉のスモーク一皿をシェア、しっかりとした味だ。

ポルチーニのリゾットは乾燥ポルチーニと違って香りに加え食感がいい。

 

Trevizo-Lincontro-ポルチーニのリゾット

Trevizo-Lincontro-ポルチーニのリゾット

 

食後に「何か?」と訊かれたのでチーズを頼むと各々にクリーム・チーズぽいチーズに蜂蜜がかかったものが出されそのほかにパルミジャーノが塊(多分500グラムくらい)で出てきた。イタリアでも初めての体験だ。その塊の1/3くらいを2人で食べる。

Trevizo-Lincontro-パルミジャーノがこんな形で

Trevizo-Lincontro-パルミジャーノがこんな形で

 

食後酒のグラッパは冷たく冷えたボトルをそのまま置いていく。パルミジャーノ同様太っ腹だ。好きなだけ飲んでいいということだろうが2杯目は少なめに飲む。あわせるようにプティフール(クッキー)盛合せが出てきてディナー終了。大満足。

 

ワイン 赤とだけ伝えると、アンティパスト・ミストをとって席に戻ると抜栓したこのボトルがあった。

Trevizo-Lincontro-ワイン-Castello-di-Roncade PIAVE

Trevizo-Lincontro-ワイン-Castello-di-Roncade PIAVE

 

CASTELLO di RONCADE, PIAVE (cabernet)

グラッパ BONAVENTURA MASCHIO, PRIME UVE, VENDEMMIA 2005

 

Trevizo-Lincontro-グラッパ

Trevizo-Lincontro-グラッパ

サービス料込み 2人で100ユーロ

Torino Ij Brande

Torino (トリノ) 2006/9/14

ピエモンテへの兄弟3人旅、弟が仕事の関係で1日早帰国するというので3人揃っての最後のチェーナはホテルから歩いて行けるミシュラン、フォーク2本の店を選ぶ。

Torino Ij Brande入口

 

お店の名前 Ij Brande, Via Massena, 5 Torino

中は外から見るのとは大違いでドアを入って左側の部屋が客席。5つのテーブルがあるが奥からも話し声が聞こえてくるのでさらに部屋があるようだ。天井はヴォールト状、白い壁でお洒落なインテリアだ。

Torino Ij Brande 店内

◆食べたもの
メニューをみると肉、魚、に分かれたコースがあったが、食べたいものを食べようということでアラカルトにする。
前菜 仔牛のカルパッチョ(2皿)、何種類かの魚のカルパッチョ、計37ユーロ
仔牛のカルパッチョの色はサーモン・ピンクでくどくなくとても美味しい。

Torino Ij Brande 仔牛のカルパッチョ

Torino Ij Brande 魚のカルパッチョ
プリモ ゴルゴンゾーラのリゾット(3皿)10ユーロ×3
注文の仕方がまずかったか、シェアするつもりが3皿出てきたが美味しくてペロッとたいらげる。
セコンド 白身魚のグリル(2皿)、肉のグリル 計48ユーロ
白身魚のグリルには赤いエビのソース的なものがかかっている。

Torino Ij Brande 白身魚のグリル

Torino Ij Brande 肉のグリル
ワイン GAJA CREMES 2004, 25ユーロ
BARBARESCO Serra Boella, vendmia 2001, Paitin di Pasquero-Elia, 35ユーロ
ワインは弟がワイン・リストとにらめっこ。1本目は4日前にバルバレスコ村でそのワイナリーの入口があったGajaを選ぶ。

Torino Ij Brande GAJATorino Ij Brande BARBARESCO
水、コーヒー、グラッパなど 3人で190ユーロ

Taormina Al Duomo 

Taormina (タオルミーナ) 2001/7/21

兄とのシチリアの旅、初日。泊った5つ星のホテルでコンシェルジェに幾つかリストランテを教えてもらう。教えてもらったお勧めのリストランテのうち『FIGARO』にも載っていたAl Duomoに決め予約をお願いした。

昼間うろうろしている時、場所はわかっていた。ドゥオモ広場に面している。建物1階の屋上に折りたたまれた大きなパラソルがあった。それほどのリストランテとも思えなかったのだが・・・。

狭い路地を入りその建物の階段を上がる。中はきちんとしたリストランテ。ところが奥へ案内された席は屋上のパラソルの下。しかし、暗くなっていくとこれが実にいい雰囲気。東京と違って夜になると屋外でも涼しい。おまけにすぐ側には大聖堂。21時ごろだったろうか、2組の新婚カップルがドゥオモの前で記念撮影するところまでワインを飲みながら楽しめた。

 

お店の名前:Al Duomo vico Ebrei 11, Taormina

 

◆食べたもの アンティパストはタコのサラダ、カポナータの2品

プリモは海の幸のパスタ、空豆のスープの2品

セコンドは魚介のフリット(ホタルイカ、鰯、小さな赤い魚。オレンジと一緒に食べる)と小えびの何とか(パン粉でふっくらと固めたもの)の2品

デザートはシチリア名物のカッサーダ、カンノーロ(めちゃくちゃ甘い)の2品

水、食後酒、ワイン  2人で20.7万リラ(ワイン込み)

ワイン   CURTO Fontanelle Nero D’a vola 100% Vendemmia 1998 (5万リラ)

Roma MARZAPANE

Roma (ローマ) 2014/11/14

お店の名前:MARZAPANE, Via Velletri,39 Roma
http://www.marzapaneroma.com

2014年秋のイタリアの旅、初日なのでローマ在住Nさんが選んでくれたのは重くなくて美味しいという店。
シェフは若いスペイン人女性の比較的新しい店だが人気店で予約必須らしい。
金曜9時頃だったがそのうち満席になる。
コース料理を注文したが、各品とも量がさほど多くなく日本人の胃袋にはちょうどいい感じ。

◆食べたもの
魚コースの定食、30ユーロ。
1品目、トマト味(?)のような小さなスープ。
2品目、アンティパストとして、エビのたたきのBurrataのせ。

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3品目、プリモとして、キターラ、イカ、トマト、かにみそ味(?)のパン粉状のソース

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4品目、セコンドとして、タラにポテト、玉ねぎ添え。玉ねぎがオニオンスープのように甘い。

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ドルチェは、ゴルゴンゾーラの添えられた小さなジェラートの後にお洒落な盛り付けの焼きプリン。

20150506_IMG_2151 (2)20150506_IMG_2153 (2)

ワインはグラスで2種類、シャルドネ(2杯)とピノノワール(いずれも7ユーロ)。
カフェ、水、パンを含め2人で計90ユーロ。

Roma Da Claudio Il Localino

Roma (ローマ) 2012/11/20

お店の名前:Da Claudio Il Localino、Via Lazio, 22 Roma

ローマ在住の友人Nさんに連れて行ってもらったローマには少ない魚介類の店。 いい感じの店内だ。メニューのほかに手書きの《本日のおすすめ》が小さなボードに書かれテーブルの側に立てられている。 IMG_0634 20時予約で訪れたときはまだ空いていたがそのうち満席、旅行者らしい人は見当たらない。 この店は是非もう一度訪れたい。   ◆食べたもの お通しとしてアランチーニ。 アンティパストは、PesceSpadaに茄子のカポナータ、スライスアーモンド添えとスモークされたマグロのタルタルの2品をシェア。

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このタルタルはジャガイモの千切りをおせんべいのように焼いた上に酸味のあるクリームチーズに赤玉ねぎを刻んだもの、卵白を刻んだものをかけていただく。 プリモは飛ばす。

セコンドは、Baccala(干しダラ)にトマトの輪切りソースとカンパチのカッペリ(ケーパー)ソースの2品。 Baccalaは少し塩気が残っていたようだ。カンパチは日本人好みか、美味しい。 ドルチェはシチリアのカンノーロをシェア。

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ワイン TRAMIN 2011 Chardonnay (トレンティーノ・アルト・アディジェ産) IMG_0639 カフェ、水を含め2人で91ユーロ。

Montepulciano Borgo Buio

Montepulciano (モンテプルチアーノ) 2000/8/9

 

お店の名前 Borgo Buio, via di Borgo Buio, 10 Montepulciano

兄と初めてのイタリア二人旅。

FIGAROの《TRAVEL BOOK イタリアレストラン》に出ていたイル・カントゥチョという店を見つけたものの満席と断られ、そこで教えてもらった店。

ガラス越しに中を見るとほとんど客がいないので『大丈夫かなぁ』と思いながらも他にあてもないので意を決して入る。入口を入ってすぐのところのテーブルに前菜が多数置かれている。そこを過ぎ奥にちょっとした大きなテーブルのある手前に座らされる。

初め少なかった客も段々と増えそのうち結構広かった店内が満席になり、また奥の大人数テーブルにはドイツ人のツーリストグループがやってきて賑やかになった。

 

◆食べたもの

料理は前菜盛り合わせ、というか入口附近にあった前菜の中から好きなものを取るビュッフェ方式。取りに立ったら、オーナーが『好きなものをどんどん取りなさい』というので2人の大好物の生ハム&メロンは2切れ、それ以外も玉ねぎ、ペペロ-ニ、乾燥トマト、茄子のグリル、豆、フレッシュトマトなどをよそう。13,000リラ(約700円)だったのでこれは2皿分請求されても当然だと思ったが1皿分だけだった。

プリモは兎のミートソースのピチ(トスカーナ独特のパスタ、ぷりぷりのうどんのよう、ものすごく美味)とフレッシュトマトのニョッキ(これも美味い)。

セコンドはフィレ・ステーキ、緑の胡椒味(大粒の胡椒が沢山添えられていた)。お昼が少々重かったのでセコンドは2人で1品にする。

それにグリーンサラダ。デザート、カフェ、グラッパ、水。

ワインリストを頼んだところ分厚い本のようなものを出され一瞬戸惑ったがワインがABC順に書かれた辞書みたいなものだったので、当然Vino Nobile di Montepulciano を選ぶことにしてVのページを開きアンティノーリのものを注文する。

ワイン   La Braccesca 1997, Vino Nobile di Montepulciano (31,000リラ)

アンティノーリはキャンティで有名だがこれもアンティノーリのもの。

カフェ、グラッパはサービス、2人で112,000リラ(ワイン込み)。

Roma Armando al Panteon

Roma (ローマ) 2012/11/19

 

お店の名前:Armando al Panteon, Salita dei Crescenzi,31 Roma

 

ローマに住んで3ヵ月目の友人Nさんに連れて行ってもらったパンテオン近くの店。月曜だったが人気店らしく21時45分と遅い時間しか予約がとれない。21時10分頃行ってみたが『まだ席は空いていない』とのこと、21時35分に行ったところ今度はO.K.。

店内はかなり狭く、案内されたのはレジの前の2人席、隣はアメリカ人の熟年カップル。

『駱駝』創刊号(2005/6-7月号)でも《典型的なローマ家庭料理の店》として紹介されていることに後で気づく。

 

◆食べたもの

時間調整のアペリティーヴォで少しお腹に入っていたのでアンティパストをパス。

私は、Trippi alla Romana(15ユーロ)、Nさんはカルボナーラ。付け合わせにそれぞれカルチョフィ、プンタレッラを注文。いずれもローマ名物料理だが、初めて。

Trippiは思っていたより柔らかく、トマト・ソースの味がリコッタ・チーズと相まっていて美味い!

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付け合わせは半分ずつシェアする。カルチョフィは何かに似ている・・・ふきのとう?

プンタレッラはちょっとおもしろい形で歯ごたえがいい。かなりビネガーが効いている。

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ドルチェはセミフレッドのジェラート(7.5ユーロ)。カフェで締める。

ワイン(Le Rubbie Lazio Rosso)を含め2人で67.5ユーロ。

Perugia Osteria a Priori

Perugia (ペルージャ) 2010/9/25ほか

お店の名前:Osteria a Priori, Via dei Priori,39, Perugia

2010年夏の初めてのペルージャ短期留学で1ヵ月通った校舎へ行く途中のプリオーリ通りの店。

外から見えるショーウィンドゥはエノテカそのもので1階の半分はウンブリア中心のワインがずらり、ほかにウンブリア特産品が置いてある。その奥に真四角の白い木製テーブルがいくつかあってアペリティーヴォでよくお邪魔した。

2階は食事中心のオステリア。

この店も滞在中はアペリティーヴォと食事で利用、その後毎年ペルージャを訪れるたびここでアペルティーヴォ兼夕食。

オーナーご夫妻、スタッフの方もフレンドリーでいい人たちばかりで居心地が良い。

 

◆食べたもの

(2010/9/30)

ペルージャ短期留学最終日、5日前、3日前にアペリティーヴォで訪れていたがこの日は9月から留学してきたTさんと食事。

サラミ盛合せ、クロスティーニ、ニョッキ、キアーナ牛のカルパッチョ、それにワインをグラスで数杯。

Perugia Osteria A Priori 生ハム・サラミ盛合せ

Perugia Osteria A Priori クロスティーニ

 

2人で計50ユーロ。

(2013/10/26)

とりあえずアペリティーヴォ。グラスで泡、白、赤いずれも5ユーロくらいで3~4種類あり、ついてくるつまみも充実している。この日は泡を選ぶ。

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そのまま居座りおしゃべりしながらプリモとドルチェ。もちろんワインも。

プリモは黒トリュフのストリンゴッツィ、ドルチェはリコッタのトルタ。

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ワインは4人で確かMONTEMAGGIO(白)を飲みほしてからLe Grazie (LA MONGALLI Montefaloco Rosso)。

詳細な金額不明だがひとり20~25ユーロくらい。

Perugia Pizzeria Mediterranea

Perugia (ペルージャ) 2010/7/31 ほか

お店の名前:Pizzeria Mediterranea, Piazza Piccinino 11/12, Perugia

ペルージャ短期留学のため着いた当日夜に現地在住の音楽留学生に連れて行かれたのが初訪。

住まい(モノロカーレ)が歩いて1分とすぐ近くだったのでランチに行ったり、夕食に行ったり、テイクアウトをしたりで何回行ったことだろう。

2年目の留学滞在のときも同様。同じクラスのアジア人ともここでお昼を食べてから親しくなった記憶がある。

その後、旅行でペルージャを訪れるとランチは必ずこの店でピッツァ。

欠点は人気店だけあっていつも混んでいること。開店前は並んでいる。それを逃すと1時間くらいは待つことになる。

チェントロの下の方、トレ・アルキに支店がありそっちの方が少し広いので混んでいるときはそちらに移動することもしばしば。

◆食べたもの 当然ピッツァ。見開きのメニュー一杯に何種類もあり選ぶのに迷う。大きさはテイクアウトしたときに測ったら27cmもあった。値段は5~9ユーロくらい。コペルト1.1ユーロ。

ワインはフリツァンテ(微発泡)の白だけだったがこの間(2014年11月)行ったら赤もあった。

Perugia Pizzeria Mediterraneo 生ハムとルッコラのピッツァ

Perugia ピッツアのテイクアウト②Perugia ピッツアのテイクアウト①Perugia Pizzeria Mediterraneo ピッツァ・マルゲリータ

Parma Trattoria Salumeria Sorelle Picchi

Parma (パルマ)2014/11/18

お店の名前 Trattoria Salumeria Sorelle Picchi, Strada Farini 27/A, Parma

パルマに移動したことをfacebook上で知ったペルージャつながりの友人から勧められた店は定休日、そこでホテルのフロントで数軒教えてもらったうちの1軒がここ。にぎやかな通りに面していてあたりはリストランテ、エノテカ、食料品、その他のお店が多い。

Salumeriaというだけあって入ってすぐは生ハムなどを中心としたお惣菜売り場でその左奥にテーブル席がある。

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とても感じのいい店。

 

◆食べたもの

パルマは言わずと知れた生ハムの町。前菜には最高級のクラテッロ・ディ・ジベッロ(15ユーロ)、とろけるような味、当然ながら1人には量は多いが完食。

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パルマといえばもう一つ、パルミジャーノ。これも注文、塊り4個(6ユーロ)、すごい。

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プリモはジュゼッペ・ヴェルディ風リゾット(9.5ユーロ)、クラテッロ、ポルチーニ、さや入りの豆が入っている。

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いずれも美味しかった。

ワインはグラスを勧められたが、それはやんわりとお断りしランブルスコをボトルで頼んだがさすがに少し残してしまった。

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水、カフェ、コペルト込みで50.5ユーロ。大いに満足。